愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

柳の下のどぜうをも利用する!橋下氏の政界引退宣言の姑息は総選挙の時の手口と同じ!

2015-05-14 | 橋下都構想

追い詰められている橋下市長!

いつもの引退宣言=起死回生作戦の姑息浮き彫り!

産経 橋下氏 「大阪都」否決なら政界引退を重ねて強調 2015.5.9 13:12更新http://www.sankei.com/politics/news/150509/plt1505090014-n1.html

大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は9日放映のテレビ東京番組で、17日に行われる「大阪都構想」の住民投票で反対が上回った場合、政界を引退する意向を重ねて強調した。橋下氏は「住民に支持されなかったら政治家の能力がないということだ。早々と政治家をやめないとダメだ」と語った。賛成が上回った場合、平成29年4月の「大阪都」実現に伴う「都知事」には、「松井一郎大阪府知事がなるだろう」と述べ、自らは「大阪都知事選」に名乗りを上げない考えも明らかにした。(引用ここまで

昨年の総選挙の時に何を言ったか!

マスコミを使った姑息作戦!

維新の党の橋下代表が最後の演説でまさかの敗北宣言!「維新の党、はっきり言って負けます。安倍さんで結構です」2014.12.13 21:51http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4807.html

橋下氏 投開票待たず敗北宣言「完敗」2014年12月13日http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/12/13/0007581701.shtml?pg=2

維新の党共同代表の橋下徹大阪市長(45)は衆院選最終日の13日、大阪市内など10カ所で演説を行った。14日の投開票を待たず橋下氏は「完敗!負けを認めます。安倍さんにやられました」と潔すぎるまでの“敗北宣言”を行い、「維新はもうダメだと言われている。僕の責任だ。もう一度、僕に立て直すチャンスをください」と訴えた。

大阪・難波での最終演説など、各所で橋下氏は「2014年12月14日、午後8時。開票が始まった瞬間、自民と公明が320を超える議席を獲って歴史的な勝利を収めます」と予告。「いやもう、参りましたよ」「勝ち目ありません!」と敗北を認めた。

はっきり言って今の国政政党である維新の党に対する期待感はゼロだ。トップとしてお詫びしないといけない」「努力を怠ったら、こうなる」。

演説で自戒を込めて語った橋下氏は、12年衆院選で当選した維新議員についても「いきなり偉くなって、謙虚さが足りないメンバーもいる。今回の数字に現れている。夜の銀座、赤坂で酒を飲むのが仕事と思ってるメンバーもいる」と指摘した。そのうえで「維新は皆さんを冷めさせてしまった」と頭をさげた橋下氏。ただ「負けを認めたうえでね、このまま無くなっていくなんて、そんなヤワな根性してません。今まで何度も踏みつぶされても、ここまでやってきた」とも。「もう一度(党内を)引き締めます。立て直さしてください。もう一回、チャンスをください。維新を立ち上げた時の気持ちでやります。ただ完全に負けたら次がなくなる。せめて10人でも20人でも維新の議員を残してください」と支持を呼びかけていた。(引用ここまで

都構想に世論は反対鮮明…橋下市長「負けたら引退」が現実に 2015年5月13日http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159714/3

橋下市長と安倍首相(C)日刊ゲンダイ

橋下市長と安倍首相(C)日刊ゲンダイ

いよいよ、政界引退のカウントダウンが始まった。大阪市民を対象にした大手メディアの世論調査の結果が出揃い、いわゆる「大阪都構想」については軒並み「反対」が「賛成」を大きく上回った。17日の住民投票で都構想が「否決」されれば、かねて「政界引退」を公言してきた橋下徹・大阪市長(45)。

政界の“改憲パートナー”を失えば、安倍首相の悲願である憲法改正スケジュールも狂いだす。

高齢者と子育てママが反発

「住民に支持されなかったら政治家の能力がないということだ。早々と政治家をやめないとダメだ」
橋下市長は9日放送のテレビ番組でも、そう大見えを切ったが、その2日後「都構想に反対多数」の世論調査が出ることを予想していたのだろうか。

朝日の調査では反対が43%と賛成33%を10ポイント引き離し、共同も反対47%。読売にいたっては反対50%で、賛成34%を大幅に上回った。朝日に「反対」と答えた人の理由は「住民サービスがよくならないから」(27%)に続き、「橋下市長の政策だから」が25%に上っていた

大阪ダブル首長選の頃の飛ぶ鳥を落とす勢いは今や昔。橋下市長も大阪市民にすっかり嫌われたものである。「市内での運動量は都構想推進派の橋下維新側がはるかに反対派を上回っています

昨年12月の住民投票実施決定前から、都構想のメリットを猛アピール。告示後は4.5億円もかけて、テレビCMをバンバン流し、賛成ムードをあおってきました。対する自民は党本部が都構想反対に消極的で、公明は学会本部と一枚岩と言えず、民主は統一地方選で壊滅。反対派が本格的に動きだしたのは告示直前と、完全に出遅れていたのです」(大阪市在住のジャーナリスト・吉富有治氏)

それでも「反対」が大勢なのは「70歳以上の高齢者と20、30代の女性が反対派の味方に付いたから」と、吉富氏はこう分析する。

「橋下市政下では70歳以上が対象の『敬老パス』の有料化など高齢者福祉が切り捨てられた。老人に厳しいイメージに加え、反対派は『都構想で子育て支援は低下する』と訴えています。例えば現在は大阪市在住なら、どの行政区の保育所にも子供を預けられますが、都構想で5つの『特別区』に再編されると、『区民』の託児が最優先。結果的に待機児童が増えるといった具合です。こうした指摘に橋下氏は“デマだ”と叫ぶだけで、満足に反証できていない。生活に直結するデメリットを実感する住民は確実に増えています」

もちろん、「2万%出馬はない」と口にしながら、平然と大阪府知事選に出馬した男の言葉だ。「政界引退」宣言も、どうせ「泣き落とし」の一環。「やめたらアカン」と言ってくれる有権者を取り込む作戦だろうが、本当に橋下市長が敗れて引退すれば、安倍政権の改憲戦略にも影を落とす。

来年夏の参院選後に憲法改正に向けた国民投票の手続きを始めたい安倍政権にとって、改憲に積極的な橋下氏の存在は大きい。次の参院選でも自公両党で改憲の発議に必要な3分の2議席を得られなかった場合、維新に手を伸ばし、『改憲連合』を組むのが公然のシナリオ。その見返りに自民が都構想実現の関連法案に協力するという“密約”もあるといわれてきましたが、安倍首相と近い橋下氏が政界を退けば、維新内は民主との野党共闘をもくろむ『旧結いの党』の勢力が強まる。首相の改憲シナリオも元の木阿弥です」(政界関係者)

大阪市民はその1票が安倍政権の暴走を止める“切り札”にもなることを自覚すべきだ。 (引用ここまで

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沖縄と同じ上から目線でオール大阪に敵対して松井知事を激励する菅官房長官のネライは憲法改悪にアリ!

2015-05-14 | 橋下都構想

自共民共闘は「全く問題ない!」と言えない菅官房長官!

その腹は?憲法改悪のオトモダチ救援!

産経 菅長官「全く理解できない」 都構想反対で民主、共産と共闘の自民大阪府連を批判 2015.5.11 18:34更新 http://www.sankei.com/politics/news/150511/plt1505110019-n1.html

 

菅義偉官房長官は11日の記者会見で、17日に住民投票が行われる「大阪都構想」に反対する自民党大阪府連の国会議員が民主、共産両党と合同街頭演説を行ったことに関し「個人的には全く理解できない」と批判した。自民党の谷垣禎一幹事長は「(府連に)大きなシンパシーを持っている」と述べており、政府・与党内で見解の違いが浮き彫りになった。

菅氏はこれまでも「二重行政の解消」の観点から都構想に理解を示してきたが、府連を批判するのは初めて11日の記者会見では、人口約370万人の横浜市の職員が1万9千人なのに対し、人口約270万人の大阪市の職員が約3万5千人いると指摘。「(課題解決に向け)いろんな案が出ており、都構想もその一つだ」と語った。

一方、谷垣氏は11日の記者会見で「同志が必死に戦っているのに、党本部は『知らん』と言っていていいのか」と府連に賛同。民主、共産両党との演説にも「都構想という極めて特殊な事案の問題だ」と述べ、黙認する考えを示した。

都構想に関し産経新聞社が9、10両日に大阪市民に行った電話世論調査では、自民党支持層のうち反対は53.3%、賛成は36.6%で、前回4月の調査から反対が7.9ポイント減る一方、賛成は9.6ポイント増えている

国政で対立する自民、民主、共産3党は10日、それぞれ竹本直一府連会長、辻元清美政調会長代理、山下芳生書記局長らが大阪市の2カ所で合同街頭演説を行ったほか、公明党関係者や市民団体などとの反対集会も開いた。

安倍晋三政権の「暴走ストップ」を掲げ国政・地方選で躍進を続ける共産党の山下氏は11日、党本部で記者団に「愛する大阪市が壊されようとしているときに自民党も共産党もない。力を合わせて守るのは当たり前だ」と語り、共闘に理解を求めた。(引用ここまで

沖縄の翁長知事とはけた違い!

テレビ朝日 「大阪都構想 意義ある」菅官房長官が理解示す(01/19 15:00)http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000042733.html

菅官房長官は大阪府の松井知事と会談し、大阪市を廃止して特別区を設置する大阪都構想について、「日本のための二極を作ることは意義あることだ」と理解を示しました。

松井大阪府知事:「菅長官も『日本のための二極を作ることは、意義のあることだ』と言って頂いた。後は住民の皆さんが決定することですから、しっかり説明して下さいとのことだった
大阪都構想には、自民党の大阪府連が反対していますが、菅長官は松井知事に対し、理解を示しました。そのうえで、5月17日に行われることになった大阪都構想の是非を問う住民投票について、大阪府民に十分な説明をするよう求めました。会談後、菅長官は「東京圏と関西圏のそれぞれが発展することが大事だ。最終的には市民の判断に委ねられるだろう」と述べて、住民投票の結果を尊重する考えを示しました。(引用ここまで

みっともないのはどっち!

産経 【大阪都構想】決戦まであと1週間 党存亡かけた維新に焦りも 自民は禁断の共産、民主と共闘 2015.5.10 20:10更新

「大阪都構想」実現に政治生命をかける大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は住民投票まで1週間となった10日も市内4カ所で街頭演説を行った。世論調査で反対が上回った状況を「力不足だ」としつつ、「あと1週間、まわりに声を掛けて賛同してほしい」と訴えた。一方、都構想反対で連携する自民、民主、共産各党の国会議員は合同街頭演説を開き、「禁断の呉越同舟」で反対を呼び掛けた。

「大阪が変わるラストチャンスだ。17日の住民投票は賛成で大阪を前に進めてほしい」

橋下氏は10日に大阪市此花区で行った街頭演説で、こう訴えた。橋下氏は自ら退路を断ち、都構想否決の場合の政界引退を公言している。維新の党にとって、否決されれば、党の掲げる重要政策の柱に加え、橋下氏という創業者も失う。党の存亡がかかった住民投票だけに、賛成が広がらない状況に焦りもにじむ。

橋下氏は演説で、「大阪市役所がどれだけ税金を食い物にしてきたのか忘れたかと反対の人に聞きたい」と、反対派を厳しく批判。「少子・高齢化に向け未来を見据えたのが都構想だ。大阪の街をつぶすのではない。役所の仕組みをつくり変えるだけだ。住民サービスが極端に下がることはない」と強調した。

これに対し、反対派の自民、共産両党は大阪・梅田で街宣車を並べた。

自民党大阪府連会長の竹本直一衆院議員は「年2200億円が大阪市から大阪府に吸い上げられ、市民には大損だ」「住民サービスが不便になる」と気勢を上げた。安倍晋三政権批判の先頭に立つ民主党の辻元清美衆院議員も参戦し、「党派を超えて『大阪党』として立っている。ぜひ否決してほしい」と呼び掛けた。

その後、辻元氏らと共産党の街宣車に乗り換えた自民党の柳本卓治参院議員は「兄弟分のような感じだ」と共産党を持ち上げ、同党の山下芳生書記局長も「120年の歴史を持つ大阪市を廃止するのが都構想の正体だ」と訴えた。

安倍首相は都構想に一定の理解を示し、「反対」明言を求める党大阪府連にも首を縦に振ってこなかった。今後の憲法改正を見据えれば、「憲法改正は必要だ」と主張する橋下氏ら維新の党との連携は欠かせない。そうした状況で、首相を敵視する辻元、山下両氏らと共闘する党大阪府連には「みっともない」(党幹部)との声も上がっている。(引用ここまで

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自共民合作に怯え橋下市長、故人のたかじんさんを持ち出し必至に都構想賛成運動を展開する非常識?!

