路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・09.27】:刷新ではなく変質にもやもや立憲議員

2024-10-02 07:40:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・09.27】:刷新ではなく変質にもやもや立憲議員

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・09.27】:刷新ではなく変質にもやもや立憲議員 

 ★立憲民主党は自民党総裁選挙で相手を見定め、臨戦準備を進めているが、党内は浮かれムードばかりではない。立憲議員が独白する。「世間では立憲はマイルド保守になったなどと言っているが、党には進化が必要。だが刷新もしないし、相変わらずコップの中を揺らしているだけ。私に言わせれば穏健な自民党になっただけではないか。もとより結党時の志とは違う党に変貌していくのがわかる。確かに小沢一郎のように『選挙に勝たなければ始まらない』という現実は理解する。まず勝たないとしょうがない。『甘っちょろい』と言われればそうかもしれないが、そこだけ、がむしゃらにやってきたなれの果てが自民党ではないのか。権力を持ち続けなくてはいけないという呪縛が政治とカネを生んだのではないか」。

                 (写真:時事)

 ★「ことに野党の政策が財政規律派として財務省と軌を一にするというのは、すでに国民の視点に立っていないということにならないだろうか。泉執行部も減税議論をつぶしにつぶしてきた。こちらは財務省というより連合の都合だろう。この党は、いつも党ではない何かの都合が大きく反映される。党内に別の党があるようだ。それが風通しを悪くする。この党に期待してくれている国民が多くいるのは日々の地元の手応えでわかる。野田執行部になり、新しい支持者も増えるだろう。野田佳彦も『コアな立憲支持者だけでなく、もう少し幅広く無党派、本来は自民支持の人たちに届くメッセージを出せる可能性に期待した人もいるのでは』と発言している」。

 ★「それでも本来のリベラル層に応える政党が必要だと思う。代表代行・辻元清美は『野田が右派を広げるなら、こちらはリベラルを広げる』というが何もできないだろう。では党内の整理やトラブル処理を幹事長・小川淳也に期待できるだろうか。刷新ではなく、変質となったことにもやもやしている議員は多くいるはず。今、気持ちを落ち着かせているのは“すぐ選挙だから”という言葉。すべてを選挙にかけるしかない」。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません4。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年09月27日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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