増税で税を払えない国民を増やして「国家破綻」助長の「朝日」、どう責任を取るか?今から指摘しておこう。
貧困層の味方か、富裕層の味方か、次第に明らかになってきたのでは?
今日の「朝日」の一面にとんでもないコメントがあったので、また言いたくなってしまった。メモしておこう。
「国家破綻」を防げ 編集委員 小此木 潔
「景気が悪いのに増税とは何事か」「ムダ削減が先決」。いずれの意見にもうなずきたくなるが、増税を先送りしていけば、未来はどうなるだろう。
待っているのは「国家破綻」ではないか。野田政権が前途多難を承知で消費税率引き上げ方針を決めたのも、その危機感からにほかならない。
政治は今こそ、増税を言うと選挙に不利だといったソロバン勘定でなく、国民のために行動しなけれぱならない。先の参院選で「消費税は当面10%」と打ち出した自民党はもちろん、増税に反対の野党も、年明けから国民の目の前で本格的な議論に入るべきだ。
党利党略と足の引つ張り合いばかりが目立つ国会だが、消費税という政策をめぐって冷静に論じあうことが、熟議の場として再生する好機ではないか。
絶対に避けるべき「国家破綻」とは、財政の破綻であり、社会保障と経済社会全体の危機でもある。
やがて1千兆円を上回る政府債務(借金)が雪だるま式にふくれあがれば、日本の国債が売られ、暴落する日が来る。国債を保有している銀行が巨額の損失をこうむり、金融恐慌と大不況に陥りかねない。
大量失業で家計も社会も困窮する。年金も医療、介護などの福祉も荒廃し、国民全体が苦難を味わう。
こうした破綻を防ぎつつ、大震災からの復興を進め、社会保障の安心を土台に新しい時代の経済成長を促進したい。そのために増税は求められている。
政府が想定しているよりも高い経済成長や行政改革で増税幅を圧縮することは可能だ。増税時期や弱者対策などでも素案を修正する余地はある。与野党協議と国会論戦で、国民にとっての「成案」に鍛え上げよう。その大仕事に政治は汗をかくべきときだ。
>待っているのは「国家破綻」ではないか。野田政権が前途多難を承知で消費税率引き上げ方針を決めたのも、その危機感
チョッと待った!すでに破綻しているだろう!「備えなければ憂いなし」「改革には痛み伴う」との小泉「改革」を煽ってきたことの総括はどうなっているのか?
>党利党略と足の引つ張り合いばかりが目立つ国会
だいたい二大政党制を煽ってつくってきた責任をかんじていないね。
>やがて1千兆円を上回る政府債務(借金)が雪だるま式にふくれあがれば、日本の国債が売られ、暴落する日が来る。国債を保有している銀行が巨額の損失をこうむり、金融恐慌と大不況に陥りかねない。
「やがて・・・ふくれあがれば、・・・なりかねない」なんて曖昧だな。「国債を保有している銀行」の金を使って予算を執行してきたこと、その予算がどこへ回されてきたか、それを問わないのは、意図的だな。この「銀行」がどれだけの法人税を払っているのか、それもハッキリさせてほしいものんだ。
>大量失業で家計も社会も困窮する。年金も医療、介護などの福祉も荒廃し、国民全体が苦難を味わう。
すでにこういう事態は起こっているのではないか?それが判っていないな!
>こうした破綻を防ぎつつ、大震災からの復興を進め、社会保障の安心を土台に新しい時代の経済成長を促進したい。そのために増税は求められている。
「新時代の経済成長」方式か?やっぱりこれまでと同じやり方だな。これではホントに「国家破綻」が雪だるま式に大きくなっていくだけだな。
同じ「朝日」の3面には、
>10%の場合所得250万円未満は11万7565円の負担、1500万円以上25万7328円の負担
だそうだ。これをみれば、消費税増税が誰にとって過酷か一目瞭然だ。「国債を保有する銀行の損失」を口実に、脅しをするとは、呆れる!だいたい貧困層への課税の実態をもっともっと紐解くことをせず、増税を煽る「朝日」はホントに問題だな。
「朝日」の4面には、この間の国民の運動というか、批判を反映しているような記事が書かれている。こんなことを北朝鮮報道のように、キャンペーンをはってきたら、日本はもっと変わったはずだが、それをずっと黙り続けてきたのは誰か!