2015-05-14 | 橋下都構想

 

大阪版国共合作が日本の展望を創りだした!

http://shimizuba.com/

 

それに比べて、この不道徳!

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橋下市長支持過半数を切る!完全に潮目が変わった!橋下氏の手口と我儘身勝手見破られてきた証!

2015-04-07 | 橋下都構想

橋下市長支持率過半数届かず!5月を待たず潔く退陣せよ!

橋下市長の汚い、身勝手な手口が地元の奮闘で市民の前に暴かれ、潮目が変わってきました。この間の手口と今回の上西小百合衆院議員の除名問題、こうした手口は橋下氏の根本思想と思考回路、腐ったリンゴは排除しなければならないという思想と思考回路の危険性が浮き彫りになってきたということです。自分の身勝手を押し通すためには「敵」を徹底的に叩いて排除する思想です。

大阪都構想の先に何があるか!「説明できていない」という大阪市民の声の奥深いところに橋下氏の思想に対する不安・不信が噴出してきたのではないでしょうか。これだけアベノミクスの効果に失望あいている世論と重なります。自公政権でいじめられている国民の不信・不満・要求の切実さを「都構想」で切り返していこうとしたのですが、もはや、その姑息な手口が、化けの皮が剥がれてきたということでしょう。

松井府知事は「マスコミが取り上げてくれない」と言っていますが、マスコミが無批判的に、国民の不満をスリカエて持ち上げてきたからこそ、「維新」が、ここまで伸びてきたのです。「いまさら何を加況や」です。本質的にはマスコミは、未だ応援団です。全国的に、この世論調査の結果を報道していません!

それは安倍首相の憲法改悪のお仲間だからです。橋下維新の凋落が決まれば、次は安倍首相です。この二人のデタラメに振り回されるのは、もうジ・エンドです!

憲法を活かす地方自治と国政を全国津々浦々で実現する時です!アベノミクスの目玉である「地方創生」「教育再生」「日本を取り戻す」などのデタラメコピーは、戦後自民党政権の政治の破たんをゴマカス・スリカエる手口です。それは憲法を形骸化してきた政治の破たんを意味しています。

今こそ、地域に沈殿している要求を根こそぎ拾い上げて、それを生かす政治が必要です。真面目に働いても住民・国民にキックバックされない政治の仕組みを変えていく時です。大儲けをしている大企業・富裕層に身を切らせる政治の実現です。ゴマカシは許されません!

では、以下の記事をご覧ください。

産経 【世論調査】大阪都構想 反対47・5%で賛成36・7%を大きく上回る 本紙世論調査 【大阪都構想】 2015.4.5 18:27更新  http://www.sankei.com/west/news/150405/wst1504050045-n1.html
産経新聞社は4、5の両日、大阪市内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。橋下徹市長率いる大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」について、賛成は36・7%、反対は47・5%と反対が大きく上回った。3月14、15両日の前回調査では、賛成43・1%、反対41・2%で賛成がわずかに上回っていたが、反対の割合が大きく増えた。「反維新・反都構想」を旗印に他会派が連携して攻勢を強めており、街頭演説や集会などでの主張が一定程度浸透した可能性がある。
大阪市を5つの特別区に分割し、大阪府とともに役所機能を再編する都構想に賛成する理由は「二重行政が解消されるから」が45・1%とトップで、「思い切った改革が必要だから」(27・5%)「大阪の経済成長につながるから」(10・7%)が続いた。
一方、反対の理由は「メリットが分からないから」が41・0%と最も多く、続いて「住民サービスが良くならないから」(13・8%)、「行政の無駄減らしにつながらないから」(10・4%)となった。
都構想についての橋下氏の説明は「十分ではない」が74・9%(前回70・1%)、「十分」は17・4%(同22・8%)で、依然として有権者は説明が不足しているとみている。
また、5月17日に実施される見通しの、都構想の是非を問う住民投票について、投票率に関係なく、投票結果だけで都構想が実現することを知っているか尋ねたところ、「知っている」が70・5%、「知らない」は29・1%だった。さらに投票に「必ず行く」と答えたのは68・6%で、「たぶん行く」の22・7%と合わせて9割を超えた。
橋下氏を「支持する」とした人は45・1%(前回52・4%)で、「支持しない」の43・5%(同39・6%)をわずかに上回った。
■調査の方法 大阪市の有権者を対象に4、5両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1480件、うち1015人から回答を得た。調査は、共同通信社、毎日新聞社、毎日放送、関西テレビと協力して実施。得られたデータのみを共有し、各社が独自に分析した。(引用ここまで

読売 大阪都構想、賛否分かれる…橋下氏支持5割切る 2015年04月06日 03時00分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150405-OYT1T50115.html
特集 世論調査  
一地方選の大阪市議選(12日投開票)を前に、読売新聞社は3~5日、大阪市内の有権者を対象に世論調査を実施した。
大阪市を廃止して5特別区を設ける「大阪都構想」への賛否は、「反対」39%と「賛成」38%が拮抗している。
昨年9月の前回調査では、都構想について、「どちらかといえば」を含め53%が「賛成」、40%が「反対」と答えた。住民投票実施が決まったことを受け、賛否を二者択一で尋ねた今回は、賛成派が15ポイントも減り、反対派を初めて下回った。5月17日の住民投票を1か月半後に控える中、市民の賛否は二分されている。
橋下徹・大阪市長を「支持する」とした人は46%。就任半年後の2012年6月には71%に達し、前回も56%だったが、初めて5割を切った。橋下氏の支持率低下も、都構想賛成の割合が減った一因とみられる。2015年04月06日 03時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

共同通信 大阪都構想反対47%賛成36% 上西氏問題が影響か 2015/04/05 20:47   http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015040501001685.html
共同通信社が大阪市の有権者を対象に4、5両日実施した電話世論調査によると、大阪市を廃止し五つの特別区を新設する「大阪都構想」への反対は47・5%で、賛成36・7%を10・8ポイント上回った。3月14、15両日の前回調査では賛成43・1%、反対41・2%と拮抗していた。維新の党と傘下の政治団体「大阪維新の会」が除名を決めた上西小百合衆院議員の問題が影響したとみられる。都構想住民投票の前哨戦となっている大阪市議選でどの政党・政治団体の候補に投票するかを尋ねた質問で、都構想を推進する大阪維新は最多の28・9%だったが、前回から7・3ポイント減らした。(引用ここまで

毎日新聞 大阪都構想:反対上回る47.5% 賛成に10ポイント差 2015年04月06日 東京朝刊  毎日新聞世論調査
(抜粋)〈大阪市を廃止し、五つの特別区に再編する大阪都構想について、毎日新聞社は4、5日、大阪市内の有権者を対象に電話による世論調査を実施した。都構想に対する賛否は賛成が36・7%だったのに対し、反対は47・5%で、約10ポイント上回った。都構想についての橋下徹・大阪市長(大阪維新の会代表)の説明が十分かを尋ねた設問では、「十分ではない」が74・9%だった。
政党支持率は、自民党が24・2%で、橋下市長が最高顧問を務める維新の党の21・6%を上回った。次いで共産党8・4%▽公明党7・6%▽民主党4・6%。「支持政党なし」は30・1%だった。
政党支持層別の都構想への賛否をみると、維新は賛成93・3%、反対1・8%で賛成が大勢を占めた。都構想に反対する自民は賛成27・0%、反対61・2%だった。住民投票容認の公明は「分からない・無回答」が25・3%。無党派層は、賛成23・2%、反対49・9%だった。一方で、橋下市長の支持率は45・1%、不支持は43・5%だった。
都構想への反対が上回ったのは、統一地方選に入り、野党が組織固めや支持者への働きかけを強めているほか、衆議院本会議を体調不良で欠席しながら前夜に飲食店をはしごし、維新の党を除名された上西小百合衆院議員(31)=比例代表近畿ブロック=の問題も影響しているとみられる。【石川隆宣】(引用ここまで

都構想 自民支持者、反対急増 公明支持者、賛成・反対共に減り、分からない・無答が倍増 2015年04月06日  http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/43502841.html
http://www.sankei.com/smp/west/photos/150405/wst1504050066-p1.html

自民、反対票を掘り起こし 賛否に悩む公明支持層 本紙世論調査 2015.4.5 23:44  産経ニュース
http://www.sankei.com/smp/west/news/150405/wst1504050066-s.html
前回の賛成多数から反対多数にひっくり返り、大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は5日、記者団に「一喜一憂してもしようがない」と話した。しかし大阪維新や維新の党関係者には戸惑いが広がった。
大阪維新の大阪市議団幹部は、飲食店をはしごした翌日に国会を病欠したことで今月4日に除籍(除名)となった上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=の騒動が一因になったとみており、「しっかり処分したことを訴えていくしかない」と話す。
主な支持政党別に賛否をみると、
維新は賛成93・3%、反対1・8%(前回賛成86・6%、反対6・1%)
▽自民党は賛成27・0%、反対61・2%(賛成38・6%、反対47・0%)
▽民主党は賛成20・8%、反対74・6%(賛成15・7%、反対73・9%)。
▽公明党は賛成10・5%、反対64・2%(賛成18・1%、反対68・9%)
▽共産党は賛成9・6%、反対81・9%(賛成16・2%、反対68・9%)
となった。
反対を大きく伸ばし、巻き返しを図ったのは自民党だ。大阪市議団幹部は「これまでは橋下徹氏のメディアを使った情報戦に押されていた。選挙戦が始まり、街頭での活動を通じて反対の意見が浸透してきたのではないか」とみる。
「都構想には反対、住民投票実施は容認」という公明は賛成、反対ともに前回よりもポイントを減らし、「分からない・無回答」が前回の13・0%から25・3%に倍増した。
中央政界の意向を受けて、こうした難しい立ち位置にある公明府本部は市議選、府議選では都構想にほぼ触れず、府市両議会の実績をアピール。支持母体の創価学会も自主投票を決め、ある市議は「支持者にとって分かりにくい状況になっている」と漏らす。
一方、今回の世論調査では橋下市長の説明について再び厳しい見方が出た。維新幹部は「橋下氏は説明を尽くしている」と力説するが、説明が「十分ではない」と答えたのは都構想反対では90・1%、賛成でも55・2%に上っている。
松井氏は昨年から維新として都構想の演説を450回以上重ねているとして、「これ以上は無理。メディアもきちんと伝えて」と不満を漏らした
都構想を「よく理解している」は5・9%。自民幹部は「市民は十分に理解できず、不安に駆られていることが数字に表れている」と述べた。(引用ここまで

共同通信 橋下氏、住民投票否決なら引退 都構想めぐり 2015/01/07 13:50   http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015010701000986.html
 大阪市役所で記者団の取材に応じる橋下徹市長=7日午後
橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)は7日、5月に実施される見通しとなった大阪都構想の可否を決める市民対象の住民投票で反対が過半数となった場合、12月の市長任期を満了した上で「政治家を辞める」と明言した。市役所で記者団に語った。理由として「住民からノーを突きつけられたら僕の感覚が狂っていた、政治家としての能力がなかったということだ」と述べた。住民投票の結果、都構想が実現した場合に2期目の市長職や初代「大阪都」知事を目指すかとの質問には「そのとき考える」と述べるにとどめた。(引用ここまで

祝!読売世論調査 大阪「都」構想賛成が15%も減った!毎日・産経調査では反対が賛成を10%上回る!!2015年04月06日 | 橋下維新の会とハシズムhttp://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/0fc9b4c002acd229215610d46818a06e

大阪都構想、賛否割れる 新聞各紙が世論調査 2015/4/ 6 12:57
http://www.j-cast.com/2015/04/06232298.html
 

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沖縄の民意を否定する安倍首相が日米軍事同盟深化を謀りながら平和憲法を米国に押し付けられたと否定!

2015-01-16 | 橋下都構想

人権・民主主義・平和否定の安倍・橋下氏が本性を出さざるを得なくなる!

