【ニュースの裏側】:「行政文書」流出問題 「内容は捏造」と断じた高市早苗氏の真意は 感じ取った〝悪意〟と信頼する部下たちへの確信
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ニュースの裏側】:「行政文書」流出問題 「内容は捏造」と断じた高市早苗氏の真意は 感じ取った〝悪意〟と信頼する部下たちへの確信
いつになれば決着がつくのか―。放送法の「政治的公平」の解釈に関する総務省「行政文書」が流出した問題で、一部野党による高市早苗経済安全保障担当大臣への〝攻撃〟が続いている。
高市早苗経済安全保障担当大臣
78ページの文書は、立憲民主党の小西洋之参院議員が2日、「総務省の元同僚からもらった」として公開した。その後、総務省も内部で作成された覚書やメモなどの「行政文書」だと認めた。
内容には安倍晋三政権当時の2014~15年、官邸側と総務省が放送法について協議した経緯とされる記述が含まれる。だが、その信頼性には疑義が深まっている。
総務省は22日、高市氏に関わる記述がある4つの文書について、「内容についての正確性は確認できなかった」とする精査結果を公表した。
また、流出文書は公文書管理法に基づく「行政文書ファイル管理簿」に記載されていなかった。管理簿は各省が公開し、情報公開請求などで「国民が知る権利」を担保する。つまり、国民の目に触れない状態で不適切管理されていたのだ。
一つの理由は、高市氏が、自身が登場する「4文書」を「(内容が)捏造(ねつぞう)だ」と主張しているからだ。高市氏はなぜ、そう断じたのか。
元稿:夕刊フジ ZaKzaK 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載「ニュースの裏側」・担当:安積明子 政治ジャーナリスト】 2023年03月29日 06:30:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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