【兵庫県知事のパワハラ疑惑】:斎藤知事は「時代感覚にかなりのズレ」石原都政支えた元側近が資質に言及
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県知事のパワハラ疑惑】:斎藤知事は「時代感覚にかなりのズレ」石原都政支えた元側近が資質に言及
石原慎太郎・元東京都知事の1期目に副知事を務めた青山やすし・明大名誉教授は14日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に出演し、パワハラや贈答品おねだりなどの疑惑が指摘され、辞任を求められているものの拒否し続けている兵庫県の斎藤元彦知事の「資質」についてコメントした。
斎藤元彦兵庫県知事(2024年8月30日撮影)
斎藤知事に対しては12日までに、全会派の県議86人全員が辞職を申し入れ、13日には今月19日に不信任決議案を全会派で共同提案することを決めた。当日に即日採決され可決される見通しで、その場合、斎藤知事は10日以内に議会を解散しなければ失職となる。解散した場合、改選後の県議会で再び不信任案が可決されると、斎藤知事は即日失職する。斎藤知事は13日、あらためて続投に強い意欲を示した。
石原氏の都政運営を支え、自治体政策や危機管理を専門とする青山氏はこうした経緯について「相当長い間、県政が厳しい停滞の状況にある」と現在の兵庫県政の混乱ぶりを指摘。「こうなった原因は、知事が一般の感覚とすれちがっているということがあると思う」とも述べた。
斎藤知事の疑惑を告発し懲戒処分を受け、今年7月に亡くなった元局長の問題を念頭に「公益通報の問題もパワハラの問題にしても、知事本人は自分は間違っていない、と。本来、公益通報については知事が判断するのではなく、第三者が客観的に判断しなければならないが、本人は(それに)当たらないと、現在でもそう思っている」と指摘。「パワハラは『指導』、贈答品の問題は『一般に広めるため』と言っているが、公益通報はマイナ法改正で厳しくなっているし、贈答品(おねだり)やパワハラの問題も、世間の一般の感覚は近年、急速に厳しくなってきている」とした上で「言い換えると(斎藤知事は)時代感覚にかなりズレがあるということがあるのだと思う」と、行政のプロの視点で分析した。
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