追い詰められている橋下市長!
いつもの引退宣言=起死回生作戦の姑息浮き彫り!
産経 橋下氏 「大阪都」否決なら政界引退を重ねて強調 2015.5.9 13:12更新http://www.sankei.com/politics/news/150509/plt1505090014-n1.html
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は9日放映のテレビ東京番組で、17日に行われる「大阪都構想」の住民投票で反対が上回った場合、政界を引退する意向を重ねて強調した。橋下氏は「住民に支持されなかったら政治家の能力がないということだ。早々と政治家をやめないとダメだ」と語った。賛成が上回った場合、平成29年4月の「大阪都」実現に伴う「都知事」には、「松井一郎大阪府知事がなるだろう」と述べ、自らは「大阪都知事選」に名乗りを上げない考えも明らかにした。(引用ここまで)
昨年の総選挙の時に何を言ったか!
マスコミを使った姑息作戦!
維新の党の橋下代表が最後の演説でまさかの敗北宣言!「維新の党、はっきり言って負けます。安倍さんで結構です」2014.12.13 21:51http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4807.html
橋下氏 投開票待たず敗北宣言「完敗」2014年12月13日http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/12/13/0007581701.shtml?pg=2
維新の党共同代表の橋下徹大阪市長(45)は衆院選最終日の13日、大阪市内など10カ所で演説を行った。14日の投開票を待たず橋下氏は「完敗!負けを認めます。安倍さんにやられました」と潔すぎるまでの“敗北宣言”を行い、「維新はもうダメだと言われている。僕の責任だ。もう一度、僕に立て直すチャンスをください」と訴えた。
大阪・難波での最終演説など、各所で橋下氏は「2014年12月14日、午後8時。開票が始まった瞬間、自民と公明が320を超える議席を獲って歴史的な勝利を収めます」と予告。「いやもう、参りましたよ」「勝ち目ありません!」と敗北を認めた。
「はっきり言って今の国政政党である維新の党に対する期待感はゼロだ。トップとしてお詫びしないといけない」「努力を怠ったら、こうなる」。
演説で自戒を込めて語った橋下氏は、12年衆院選で当選した維新議員についても「いきなり偉くなって、謙虚さが足りないメンバーもいる。今回の数字に現れている。夜の銀座、赤坂で酒を飲むのが仕事と思ってるメンバーもいる」と指摘した。そのうえで「維新は皆さんを冷めさせてしまった」と頭をさげた橋下氏。ただ「負けを認めたうえでね、このまま無くなっていくなんて、そんなヤワな根性してません。今まで何度も踏みつぶされても、ここまでやってきた」とも。「もう一度(党内を)引き締めます。立て直さしてください。もう一回、チャンスをください。維新を立ち上げた時の気持ちでやります。ただ完全に負けたら次がなくなる。せめて10人でも20人でも維新の議員を残してください」と支持を呼びかけていた。(引用ここまで)
都構想に世論は反対鮮明…橋下市長「負けたら引退」が現実に 2015年5月13日http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159714/3
いよいよ、政界引退のカウントダウンが始まった。大阪市民を対象にした大手メディアの世論調査の結果が出揃い、いわゆる「大阪都構想」については軒並み「反対」が「賛成」を大きく上回った。17日の住民投票で都構想が「否決」されれば、かねて「政界引退」を公言してきた橋下徹・大阪市長(45)。
政界の“改憲パートナー”を失えば、安倍首相の悲願である憲法改正スケジュールも狂いだす。
高齢者と子育てママが反発
「住民に支持されなかったら政治家の能力がないということだ。早々と政治家をやめないとダメだ」
橋下市長は9日放送のテレビ番組でも、そう大見えを切ったが、その2日後「都構想に反対多数」の世論調査が出ることを予想していたのだろうか。
朝日の調査では反対が43%と賛成33%を10ポイント引き離し、共同も反対47%。読売にいたっては反対50%で、賛成34%を大幅に上回った。朝日に「反対」と答えた人の理由は「住民サービスがよくならないから」(27%)に続き、「橋下市長の政策だから」が25%に上っていた
大阪ダブル首長選の頃の飛ぶ鳥を落とす勢いは今や昔。橋下市長も大阪市民にすっかり嫌われたものである。「市内での運動量は都構想推進派の橋下維新側がはるかに反対派を上回っています
昨年12月の住民投票実施決定前から、都構想のメリットを猛アピール。告示後は4.5億円もかけて、テレビCMをバンバン流し、賛成ムードをあおってきました。対する自民は党本部が都構想反対に消極的で、公明は学会本部と一枚岩と言えず、民主は統一地方選で壊滅。反対派が本格的に動きだしたのは告示直前と、完全に出遅れていたのです」(大阪市在住のジャーナリスト・吉富有治氏)
それでも「反対」が大勢なのは「70歳以上の高齢者と20、30代の女性が反対派の味方に付いたから」と、吉富氏はこう分析する。
「橋下市政下では70歳以上が対象の『敬老パス』の有料化など高齢者福祉が切り捨てられた。老人に厳しいイメージに加え、反対派は『都構想で子育て支援は低下する』と訴えています。例えば現在は大阪市在住なら、どの行政区の保育所にも子供を預けられますが、都構想で5つの『特別区』に再編されると、『区民』の託児が最優先。結果的に待機児童が増えるといった具合です。こうした指摘に橋下氏は“デマだ”と叫ぶだけで、満足に反証できていない。生活に直結するデメリットを実感する住民は確実に増えています」
もちろん、「2万%出馬はない」と口にしながら、平然と大阪府知事選に出馬した男の言葉だ。「政界引退」宣言も、どうせ「泣き落とし」の一環。「やめたらアカン」と言ってくれる有権者を取り込む作戦だろうが、本当に橋下市長が敗れて引退すれば、安倍政権の改憲戦略にも影を落とす。
「来年夏の参院選後に憲法改正に向けた国民投票の手続きを始めたい安倍政権にとって、改憲に積極的な橋下氏の存在は大きい。次の参院選でも自公両党で改憲の発議に必要な3分の2議席を得られなかった場合、維新に手を伸ばし、『改憲連合』を組むのが公然のシナリオ。その見返りに自民が都構想実現の関連法案に協力するという“密約”もあるといわれてきましたが、安倍首相と近い橋下氏が政界を退けば、維新内は民主との野党共闘をもくろむ『旧結いの党』の勢力が強まる。首相の改憲シナリオも元の木阿弥です」(政界関係者)
大阪市民はその1票が安倍政権の暴走を止める“切り札”にもなることを自覚すべきだ。 (引用ここまで)