たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』-ProgramC千穐楽(3)

2020年08月27日 15時34分23秒 | ミュージカル・舞台・映画
2020年8月26日:『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』-ProgramC千穐楽(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/6c0e904606fa7b7d1b42dcc5b2fc997c

2020年8月25日:『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』-ProgramC千穐楽
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/bdafe974b05d7f7e7b6bb303c41d438b


2020年8月23日ステージナタリーより、
帝劇「THE MUSICAL CONCERT」Program C、大地真央を迎えて開幕https://natalie.mu/stage/news/393294

2020年8月14日ステージナタリーより 
「東宝ミュージカルの歴史たどる、帝劇「THE MUSICAL CONCERT」本日開幕帝国劇場」
https://natalie.mu/stage/news/392104



『ルドル・ ザ・ラスト・キス』より、ProgramAではマリーを演じた和音美桜さんが「二人を信じて」、ProgramCではルドルフを演じた井上芳雄さんが「明日への道」。芳雄さん、自分から学ぶものはMCぐらいしかないって佐藤隆紀さんに言っていましたが、司会をやりながら誰よりも多く歌い、それぞれの役を生きた歌の演じ分けは素晴らしかったです。学生だったルドルフデビューから20年、言葉にならないものがあります。

『ルドルフ・ ザ・ラスト・キス』、2012年7月28日(土)、ソワレ、前楽を帝国劇場で観劇しました。プログラムを見返してみると、ウィーン発のミュージカル、演出のデヴィッド・ルヴォーはイギリス出身、音楽・原案・脚色はワイルドホーンさん。メロディーラインが美しい楽曲ですぐにルドルフの歌だとよみがえってきたことを納得。舞台と関係ないですが、たかこさん(和央ようかさん)とワイルドホーンさん、先日結婚5周年を迎えたとたかこさんのインスタにありました。おめでとうございます。

「マリー:二人を信じて

 ずっとわかっていたわ きっと 悩んでいると
 二人 めぐり遭えた ただの 恋でいいの
 どうかこの目を見て どうか怖れないで
 聞いて 心の声 そこに答えがあるわ

 信じるの 自分を
 息づく心 閉ざさないで
 信じて二人を

 夢みたすすべて叶えて 私と

 道は作ればいい 壁は 壊せばいい
 世界を変えたいなら ここから始めましょう

 信じてる 誰より
 自分で自分を縛らないで
 心開いて 理想のために尽くして 私と

 信じて 委ねて 自由を抱きしめて

 今日から二人で 強くなるのよ 闘うの
 心のままに 今こそすべて 解き放てばいい
 二人を信じて」


 「ルドルフ;明日への道

 我らは 未来の地図を描く
 明日という名の 道を築く
 あなた達こそが 時代の主役になる
 新たな世界 共に目指そう

 誰もが等しく 自由な社会
 望む自分に なれる時代
 われらが戦えば この手で勝ち取れる
 道は目の前 共に進もう

 人の意識が 時代を変える
 信じる強さが 力になる
 迷いも不安も脱ぎ捨てて立ち上がれ
 共に進もう 明日への道

 恐れずに 歩き出そう
 この手で明日を叶えよう
 前を見て 進もう共に
 そして目指そう
 自由な世界を

 だから今こそ 前進しよう
 希望の絆で ひとつになろう
 あなた達こそが 世界を動かす力」
 

 立ちはだかる壁を前に世界を変えることができなかったルドルフ、死をもって終わるのは敗北なのか。『ルドルフ ・ザ・ラスト・キス』、芳雄さんにルドルフをというのはもうむずかしいと思うのですが、また帝国劇場で上演してほしい作品。ゆん(古川雄大さん)ルドルフ、マリーは木下晴香ちゃんに演じてほしいというのがわたしの個人的な妄想。

「もし、ルドフルが生きていたら、第一次世界大戦は起きず、ヒットラー台頭も第二次世界大戦もなく、私たちは全く違う20世紀を経験したと言われる。それ程、歴史の鍵を握っていた大帝国の皇太子。彼が目指したもの、その描こうとした理想の社会はどうなったか。120年後の現実を見たら、彼は何と思うだろう。

 ルドルフの悲劇は、今もなお、私たちの世界の多くの疑問を投げかけている。」

(2012年公演プログラムより、翻訳・訳詞:竜真知子)

2015年6月23日;『Rudolf THE LAST KISS』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/45135e84129b86316971cd8d361fb088

2015年6月27日;『Rudolf THE LAST KISS』(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/0389121ccdaaa6f0151a9edca882716a

2015年7月5日;『Rudolf THE LAST KISS』(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9076f2710406c22a2585d3820818130c

2015年7月14日;『Rudolf THE LAST KISS』(4)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/a335abc121ed1734448c63f5a98b1b15

(舞台写真は東宝公式ツィーターよりお借りしています。)

 今回のコンサートで、アンサンブをつとめた大月さゆさん、樺島麻美さん、柳本奈都子さんも出演されていました。大月さゆさん宝塚OG、『1789バスティーユの恋人たち』など随所で目をひきました。『ルドルフ~』では芳雄さんの従妹だったいっちゃん(一路真輝さん)が、『アンナ・カレーニナ』では愛人だった、初日から親子だって話しているけど実年齢はそれほど違わないっていうことを言いたかったトーク、「恋してる~♪」が千穐楽も可愛かったことなども書きたいですが長くなってきたのでまた明日以降書けるといいかな。

 2008年の初演『ルドルフ~』では笹本玲奈ちゃんがマリーを演じていたのですね。芳雄さんのルドルフ以外は脚本もキャストも変わった2012年の舞台。浦井健治くんがやっていたカッパ?とかいなくなっているって芳雄さんが話すのをみたのは東宝さんが公開したルドルフトークの映像だったかな?!







 

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