>税制改革案には、所得税や相続税の最高税率の引き上げなど、収入や資産が多い人への増税策が盛り込まれた。消費増税は低所得者の負担感が強くなるため、減税が続いて軽くなっていた富裕層の負担を重くし、公平感を高めるねらいだ。
このことは「朝日」自身が低所得者層への負担が大きいという消費税の本質を認めたことだと思うが、以下の失敗を検証しようとはしない!何故か?また何故75%復活を求めないのか?
>所得税の最高税率は、1980年代には課税所得8千万円超の人を対象に75%かかっていたが、消費税の導入などに伴い減税が繰り返された。収入が多い人にお金を使ってもらって景気をよくしようという考え方からだった。
これは破綻したのでは?検証すべきだ。
>いまの最高税率は40%で、課税所得1800万円超に一律にかかっている。このため、所得が2千万円でも1億円でも同じ税率で、超高所得者の税負担が軽くなりすぎているとの批判が出ていた。今回の改革案では、2015年1月からは新たに課税所得5千万円超の税率を45%に引き上げる。財務省によると、対象になるのは3万人ほどという。所得が増えるにつれて階段状に高くなる所得税の税率構造は、いまの6段階から7段階に増える。
対象の3万人、一体この人たちはどういう人たちか?ハッキリさせる必要があるだろう!また5千万円以上は45%というが、1億円、2億円はどうするのか?このことを何故踏み込まないのか!「汗をかくべき」は、こっちのほうではないのか?
アメリカで起こった99%運動は日本でも起こさなければイカンかな!
「起て!飢えたるものよ!仲間割れのときではない!、富裕層に向かって団結せよ!」かなぁ~?
追記
こういう3万人に眼を向けなせないで、公務員バッシングをする意図が、今日の、この記事でまた判ったな。
マスゴミの貧困層に背を向ける記事配信をニンマリとす
今日の「朝日」の「国際版」「壇上の正恩氏発言なし」の記事を読んだので、
かの国の大将の声なしといふ現人神も玉音による
もう一つ。「朝日世論調査」のなかに、「首相にふさわしいのは」とあったので、
回答者数2240人の中で、
石原慎太郎185、橋下徹127、小泉純一郎91、北野武68、池上彰56、東国原英夫53、小沢一郎38、孫正義32、石破茂30、前原誠司21
これが世論だそうだ!かの国より良いか?情けないけど・・・。
最後に、こんな記事もあった!「首相にふさわしい」とされたお人の東京にあったお話だ。
非正社員 続く厳冬 「ホームレス減ってない」2011年12月30日 「東京」朝刊
東京都庁など高層ビル街のはざまにある新宿中央公園。二十九日午後七時すぎ、市民団体「新宿連絡会」の炊き出しが始まると、白い息を吐きながら、ホームレスの人たちが列をつくった。
「仕事はしたい。でもどうすれば良いか分からない」。キムチチゲの「ぶっかけ飯」を受け取った徳島県鳴門市出身の男性(34)は話した。
今夏、正社員で勤めていた東京都内の建設会社が倒産。九月ごろから新宿で路上生活を始め、初めての年末を迎えた。「仕事さえ見つかれば元の生活に戻れると思ったが、それが見つからない。アスファルトに座っていると、腰から下の感覚がなくなるくらい冷えるなんてこの年で初めて知った。何でこんな生活しているんだろう」
炊き出しに並んだのは二百五十人ほど。たき火を囲んだり車座になったりして、ほおばっていた。
厚生労働省は、今年の年末年始に困窮者を支援しない理由を「通年で対策をとっており、住居喪失離職者も減っているため」と説明。しかし、今月の「つながる総合相談ネットワーク東京」の相談会には、前年比約二十件増の約二百八十件の声が寄せられた。
事務局の後閑(ごかん)一博さんは「ホームレス状態の人は減っていない。最近仕事を失った人も多い」と話す。
同ネットワークは三十~三十一日と来月二~三日、都内の公園などで軽食の配布や相談を行う。三十日と二日は午前十一時から午後五時まで、0120(843)530で問い合わせを受ける。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011123002000025.html
厳冬に晒されし者あまたあり非正規はけん瑞穂の国に
非正規の溢るる街にキムチチゲどこかと問へば東京といふ
今朝の天声人語を読んで、天声人語子に対して思ったことをメモしておこう!