とうとう本性が出ました!安倍首相が野党である維新に憲法改悪を一緒にやろうと呼びかけました。しかも自民党が反対している大阪都構想に協力しよう、その見返りに、ということです。党利党略の典型です。しかもトップダウンで決めてしまうというのですから、この二人の独裁性が改めて浮き彫りになりました。それほど追い詰められているということです。弱いから、連合を組むのです。

更に言えば、大阪都構想の住民投票が憲法改悪の予行練習だと言い放ったことです。あまりの傲慢さは、国民・住民をバカにしていると言わざるを得ません。この住民投票についても、一度否決された条例を「密約」による、公明党の裏切り・公約違反によって復活させたものです。これほど民主主義を愚弄するものはありません。その点で公明党の公約違反は大問題です。

もう一つあります。安倍首相が現行憲法を「日本人自らの手で作ったとは言い難い」と全くの大ウソを言い放ったことです。このような大ウソを首相が言っても許される日本の民主主義は異常です。それは

1.現行憲法ができたのは、アメリカ中心のGHQが一方的に創ったものではないことです。
2.二つの世界大戦を経験し国際連合を組織した世界と日本の人権と民主主義の伝統を踏まえて創ったことです。
3.明治自由民権運動の歴史を反映したものであることです。その点では五日市憲法を評価した美智子皇后とは大違いです。
4.新しい選挙法にもとづいて選出された国会において制定されたことです。
5.部首相の言い分が正しいとすれば、マッカーサーを否定することになりますが、安倍首相は、このことを具体的に指摘できるでしょうか。
6.日本国憲法下において、マッカーサーが発した2.1ゼネスト禁止命令、公務員労働者の争議権を否定した政令201号、について、安倍首相は、どのように評価するのでしょうか。

ここに安倍首相の歴史を欺く、修正する思想が浮き彫りになります。このことについて、マスコミも政党も政治家も、具体的に指摘して追及していません。こうしたデタラメが積み重ねられているからこそ、安倍首相の身勝手が助長されているのです。

本来であれば、このような無知を曝け出す首相は、恥ずかしくて政界にいることすら憚れるものだと言わなければなりません。何故か。この手の知識は、高校生でも判る程度のものだからです。

では、以下記事をご覧ください。

日本人自らの手で作ったとは言い難い憲法とウソをつく安倍首相は辞職せよ!

憲法改正、首相が維新に協力求める2015年01月15日 08時41分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150114-OYT1T50131.html  
安倍首相は14日、関西テレビの番組に出演し、現行憲法について「日本人自らの手で作ったとは言い難い。21世紀の理想の姿を込めた新しい憲法を自らの手で書くべきだ」と述べ、憲法改正に改めて強い意欲を示した。その上で「与党だけではできない。維新の党に賛成していただければいい」と協力を呼びかけた。維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が進める大阪都構想については「二重行政をなくす意義はある。(5月予定の)住民投票で賛成多数となれば必要な手続きは粛々と行いたい」と評価した。2015年01月15日 08時41分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

沖縄の民意否定の安倍首相が住民自治を拡大する意義を説く資格なし!

産経 首相「都構想意義ある」 憲法改正でも維新に秋波  2015.1.14 23:33更新 http://www.sankei.com/politics/news/150114/plt1501140049-n1.html
安倍晋三首相は14日、関西テレビ番組に出演し、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が主導する「大阪都構想」について一定の理解を示した。同時に維新に対し、憲法改正に向け協力を求めた。自民党大阪府連が反対する大阪都構想に対して官邸サイドは表向き関知しない姿勢を示すものの、首相は都構想に理解を示すことで悲願の憲法改正に向けて維新をつなぎ留めたい思惑がありそうだ首相は番組で、都構想に関し「二重行政をなくし住民自治を拡大していく意義はある。(5月17日の)住民投票で賛成多数となれば必要な手続きを粛々と行いたい」と述べた。憲法については「変えていくのは自然なことだ。私たちの手で憲法を書いていくのが新しい時代を切り開くことにつながる」と述べ、改正に改めて意欲を示した。その上で「維新が憲法改正に積極的に取り組んでいることに敬意を表したい。維新や他党にも賛成してもらえれば、ありがたい」と語った。
これに先立ち、公明党の山口那津男代表は14日、都構想の住民投票に賛同すると方針転換した理由について「(大阪の)行政と議会がうまく機能していない。住民投票を検討する余地がある」と述べ、行政と議会の対立を打開するためだったとの認識を示した。大阪市内で記者団に答えた。大阪府市法定協議会会長の今井豊府議は14日、総務省を訪れ、都構想の制度案となる協定書を提出した。都構想に対し、自民党は大阪府連が反対し、党本部内も「大阪の線引きを変えるだけの話だ」(幹部)と冷ややかに見る向きが強い。首相が理解を示したのは、共同代表という維新の双頭体制が解消され、対決路線の江田憲司代表の影響力が強まっていることと無関係ではなさそうだ。首相が引き続き「責任野党」としての役割を維新に期待しているといえる。公明党が住民投票の実施容認に方針転換したことに関し、首相は番組で「全くない」と強調したが、維新顧問の松井一郎大阪府知事とパイプを持つ菅義偉官房長官が調整に動いたとの見方は消えない。(坂井広志)(引用ここまで

何故新しい時代を切り開くことにつながるのか不問!

東京 首相、憲法改正「自然なこと」 維新の協力に期待 2015年1月14日 20時58分http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015011401001750.html
 臨時閣議に臨む安倍首相=14日午前、首相官邸
 安倍晋三首相は14日、関西テレビの番組に出演し、憲法改正に強い意欲を示した。「憲法を変えていくのは自然なことだ。私たち自身の手で憲法を書いていくのが、新しい時代を切り開くことにつながる」と述べた。同時に、今後の改正項目の絞り込みに関し「これから議論するが、維新の党やほかの党にも賛成してもられえれば、ありがたい」と他党の協力に期待を示した。現行憲法について「成立して70年近くになる。占領下でできた経緯があり、日本人が自らの手でつくったとは言い難い」と指摘した。(引用ここまで

特定秘密保護法で政権の「プライバシー」を隠すというのか!

「公」を口実に新しい人権まで制限できるという思想を隠す安倍首相!

安倍首相は人権擁護派か!

時事 「憲法自らの手で書くべきだ」=安倍首相 2015/01/14-19:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015011400908
安倍晋三首相は14日午後、関西テレビの番組に出演し、現行憲法について「憲法ができた経緯は、占領下にあって日本人自らの手でつくったとは言いがたい。私たちは21世紀の日本の理想の姿を込めた新しい憲法を自らの手で書いていくべきだ」と述べ、憲法改正に改めて意欲を示した。首相は改憲の理由について「憲法ができて70年たっている中で、新しい権利も生まれてきた。プライバシー(の権利)もそうだ」と指摘。「どの条文ということはこれから議論していくが、維新の党あるいは他の党も賛成していただけるものがあればいい」と述べ、改憲に向けた他党の協力に期待感を示した。 首相は今年取り組む課題について、安全保障法制整備や農協改革などを挙げた。5月に行われる見通しとなった大阪都構想の是非を問う住民投票に関しては「賛成多数となれば、必要な手続きは粛々と行っていきたい」と語った。(引用ここまで

安倍首相と同根であることを改めて自ら白状した橋下市長!

産経 橋下氏「うれしくてしようがない」 首相の大阪都構想理解発言に  2015.1.15 18:13更新
http://www.sankei.com/politics/news/150115/plt1501150029-n1.html
維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は15日の記者会見で、安倍晋三首相が「大阪都構想」について「意義がある」と一定の理解を示したことに対し、「大変ありがたい。うれしくてしようがない」と述べた。首相が維新に協力を期待した憲法改正についても「憲法改正は絶対に必要だ。安倍首相にしかできない。できることは何でもしたい」と語り、全面的に協力する考えを示した。(引用ここまで

維新の体質は憲法改悪!江田代表白状!

産経 改憲めぐる首相秋波に慎重姿勢 維新・江田代表 2015.1.15 16:55更新 http://www.sankei.com/politics/news/150115/plt1501150022-n1.html
維新の党の江田憲司代表は15日の記者会見で、安倍晋三首相が維新に協力を期待した憲法改正について「憲法改正の前に優先課題が山積しており、そこにエネルギーをまず注入すべきだ」と述べ、当面は慎重に対応する考えを示した。「政府・与党ですら当面は憲法改正を封印するというので、わが方からどうこうするつもりはない」とも語った。(引用ここまで

政治の私物化を表明!

毎日新聞 維新の党:橋下市長「憲法改正必要…住民投票で予行練習」 2015年01月15日 20時46分http://mainichi.jp/select/news/20150116k0000m010106000c.html 
 維新の党最高顧問の橋下徹・大阪市長は15日の定例会見で、安倍晋三首相が前日のテレビ番組で憲法改正に維新の協力を求めたことについて「憲法改正は絶対必要。できることがあれば何でもしたい」と述べ、応じる意向を示した。5月に住民投票で実現の是非を問う見通しがついた大阪都構想について「(憲法改正の)予行練習ですよ」と述べた。
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反維新政治団体:20日に結成 統一選控え、大阪の首長ら     
橋下市長は改憲で必要になる国民投票を引き合いに「大阪は同じような形でこれから住民投票をやる」などと話した。安倍首相は14日の関西テレビの番組で、憲法改正について「与党だけではできるものではない」などと維新に協力を呼びかけた。都構想についても「一般論的には二重行政をなくす意義はある。論評は差し控えた方がいいが、住民投票で賛成多数となれば必要な手続きは粛々と行っていきたい」と述べた。【重石岳史】(引用ここまで

戦力ではなく武力である自衛隊を憲法改悪で認知させるのが安倍派!

産経 「自衛隊は他国から見れば武力だ」憲法改正で維新・松井顧問  2015.1.16 13:07更新 http://www.sankei.com/politics/news/150116/plt1501160019-n1.html
維新の党顧問の松井一郎大阪府知事は16日、戦力の不保持を定めた憲法9条に関して「自衛隊は他国から見れば武力だ。正直にこういうものがあると認めるべきだ」と述べ、改正に前向きな姿勢を示した。府庁で記者団に述べた。安倍晋三首相が14日の民放番組で憲法改正への維新の協力を求めたことに対し「協力したい。問題提起をしないのは政治家の責任放棄だ」と強調。党最高顧問の橋下徹大阪市長も15日の記者会見で「できることがあれば何でもする」と語っていた。(引用ここまで)

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今となれば橋下VS公明党・学界茶番の対立劇!総選挙前に仕組まれた?

2014-12-29 | 橋下都構想

有権者をバカにした橋下・維新の党と公明党・創価学会!

前号で橋下・維新の党と公明党・創価学会の「仲直り」について大いなる疑義を検証してみました。総選挙の結果を受けた公明党本部と学会の判断とありましたが、果たしてそうでしょうか?可笑しい!大ウソではないか!以下検証してみます。

あれほど敵意むき出しの総選挙立候補を取りやめた理由が曖昧!

大いなるナゾ!何故か!

今回の仲直りのナゾの説明責任は果たしているか!

デイリースポーツ 橋下氏 一転、公明への恨み「ない」 2014年11月26日http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/11/26/0007535920.shtml
恩讐の彼方に…何があった?記者団の質問に答える橋下徹大阪市長=大阪市役所
拡大写真はこちら
維新の党共同代表の橋下徹大阪市長(45)は26日、12月衆院選での公明党との全面戦争を示唆しながら、突然、撤収モードに転じたことについて「僕の心の中の基準に照らし合わせた」と説明した。かねて看板政策・大阪都構想を巡る公明党との遺恨から「人生最大の裏切りを受けた」「絶対に許さない」などと発言していたが、現在は恨みはないのかと問われると「いや、なにもないです」と語った。大阪市役所で記者団の質問に答えた。
橋下市長は、12年衆院選時の選挙協力の交換条件として都構想推進への協力を約束した公明党が、今年に入って反対派に回り、都構想が暗礁に乗り上げたとして憤慨。一時は12月衆院選で、自身も公明前職がいる大阪・兵庫の6選挙区に対抗馬として乗り込む政治闘争を示唆したが、23日に不出馬を表明。さらに維新が今回、当該6選挙区に対抗馬を擁立しないことを決めたことで、ナゾが深まっている。
記者団から撤退理由を聞かれると、橋下氏は「それが大阪のためになる、市民のためになるからです」と語った。かつて「死ぬまで公明の選挙区で立候補してやる」とまで発言したこととの温度差を問われると「僕の心の中の基準に照らし合わせたということです」と述べた。
12年衆院選時の公明との“約束”は、すでに反故にされたとの認識を示し、今回の対抗馬擁立見送りとの関連性は「(リンク)してません」とした。
橋下氏は、これまで公明党に対してはほかにも「(公明との)修復がなければ一生懸けて一緒に沈んでいく」「死ぬまで忘れない」と猛烈な公明批判を展開していた。しかし、この日、現在も恨みは続いているのかと聞かれると「なにもないです。ありません」と返した。
なお、今回の対抗馬擁立見送りに関して、公明党との交渉前進、譲歩案の有無が取りざたされているが、これまでに橋下氏や、松井一郎・維新幹事長も「ありません」としている。(引用ここまで

公明党を脅したのに、何故、脅しを止めたのか!脅しはポーズか!

