たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽のジョンソン先生アドリブ

2020年10月27日 22時22分43秒 | 宝塚
宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽LV思い出し(1)
 
オンデマンド配信で視聴している宙組『オーシャンズ11』、2019年7月21日(日)東京宝塚劇場千秋楽公演、キキちゃんのジョンソン先生アドリブの場面を残しておきたくて、昨日文字起こし。気持ちのおやすみに、連投となってしまいますが投稿します。
 
 ソール演じるロマノフの秘宝を持ち込んだ富豪が倒れたと報告が入ると、
ベネディクト「世話のやけるじじいだ、医者は?」
ベス「救急で呼びました」
黒髪のかつらに黒い帽子をかぶり、リュックを背負ってせかせかせかせかと登場したキキちゃんのジョンソン先生に驚いてあとずさりするベス、
ジョンソン先生「ごめんなさい、ごめんなさい、はいごめんなさい、通ります」
ベス「この方です」
ジョンソン先生「あなたが支配人ね」
ベネディクト「オーナーです、」
ジョンソン先生「はいはいOK、救急医療センターのジョンソンです、あのねこの患者ね、心臓疾患の持病がありますよ、絶対、絶対、絶対。すぐに手術する必要がありますよ、あのね時間がないから」とせかせか腕時計を指差す。
ベネディクト「勝手にしてくれ!」
ジョンソン先生「手術するには同意書がね」、白いレジ袋に入った書類をぽろぽろとこぼし、「ごめんなさい、ごめんなさい、全部同意書です」
ベネディクト「こいつのボディガードはどこにいった」
ベス「それが・・・」
ジョンソン先生、書類をこぼし、「ごめんなさい、ごめんなさい」
ベネディクト「さっさと病院へ連れてってくれ!」
ジョンソン先生「はいはいはい?もう一回いいですか」
ベネディクト、もう一回大きな声で「さっさと病院へ連れてってくれ!」
ジョンソン先生「はい、その方がよっぽどクリアにきこえる、はいはいはい、ありがとう」、そして心臓マッサージをはじめる。
ベネディクト「先生、先生」
ジョンソン先生「はい、はい、はい」
ベネディクト「絶対に治りませんよ」
ジョンソン先生「はい、はい、はい、わかりました、検査の結果はね・・・」でチーンと鼻をかむ。「検査の結果はね、連絡します、もうね時間がないからね、すぐ行きますよ、救急車行きます」せかせかせかせかと腕時計を指差しながらと下手にきえるジョンソン先生。
ベネディクト「あやしい・・・」
 
 うしろにいる宙組生たち、なにが繰り出されるかと楽しみに待って笑う準備していますね。ポップアップタイムの凛城きらさんによると、キキちゃんの化粧前ほぼジョンソン先生のアドリブグッズで占められていると。みんなを楽しませようと全公演工夫をこらしたキキちゃん。もちろん男役としての経験と自信があってこそのアドリブ。
 
 このジョンソン先生、小池修一郎先生の物真似でした。特徴をうまくとらえています。直後に鬘をとり白衣を脱いでラスティに戻ったキキちゃんが銀橋で懐中電灯を照らしながら歌う場面のかっこいいこと、かっこいいこと、ネクタイを直す仕草から醸し出される男役の色気よ。
 
 
 
宝塚グラフ2020年11月号、ずっしりとした厚み。コロナによる中止で舞台写真がなかった間は薄かったとききます。それを挽回せんとばかりの内容。真かキキ仲良しショットは柴田作品へのオマージュ。『誰が為に金は鳴る』の紙上上演。このまま大劇場でやったくれてもいいクオリティ。はみ出しショットはキキちゃんがトップ娘役になって真風さんの膝で甘える場面でした。

それでも自分を鼓舞してやるしかない

2020年10月27日 21時47分34秒 | 日記

 長い10月、のこり3日、緊張のせいか、目覚ましアラームが鳴る少し前に目がさめてしまいました。なんとか出勤すると11月のシフト表が机の上におかれていました。一応2日有給休暇を申請したのですが、それにあわせて後半から名前が入ってしまいました。こんなにわかっていないのに、3連休明けからひとり立ち。ぎりぎりのところで回しているところに、休みに入る人がいるので頭数はさらに減っていく。その前に通勤だけでもすごくつらそうで疲れ切った顔をしている方が昨日から出勤していなくて、明日もわからないとか。このまま来なくなることもあり得るのでは、という予感。突然来なくなって先の目途もわからない人がでる、かなり不安定なところに足を踏み入れてしまったようです。体制がくずれてみんながそれぞれの立場で悩んでいるみたいだし、すっごい不満をあらわにしている人も。疲れます、その中に身を置かなければならないということだけで疲れます。それでもふるさとのなくなったわたしは家賃払えなくなったら行くところはなく、ネットカフェの民か最後のとりでしかない。だから自分を鼓舞しながらやれるところまでやるしかないのです。少なくとも雇用保険12カ月を担保するために、11月末まではやり遂げたい。その先どうなんだろう、生き延びていくためにはしがみついているしかないですがお昼食べるところないし、訪問で外に出られることもほとんどないとわかってつらい。もちこたえられるのかな、自分。11月の稼働日数を数えたら19日。社保天引きされてしまうと手取りはわずかなもの。年金もういいんだけど、どんよりした未来しかないからもういいんだけど天引きから解放されるまでまだあるなあ。そんなこと考えてはいけない、考えても仕方ないって先日の休暇の際、相談員さんに電話したら怒られちゃいました。あなたはその仕事がやりたいというわけではなく、生活のためだということを思い出してほしいと。

 先週の金曜日、契約更新したお礼を言われたときに、やりがいを感じることはなかなかむずかしいかもしれないけれど、と。少しは見いだせるようになるのでしょうか。どうなんでしょうか。

 こうして追われるように暮らしている自分、幸せではないのかもしれませんが、田舎に心の迷い人の居場所はないとわかりました。都会はぎすぎすと窮屈で、田畑が広がる田舎の生活はのんびりおだやかで人もあったかいとか、そんなステレオタイプ的なことではないとわかったのでもう帰りたいとは思いません。帰ることを許してくれる場所もないです。ここで細々と生き延びていくために明日もバスを体に乗せる、一日一日生きていく、それだけ。

 胃の痛みがとまらず、胃潰瘍にならない一番強い薬をかかりつけ医の処方箋でだしてもらい二週間のみましたが胃の痛みがおさまらないということは潰瘍はできていないということ、ストレス性の胃炎だと。一年前の今頃も胃の痛みがとまらず、気がついた時少しおさまっていたような気がします。

 長々と弱音ブログとなりました。こんなつまらないものを読んでくださりありがとうございます。