▼一つの虚構を守るために十のうそを創り、それを支えるのに百のうそが要る。金正日(キム・ジョンイル)総書記を亡くした北朝鮮で続く「神秘現象」だ。聖地白頭山では湖の氷が音をたてて割れ、平壌(ピョンヤン)のハトは弔問所に入ろうと窓をつつく。青い稲妻も伝えられた。
現人神の国、日の本も同じでは。細石信仰やヤタガラス信仰をみれば、ね。
▼どれも「金王朝」と跡継ぎに箔(はく)をつけるためらしい。髪形や体形を祖父に似せた金正恩(キム・ジョンウン)氏はもう最高指導者と呼ばれ、「21世紀の太陽」「愛の化身」と称(たた)えられる。若い偶像には、国営メディア総がかりで権威を重ね着させねばならない。それも大急ぎで。
日本のメディアが総がかりで、原発「安全神話」を振りまいてきたし、諸悪の根源である日米同盟絶対論で思考を停止させているし、ね。
▼雪中の葬列で、正恩氏は父の棺(ひつぎ)の右側を歩いた。防寒着が包む肥満体はひと回り大きく見えたが、なにぶん実績がない。この人を神聖化するしかない危うさ、半端でない。
これってあの睦仁さんのことと重なるな。彼が天皇になった時は15歳。実績のない睦仁さんを天下に知らしめるために行幸し、お土産を振舞った。今の北朝鮮で言えば、シロップだね。今日本の祝日は、彼の「御威光」の証としてたくさん残っているし。
▼世襲も3代となると、国の存在自体がフィクションじみてくる。はた迷惑にも小道具の核兵器は本物、舞台裏は餓死者の山だ。抗日闘争というリアリティーに依拠した国父金日成(キム・イルソン)は、明けて生誕100年。泣き女に泣き男、動員されるエキストラ衆の消耗を思う。
世襲の国は「象徴」を戴く国、日本も同じ。企業も政治かも・・・。そういう視点で語らない天声人語子とは・・・。
武器輸出三原則を「緩和」して9条を捨て、国家として「死の商人」となる国、アメリカの核兵器の傘に依存して「密約」というウソを国会で追及されながらも隠し続けてきた国、明治百年をどう祝ったかも忘れ、昭和天皇がお隠れになった時、自粛や大喪から即位まで儀式一色に塗りつぶしたことを隠す国のメディアの消耗と劣化を思う。
▼何を祝うのか、4月4日が祝日にされた。腹ぺこで「ごっこ」に付き合う民も辛(つら)いが、誰より拉致被害者が気がかりだ。権力の移行期を、なんとか「救出の小窓」にしたい。
「政局ごっこ」報道につき合わされ、政治不信を煽り、強いリーダーを求める土壌づくりの「大本営発表ごっこ」に辟易している昨今であるが、地震で命も家も財産も失った仮設住宅に住む被災者、汚染され故郷を失ったフクシマの民をどう救うか。瑞穂の国の春は「一揆」しかないだろうな。この国の民に残されている道は。
▼かの国の案内書によれば、平壌は「アジアにおける人類発祥地の一つ」で、一帯には「アジア最初の国家」ができた。5千年の後、その由緒正しき地は恐怖政治の舞台と化した。聞きたいのは、凍土に築いた虚構が解ける音である。
これは「八紘一宇」思想と同じだね。目指すは憲法9条の素晴らしさを輸出することなのに。紛争を話し合いで解決する手法の駆使と「敵に塩を送る」潔さをリンクしてこそ、東アジアの平和を築くことができるのに、ね。そうすれば拉致被害者も、という期待は幻想か?
http://www.asahi.com/paper/column.html
貪すれば九条捨つるどじょうなり軍の国に行き場なきものを
社会保障と税―子どもはわかってるよ!
朝くん いま、政治をやっているオトナたちは、消費税率を上げるかどうかで、大騒ぎなんだって。
毎くん 「景気が悪いのに増税したら、国民の生活がたいへんだ」とか「ムダがあるうちは、国民に負担増を求められない」って叫んで反対するヒトが多くて、首相の「年内に決める」って約束が守れるかどうかビミョーになってるらしいね。
米ちゃん それってオトナの反対が強いからじゃないの?世論調査でも反対が多くなってきていない?
産くん でも、僕たちからすると「ちょっと待ってよ」だよ。
経くん 聞いてくれる?