マスコミ受けする挑発的言動を放置するマスコミの責任を糾すべき!

立候補取りやめで公明党に「恩と貸」を!

公明党・学界の橋下維新の党への屈服か!

スポニチ 橋下大阪市長 出馬撤回の理由は…公明“脅し”失敗 12・14衆院選「政怪ウオッチ」 [2014年11月25日 05:30]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/11/25/kiji/K20141125009346670.html
演説する大阪市の橋下徹市長(左から3人目)。左は松井一郎大阪府知事
安倍晋三首相(自民党総裁)の掲げるアベノミクスの是非が最大の争点とされる12月14日投開票の衆院選。注目の選挙区などに焦点を当てルポする。第1回は維新の党共同代表の橋下徹大阪市長。公明党と対立する、看板政策「大阪都構想」実現へ向け、立候補をにおわせるも一転、不出馬を決めた。24日の街頭演説では「ベストの判断」と強調したが、「都構想実現のため協力を取り付けようと公明党を“脅す”目的だったが完全に裏目」と指摘する関係者の声も。橋下維新、都構想はどこへ行くのか――。 
阪南市など大阪府下4カ所でこの日、演説に立った橋下氏。公明党が前職を擁立する区での出馬を見送った理由に関し「これがベストの判断と思ったからだ。大阪のためになる。批判、反発を恐れたからではなく、この後の結果を見てほしいとしか言えない」と強調。ともに出馬を検討していた幹事長の松井一郎府知事も「大阪に軸足を置き、しっかり活動していく」とし都構想実現を目指し来春の統一地方選に全力を挙げると訴えた。
2010年3月、当時府知事だった橋下氏と大阪維新の会が府と大阪市の二重行政を解消する目的で提唱した都構想。4年以上たった今も実現のめどは立っていない。維新にとって現在、必要なのは、かつて蜜月関係にあった公明の協力。当初、公明は協力姿勢だったが、府と市で設置した法定協議会で今年1月、橋下氏がいきなり5区分割案の集中議論を提案し、公明が反対に回ったため頓挫。その後、「民意の後押し」を目的に3月に橋下氏が出直し市長選を強行、反発した公明を含む他党が対立候補を出さず無投票で再選されたことで両党の蜜月関係も崩壊した。
両党に詳しい関係者は橋下氏が出馬をにおわせた目的を「公明に都構想での協力を迫る“脅し”以外の何ものでもなかった」と説明する。検討していた3区は公明候補が1996年の小選挙区比例代表並立制導入以降、09年を除いて全勝している牙城の一つで、しかも立候補予定なのは当選7回、地元の大物で現職の佐藤茂樹大阪府本部代表。公明からすれば負けられない選挙区といっていい。それだけに「勝っても負けても出馬すれば全面対決になる。本音は話し合いをし、協力を取り付ける算段だった」が「公明から想定外の反発を食らい、完全に“裏目”に出たというのが本音だろう」と指摘する。
 党内の声に耳を澄ませば知名度のある橋下氏の出馬を「追い風」と期待する声があったのも事実。江田憲司共同代表はこの日、横浜市内で「残念だが都構想実現のため何がベストか総合判断した結果だ。それを受け止めたい」とした。党の大阪市議会、府議会、12年の選挙で府下で当選した衆院議員らからは「市長職の“投げ出し”批判を食らわなくて済む」との声も多く聞こえた。
一方、公明では橋下氏の出馬見送りに安ど感が広がった。大阪や兵庫の小選挙区を最重点とする選挙戦を検討していたのが、比例代表も重視した従来の戦略で決着。党幹部は「率直に言って不出馬になりよかった」と胸をなで下ろした。行き詰まる都構想の実現に、衆院選での維新勝利も五里霧中。関西で自公に対する“最大の抵抗勢力”ともみられた橋下氏の出馬取りやめ。尻すぼみの感は拭えない。
 ▽大阪都構想 大阪市を解体して中核市並みの権限を持つ特別区に分割、大阪府とともに再編する構想。5区分割案は市内にある24区を5つの特別区に再編する計画。当初は7区案なども出ていたが、法定協議会で大阪維新の会が反対派委員を排除した上で決定。住民投票を経て17年4月の移行を目指しているが先月27日、大阪市議会、府議会はともに都構想の協定書(制度案)について公明、自民両党などの反対多数で否決。橋下市長と松井府知事は否決された協定書を、来年2月の両議会に再提出する方針。(引用ここまで

怒りはウソだったのか!国民をバカにしている橋下市長は即刻退場すべき!

橋下徹大阪市長「総選挙出馬」意欲満々!?やれる時にやらないと...2014/11/13 12:05
http://www.j-cast.com/tv/2014/11/13220754.html
「とくダネ!」はきのう12日(2014年11月)は永田町に解散風と伝えていたが、きょうは「突風に変わった」と司会の小倉智昭も目を丸くする。興味を持ったのは、どうやら橋下徹大阪市長が総選挙に出馬するのかしないのかだったようだ。
「公明党にやり返す」大阪、兵庫に対立候補擁立
きのう会見した橋下市長は「解散した場合、自身の立候補は?」と問われ、「いろいろ考えます。人生なんていつ終わるかわからない。あすあさって死ぬかもわからないので、やれる時にやらないと」と答えた。立候補に意欲満々といった印象だ。
突風に変りました
大阪市長の職はどうするのか。「まあ、ある意味仕方がないです」と言い切った。これまでは「大阪を務めてから」と頑なに国政への進出を否定してきたのだが、大阪都構想が府でも市でも動きがとれない状況にある国会に乗り込んで突破口を見つけ打というつもりなのか。
総選挙の矛先は「公明党だ」と明言する。「公明党にやられましたから、このままで人生を終わらせることはできません。終わらせる時には、やられたらやりかえす。1回やっておかないと納得できない」とケンカ腰である。大阪、兵庫の6選挙区に対立候補を立てると明言した。
2年前の衆院選では、大阪都構想への協力を得るため、「大阪維新の会」は公明党の候補者がいる選挙区には擁立しなかった。その後、公明党は都構想への反対に転じ、両者の対立は深まっていた。橋下の宣戦布告に公明党は「橋下さんがお考えになることですから」と受け流したが、橋下自身が国政に出てくるとなると無視してはいられないだろう。
来週19日に衆院解散、12月2日公示、14日投開票
あれよあれよという間に年内解散が既成事実となってしまったが、「消費税10%先送り」(毎日新聞)、「来月総選挙へ 消費増税先送り」(朝日新聞)と踏み込んで、投開票日は「12月14日か21日」と日取りまで出ている。安倍首相は17日に帰国するが、この日に7~8月期GDP速報値が発表される。これを判断材料に消費増税のライ姉10月実施か先送りかを決める点検会合が18日に行われ、年内総選挙から逆算すると衆院解散は19日で、12月2日公示、14日投開票というスケジュールが出てくる。日程が詰まり過ぎるので、1週間遅らせる案も出ている。
小倉「GDP速報値はアベノミクスの効果が現れたよという数値には、おそらくならない」
笠井信輔ニュースデスク「民間のシンクタンクが出したGDPの速報値があります」と出した数字は2.47%。先月上旬の予測「3.66%」より低い。笠井は「これで解散への勢いがついてくる」と話す。
アベノミクスが想定した数字が出ない。首相は消費増税を先送りしたい。ただ、自民党内には予定通り10%にすべしという声が強い。それがなぜ解散となるのか。これがわからない。永田町だけがわかっているらしい。(引用ここまで

1年前の橋下維新の会と公明党は?

国民・府民・市民をよそに政治的駆け引きでスリカエる!

橋下・松井氏を持ち上げるマスコミの意図は何か?

大阪日日新聞 駆け引き激化へ 都構想で府・市議会各党  2014年1月19日http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/compass2011/140119/20140119077.html
 公明党の山口那津男代表をはさんで乾杯する松井一郎知事(左)と橋下徹市長=14日、大阪市中央区のホテルニュータニ大阪 
橋下徹大阪市長率いる地域政党・大阪維新の会が目指す「大阪都構想」の是非は果たして決まるのか。維新が想定する住民投票の実施時期は今秋だが、市議会と府議会の議決が前提になる。自民党所属の木下吉信市議会議長は「落馬しない」と議会運営に慎重な姿勢を示すが、橋下氏が頭に描くのは「決」の一字。都構想をめぐる各党の駆け引きはことし、一気に激化しそうだ。
6日の大阪新年互礼会で、橋下氏をはじめ維新幹事長の松井一郎知事、同府議団代表の浅田均府議会議長と共に壇上に並んだ木下氏は「落馬しない議会での議論に注目してほしい」と公言。“維新包囲網”にあって「落馬しない」と強気に構えた背景には「今まで維新を担いでいた公明党が自民の議長を担いだ」という経緯が木下氏にあったからだ。
その公明は市議会、府議会のいずれも第一党の維新に次ぐ第二勢力であり、両議会の議席が過半数に達しない維新にとっては「ご意見を聞く」(維新市議)立場にある。都構想について「是々非々」の姿勢を保つ公明が14日に開いた新年会で、来賓あいさつに立った松井氏は、駆け引きの一端をのぞかせた。
府議会では公明の清水義人幹事長と話し合い、(協力関係は)順調に進んでいる
大阪維新の会幹事長の松井一郎知事が「(協力関係は)順調」と名指しした公明党府議団の清水義人幹事長は「(松井氏の)リップサービスだ」と意に介さないそぶりを見せたが、公明サイドが松井氏や維新代表の橋下徹大阪市長の言動を注視しているのは紛れもない事実だ。
14日の公明新年会で松井氏に先立ってマイクを握った橋下氏も、大阪都構想への協力要請に触れたが、「きょうはやめときます」と抑え気味だったことに、虚を突かれた公明府議の一人は「賢い」と感想を漏らした。「何でも頼る姿は反発を招くと考えたからだろう」と同府議は推測し、会場の空気を読んだ橋下氏を評価した。
■「決」「実」
そもそも、公明の公式的なスタンスは都構想の制度設計を進める法定協議会で府、市側が提示する内容を見定めることにあるが、一方で、都構想に対する住民の反応にも神経をとがらせている。
反対の人もいるが、大阪が変わるならと賛成する人もいる」とは公明府本部代表の佐藤茂樹衆院議員が抱く肌感覚。住民の賛否は「拮抗(きっこう)」しているというのが佐藤氏の見方だ
ことしの抱負を漢字一字に表す知事、市長の恒例行事で、「決」を選んだ橋下氏に続き、松井氏が示した文字は「実」だった。結いの党の江田憲司代表と面談して政策協議した15日、松井氏は政策が一致すれば2015年の統一地方選で候補者を一本化する意向を示し「分権改革が政策のど真ん中だ。各地に実行するグループをつくっていく」と続けた。
■暴れ馬
住民投票を実施して新しい大阪の形として大阪都に決めると意気込む橋下氏実行力や実現力を強調して政策を進めようとする松井氏-。両首長の言動を14年のえとの午(うま)にちなんで「暴れ馬」と自民党市議団の木下吉信議長は例え、都構想の鍵を握るとみられる公明の清水氏も手綱を引き締めるように語った。「御するのに大変だ
動きだした午年の大阪政界は橋下、松井両氏の維新が進める都構想の是非を軸に進むことは間違いない。国政における自民、公明の連立与党のように府政、市政において維新、公明が都構想でタッグを組むのか否か。政治的な駆け引きは激しさを増しつつある。(引用ここまで

クルクル、コロコロ変わる無節操な橋下氏の発言を批判しないマスコミ!

何を言っても許される橋下氏に対する泳がせ報道の意図は!

被害を受けるのは納税者である国民なのに幻想を振りまいてチャラにする!

