路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【検証!】:岸田総理の支持率が「衝撃の急降下」…「内閣総辞職」レベルの岸田政権に残された「数少ない手」

2023-11-04 07:20:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【検証!】:岸田総理の支持率が「衝撃の急降下」…「内閣総辞職」レベルの岸田政権に残された「数少ない手」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【検証!】:岸田総理の支持率が「衝撃の急降下」…「内閣総辞職」レベルの岸田政権に残された「数少ない手」

 ◆急降下する支持率

 岸田文雄内閣の支持率が急降下している。危険水域と言われる「30%」の大台を割った調査も相次いだ。人気回復の決め手になるはずだった減税策も、年内実施が見通せず、逆に批判材料になる始末だ。解散・総選挙が難しくなった岸田政権は、どうなるのか。

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 まず、最近の世論調査での岸田内閣の支持率を見よう(発表日順)。  

 お分かりのように、9社のうち、30%を割った調査が時事、毎日、朝日、共同、ANNと5社を数えた。注目されるのは前回との比較だ。日経・テレ東の9ポイントを筆頭に7社が下落し、いずれも過去最低を記録した。まさに、断崖から急転落といった感じだ。青木率については、後で説明する。

 ◆ハッキリしない岸田文雄の迷走

 最近の岸田首相は、誰が見ても迷走していた。  

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 たとえば、焦点の所得税減税について、自民党政務調査会が10月17日に政府に提出した提言は一切、盛り込まれていなかった。首相は20日に予定されていた所信表明演説で税収増の還元策を打ち出す構えだったので、党が首相に花を持たせる演出に協力したのだ。  

 ところが、20日の演説は衆参補選を控えた野党の反発で流れてしまった。すると、首相は急遽、20日夜に自民党の萩生田光一政調会長や宮沢洋一税政調査会長らを官邸に呼んで「所得税減税を含む税収増の還元策」の検討を指示した。  

 このあたりから、首相主導を演出しようとする官邸の小細工がバレていた。

 22日の衆参補選は、自民党が選挙前には2議席を確保していたのに、1勝1敗と事実上の敗北を喫してしまう。だが、翌23日の所信表明演説では「成長による税収の増収分の一部を公正かつ適正に『還元』する」と述べただけで、所得税減税には触れなかった。  

 しかも、還元を明言はしたものの、それは「税収の増収分の一部」とケチった。これまた財務省の入れ知恵であるのは明々白々だ。書き込まれたのは、賃上げ税制強化の減税や投資減税、特許関連の減税、中堅・中小企業の省力化投資の補助に過ぎない。  

 この段階では、還元措置の具体策については「近く政府与党政策懇談会を開催し、与党の税制調査会における早急な検討を指示する」(演説)という段取りだった。ところが、24日には、早くも「所得税減税4万円、非課税世帯への給付7万円」という中身が報じられてしまう。23日に政府が自民税調の幹部会合に提示したからだ。 

 なんのことはない。岸田首相は最初から「4万円の数字」を念頭に置いていたのだ。財務省が首相と腹合わせしていたのは、言うまでもない。25日には、減税の中身について「所得税3万円、住民税1万円の定額減税」「所得制限はなし」「実施は来年6月」などと細目が決まっていった。  

 党税調が開かれたのは、その後の26日だ。所信表明演説では「党税調に検討させる」と言っていたのに、これでは党税調から「与党軽視だ。我々は追認機関ではない」という不快の声が上がったのも当然である。

 ◆外交・安全保障政策でも迷走する 

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 ◆内閣総辞職が妥当なレベル

 ■長谷川 幸洋(ジャーナリスト)

 元稿:現代ビジネス 主要ニュース 政治 【政局・岸田政権】  2023年11月03日  07:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 


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