金くん 何?訊くけど、叫んでいる人たちの言ってることも一理ありそうだけど。
読くん いま、税金を上げようとしてるのは「お年寄りが増えて社会保障の費用がかかるから」ってことでしょ。お医者さんに診てもらったり、介護でヘルパーさんに食事を手伝ってもらったりするためのお金だよね。
瑞穂ちゃん 読くんさぁ~、それってザイムショウの人たちや財界の人たちが言ってることじゃないの?だいたい今のお年寄って、戦争を経験した人たちだったり、戦後の復興と繁栄を築いてきた人たちじゃないの?私の家のお爺ちゃんのお母さん、その旦那さんは戦争で死んじゃったんだよ。戦後再婚して子ども産まれた、それが私のお爺ちゃん。集団就職で田舎から出てきて夜間高校に通いながら、私のお父さんを育てて、それでお母さんと結婚して、今の私が産まれたのよ。そういうことを忘れない方がいいんじゃない?
韓くん そうだよね。そういう歴史を忘れてしまうところが、この国のオトナの悪いところかな?でも「社会保障のための費用」を誰が払うか、もっと見ていく必要があるかもね。
朝くん それは、いまのオトナたちが払うのが筋でしょう。同じ時代に、このニッポンにくらしてるヒトたちが助け合うってのが、社会保障なんだからさあ。
米ちゃん そうだけど、「オトナ」ってのがチョッと曖昧じゃないの?「オトナ」って「国民」のこと?
朝くん ・・・・。
米ちゃん そもそも3パーセントの消費税をつくった時、5パーセントに値上げした時は、何って言ってたの?
露ちゃん 朝くん、オトナだけじゃないよ!消費税って私たち子どもも払うんだよ。おかしくない?今の私のお小遣い、月3000円なんだけど、全部使うと150円の消費税がかかるの。10パーセントになったら300円になるから、実際はお小遣いが減ってしまうよ。朝日くん、判ってないよ。
金くん 米くん、そう言えば、消費税を作る時も、値上げする時も「社会保障のため」って言ってたって、オトナの人が言ってたような気がするけど・・・。
朝くん ・・・・。
京くん サービスを受けてるのは僕たちじゃないよ。でも実は、あとから請求書が回ってくると聞いてびっくりだ。
フさん 国の来年度の収入のうち4割ちょっとは「赤字国債」を売ってつくるんだって。何十年も使える学校とか橋をつくるためじゃなくて、単に「生活費が足りないから」って借金するわけ。
露ちゃん じゃ何のために、「借金」しているの?そう言えば社会保障の先進国だって言ってたソ連は、アメリカに対抗して軍事予算に回しすぎて国そのものがなくなったってオトナの人が言ってたけど、今のアメリカも、日本も、将軍様の国も同じじゃない?
瑞穂ちゃん 京くんもフさんも、それは違うよ。私たちも国の予算で生活が成り立っているんだよ。とても満点じゃないけど、さ。
華ちゃん そうだよ、私たちだって学校に行ってるし、病気にもなるし、仕事をしているお父さんとお母さん、年金生活をしているお婆ちゃんだって、国の決めた予算でサービスかどうかわからないけど、生活が成り立っているんじゃないの?それで私たち子どもが育てられているんじゃないの?
金くん 全くそのとおりだけどね。借金のおカネがどこへ使われているか、それがどうも判らないよね。説明がないような気がするし・・・。
産くん つまり、29兆円近くを使う社会保障の費用も、12兆円ぐらいは借金頼みってことじゃない。それって、だれが返すのさ?
米ちゃん 露ちゃん、そうなんだよね。海の向こうのオバマさんのところなんか、戦後ずっと戦争してきて双子の赤字が作られてしまったらしいよ。今はアフガン・イラク戦争の費用が国民の生活を圧迫してしまって、全米で新しい国民の動きが起こったってオトナの人が言ってた。
華ちゃん 産くんさぁ~、「社会保障の費用」ってホントにそうなの?
産くん ・・・・・。
毎くん あと、「ムダをなくすのが先だろう」っていうのも、ひどい話だと思わない?
京くん ムダがあるのかどうかは知らないけど、それも含めていまのオトナが責任もってほしいよ。自分たちでつくったムダをなくせないからって、僕らに払わせるって身勝手すぎるよ。
金くん 「ムダをなくすのが先」だ思うよ。その責任をまずオトナはとってほしいよ。
華ちゃん 「ムダ、ムダ」って言うけど、この「ムダ」について、突っ込んでいないんじゃない?だって「国債」っていう「借金」はどこへ行ったのか、札束はどこへ行ったのか、誰も言ってないような気がするよ。だって国債って国が発行して、それを買ってくれた「人」がいて、それで国が運営されてきたんだし、その予算で仕事をした「人」たちがいるんだよね。そのおカネはどこへ行っちゃったの?