週刊文春  公明叩きで自民にスリ寄る橋下市長の明日なき皮算用  2014年02月13日 12:02
http://blogos.com/article/80296/
僕は死ぬまで、公明の選挙区で立候補することをライフワークにしていく
2月8日、唐突に国政での公明党との対決を宣言したのが、日本維新の会共同代表でもある橋下徹大阪市長だ。橋下氏は大阪都構想の実現をめぐって市長職を辞し、出直し選挙に臨むが、そこで飛び出したのが公明党への恨み節だ。
一昨年末の総選挙で、維新は兵庫、大阪の6小選挙区で候補を擁立せず、公明を支援した。橋下氏の言い分は、都構想の住民投票実施まで公明は支えてくれるはずだったのに、大阪市を廃止して新設する特別区の区割り案絞り込みに反対したのは「人の道に反する。絶対に許せない」というもの。公明党と支持母体、創価学会のキーワードである「常勝関西」という言葉をあえて使い「常勝関西の流れを何とか断ち切るため、ありとあらゆる手段を講じていく」とまで挑発してみせた。
「橋下氏の強気は、東京での安倍政権の状況をにらんでのことだ」と公明党幹部は解説する。このところ安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認など公明が慎重な政策課題への積極姿勢を強め、みんなの党や維新との連携に前のめりになっている。「大阪で公明とケンカしても大丈夫だと踏んだのだろう」(同前)との分析だ。
だが、橋下氏の「恫喝」は、実はそれほど効いていない。次期総選挙は今のところ、再来年の2016年との見方がもっぱらだ。「その頃まで橋下維新が人気を保っているとは思えない」と自民党幹部は冷ややかだ。しかも、大阪市議会と府議会で維新は少数与党で、公明の協力なしでは立ち行かない。公明党側は橋下氏の挑発に「約束などない。言いがかりだ」と反発している。また、国政でも、前回衆院選で維新が野党第2党に躍進できたのは、公明党との選挙協力により大阪府の小選挙区で12議席を獲得したことが大きかった。大阪の自民党筋は「公明との選挙協力がなくなれば、維新は壊滅する。大阪でも国政と同じように自公の連携が強化される」とホクホク顔なのだ。
橋下氏の“打倒公明宣言”が出たのは、「維新政治塾」の2期目開講式。だが、応募者数は第1期の30分の1以下の94人にとどまった。同じ日、松井一郎府知事は吉本新喜劇に出演して存在をアピールしたが、天下取りをめざしたはずの「なにわのことも夢のまた夢」か――。(引用ここまで


東京スポーツ新聞社「大義」なんてあるの?橋下市長vs公明 2014年2月12日http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/233689/  

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公約違反の大阪型統一戦線分断を仕掛けた安倍政権応援の橋下市長と公明党の密約は沖縄の拡散を招く!

2014-12-29 | 橋下都構想

大阪第一党の維新の会114万の威力公明党を粉砕!公約違反に傾く!

公明党・学会本部の意向とはどんな意向か!

総選挙のやり取りは何を意味しているか!

橋下氏と公明党が大阪都構想について、密約を交わしました。これまで大阪で橋下氏を追い詰めてきた「統一戦線」の分断によって、大阪をいっそう「収奪のまち」に、「貧困のまち」にしていこうとするものであることを検証していきたいと思います。

この野望は、公明党にとってみれば、公約違反として、あの沖縄の自民党と同じ道を歩むことを意味しています。橋下氏にしてみれば、新しい政策の振りをしながら、関西財界の意向を貫徹するという、あの大飯原発再稼働の時と同じ意味だということになります。安倍政権にしてみれば、与党の足の乱れを克服して、いっせい地方選挙における勝利を確固としたものにする意図、次なる目標、憲法改悪に向かって布石を打ったということでしょう。

ではこのクーデター的密約はどのように報道されたか、検証してみたいと思います。

NHK 「大阪都構想」 公明が住民投票実施に賛成へ  12月26日 21時21分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141226/k10014321431000.html
 大阪府と大阪市を統合して再編する「大阪都構想」を巡り、大阪市の橋下市長らと対立してきた公明党大阪府本部は、都構想実現の是非を問う住民投票の実施に賛成する方針を確認しました。
大阪府議会と大阪市議会は、大阪維新の会と公明党を合わせると過半数に届くことから、住民投票の実施に向けて前進することになりました。
大阪市の橋下市長らと公明党大阪府本部は大阪都構想を巡って対立し、さきの衆議院選挙では、橋下市長らが公明党が候補者を擁立した大阪の選挙区からの立候補を検討した経緯があります
公明党大阪府本部は26日に会合を開き、衆議院選挙の比例代表で、橋下氏が共同代表を務めた「維新の党」が、大阪府でもっとも多い114万票余りを獲得したことなどを受けて、党本部から都構想への対応を検討するよう指示があったことが報告されました。その結果、公明党大阪府本部としては、都構想実現の是非について住民の意見を聞くことを拒む必要はないとして、住民投票の実施に賛成する方針を確認しました。
大阪府議会と大阪市議会は、大阪維新の会と公明党を合わせると過半数に届くことから、それぞれの議会で、都構想の設計図にあたる「協定書」が承認される可能性が高くなり、住民投票の実施に向けて前進することになりました。(引用ここまで)

TBS 大阪都構想めぐり 橋下代表らと公明幹部が会談  26日 11:42
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2381439.html
大阪都構想をめぐって、25日夜、大阪維新の会の橋下代表らと公明党の幹部が会談したことがわかりました。公明党側が都構想を進める上で、住民投票に向けて一定の歩み寄りを示したものとみられます。
大阪維新の会幹事長の松井一郎府知事によりますと、25日夜、大阪市内で橋下徹代表と公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆議院議員ら幹部が面会し、大阪都構想を実現するための住民投票などに対して、一定の賛同を得たということです。
公明党は非常に民意を大切にされる政党なので、賛否がわかれるのは代議員制でなく、住民の声を聴こうという思いはもっていただいているのかな。いい大阪をつくるために協力していこうということ」(大阪府 松井一郎知事
これまで公明党は、自民党などとともに都構想に対して、慎重な議論を求めてきましたが、今回、姿勢を一転させたことで、松井知事は、今月30日にも都構想の設計図を話し合う協議会を再開させるということです。
公明党の幹部は、「府議や市議と一切議論をしていないので、コメントは控えさせてほしい」としています。
橋下代表らは、今月の衆議院選挙で公明党候補のいる選挙区での立候補を検討すると表明したものの、出馬を見送っていました。(引用ここまで

産経 公明が住民投票に協力方針 維新・橋下氏らに伝える 30日に法定協再開へ【大阪都構想】 2014.12.26 11:24更新  http://www.sankei.com/west/news/141226/wst1412260027-n1.html
大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は26日、公明党府本部幹部と25日に会談し、看板政策「大阪都構想」の制度設計を担う法定協議会の早期再開を条件に、住民投票に向けた前向きな議論に応じることで合意したことを明らかにした。松井氏は「公明は非常に民意を大切にされる。(都構想の是非について)住民の声を直接聞こうという思いを持っているのではないか」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。
これを受けて、法定協の会長を務める松井氏は30日に法定協を開く。維新は大阪府市両議会で過半数割れしており、都構想の協定書(設計図)議案は10月の両議会で公明などの反対により否決された。松井氏と維新代表の橋下徹大阪市長は、公明の意向通りに法定協を再開し、協定書の修正に応じることで、来年2月の両議会に同議案を再提出。公明と合わせて両議会で過半数を確保し、議決・了承を得た上で住民投票の実施につなげる狙いがある。
関係者によると、橋下、松井両氏は25日夜、大阪市内で公明の佐藤茂樹府本部代表ら幹部と会談。佐藤氏らは橋下氏らに住民投票へ向けて条件付きで協力する方針を伝えたという方針転換の背景には公明の支持母体である創価学会や党本部の意向がある橋下氏が共同代表を務めていた国政政党「維新の党」が今回の衆院選で、府内の比例票を約114万票集めたことなどを重視したという。
ただ、法定協が再開されても野党の反発が予想されるため議論には時間を要するとみられ、橋下氏が掲げる平成29年4月の都構想実現は不透明だ。
公明は24年の衆院選で旧日本維新の会と協力。都構想への協力と引き換えに、維新は公明候補がいる大阪、兵庫の6選挙区に対抗馬を立てなかった。だがその後、議論の進め方をめぐって両党は対立。橋下氏が創価学会を念頭に「宗教の前に人の道がある」と批判したため、両者の溝は決定的となっていた。(引用ここまで

産経 【都構想】松井・橋下両氏と公明幹部が協議会再開合意 12/26 13:20
http://webnews.asahi.co.jp/abc_1_001_20141226003.html
再生する
   大阪の松井知事・橋下市長と公明党幹部が、大阪都構想の協議会を再開することで合意しました。こう着状態の都構想が動き始める可能性が出てきました。松井知事と橋下市長は25日夜、公明党府議・市議の幹部と会談し、大阪都構想への協力を求めましたこれに対し公明党側は、都構想の設計図を作る法定協議会の再開を求め、松井知事は今月30日に開催する考えを示したということです。松井知事は、「公明党は、これまでも入り口論でつぶそうとしたわけではない。法定協議会を再開すれば、しっかりいい議論ができると思っている」と述べました。大阪都構想の協定書は府議会・市議会で否決されていますが、維新側は、住民投票で決めるべきと主張して署名集めなどを始めています。さきの衆院選で維新が一定の勢力を確保したことなどで公明党側も軟化したものとみられ、公明党は、午後に会議を開いて今後の対応を協議します。(引用ここまで


産経 大阪都構想 公明が協力方針 維新・橋下氏らに伝える  2014.12.26 11:53
 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141226/mca1412261153013-n1.htm
大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は26日、公明党府本部幹部と25日に会談し、看板政策「大阪都構想」の制度設計を担う法定協議会の早期再開を条件に、住民投票に向けた前向きな協議に応じることで合意したことを明らかにした。松井氏は「公明は非常に民意を大切にされる。(都構想の是非について)住民の声を直接聞こうという思いを持っているのではないか」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。
これを受けて、法定協の会長を務める松井氏は30日に法定協を開く。維新は大阪府市両議会で過半数割れしており、都構想の協定書(設計図)議案は10月の大阪府市両議会で公明などの反対により否決された。松井氏と維新代表の橋下徹大阪市長は、公明の意向通りに法定協を再開し、協定書の修正に応じることで、来年2月の両議会に同議案を再提出し、了承を得た上で住民投票の実施につなげる狙いがある。
方針転換には公明の支持母体である創価学会や党本部の意向もあるという
関係者によると、橋下、松井両氏は25日夜、大阪市内で公明の佐藤茂樹府本部代表ら同党幹部と会談。その席で佐藤氏らは維新側に、住民投票へ向けて条件付きで協力する方針を伝えた。方針転換には公明の支持母体である創価学会や党本部の意向もあるという。
住民投票には法定協を再開し、府市両議会で議決を得る必要がある。法定協が再開された場合、野党の反発も予想されるため、議論には時間を要するとみられ、橋下氏が掲げる平成29年4月に「大阪都」に移行できるかは不透明だ。
公明は24年の衆院選で旧日本維新の会と選挙協力。都構想への協力と引き替えに維新は大阪、兵庫の6選挙区に候補者擁立を見送った。だが、今年1月に法定協での議論の進め方をめぐって維新と対立。橋下氏が、公明の支持母体である創価学会を念頭に「宗教の前に人の道がある」と批判したため、両者の溝は決定的となった。維新が単独で法定協を進行する構えをみせてからは、他の野党会派と「反維新」で共闘してきた引用ここまで

読売 公明、住民投票賛成へ…大阪都構想 2014年12月26日 http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20141226-OYO1T50002.html
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/photonews/article.html?id=20141226-OYO1I50001
橋下徹・大阪市長率いる大阪維新の会の看板政策・大阪都構想を巡り、公明党が都構想の制度設計を行う法定協議会の再開を条件に、都構想の是非を問う住民投票の実施に賛成する方針を固めた。公明党は、維新が単独で作成した都構想の制度案(協定書)について、10月の大阪府・市両議会で反対し同案は否決された。しかし衆院選で、維新の党が関西の公明党候補のいる6選挙区に対抗馬を擁立しなかったことなどを受け、方針を転換した。
両議会では維新は少数与党だが、公明党が賛成すれば過半数となる。今後、現在は中断している法定協が再開され、新たな制度案が完成すれば、両議会での可決を経て、大阪市民対象の住民投票が実施されることになる。
25日夜、公明党の両議会の幹部と、橋下氏、松井一郎知事(大阪維新幹事長)らが会談。公明党はこの席で、各党の府議・市議らでつくる法定協の再開を条件に、住民投票まで認める方針を伝えたという。
公明党の府議、市議は、都構想に批判的な立場を明確にしていたが、関係者によると、路線転換は、公明党本部などの意向という。
ただ、法定協が再開しても、改めて協定書を作成するのに時間がかかるため、都構想の是非を問う住民投票は、来年4月の統一地方選後となる見通しだ。
都構想については、現在、市民団体が、住民投票の実施を求める「プレ住民投票」の署名活動を行っているが、公明党が住民投票自体を認める方針に転換したため、中止される可能性も出てきた。
維新は2012年の衆院選で、都構想への公明党の協力を得る目的で公明党候補のいる大阪、兵庫両府県の計6選挙区で対抗馬を擁立しない選挙協力を実施。しかし、大阪市を複数の特別区に分割する区割りなどについて、早急に議論を進める維新に対し、公明党は「時期尚早だ」と反発した。
その後、橋下氏は出直し市長選に踏み切り、再選後に法定協から野党会派を排除。7月に維新単独で再開した法定協で制度案を策定したが、10月、府市両議会で多数を占める野党会派の反対で否決された。
橋下氏は「公明にやられたまま、人生を終わらせられない」として、今回の衆院選で自身は大阪3区、松井氏は大阪16区と、それぞれ公明党候補のいる選挙区での立候補を検討すると表明。しかし、「(不出馬が)都構想実現のためにベストの判断だ」(橋下氏)として出馬せず、他の4選挙区でも対抗馬擁立を見送り、結果的に6選挙区の公明党候補は全員当選した。2014年12月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun(引用ここまで

「現実」追随思想の公明党の本質浮き彫りに!

