たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『オーシャンズ11』-ぽっぷあっぷTimeより

2020年10月31日 16時04分37秒 | 宝塚

宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽のジョンソン先生アドリブ

宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽LV思い出し(1)

宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽LV思い出し(2)

宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽LV思い出し日記(3)

 宙組『オーシャンズ11』、東京宝塚劇場公演を前にスカイステージで放送されたぽっぷあっぷTimeも視聴期限が終わるので、気になるところを文字起こし。(敬称略)

それぞれの役について-

🌹リヴィングストン・デル(ハッカー)@瑠風輝

思いっきり自分を解放してテンションのあがった瑠風輝をお届けできるようにしたい。すべてはっちゃけてるとかずっとハイテンションとかはなくて人との関わりをずっと絶ってきた人。役がシャイな自分に近づいてきた、楽しくお芝居している。

🌹バジャー・ター(マジシャン)@蒼羽りく

もともとは天才マジシャンのはずなのにマジシャン業界を追放されたところに、イレブンに誘われた。イレブンがそろって結束が強くなっていく場面がすごく楽しい。パラディストの場面に観光客で出た後自分の出番までけっこう時間があるのでいったん落ち着いて、ベネディクトのofficeの場面あたりからだんだん緊張し始めて、ずっとひとりで(手品の練習)しているところを、すっしーさん(寿つかさ)がたまにみてくださる。空中で動かしている。ダイアナと対するとき負けないようにするのが必死、ダイアナと知り合いだったことがいちばんの功績。

🌹ルーベン・ティシュコフ(元カジノのオーナー)・ニック・スタイン(テスの弁護士)@凛城きら

ルーベンはお金と時間を持て余しているところをイレブンにさそわれた、わたしがいないと何もできない、全ての資金源、時々稽古場でこれは出したかなとか計算している。スィートルームとったり、リッチなおじさまを目指している。年齢が高い役だけれど、イレブンの一人としての熱量をだすのがむずかしい。落ち着いてしまわないようにする、衣装も大きく、太った設定になっているので動きを研究している。「JUMP」の場面でちゃんと踊るけれど体格がいいぞっていうのがむずかしい。

🌹フランク・カットン(いかさまディーラー)@澄輝さやと

カードをしながら会話をするのがとにかく最初むずかしかった。自分でいろいろそろえて練習した。ゲームの内容とその上に相手との会話に気持ちをのせるのをリンクさせるのがむずかしい。自分が登場するときのナンバーはかっこいい、男臭い、けだるい。でも本人的には明るさだったりするのがほしい。ナンバーを歌っていた人と別の人物になってしまうのではないかと葛藤していたけれど今は折り合いがついてきて、いろいろできるようになり楽しい。

🌹ソール・ブルームバーグ(元カリスマ詐欺師)@寿つかさ

足あらって平凡な幸せな暮らししているよなんていいながら、またみんなと夢に向かうワクワク感、血が騒ぐ、仲間への思いがあるのかなと思う。二幕のストレッチャーで運ばれるときラスティ@芹香斗亜がたいへんあやしいおじいちゃんで登場するのをスタンバイしているところがみえる、くるぞ、くるぞ、フランク・カットン、バジャー・ター、ルーベン・ティシュコフ、リヴィングストンの四人も(次の場面のためにオケボックスでスタンバイしているので)一列目より見える、スペシャル席。実はストレッチャーが登場する前にダニー@真風涼帆も毎日袖にいる、楽しみにしている。

 

ここからジョンソン先生@芹香斗亜のアドリブ場面のエピソード-

凛城きら:ダニーも一幕と二幕の間の休憩中、芹香に今日なにやるのってすごく楽しそうに声かけている。

寿つかさ:しかもダニーは小道具つくるの手伝っている、

蒼羽りく:ちょっとでも時間があると楽屋にもどってきて、ずっと今日どうしようって。

凛城きら:化粧前の荷物、ほとんどたぶんジョンソン先生の荷物、

寿つかさ:あそこが。ラスティのいちばんのお仕事だから。

 

作品について-

個性的な人物が多すぎる、ミラーボールが回って始まるところがすごく楽しい、星組・花組・宙組と小池先生がちがう演出をしてくれている。ダニーとラスティの新曲「オーシャンズ10」もありわかりやすくなった、最初は10人の予定だったのかと。袖からみていてすごくかっこいい。「オーシャンズ10」でテンションあがってはじまってフィナーレナンバーもかっこいい。長身の男役がそろった宙組のスーツはいい。ゴージャスで華やかな公演。

 

この公演で退団したお二人-

澄輝さやと:あっという間であまりにも実感がなさすぎるので実感するようにしている。パレードでスタンバイしているときにみんなの後ろ姿をみながらこの景色も最後なんだなって、みんなががんばっている姿をみるとああって思う。

蒼羽りく:集合日からひとつひとつ全部が最後なんだなって思うと全部が愛おしくて楽しい、毎日イェーイって感じ。

寿つかさ:二人のダンスから男役の人生、集大成が感じられる。下級生が感じとってほしい、学んでほしいなと思いながら、袖から花道に顔がでちゃうんじゃないかっていうぐらいみている。

東京公演に向けてゴージャスなハイステージを共にがんばりましょう、と締めたすっしーさん、両肩に切れ目がはいってシャツがのぞくようになっているジャケットを着こなすおしゃれさん。風花舞ちゃん、月影瞳ちゃん、星奈優里ちゃん、陵ありきのちゃんらと同期。日本初演のエリザで黒天使で出演して、宙組創設時からずっと宙組、宙組の母であり守り神。どれほどの初舞台と卒業を見届けてきたことか。

 

 お城のような本場の大劇場で観劇する方が宝塚っていう雰囲気を堪能できますが、一カ月あまり演じてあったまった後で上演される東京宝塚劇場の方がクオリティは高いかなと感じます。理想は東西両方での観劇ですがそうはいかないので『アナスタシア』、東京で待っています、チケットとれるといいな。その前に大劇場公演のライブ配信のお知らせ、待っています。