韓くん だいたいフさんの言ってる「赤字国債」を売ってつくるって言うけど、誰が買ってるかってあまり聞かないよね。フジさん。
フジさん ・・・・・。
米ちゃん 「売って、買って、使って、儲かって」って話、あまり具体的じゃないよね。話が「社会保障」「公務員」「身を削る」って話ばかりで、想定がワンパターン過ぎない?
韓くん そうだよね。国の方針で仕事があり、そこで働いている人たちが給料をもらって僕らの生活があるんだよね。そっちの方の話をもっと突っ込んでほしいよね。
瑞穂ちゃん でもお父さんも、お母さんも給料下がったって言ってるよ。お兄ちゃんは「アルバイトしかない」って言って、三つも掛け持ちして生活しているよ。「年金も、国保も払えないって言ってるし・・・。
朝くん そりゃあ、いまのオトナの生活も厳しいのはわかるよ。でもさ、だからって借金して後払いにされたら、将来、僕たちの生活はもっと苦しくなっちゃう。だって、僕らの数はいまのオトナより少ないんだから。
露ちゃん 朝くん、だったら借金しないで、その分をつくるって方法を考えたらどう?
朝くん ・・・・。
金くん 朝くん、子どもの数が少ないのはそうだけど、どうして少なくなってきたの?そこはどうなの?確かに僕たちは少ないけど、僕たちの周りにはたくさんのオトナがいるよ!借金の後払いは僕達だけじゃなく、今のオトナだって同じじゃない?
朝くん ・・・・。
華ちゃん そうよ、朝くん、オトナと子どもを対立的に見るのは良くないよ。
フさん 永田町のオトナたちは、こんなキホンをわかってるのかな。自分たちが次の選挙で当選すればいいだけ、だったら僕たちに打つ手はないな。なにせ、まだ選挙で「怒りの一票」ってやつを投じられないしね。
米くん フさん、判ってないんじゃなくて、ごまかしているんじゃない?「選挙で当選すればいい」のは消費税を上げようとしている人たちも同じじゃないの?上げて儲かるって思っている人たちの替わりになって言ってるんじゃないの?
フジさん ・・・・。
金くん 消費税を上げないって言ってる人たちを悪くいうようなことは、チョッと待った!ってとこかな?
露くん フさん、子どもだって政治のことを言う権利はあるよ。何も選挙だけじゃない!子どもの権利条約ってのがあって、意見表明権ってのがあるし、そもそも子どもの権利条約ってのは18歳未満の子どもに最善の利益を保障するために国際的に確認されたもので、日本政府も参加しているんだよ!
金くん そうだよ、僕たちの生活は政治によって決まるんだし、消費税という税金を僕らも払っているんだから、意見を言うことは子どもなりの責任なんだよ。政治家に手紙を書くとか、新聞社やテレビに意見を言うことも大切な行動だと思うよ。選挙だけじゃないよ、怒りの声を届けるのは・・・。
毎くん オトナたちが「いまの政治家がシンヨウできないから、増税はイヤ」っていうのも勘弁してよ。選んだのはダレなの?
華ちゃん 毎くん、そんなこと誰が言ってたの?確かにそういうこともあるかも知れないけど、政治家のために税金を払っているんじゃないよね。増税は権利の一つでもあるんじゃないの?ちょっと違うよ、それって。だいたい政治家をシンヨウできるようにするために、ホントのことを報せるって責任はどうなっているの?ホントのこと報せているの?
毎くん ・・・・。
読・経くん あっ、自己紹介が遅れたけど、僕たちは、いわゆる「将来世代」。これから生まれる赤ちゃんです。けっして、ザイムショウの回し者じゃないからね。
韓くん やっぱりね!何か、ウソっぽいね。だってこれから「生まれる赤ちゃん」の名を借りて言ってるって、いろんな赤ちゃんがかわいそうだよ。想定がワンパターンだから。だいたい消費税がアップしたら、赤ちゃんも作れなくなるんじゃないの?お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、どうなの?
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
増税をあの手この手で振りまかむ朝日の姑息子らも泣きけり
日本の「財政赤字」って、よく言われるけど、そしてこの解消のために、消費税増税が言われているけど、イマイチよく判らない!?
ホントに「赤字」?国が潰れる?
そこで国債で集めた金はどこへ行ったか?その流れを思いつくままに、大まかにメモしてみると、
1.国債を買っているのは誰か?その金額からして庶民でないことははっきりしている!