読売 大阪都住民投票、公明賛成へ…府市議会で過半数 2014年12月26日 13時27分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141226-OYT1T50045.html  
 橋下徹・大阪市長率いる大阪維新の会の看板政策・大阪都構想を巡り、公明党が都構想の制度設計を行う法定協議会の再開を条件に、都構想の是非を問う住民投票の実施に賛成する方針を固めたことが分かった。
 関係者によると、路線転換は、公明党本部などの意向という。衆院選で、維新の党が関西の公明党候補のいる6選挙区に対抗馬を擁立しなかったことなどを考慮したとみられる
 25日夜、公明党の大阪府・市両議会の幹部と、橋下氏、松井一郎知事(大阪維新幹事長)らが会談。公明党はこの席で、各党の府議・市議らでつくる法定協の再開を条件に、住民投票まで認める方針を伝えたという。公明党府本部幹部は26日、党本部などから維新への協力の指示があったとしたうえで、「都構想への賛成、反対は別として、住民投票の実施までは認めればいいということだ」と語った。
公明党は、維新が単独で作成した都構想の制度案(協定書)について、10月の府市両議会で反対し同案は否決された。両議会で維新は少数与党だが、公明党が賛成すれば過半数となる。2014年12月26日 13時27分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

読売 大阪維新に急接近の公明「押し付けられただけ」 2014年12月27日 11時58分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141227-OYT1T50019.html?from=yrank_ycont   
CM公明党表改1227社会
 行き詰まりから一転、実現の可能性が見えてきた大阪維新の会の看板政策・大阪都構想。
 公明党大阪府本部の幹部は26日、都構想の是非を問う住民投票実施への協力を正式に表明した。この1年、激しく対立してきた橋下徹・大阪市長率いる維新と公明党が急接近した背景には、党本部などからの強い働きかけがあった。
 「大阪府・市ともに維新が第1党という事実は重い
 26日午後、大阪市内の公明党府本部前。小笹正博幹事長(大阪市議)は、記者団に対し、方針転換の理由をこう説明した。
衆院選で、維新の党は大阪府内の政党別比例票でトップの114万票を獲得。大阪市内でも最多の33万票を得た。小笹氏は「(都構想に)一定の民意がある。有権者の意向は最大限尊重するのがうちの党の考え方だ」と、自身に言い聞かせるように述べた。しかし、衆院選が終わった後も、小笹氏は「国民が求めているのは景気回復と福祉。都構想ではない」「橋下氏の手口にまどわされないようにしたい」と話していた。歩み寄りの気配は全くなかったが、25日夜、橋下氏らと会談し、住民投票への協力を伝えた。小笹氏は26日、こう明かした。「党の中央から、都構想について住民が最終判断をすることを了解してもらえないかと話があった」
実は、公明党と維新が会談した前日の24日、小笹氏を含む府本部の幹部らは、東京・信濃町にいた。公明党の支持母体・創価学会の本部に急きょ、呼び出されたのだった。
支持者を心配させない方がいい。住民投票までは認めればいいのでは
創価学会幹部に言われ、府議らは維新との対立の経緯を必死に説明した。さらに党本部から、議会と首長との関係を正常化するよう求められ、最終的に住民投票まで認めることを決めたという。
こうした流れに対し、橋下氏から「宗教の前に人の道がある」などと激しく批判されてきた公明党の府議、市議らの不満は収まらない。
26日午後1時頃から府本部で開かれた緊急会議では「地元からの疑問に、どう答えたらいいのか」「なぜこういう判断になったのか」などと、幹部らに説明を求める声が噴出したという。出席者の一人は「みんな消化不良だが、幹部も説明できる立場ではないだろう。決まった話を押し付けられただけだ」と力無く言った。
一方、都構想の住民投票への道筋が開けた維新側には、歓迎ムードが広がる。都構想の制度設計を行う法定協議会は、30日に再開されることが決まった。
橋下氏は26日、公明党の方針転換について「30日の法定協でのやりとりを見てもらえればいい」と、笑みを浮かべて繰り返し、住民投票実現への手応えをにじませた。大阪維新幹事長の松井一郎・大阪府知事は仕事納めのこの日、府幹部を集めた会議で自信満々に語った。 「来年は変化の年になる。それを想定して、いろいろ考えてほしい
2014年12月27日 11時58分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

読売 「大阪都」住民投票5月17日…維新と公明合意 2014年12月28日 16時48分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141227-OYT1T50121.html?from=yrank_ycont
大阪都構想の是非を問う大阪市民対象の住民投票が、来年5月17日に実施される見通しとなった。
大阪維新の会と公明党が27日に合意した。住民投票で過半数の賛成が得られれば、同市を複数の特別区に分割して大阪府と統合再編する都構想が実現することになる。
この日、大阪維新の橋下徹代表(大阪市長)、松井一郎幹事長(大阪府知事)らと、公明党府議団・大阪市議団の幹部らが同市役所内で会談。維新側は今月30日に開く都構想の制度設計を行う府議、市議らの法定協議会で制度案の修正に着手し、来年1月中旬にまとめ、2月開会の府・市定例議会で採決するよう求め、公明側も了承した。
維新、公明を合わせれば、府・市両議会とも過半数に達するため、制度案の可決は確実だ。2014年12月28日 16時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun(引用ここまで

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捏造「リスト」づくりの職員は維新の会のファン!橋下市長はどう責任を取るか!「やらせ」をどう糺すか!

2012-03-29 | 橋下都構想

「維新の会」の捏造「リスト」問題はテレビでほとんど報道されていない!テレビが橋下「維新の会」の応援団になっていることが再確認できたのは何よりだ。だからこそ、今回の問題の意味を深めていくことが大事だと思う。そこで考えてみた。

この捏造「リスト」事件、これもまた労働組合を攻撃するための「やらせ」であり、そして公務員労働者を橋下市長の意のままに操る、これは突き詰めていけば市民サービス低下のための「やらせ」だ。以下の記事がそのことを示している。

捏造リスト提供者が維新塾応募 「橋下市長を応援」2012年03月28日02時02分
提供:共同通信 http://news.livedoor.com/article/detail/6409459/
 大阪市交通局の非常勤職員の男性(32)が職員情報を含むリストを捏造したとされる問題で、男性は大阪維新の会が次期衆院選の候補者養成のために発足の「維新政治塾」に応募していたことが27日、関係者への取材で分かった。交通局の調査に男性が捏造を認め、維新の会の杉村幸太郎市議に郵送したと説明していることも判明。関係者によると、男性は以前から維新の会や代表の橋下徹市長の活動を「応援している」と話していた。

リスト捏造元嘱託職員、維新塾に応募…選考で落選(2012年3月28日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120328-OYO1T00526.htm
 昨年11月の大阪市長選を巡り、前市長への支援を求める職員労組名義の職員リストを捏造(ねつぞう)した市交通局の元嘱託職員(32)(27日付で解雇)が、大阪維新の会の「維新政治塾」に応募していたことがわかった。ただ、維新は政治的中立性の観点から市職員の受講を認めておらず、元職員は書類選考で落選したという。 元職員からリストの提供を受けた維新の杉村幸太郎市議によると、元職員とは昨年、維新が市内全区で開いた区民会議を通じて知り合った。政治塾への応募は先月末、元職員から打ち明けられたという。市幹部によると、元職員の職場のパソコンには維新のホームページを閲覧した形跡があった。維新側に取り入るため捏造リストを提供した可能性もあるが、杉村市議は「政治塾に入れてほしいと頼まれたことはない」と話している。

今回橋下市長の大阪市の職員が市のパソコンを使って捏造「リスト」を作っていたようだが、この間橋下市長が言っていたことからすれば、大問題だ。個人情報の漏洩という点からみても、かなりの「不祥事」だな。しかも、この個人情報が橋下「維新の会」のために使われたのだから、もう話にならない。

橋氏「維新の会」は、この捏造「リスト」事件を使って「税金で食っている公務員はルールを守れ」と条例制定の波を作ろうとしていたことは明らかだ。まさに自作自演の「やらせ」だったのだ。これまでもそうだったが、世論誘導によって己の政治を貫徹しようとしたのだ。

大阪市交通局:市長選リスト問題 捏造断定 何のため 組合「犯人視責任を」、維新「追及問題ない」2012年3月27日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120327mog00m010013000c.html
 リストは何のために作られたのか--。大阪交通労働組合(大交)が昨年の大阪市長選で作成したとされた平松邦夫・前市長の推薦人紹介カード配布リストは、一転して職員の捏造(ねつぞう)と断定された。職員は事実を認めておらず、動機は謎のまま。組合と市の選挙協力の証拠と指弾してきた大阪維新の会市議団は「議会で取り上げたことに問題はなかった」と釈明するが、ぬれぎぬを着せられた形の組合側は「開き直りだ」と批判している。【原田啓之、津久井達】
 「法を守るべき公務員としてあるまじき行為で、誠に情けない」。26日夕、市役所で西口進・総務部長ら交通局幹部3人が記者会見し、謝罪した。
 幹部らはこの数時間前、昨年5月に1年契約で採用された事務補助の男性非常勤嘱託職員(非組合員)を問いただしていた。当初は「知らない」と無関係を装ったが、パソコンの履歴を「動かぬ証拠」として突きつけられると絶句したという。
 聞き取りに立ち会った市特別顧問の野村修也弁護士は「この職員には、局内で推薦人紹介カードの配布など選挙活動がまん延していることへの問題意識があった」と捏造の背景を推察した。
 交通局の非常勤嘱託職員は二十数人。この問題を追及してきた維新の杉村幸太郎市議(33)=平野区選出、1期目=がリストの提供を受けたのも「非常勤嘱託職員」だといい、同一人物かどうかに注目が集まる。
 杉村市議によると、大交の選挙活動に憤りを感じていた点も同じ。昨秋から接触し、大交が市長選期間中に配布した違法な選挙ビラを含め、数件の情報提供を受けた。リストは「組合支部長が職場のリサイクルコーナーに置いた資料を持ってきた」と説明。捏造発覚後、入手ルートなどを確認しようとしたが、26日夜の時点で連絡が取れていないという。
 杉村市議は「疑惑があれば議会で質疑するのが私の仕事。間違ったことはしていない」と険しい表情で語った。橋下徹市長も報道陣に「トップとして申し訳なく思う」と陳謝する一方、「職場内での政治活動という事実自体が消えたわけではない」と持論の組合適正化を進める考えを改めて表明した。しかし、“犯人視”された組合側は怒りが収まらない。リスト問題の報道後には事務所へ抗議電話が殺到したという。ある組合幹部は「議会でならでっち上げでも取り上げていいのか。発言の影響を認識し、責任を取るべきだ」と批判している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇組合リスト問題の経過◇
 <2011年>
11月27日 大阪市長選で「大阪維新の会」の橋下徹代表が平松邦夫前市長を破り当選
 <2012年>
 2月 6日 杉村幸太郎・維新市議が平松前市長の推薦人紹介カードの配布リストの存在を公表、組合に嫌疑が向けられる。組合は作成を全面否定
 〃  7日 橋下市長がリストの信ぴょう性を調査する方針を表明
 〃 10日 市議会市政改革特別委員会で杉村市議がリスト問題を追及
 3月 2日 組合が無印公文書偽造・同行使などの容疑で、容疑者を特定せずに大阪地検に告発
 〃 14日 維新市議団が地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで大阪地検に告発
 〃 26日 市交通局が30代の男性非常勤嘱託職員がリストを捏造したと発表

橋下市長の発言をみると、この捏造「リスト」の「やらせ」を反省していないことが良く判る。「口元チェック」の時、校長を弁護し、「命令」を出したのは教育委員会だと、自分の誤りや責任は不問に付していた。しかも、人権問題ではなく程度の問題に矮小化されてしまった。

