10月24日(土)17時開演『ローマの休日』、無事に観劇してきました。映画でお馴染みのシーンをほぼ忠実に舞台化、24時間の物語を2時間半で上演するので時間の流れ方がゆったり。展開がわかっているので安心して楽しむことができました。3年前、退団公演『神々の土地』で軍服をカッコよく着こなしていたまあ様の、太陽のような笑顔が帝国劇場にあふれていました。王女に戻ってからは輝くように綺麗でした。オペラグラスの貸出が中止となっているので一週間前キャトルレーヴでついにオペラグラスを購入、宙組の太陽といわれたまあ様の、帝国劇場中を照らす笑顔をアップでたくさんみることができました。自分、自覚している以上に心が疲れてしまっているのかもしれないと感じました。無理ないか、メンタルやられて突然来なくなった人の替わりとして疲れとストレスがたまった所に緊張しながら毎朝時間かけて出かけて慣れないことをおぼえながらやっているのですから疲れて当然。キュートな笑顔が沁みました。和樹さんのツィッターをのぞくと東京公演でまあ様との組み合わせはラストだったのですね。帝劇コン以来のお似合いの二人でした。優しくてかっこいい和樹さん、宝塚OGとの共演が続いていて夢咲ねねちゃん、柚希礼音さんと似合っていると思いましたが、まあ様とも和樹さんファンの方々に納得してもらえるカップル感だったかなと。『レディ・ベス』初演のロビンからほんとにいいミュージカル役者に成長されました。まあ様を軽々とお姫様抱っこできるところはそりゃそうか。まあ様はスカートでもわかる腰の位置の高さ、ダンスシーンは足の長さが舞台映えしていて、さすがのカッコよさでした。聞こえてくる会話から客席にはヅカファンもたくさんいたかな。宙組生たちにもみてほしいですが大劇場で『アナスタシア』の稽古中だから無理ですね。仲良しのだいもん(望海風斗さん)、帝国劇場まで来る?ないかな。同期の紅ゆずるさんは観劇しないかな、コンビを組んだみりおん(実咲凛音さん)は?とか気になります。
帝国劇場、なんども坐っているA席、最前列、思い出の補助席が目の前、一つずつ空けるソーシャルディスタンスは続いていましたが生演奏でした。指揮は若林裕治さん、お久しぶりな気がします。演奏は東宝ミュージック/ダット・ミュージック。オーケストラボックスで奏でられる音色がいちだんと美しく帝国劇場に響いていました。今日もこの劇場のどこかで『ミス・サイゴン』初演ロングランでキムをつとめあげた本田美奈子さんが見守ってくれているにちがいないと幕間には天井をみあげました。関東エリアでも〇〇県は東京NGという話が聞こえてきてほんとに厳しいのだと思いました。自分もまずいのかなと一瞬思いましたが特に何も言われていないし、でも劇場に行っていることをあまり公言しない方がいいのかなと思ったり、わからないですね。今年の2月半ばぐらいまでは当たり前みたいだったひとつひとつの全てが奇跡なのだとあらためて思いました。いろいろな人の力があって自分はこうして無事に往復できたし、楽しむことができました。
劇場の入口で検温はないですがずっとモニターをみながらチェックする人がいてチケットは自分でもぎる、スタッフはほとんど声を発しませんが終演後出るときに深々と頭をさげてくれてまたまた恐縮しました。シャンテのキャトルでは整理券開演時間には間に合わなかったのですが、旦那さんが具合悪くなって入れなくなったからとすぐに入店できる時間帯の整理券を一枚譲ってくれた女性がいたおかげでキキちゃん表紙のグラフを無事にゲットできました。帰りにシャンテでお腹を満たしてややぎりぎりの時間想定で地下鉄に乗ったら途中駅で止まってしまいバスの時間に間に合わなくなるかもと背中がひやっとなりましたがほどなく運転再開。何があったのかわかりませんがいちばん後ろの車両で駅員さんたちがバタバタしているのがみえました。わたしたちの当たり前の暮らしを維持するために働いてくれているんですよね、ほんとにありがたいことだと思いました。ひとつひとつの力に支えれて無事にかなった観劇。上演が発表されたとき秋に自分がどこでどうしているかわからないけれど観劇したいと誓ってから何カ月が過ぎたでしょうか。ずいぶん長い時が流れたような気がします。
日比谷シャンテの3階では『ローマの休日』のサイン入りポスター展が開催されていました。
カメラマンのアーヴィングがルキーニにみえてしまうのは『エリザベート』あるある?
まあ様のポスターは明日以降に。
日比谷コテージにはイケメンたちが。
かいちゃんも何の違和感もなくイケメン。
ゆうみちゃんはいちだんと可愛かった。
CD、写真集、買えるといいけど、ほしくなるときりなくてごめんなさい、写真だけ。