大手銀行が多いことはデーターでも判る。日銀も買っているというから、おかしい!
では国債を購入する銀行の資金は預金?そうだとすると、庶民のカネということになる?
国債を購入すると、金利収入が入ってくるので銀行も儲かる?国債を買ってくれている金融機関に返還するために利子分を含めて、また国債を発行している!
2.国の予算執行で諸事業が行われるが、その際の支払いというか、カネの流れは?
まず「聖域」である軍事費で言えば、軍需産業へ、自衛隊員の人件費へ、軍需産業の儲けと人件費(生活費)へ、沖縄の基地維持費にも・・・?
そう言えば、米軍に回されているのもあるか!
次は最近減ってきた公共事業で言えば、国民の生活基盤である道路や港湾、橋など、土木事業関係か?それを請け負っているゼネコンへ、建設業界へ、その人件費(生活費)へ、
そして高齢化社会になってきたので多くなってきたと言われ、消費税と一体のものとして考えられている社会保障費で言えば、医療機関、恩恵は高齢者や障がい者?そこで働く介護士などの人件費(生活費)へ?
子どもの数が減ってきたとは言え、「国家百年の計」からすると重要な投資である教育費で言えば、学校の運営費、施設費や教員の人件費(生活費)、有名になった子ども手当?
ところで借金を減らすためには身を削れということで公務員の人件費(生活費)が問題になっているけれど、自衛隊員、霞ヶ関の公務員、地方公務員などの人件費(生活費)は、国債費のなかでどれだけの位置を占めているか?
国の予算の最終的行き先は国民の生活費であるはずだけれど、どうもそうなっていないような気がする。
以上思いつくままに挙げてみたが、全部ではないことはあたりまえ!
でも本来これらの予算執行が上手く機能すれば、国内消費として周り、税金として返ってくるはずでは?
でも人件費は減ってきたし、いわゆる「景気」も悪いという!
それでもって税収も減ったという!だから、また国債を発行する!国債発行が税収となって戻ってきていない!
悪循環がずっと続いてきているようだが、それにしてもこれまで発行してきた約1000兆円という国債(カネ)はどこへ行ったのか?国民の懐に行ったのか?
そうでないことははっきりしている!ではどこへ行ったのか?
もう一度、来年度予算を見て、国債(カネ)の流れを見てみる必要があるかな?
ということで、今朝思ったことをメモしてみた。
年の瀬の新政党の誕生にいつまで続く新の文字かな
連日北朝鮮報道が「これでもか、これでもか」と繰り返されています。「朝鮮族」の劣等性と「大和民族」の優秀性を鼓舞するものばかりで、知らず知らずのうちにマインドコントロール化されているようで、気分が悪くなります。
あれほどもてはやした「二大政党」政治の劣化で、東日本大震災問題の被災者救援と復興の見通しは見えてきません。
これらが「閉塞」感を醸成しています。
しかし、「閉塞」感を打ち破る各地の住民の血の滲むような運動を北朝鮮報道のように「これでもか、これでもか」と報道しているでしょうか?
日本のメディアは「連帯ではなく対立」「展望ではなく閉塞」へ、と国民の眼を逸らしているかのように見えてきます。
そこで、忘れないように、思いつくままにいくつかをメモしてみました。
1.金正日体制の死と国民の反応を観て昭和天皇の死と弔問時と自粛ムードを想し出す。
2.金正日の葬儀と昭和天皇の葬儀から即位までを想い出す。
3.金正日体制から金正恩体制への以降と明仁天皇の誕生日報道と天皇家の「ゴタゴタ」を想い出す。
4.金正日の粛清いよる体制強化と昭和天皇の勅令による治安維持法改悪と3.15と4.18弾圧。これも今風に言えば粛清か?
5.天皇制の永遠性を謳う「君が代」と天照大神崇拝の「日の丸」礼拝を法によって強制する信仰は、北朝鮮で言えば、何になるか?
(1)金日成バッジ?と悲しみに打ちひしがれる涙?
(2)正月に野田首相は伊勢神宮に礼拝に行く?
6.北朝鮮の暴走懸念は「満蒙は生命線」論と同じ?或いは北朝鮮にしてみれば「ABCD包囲網」論?
7.死者に弔意を表すことの潔さ(武士道?)と弔問外交は今回はナシ?