今回も市長は「申し訳ない」と口では言っているが、本当のところはそう思っていない。杉村市議は「疑惑があれば議会で質疑するのが私の仕事。間違ったことはしていない」、橋下市長は「職場内での政治活動という事実自体が消えたわけではない」と捏造「リスト」を利用したことについての、誤りとその責任については、全く反省していない。それどころか、正当化している。

大阪市議会 リスト捏造で紛糾(2012年3月28日 読売新聞)http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120328-OYO1T00165.htm?from=top
審議が紛糾する大阪市議会に臨む橋下市長(27日午後10時8分)=竹田津敦史撮影
 大阪市議会は最終日の27日、捏造(ねつぞう)された職員リストを基に市交通局の労働組合を追及した大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)の市議への対応などを巡って紛糾。原発住民投票条例案は否決したものの、橋下市長の就任後初の編成となる2012年度一般会計予算案など主要議案の採決は28日未明にずれ込んだ。 本会議は27日午後2時40分すぎに開会したが、会派間の調整がついていない事項が多かったため、数分後に休憩入り。議場の傍聴席にいた市民らから「エー」というどよめきが起きた。 市議が退席すると、橋下市長は審議が深夜に及ぶことを見越し、傍聴者に冗談めかして、こう言った。
 「これが市議会です。最低でしょ。今日は帰った方がいいですよ」
 最ももめたのは、職員リストの捏造問題だ。午後4時半すぎに開かれた交通水道委員会の代表者会議。 自民市議は、この問題について維新代表である橋下市長に記者会見を開いて説明するよう要求。民主系市議も2006年の民主党の偽メール問題を持ち出し、「(偽メールを国会で取り上げた)議員は辞職した」と畳みかけ、共産市議も維新市議の責任を追及する協議会の開催を要請した。 維新側が「いったん持ち帰って対応を協議する」としたため、2時間以上中断。最終的に、交通局長から捏造の経過説明と謝罪を求めることで各会派が合意したものの、維新市議や橋下市長への対応についてはまとまらず、28日に再協議することになった。維新幹部は「なぜ予算を審議する委員会でそんな話を持ち出すのか」と憤った。

「最低」なのは、橋下「維新の会」だ。「予算を審議する委員会で」と正当化しているが、今回の問題の背景や原因の究明、「維新の会」がどのように関係したかなど、事実経過を説明する責任があるのに、それを棚にあげていることこそ問題だ。ま、「説明」したとしても免罪できないのは当然だ。責任を果たせということだからだ。何故ならば、これまでは橋下市長と「維新の会」が言ってきたことを、そのまま自分たちに当てはめて考えろということだ。こういうことを許しておくから、「やらせ」や橋下「維新の会」が「民意」を口実にやりたい放題になるのだ。

この問題は橋下「維新の会」にとって致命的な問題であるのだが、そうなっていない!

それにしても、こういうやりとりがあるのに、マスコミは、この「やらせ」の意味を語らず、テレビで連日報道もしないのだ。橋下市長は、北朝鮮の「ミサイル」問題、民主党内の消費税問題に助けられているようにも見えるから、笑ってしまう。

今回の「やらせ」が起こるのはマスコミにも大きな責任がある。捏造「リスト」づくりも、マスコミが橋下「維新の会」を時代の寵児であるかのようにもてはやしたからだ。しかもこのような「不祥事」を続けても橋下市長が跋扈できるのは、マスコミの対応が大きな要因だ。今後もマスコミの対応を監視していきたい。第4の権力が、国民目線を忘れた時、どんな国になるか、注視していきたい。

またしてもやらせの政(まつり)起こりたり免罪の符を難波のムラに

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税金でメシを食っている市長が「捏造」資料を使って組合を攻撃していた部下の責任は取らない無責任

2012-03-27 | 橋下都構想

税金でメシを食っている市長が「捏造」資料を使って組合を攻撃していた部下の責任は取らない無責任さについて

福島の被災地に行っている間に、とんでもないニュースが入っていた。やっぱり!だった。
だが、許せないのは、橋本市長の対応だ。

橋下市長「法律家として危ないなと感じていた」(2012年3月26日22時13分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120326-OYT1T01083.htm?from=popin
 大阪市長選を巡り、前市長の支援を求める市交通局の職員リストが嘱託職員の捏造(ねつぞう)だとわかったことについて、橋下徹市長は26日、報道陣に「法律家としてちょっと危ないなと感じていた」とした上で、「捏造をした職員の責任で、大阪維新の会や(リストを公表した)市議には何の問題もない。僕の部下である市職員がやったことは大変申し訳ない」と話した。


「法律家としてちょっと危ないなと感じていた」だとさ。では何故、その時にそのようなことを言わなかったんだよ。これって人を騙すってことだよね。

「危ないなと感じていた」職員リストを使った「部下」である維新の会の議員には「何の問題もない」って、オイオイ、チョッと待てよ!維新の会の責任者は誰なんだよ!

部下の責任を問えば、己に責任になるんだよな。だから「何の問題もない」って言ってることぐらい誰が見ても判るぞ!

「僕」の「部下」である「市職員がやったことが大変申し訳ない」と言ったようだが、だったら責任は取らないのか?!どっちにしても、これで己の主張の「正当性」を根拠づけたのではないのか?これで労働組合のジメージダウンを狙って思想調査をやろうとしたのではないのか?市庁舎から労働組合の事務所は出て行け!ってことになったのではないのか?

この無責任市長は、辞職すべきだよね。部下の「維新の会の議員の責任はない」と言っておきながら、「市職員がやったことは大変申し訳ない」のであれば、責任を取りなさい。

この対応について、職員アンケートをやったらどうか?勿論「無記名で」だ。

労組リスト関与疑い職員の退職金留保…橋下市長(2012年2月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20120208-OYT8T00484.htm?from=popin
 昨年11月の大阪市長選を巡って市職員労組名義で前市長の支援を求める職員リストが作成されていた問題で、橋下徹市長は、3月末に退職予定の職員の関与が疑われる場合、退職金の支給を留保するよう指示した。 職員リストには、交通局職員約1800人分の氏名や、前市長の後援会加入を求める紹介カードの配布・回収状況を確認する欄などがあり、3月末で定年退職を迎える非組合員の管理職も複数含まれていた。組合側は作成を否定しているが、橋下市長は特命チームをつくって調査する方針を示しており、「(調査で関与が浮上した場合)『もう退職している、退職金は満額支給した』では済まされない」としている。 また、橋下市長は、市長選期間中に前市長が市役所前で演説した際、始業時間前の市職員が大勢並んでいたことを問題視。「一体誰からどのように知らせが出たのか。偶然集まるわけはない」として調査を指示した。

橋下市長、捏造リスト公表「何の問題もない」(2012年3月27日16時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120327-OYT1T00537.htm
 大阪市交通局の嘱託職員(31)が、昨秋の市長選を巡り、前市長への支援を求める職員労組名義の職員リストを捏造(ねつぞう)していた問題で、橋下徹市長は27日、「客観的な証拠から、内部告発者が捏造した高い蓋然性が認められる」と述べ、この嘱託職員が大阪維新の会(代表・橋下市長)市議団に内部告発したとの見方を示した。 市役所で報道陣の取材に答えた。橋下市長は、事実経緯などから嘱託職員と内部告発者が一致している疑いが強いと維新市議団から報告されたことを明らかにし、「維新は内部告発者と職員が同一だと見ている」と語った。 維新が捏造されたリストを市議会で公表したことについては、「捜査機関と同じだけの容疑を裏付けてからじゃないと質問もできないなら、役所の追及はできない。維新の指摘で市が調査し、組合のぬれぎぬを晴らした。何の問題もない」と述べ、擁護した。 問題の嘱託職員はこの日も同市西区の交通局本庁舎に普段通りに出勤。同局の担当者が前日に引き続き、動機面などについて事情聴取を行っている。


捏造の責任取らぬ無責任労組を責める橋下をこそ

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「最終章」?橋下「維新の会」旋風にやられないための知恵、自民も民主もダメならば何が・・・

2012-02-25 | 橋下都構想

橋下「維新」旋風は、性格は日本のマスコミとどのように闘うか、それに尽きるかな?マスコミの教唆扇動によって、あたかも国民の「世論」のような「錯覚」「幻想」が日本国中に生まれている。

復興宝くじが一日で70億円も売られたと新聞が報道していた。国民の善意もあるが、もう一つは、国民生活の閉塞状況だろうな。夢を買っているのだろう。
宝くじは「買わなくては当らない」というコピーがCMで流されていた。嫌なら買わなければ良いのだ。だが、CMが流されることで、あたかも「当る」かのような錯覚に陥るのではないか?「当る」かもしれないから、とりあえず買っておこう。外れても復興資金になる。カンパのつもりなのだ。

これそのものは人間の良心の一面を示している。

だが、復興は、本来は政府の責任でやるべきことだし、政策によって大儲けした大企業・財界が出すべきことだ。それが本来の「身を切る」ということだ。それは廻りまわって企業の利益にもなるから、躊躇せずやれば良いのだが、日本の企業や政府はそういうことはしないで、公務員バッシングを煽って、利用して、「公務員賃金を復興に回す」とか「増税によって復興に回す」とか、「法人税減税によって景気回復を」などとごまかしているのだ。だが実際は法人税減税をしても、景気は回復してこなかったし、企業はどんどん海外に出ていったではないか。公務員賃金を下げても民間賃金は上がらなかったし、むしろ所属税収入が減ってしまったではないか。

さらに直近では今もって被災地にカネが廻っていないことを首相自身が認めなければならないほど、迅速性という点でやる気のなさを証明してしまった。政府とそれを支えている財界の手法の嘘っぱちぶりが証明されてしまった。

こうした手法は、手品のマジック、別の言葉で言えばトリックと言える。そのマジックやトリックが見抜かれないように必死になって、毎日毎日ウソを垂れ流しているのだ。

マスコミや自民党などは、野田政権を批判して見せているが、その批判は「もっと早く悪政をやれ」と激励しているに過ぎない。財界やアメリカなどはちっとも困ってはいないだろうな。

こうして一見すると「政治不信」が醸成されているかのように見えるが、実際は「アラブの春」のような大変革が起こらないようなトリック、装置なのだ。

橋下「維新」は、そうしたウソが見抜かれないようにするために、「既成政党」への批判勢力として、また新興勢力として毎日毎日ウソを垂れ流されているのだ。

そのウソを検索してみると判る。それは「維新」という言葉が使われた時には必ずついて廻る言葉をみれば、よく判る。それは何か、「復古」だな。

明治「維新」の時は、「王政復古の大号令」で使われたように「諸事神武創業ノ始ニ原キ」=天皇制だった。それが今でも続いている。

昭和「維新」の時は、二大政党政治腐敗・行き詰まり・国民の不満を天皇制軍国主義によって変えていくことだった。「国家社会主義」から「国家総動員」体制だった。天皇制がより強化され、アジアへの侵略を正当化するために、行き詰まった大陸侵略を「東亜新秩序建設」とごまかし、欧米の反撃に対しては「ABCD包囲網」などの「脅威論」が煽られ、「欲しがりません、勝つまでは」「日本人なら贅沢はできないはずだ」などと国民をその気にさせたり、「非国民」「国賊」のレッテルをはったのだった。

では平成「維新」はどうか?「船中八策」の一部をみれば、「復古」は浮き彫りになる。
道州制導入、TPP参加や竹中平蔵元蔵相礼賛など、新自由主義政策の推進、日米同盟推進や憲法改悪などをみると、旧い政治の枠組みの範囲内の政治が見えてくる。

それは「日の丸・君が代」の意味や由来、果たして来た歴史と役割などを教えず、「命令」によって従わせようとすることなどは、旧い体質そのものだ。「嫌なら公務員を辞めろ」は旧憲法的発想だ。

しかもこうした手法は、国民の閉塞感と不満を解決するかのような「新しさ」「勇ましさ」を装いながら、「強いリーダーシップ」「決定できる民主主意」などのプロパガンダをマスコミを使って垂れ流しているのだ。だが、こうした手法は、戦後幾たびか繰り返されてきた。

70年代初頭、ロッキード事件などによって自民党の信頼が崩れ、共産党が躍進し安保廃棄、大企業への規制、憲法擁護の課題を軸にした自民党に変わる政権構想が各党から出された時、「新自クラブ」の登場だ。だが、彼らは自民党に戻ることになった。

90年代は佐川急便、金丸金脈など政治不信が極点に達した時、熊本県知事だった細川護熙知事がつくった「日本新党」の登場だ。「政治改革」を標榜して小選挙区制と政党交付金制度をつくった。この時も「政権交代をめざす二大政党政治」がコピーだった。だが肝心の要の細川首相自身が佐川急便と関係しいたことで、あえなくダウン。以後「新進党」をはじめとして政党の離合集散が繰り返された。55年体制が「崩壊」したと言われたが、政治の枠組みは自民党的枠組みだった。

