安倍語録の最終局面に最後の一手は何か!
藤井7段に訊いてみたい!
加計学園が「真実」を言っていたら
安倍首相の「ご意向」を使ったオレオレ詐欺!
安倍首相は「腹心の友」であっても
国家の最高責任者を自認するのであれば
加計孝太郎氏に憤慨しなければならない!
告訴告発・認可取り消しの「指示」をしなければならない!
加計学年との「癒着」が事実ならば
韓国前大統領のように弾劾されなければならない!
安倍晋三首相ウソをつきとおすならば
本人はもとより
自由民主・公明党も奈落の底に突き落とされる!
東京 加計学園主張と愛媛県文書検証 「面会虚偽」なら整合性欠く 2018年5月30日 朝刊
安倍晋三首相と加計(かけ)孝太郎理事長の面会はうそだったという学校法人「加計学園」の主張は信用できるのか-。愛媛県の新文書には、二〇一五年四月に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が県などに国家戦略特区の活用を提案するまでの流れが矛盾なく記載されている。しかし、学園側の主張通り、首相と加計氏の面会がなかったとすると、一連の流れのつじつまが合わなくなることが本紙の分析で鮮明になった。 (池田悌一、中沢誠)
新文書には「加計学園からの報告」として、加計氏が一五年二月二十五日、安倍首相と面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と言われたと記されている。だが、学園は今月二十六日、この面会は「実際にはなかった」と文書で主張した。
新文書には、学園が中心となって学部新設に奔走する様子が記されている。
一五年二月の文書には、今治市からの報告を通じた学園側の情報が記されている。学園は市側に加藤勝信官房副長官(当時)と面会したと知らせる一方、「学園理事長が安倍総理と面談する動きもある」とも伝えたとされる。加藤氏は記者会見で二月十四日に学園側と面会したと認めており、信ぴょう性は高い。
三月作成の文書には、「二月二十五日の首相と加計氏の面会を受け」と明記し、首相面会が実現したことを前提に、学園側が柳瀬氏から資料提出を指示されたと記されている。資料を手渡すための柳瀬氏との面会は、「3/24で最終調整中」とも。二月二十五日の面会時に「新しい教育戦略」という資料を首相に渡したという具体的な記述もある。
柳瀬氏との面会は調整通り実施された。学園側は三月二十四日に首相官邸で柳瀬氏と面会し、県と市と一緒に内閣府地方創生推進室の藤原豊次長(当時)に相談するよう指示を受け、四月二日午前十一時半の日程が決まった。柳瀬氏が一行に「首相案件」と告げたとされる同日午後三時の官邸訪問も設定された。この日程は文部科学省で見つかったメール記録と符合する。
二月二十五日の首相面会を契機に一連のやりとりは進んでおり、「実際にはなかった」とすれば、三月二十四日の柳瀬氏との協議や四月二日の官邸訪問がなぜ実現したのか、との疑念が膨らむ。なぜ学園が架空の面会を予告したのか、なぜ柳瀬氏が資料提出を指示したのか、なぜ首相に渡した資料名まで具体的に偽る必要があったのか…。説明のつかないことばかりだ。(引用ここまで)
赤旗 加計疑惑 これが「丁寧な説明」か新たな疑惑 次々と浮上衆院予算委閉会中審査 2017年7月25日(火)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-25/2017072503_01_1.html
安倍晋三首相出席のもとで開かれた衆院予算委員会の閉会中審査。焦点となったのは首相自ら「真摯(しんし)に説明責任を果たす」と約束した学校法人「加計学園」の獣医学部新設の疑惑ですが、関係者を含め核心部分に「記憶ない」「記録ない」を連発、首相は「公正なプロセスを踏んできた」というものの、新たな疑惑が次々と浮上しました。
(写真)質問する宮本徹議員(左)=24日、衆院予算委