8.北朝鮮の先軍政治の影で貧困・餓死に落されている国民と東日本大震災で放置される「難民」化した被災者
9.朝鮮半島の「安定」の意味を日米韓中露政府の思惑から考えてみると、
(1)金正恩体制の先軍政治強化=暴走による戦争状態の悪化の回避
(2)北朝鮮国民の難民化による受け入れ回避
(3)南北統一による韓国の沈没回避
(4)北朝鮮内部の内戦化回避
(5)各国の軍事強化の正当性協調、特に日米軍事同盟の深化という「先軍」論と「聖域」扱いの軍事予算、酷い赤字予算なのに「ムダ使い」論は想定外!
(6)国際紛争を解決するツールとしての憲法9条思想は想定外?
(7)拉致被害者救済と「従軍慰安婦」像問題の根っこにある植民地統治問題
将軍は彼の国によりも此の国の東と西に声を荒げて
減税でも弱者は冷遇される?
先ごろメディアは「名古屋の庶民革命」を報道した。本当に「庶民革命」か?
名古屋市の河村たかし市長が目指していた市民税の5%減税案が、市議会で可決、成立しました。減税は来年度から実施されます。 名古屋市・河村たかし市長:「日本で一番初めに(恒久的減税を)スタートさせることができた。名古屋にとって輝かしい、歴史的な日になった」
http://www.nicozon.net/watch/sm16496569
まずどのように報道されたか、全国紙を中心に見てみよう!
22日の臨時市議会本会議で、市長率いる「減税日本」や自民、公明、民主の賛成多数で可決、成立した。(共同)
http://www.47news.jp/news/photonews/2011/12/post_20111223021401.php
22日、臨時市議会本会議で、市長率いる「減税日本」などの賛成多数で可決、成立した。「東京」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011122201001562.html
22日の臨時市議会本会議で、市長率いる「減税日本」や自民、公明、民主の賛成多数で可決、成立した。「産経」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111222/lcl11122222540003-n1.htm
22日の臨時会で、2012年度から市民税を一律5%減税する条例案を賛成多数で可決、成立した。市民が実際に納める税率は6%から5.7%になる。市の試算によると、会社員で年収500万円の夫婦と子供2人世帯で、年間5800円の減税。減税による同市の市民税の減収額は、13年度以降で年間約110億円となる見込み。市は行財政改革や財政調整基金の一部取り崩しで財源を捻出するとしている。「日経」
http://www.nikkei.com/news/local/article/g
同条例案には、市長率いる「減税日本」と公明が既に賛成する方針を示しており、22日の本会議で過半数で可決される見通しだ。 一方、共産は「定率減税では金持ちが優遇される」として既に反対の方針を決定。自民、民主は22日、団会議を開き、意思決定する。「読売」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111222-OYT1T00181.htm
22日夜、開かれ、河村たかし市長が提案した市民税5%恒久減税条例案がチェック機能を強化した内容に修正され、減税日本、自民、公明、民主4会派による賛成多数で可決された。
自民は来年度からの減税実施に一貫して反対してきたが、修正案作成を主導した自民市議団の横井利明団長は委員会での採決後、記者団に「条例案が(減税日本、公明の賛成で)可決の見通しとなり、反対するよりも積極的にチェックできる仕組みをつくる方が有意義と判断した」と述べた。
議会内で自民と協調してきた民主に加え、減税日本も議会との融和を優先した河村市長が了承したため、自民案への賛成を決めた。市長案に賛意を表明していた公明も最終的に同調した。
5%恒久減税条例は来年4月1日に施行される。全国の自治体で初めて、個人と法人の市民税がともに恒久減税される。河村市長は本会議後の記者会見で「(可決まで)100年ぐらいかかった気がする。市民の皆さんに感謝したい」と喜びを語った。「中日」
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011122390101901.html
22日、名古屋市議会本会議で可決、成立した。共産党を除く減税日本、自民、公明、民主各党が賛成した。市の試算では、5%減税の減税額は、夫婦と子ども2人の世帯で、年間減税額は年収500万円で5800円、1千万円で1万7500円となる。「朝日」
http://www.asahi.com/politics/update/1222/NGY201112220026.html
22日午後の本会議(75人)で採決され、減税日本(28人)と公明(12人)の賛成で可決される見通し。自民、民主両市議団は同日午前、団総会で賛否を決める。「毎日」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111222k0000m010107000c.html
「庶民」と高額所得者の「減税」恩恵はどうなっているか、明瞭だ。
だが、こうした「事実」を各社はきっちり報道しているだろうか?
