たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい(5)

2020年10月05日 21時19分46秒 | 宝塚
東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい
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東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい(2)
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東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい(3)
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東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい(4)
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「ノゾミ 作詞:齋藤吉正 作曲:長谷川雄大

 夢と現の波間にゆらゆら揺れて
 仰ぎ見る夜空に走る流星に願いを込めた
 あの季節が懐かしい

 春の嵐は花吹雪の如し 革命の如し
 激しい旋律 強く生きろと教えてくれた
 旅人が残した足跡はいつしか消え
 道なき道歩き始めた

 夏の日差しに言葉を失くし
 秋のしじまに心整えて
 凍てつく冬に戦う者よ
 降り積もる雪は いつかの思いつのり積もる
 霞む雪の先に待つ人は

 君は誰 君は夢 君は現 君は希望
 希望は光 私を照らすサーチライト
 あの日のノゾミはリアルへと変わった

 ノゾミ ノゾミ 求め求めたノゾミ
 何が欲しかったの
 ノゾミ 私のノゾミ
 分からない でも答えははるか
 まだ知らなくていい
 君だけが知る 私のノゾミ

 ノゾミ ノゾミ 悶え悶えたノゾミ
 巡る季節を彷徨う
 まだ見ぬ 私のノゾミ
 まだ見ぬ 私のノゾミ」

 天海祐希さんに憧れて夢を実現させた望海風斗さんのための歌ですが、みんなの「ノゾミ」。幕間にお手洗いで並んでいた時わたしと同世代とおぼしき女性の二人連れもそう話していました。

 月曜日の朝、7時台の電車の中、運よく坐ることができたわたしの前に立っていた高校生の会話、死なないために心療内科で精神安定剤を出してもらっていると。死なないでと心の中で祈りました。希望をみつけることはむずかしい、そうした社会にしたのは大人たちだから希望をもって生きてほしいとは言えないけれど、どこかにいちるの「ノゾミ」もあるかもしれないから生き延びていってほしい・・・。

 








高田賢三さん、「パルファン・ド・パリ」で紫苑ゆうさん率いる星組の衣装デザインを担当、1993年現在の宝塚大劇場のお披露目公演でした。安らかにおやすみください。