たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

やっと『モネ展』に行ってきました

2018年09月15日 23時23分53秒 | 美術館めぐり
2015年12月1日、『モネ展』より_睡蓮https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/fefac1467315a444414904b731e54046

 日頃の疲れがきている土曜日、日頃が悪夢のように思える土曜日、訪問ですっかり疲れている足腰が痛みますがなんとか『モネ展』に行ってきました。今日は8時30分まで開館。夕方には学芸員によるギャラリートークもあって4時間ほど過ごしました。足は痛くってたまりませんが心は満たされました。前回日本でモネ展をみたのは2015年の晩秋のことでした。社会から孤立して苦しみ抜いている日々のなかでモネの作品に包まれた幸せなひと時を過ごしました。パリのオランジェリー美術館を訪れたのは2008年9月のことでした。壁一面の睡蓮の絵に包まれて幸せなひとときでした。過去2回のモネとの出会いを思い出しながら過ごした美術館でのひととき。モネの絵は筆の力がすごいのだとあらためてわかりました。苦渋の中からなお立ち上がって筆をとったモネの最晩年の作品群は特に生命力にあふれていました、モネのエネルギーがそのまま伝わってくるようでした。躍動感と生命力にあふれたモネの作品たちは100年が過ぎた今も生き生きとしていて鑑賞者の心をとらえてはなしません。観る距離によって見え方が違ってくるのでいつまでもみていられません、いつまでもみていたいような心持ちになります。狭い中でもモネの絵と対話したひととき。いい土曜日でした。

 おそくなってしまったしこの部屋で書いていてもちっそくしそうなので明日またあらためて。夜更かしするとリズムがくるってしまうしね、なんていいながらもう遅いですね。眠いので眠剤なしでも眠れるかな、大丈夫よね、きっと・・・。