反対した共産党に対する報道は全くない。これでは政党の違いが判らないのではないか?
国民の「選択」を誤った方向に誘導していないだろうか?
そこで共産党について調べてみた。こんな記事があった!
5%減税 市民不在の「談合政治」で決めていいのか
年金250万円の夫婦の減税額1800円
市民税5%減税で1万円以上減税になる人は、年収700万円以上の世帯で、納税義務者の2割程度にすぎません。均等割のみの納税者(約5万人)の減税額は200円。庶民の減税額はますます“ちょっぴり”です。もちろん非課税者には何の恩恵もありません。一方、減税額トップの人は500万円の減税になります。
法人市民税の場合も、トップの大企業は1億円を超える減税になる一方で、赤字の中小企業は2500円しか減税になりません。 河村「減税」は、「大企業・大金持ち減税」であり、庶民減税ではありません。
http://taguti.way-nifty.com/blog/2011/12/post-512c.html
「福祉解体減税だ」山口清明名古屋市議が反対討論 11月名古屋市議会
一律減税は10%でも7%でも「大企業と金持ち優遇」で庶民支援にはなりません。減税額トップの人は1035万円、トップの大企業は2億2900万円なのに、納税者の過半数は1万円以下、赤字の中小企業はわずか5000円の減税です。
河村「減税」のもう一つの目的は、減税でわざと歳入不足をつくり、「行革」の名で福祉や暮らしを削る。そのために「事業仕分け」を行いました。
減税のための「仕分け」で敬老パスが改悪され、高年大学鯱城学園や女性会館などが廃止されたらたまらないと、市民の批判が広がっています。財源のメドが立たない中で減税を強行すれば、市民生活を削らざるを得ない。これでは「公的福祉解体減税」です。
巨額の内部留保をため込む大企業や高額所得者に減税しても、景気はよくならない。国政で経験ずみです。市長の減税では地域経済の主役である中小企業は救われず、経済の活性化も図れません。
地域経済を発展させるには、庶民の懐を直接あたためる施策こそ必要です。
減税を断念し、浮いたお金を、介護保険料や国保料、保育料引き下げなど、そして何より防災対策に振り向けるべきです。安心・安全のまちづくりでこそ、大勢の人々が名古屋に住み、商売したいと考えるでしょう。
http://aichi.kyodo-net.jp/minpou/111217-095802.html
「朝日」は「河村流減税―市民が責任負う覚悟を」と「社説」まで出して、以下のように論じています。
河村流が首長と議会の関係、大都市制度のあり方にも一石を投じたのは確かだが、その成り行きはまだ見えない。いま、大震災のための復興増税が決まり、さらに消費増税の議論が具体化しつつある。そんななか、名古屋市ではすったもんだの末に減税が決まった。市長が強調した減税による経済効果は、本当にあるのか。歳出削減が公的サービスの質的低下を招かないか。議会と約束したとおり、定率減税の恩恵を受けられない低所得層への対応策を充実できるのか。
こうした減税の是非、影響と効果を検証するのは、「庶民革命」を唱える河村市長や、条例を通した市議会だけの仕事ではない。「減税」を選んだ市民自身が、その責任を負う覚悟で見届けていく必要がある。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2
さて、実際に減税された時に、「庶民」のなかにどのような反応が出てくるか!?
また「『減税』を選んだ市民自身が、その責任を負う覚悟」を言う前に、「朝日」は「庶民革命」を煽り、持ち上げ「選ばせた」責任をどう自覚するか、しっかり見届けていきたい。
予防線をはっていることにも注目というか、ズルさもしっかり覚えておきたい!
昨日のコメントは24日付でした。
今日の「朝日」9面にある「地球24時」の中の小さな記事「海自と中国、合同訓練」に注目してみました。以下記事です。
「中国・青島を訪れている海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」が23日、中国海軍のミサイル駆逐艦「瀋陽」と海上合同訓練をした。東シナ海では自衛隊艦艇に中国ヘリコプターが異常接近する事態も起きている。信頼関係を築いて不測の事故を防ぐ狙いがある。(青島)」
1.日中間の対立と中国不審・不信を煽るメディアが、「信頼を築いて不測の事故を防ぐ狙い」記事は片隅に・・・。
2.この合同訓練にどれくらいの税金が投入されているか、報道してほしいのだが・・・。
3.この訓練はどんな命令の下で行われたのか、も報道してほしいものだが・・・。