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日本共産党の宮本徹議員が追及したのは、1月4日の公募で示された「平成30年度(2018年度)開設」というあまりに短い準備期間です。加計学園と同様に獣医学部新設を目指していた京都産業大学も、準備期間不足を断念の理由に挙げています。
宮本氏は、内閣府と文科省が16年11月に実施した意見公募(パブリックコメント)にも「準備期間が非常に短期間。特定の案件に絞り込んだ恣意(しい)的な期間設定」などの批判や疑念が多数寄せられていたことを指摘(表)。山本幸三地方創生担当相は「パブコメの概略は聞いている。その中には、そういう話もあったと聞いている」と述べ、疑念や批判を認識していたと認めました。
宮本氏は「加計学園しか間に合わないと知りながら条件を決めたということだ。文字通り加計ありきだ」と強調しました。
民進党の玉木雄一郎議員の質問に、松野博一文科相が存在を認めた文科省の内部文書「加計学園への伝達事項」も重大です。同文書は昨年11月の国家戦略特区諮問会議での獣医学部新設の決定直前に、加計学園に「文部科学省として懸念している事項をお伝えする」目的でつくられたもの。日本共産党の小池晃書記局長が5月25日の参院文教科学委員会で追及しましたが、同省は存在を認めてきませんでした。
加計学園は、国家戦略特区の提案者ではないため、形としては今年1月に事業者に応募して初めて今治市での獣医学部新設に関わることになりました。伝達事項は、11月の諮問会議での獣医学部の新設決定や今年1月の事業者決定以前から、文科省が加計ありきで手とり足とり指導していたことを示しています。
同時に伝達事項は加計学園に対し、獣医学部新設の条件とされた既存獣医学部との差別化や、獣医学部として全国最大となる160人の定員の具体的需要の説明について注文をつけ、学部新設に必要な教員確保や施設整備、資金計画などについても「万全な準備を行っていただきたい」と強調しています。加計学園による獣医学部新設を容認しつつ、同学園の構想や教員確保、資金力に懸念を表明しているのです。
一方、山本担当相は24日の質疑でも、加計学園の方が京産大より教員確保が進んでいたと主張。伝達事項と矛盾する認識を示しました。
宮本徹議員が紹介したパブコメに寄せられた意見
●2018年度開設の期限をなぜ切るのか。そもそも実現可能な大学が決まっており、形だけの手続きではないか。スケジュールありきでなく、しっかりと、新たなニーズに応えられる大学の具体的な構想をヒアリングし、特区の趣旨の実現性により判断すべきである
●2018年度の開設に限定されているが、準備期間が非常に短期間となっており、特定の案件に絞り込んだ恣意(しい)的な期間設定と思われる。用地確保や建設に関わる標準的な準備期間を考慮して、常識的な開設期間とすべきではないか
●文部科学省との調整期間を考えるとパブリックコメントが発表された時点で教員の確保など周到な準備を完了していないと事実上困難である
加計申請 1月まで「知らず」
首相の説明に疑問噴出
安倍首相は答弁で、加計学園の国家戦略特区での獣医学部新設計画について、国家戦略特区諮問会議で事業者に加計学園が認められた今年1月20日まで知らなかったとの認識を示しました。民進党の玉木雄一郎氏から「今年1月20日になるまで加計学園、加計理事長が特区で獣医学部をつくりたいという意図をもっていたことも知らなかったのか」と問われ、安倍首相は「その通りだ」と答弁しました。
同学園の加計孝太郎理事長との会食やゴルフを重ねてきた安倍首相。24日の予算委で、民進・大串博志政調会長は、首相と加計氏との接触が第2次安倍政権で、公になっているものだけでも14回にのぼると指摘。「獣医学部新設を願い出ていることが話題にものぼらなかったのか」とただすと、安倍首相は「『獣医学部をつくりたい』『今治市に』といった話は一切なかった」と断言する一方で、「私は知りうる立場にはあった」とも述べました。