こうした手法は90年代後半、談合によって誕生した森内閣への批判をかわすために、自民党政治を「ぶっ壊す」「改革には痛みが伴う」「備えあれば憂いナシ」と叫び、劇場型政治を演出した小泉構造改革誕生の時に、再び繰り返された。

さらに、2000年代後半には、小泉内閣以後、小泉構造改革の化けの皮が剥がれつつあった時の自民党短期政権への批判を「国民の生活が第一」と煽り、「マニュフェスト」に期待を集めさせ、「二大政党政治による政権交代」というプロパガンダによって政権交代に集中させ「官僚政治から脱却」「政治主導」「事業仕分け」などと期待を持たせた時と同じパターンなのだ。

だが、それらはまさに「方便」だったのだ。政権交代のための。国民の運動によって起こるだろう「瑞穂の国の春」を先送りするためのトリックだったのだ。

その装置は「今」も続いている。どんな現れ方をしているか。それは国民の期待を実現しようとする勢力と民主党内にある構造改革派の矛盾(綱引き)によって「国民の生活が第一」政策が具体化できないという事態だ。

こうした事態を「政治が前に進まない」「党内がまとまっていない」「指導力がない」「早く早く」などの「批判」を展開することで政治不信を煽っているのだ。

こうして「既成政党だらしなさ」論(観)が醸成されているのだ。事実、国会で挙げ足ばかり取る自民党の支持率は一向に向上していないし、政権復帰は望めそうにない。自民党自身が民主党路線と同じだから、政策の根本的違いを見せることができないからこそ、揚げ足とりになるのだ。その場面ばかり見せ付けられた国民がどのような感情を抱くか、一目瞭然だ。

民主党が連合を基盤にした政権であるならば、連合はストでも打って「国民の生活が第一」の実行を迫っていくべきだろうが、労使協調路線だから、そういうことはしない。むしろ消費税増税を迫っているのだ。

だから根本的違いを見せている共産党や全労連を登場させると、それらの違いが国民に判ってしまう。国民の不満が共産党へ流れることだけは避けたいので、黙殺するのだ。これは細川新党のときに経験していることだ。

こうした状況のなかで、橋下「維新の会」が自民党を離れた議員たちを母体につくられ、そこに橋下府知事が加わり、「維新の会」と言えば誰でも当選してしまうような世論操作が行われたのだ。これは都議選の時「民主党」というだけで当選してしまった新人候補者がいたのと酷似している。

政治によって生活苦が改善されず、ますます酷くなっていく生活におびえ、嫌気のさした国民が、「既成政党」批判をして彗星のように登場してきた「維新の会」を宝くじを買うように一票を投じるのは当然だな。このことは「アラブの春」のように街頭に出てデモや集会をやるのではなく、劇場型政治の「観客」として、政局報道の「世論調査」の対象国民として、マスコミを眺め、時には街頭インタビューに応えていることで政治が変わってくれれば、こんな楽なことはない。

だが、ブレイクした俳優や芸人、流行がコロコロ変わっていくように演出された劇場型政治は、手を変え品を変えても、国民の生活自身が変わらない、いやむしろ悪化していくのだから、不満や要求はますます熾烈になっていく。それは政治の本質が旧態依然だからだ。

だからこそ、ますます刺激的なパフォーマンスを求めていくのだ。橋下市長の言動と「政策」は、こうした現実を背景にしているのだ。

そのような時、「朝日」(24日)に「小沢民主党元代表に聞く」が掲載された。小沢批判を展開していた「朝日」が裁判の動向の変化で登場させたようだが、小沢元代表は
「国民に税負担を強いる前にやることがある。自民党と同じ制度に乗っかったまま『カネがない。だから増税』では国民は理解しない」
「予算編成は自民党時代と同じ各省の積み上げ方式で、政策の優先順位は全く入っていない。補助金と政策経費など優先順位をつけることのできる予算が毎年30数兆円ある。いらないものを廃止すればよい。統治機構を根本から変えて中央集権体制から地域主権体制へと抜本改革すれば、二重三重の行政のムダを省ける」
「彼(橋下市長)は小泉的な大衆を引きつける力と、小泉氏にはない理念的なものの考え方を持っている。かなりの人物だと思う」
「(「船中八策」)見せてもらったが、『決定できる責任を負う民主主義・統治機構』『自立する個人、自立する地域、自立する国家』という主張は全く同感。我が意を得たりだ。旧体制を壊して新しい仕組みをつくらないと本当の改革ができないという考えも全くその通りだ」
と述べている。

小沢一郎氏こそ、自民党政治の行き詰まりに対して、新しさを装いながら、政界・政党を壊しながら、新しい政界・政党をつくり、化けの皮が剥がれると、別の政界・政党をつくり、国民の批判をかわしながら、政界・政局のキィーパーソンとして君臨してきたのだが、その新しさを装いながらマスコミに扇動され育てられてきたのが、まさに橋下「維新の会」なのだ。それが小沢元代表に「全く同感。我が意を得たり」と言われてしまうのだ。やはり根っこは同じだ。興味深い。

さてもう一つ。「旧体制を壊して新しい仕組みをつくらないと本当の改革ができない」「統治機構を根本から変えて」って、これって革命をめざす共産党のこと?かと思ったら、保守を自認する小沢元代表だったのだ。しかも「既成政党」批判を展開している「橋下維新の会」なのだ。

「今」国民は、自民もダメ、民主もダメと言い、「無党派層」という勢力が調査によっては7割にもなるような意識状態がある。橋下「維新の会」を求める世論がうなぎのぼりだ。影が薄くなってきたみんなの党は必死になって「本家はこっちだ」と言わんばかりに、橋下「維新の会」に擦り寄っている。惨めだ。同時に石原新党など、「既成勢力」は橋下「維新の会」の政権構想であるらしい「船中八策」に刺激されて競って「既製品である憲法改悪」を唱えはじめてきた。

小沢元代表の「今」は、こうした状況を計っているのだろう。そういう言葉に溢れていたインタビューだったと思う。

共産党で言えば、どうだろうか?ならば、共産党は国民にどんな政権構想を、「今」提起するか。それが試されているのかもしれない。「共産党はそんな力はないから、幅広い人たちと一致する要求課題にもとづく政権構想を提起しない」というのであれば、国民は他の政権構想に惹かれて、その勢力に一票を投ずるだろう。この間の40年の歴史が、特に90年代後半に820万人もの人たちが共産党に一票を投じた歴史が教えている。

そこで、共産党についてだが、大雑把に言えば、共産党は、「民主連合政府」をつくると言っている。これそのものは小沢・橋下流に言えば「統治機構を根本から変えて」いく方向を提起したものになるだろう。詳しくはhttp://www.jcp.or.jp/jcp/Koryo/参照を。そこではこう述べている。

当面のさしせまった任務にもとづく共同と団結は、世界観や歴史観、宗教的信条の違いをこえて、推進されなければならない。・・・統一戦線の発展の過程では、民主的改革の内容の主要点のすべてではないが、いくつかの目標では一致し、その一致点にもとづく統一戦線の条件が生まれるという場合も起こりうる。党は、その場合でも、その共同が国民の利益にこたえ、現在の反動支配を打破してゆくのに役立つかぎり、さしあたって一致できる目標の範囲で統一戦線を形成し、統一戦線の政府をつくるために力をつくす。

「さしあたって一致できる目標の範囲」というのが、赤旗で言えば「一点共闘」ということだろうか?だが、世の中は橋下「維新の会」の会の政権構想である「船中八策」でうごめいているのだ。これをデタラメというだけでは、変革の好機を活かすことはできないだろう。

ところで共産党は、今「資本主義の枠内で可能な民主的改革」を強調している。大雑把に言えば、以下のようになるのだろう。

天皇制も「『国政に関する権能を有しない』などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する」と現憲法を尊重擁護する立場から認めている。
自衛隊は「海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる」
共産主義といえば企業の「国有化」と思い浮かべる国民が多いかも知れないが、そんなことは言っていない。「大企業にたいする民主的規制を主な手段として、その横暴な経済支配をおさえる」として「国民の生活と権利を守る『ルールある経済社会』をつくる」と述べている。

「アメリカへの事実上の従属国の地位から抜け出し、日本国民は、真の主権を回復するとともに、国内的にも、はじめて国の主人公となる」「日本の社会発展の次の段階では、資本主義を乗り越え、社会主義・共産主義の社会への前進をはかる社会主義的変革」の「課題」として「主要な生産手段の所有・管理・運営を社会の手に移す生産手段の社会化」を述べ、「社会の発展のあらゆる段階を通じて、私有財産が保障される」と、企業を廃止して国有化するなどとは一度も言っていない。東電の「国有化」に最も反対しているのは、共産党だろう。

さらには地方政治では「『住民が主人公』」を貫き、住民の利益への奉仕を最優先の課題とする地方自治」の「確立」をめざすと「自立する地域」を掲げているし、「真に平等で自由な人間関係からなる共同社会」と」「自立する個人」の尊重を示している。

その点で「国有化」で言えば、政党交付金に依存し、これなくして政党の運営が成り立たない共産党以外の政党は、税金で成り立っているという点においては「国有化政党」だろう。共産党こそ、「民営化政党」なのだ。これこそ「官から民へ」の対象にしなければならない。

アメリカに対しても、日米安保条約を10条に基づいて廃棄を通告する、米軍基地を撤去させ、アメリカの軍事費の肩代わりを止め、そのカネを国民のために使うと言っている。経済的にもTPPなどのようにアメリカの言いなりになるのではなく、日本の食糧自給率の向上と食糧安保を掲げている。民族主権擁護が中心で、国家の「自立」を掲げている。そして対等平等の日米友好条約を締結すると言っている。

こうした共産党の方向は、正確に言うとかなり違うが、橋下「維新の会」や小沢元代表流に言えば、「統治機構を根本から変えて」「旧体制を壊して新しい仕組みをつくらないと本当の改革ができない」という方針と同じように見える。

だが、マスコミは既成の枠組みを根本的に変革しようとしている共産党を「既成政党」の枠組みに押し込め、国民の批判を恐れて悪政を実行できない自・民・公などへの批判を装いながら、実は旧い体質に依存しながら登場してきた橋下「維新の会」を「統治機構を根本から変えて」「旧体制を壊して新しい仕組みをつくらないと本当の改革ができない」勢力として描くいうトリックを使って国民の支持を集めさせようとしているのだ。

繰り返すが、小沢元代表と橋下「維新の会」の「改革」論(観)と共産党の改革=革命論の違いは、比較すると面白い。だが、「今」注目されているのは、どっちか、ハッキリしている。

問題は、国民が、「今」どっちを選択するかだ。それが「今」鋭く問われているのだ。そのためにマスコミは何を国民に提供するかだが、これもハッキリしている。これまでと同様に提供などはしない。だが、それで良いのだろうか。国民の目に何が映るか、だ。メッセージ性だ。

ところで共産党は全国に「草の根の支部」「赤旗」など、独自のメディアをもっているようだ。それに対して橋下「維新の会」のメディアはマスコミだ。民主党、自民党などは機関紙を持っているようだが、主要なメディアは、マスコミだ。共産党に関して言えばマスコミはほとんど当てにならないだろう。こうした条件をそのままにしていては国の形は変わらないだろう。

このようなマスコミの状況をどのように変革していくか、それも国民目線から言えば、メディアを国民的なものに変革していく作業も、実は日本の「民主的改革」の大きな課題だろう。共産党は「企業の内部を含め、社会生活の各分野で、思想・信条の違いによる差別を一掃する」と述べているが、日本の主要なメディアであるマスコミは「社会生活の各分野で、思想・信条の違いによる差別を一掃する」重要な対象者である。この課題とリンクしながらでなければ、国民の苦難を解決すること、民主主義は実現できないだろう。共産党的に言えば「国民が主人公」の社会の実現なのだ。

そのことはソ連・東欧諸国の変革やアラブの春などはメディアが大きく貢献したこと、新自由クラブ・日本新党・小泉旋風と「政権選択」「政権交代」旋風から何を学ばなければならないか、そのことが「今」日本中に問われている。

「今」国民が何故、橋下「維新の会」という宝くじを買うのか、この宝くじはゴマカシの宝くじだが、宝くじを買う人たちのこころまでゴマカシとは言えない。この人たちと一緒に宝くじを買おうとする要求をこそ社会変革の大道に収斂できるようにしなければならないだろう。

いくたびも繰り替へさるる新の文字国の形の先みつめつつ
幸せを呼び込む宝くじ求む民のこころの深き襞見る

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