加計理事長は昨年、関係大臣と面会を重ねるなど獣医学部新設に向けて精力的に動いており、諮問会議の議長も務める安倍首相が今年1月20日まで「知らなかった」と説明したことに、野党から強い疑問の声があがりました。
諮問会議が獣医学部新設を議論しているさなかの2016年9月7日に、戦略特区を所管する山本幸三地方創生担当相は加計理事長と面会。山本氏は「加計理事長から今治市と共同で獣医学部新設を提案したのでよろしくとあいさつがあった」と述べています。さらに16年8月23日、加計氏は、学園の理事が旧知の間柄だった山本有二農水相を訪問するのに同行。就任あいさつのなかで、獣医学部を四国に新設する計画だと説明しました。
16年9月には、獣医学部新設をめぐり、前川喜平前文科事務次官が和泉洋人首相補佐官から呼び出され、「総理は自分の口からは言えないから私が代わりに言う」と対応を早く進めるよう要請されたと証言しています。
「記憶にない」7回繰り返す
安倍首相 元秘書官
「加計学園ありき」で計画を進めてきたとされる安倍晋三首相の側近らは「記録にない」「記憶にない」「覚えていない」を連発し、疑念はさらに深まりました。
2015年4月2日、愛媛県今治市の企画課長と課長補佐が首相官邸を訪れた際に、柳瀬唯夫・首相秘書官(当時)と面会していた―。民進党の今井雅人議員は関係者の証言として、柳瀬氏が「希望に沿えるような方向で進んでいます」と今治市側に伝えたことを紹介。今治市側は「ついにやった」「秘書官に会えた。びっくり。絶対に誘致できる。さすが加計さん。総理にも話ができるんだ」と喜び合ったといいます。
今治市の職員と会ったのかという質問に柳瀬氏は「記憶はありません」「(会った記憶も)覚えてございません」と7回も繰り返しました。同時期は今治市が国家戦略特区に獣医学部新設を提案する2カ月も前。自治体の課長クラスが首相官邸を訪れるのも異例です。
首相官邸の入館記録を確認すれば面会の事実は分かるはずだという質問に、安倍首相は「誰と面会したかの記録は保存されておらず確認できなかった」と答弁しました。
前川喜平・前文部科学事務次官は昨年9月9日、和泉洋人・首相補佐官から「総理は自分の口からは言えないから、自分が代わって言う」と学部新設にむけた速やかな対応を求められたと面会の日時を特定して証言。9月29日、10月17日にも同氏と面会し、同様の対応を求められたと説明しました。
これに対し和泉氏は「(前川氏と)どんなやりとりをしたか覚えていない」というあいまいな答弁をしながらも、自身の発言については「記憶にまったく残っていない。したがって言っておりません」と全否定しました。
閉会中審査での発言
■前川喜平・前文部科学事務次官
和泉補佐官に呼びだされ「総理が自分の口からは言えないから、自分が代わって言うと」国家戦略特区での獣医学部推進を求められた
■和泉洋人・首相補佐官
(自身の発言について)「記憶にまったく残っていない。したがって言っておりません」
■柳瀬唯夫・首相秘書官(当時)
(今治市の企画課長らと首相官邸で面会した事実について)「お会いした記憶はございません」
「首相説明は噴飯もの」
小池書記局長が批判
日本共産党の小池晃書記局長は24日の記者会見で、同日の衆院予算委員会の閉会中審査で、安倍首相が「加計学園」の獣医学部新設計画について、国家戦略特区諮問会議で「加計学園」が事業者として認められた今年の1月20日まで知らなかったと述べたことについて問われ、「噴飯ものだ。学園理事長の加計孝太郎氏と“腹心の友”である総理が知らなかったなんてありえない」と厳しく批判しました。
小池氏は、文科省の一連の内部文書には「加計学園」ありきで議論が進められてきたことが示されていると指摘し、「全体として加計学園を前提にして議論が進んできた。あの説明では国民のみなさんも納得ができない」と強調しました。(引用ここまで)