そもそも党首討論を逃げていたのは誰だ!
政権担当者であるならば
時間の大幅拡大をして野党の質問に受けて立ちべきだろう!
横綱白鵬に対して横綱相撲を要求していた連中は
自公政権にこそ、数の量で勝負するのではなく討論で勝負しろ!と言え!
安倍式党首討論・国会討論では
そもそも討論になっていない!
北海道新聞 党首討論/使命終えたとは何事か 2018/6/28
国会はきのう、安倍晋三首相と主要野党による党首討論を開催した。今国会2度目である。
「森友・加計(かけ)」問題で立憲民主党の枝野幸男代表は「権力の公私混同の疑いが払拭(ふっしょく)できていない」などと、なぜ追及が必要かを詳しく指摘した。
共産党の志位和夫委員長、衆院会派「無所属の会」の岡田克也代表もこの問題を取り上げた。
しかし、首相はまたも論点をはぐらかすような答弁を続けた。
そればかりか、枝野氏との討論では「党首討論の歴史的使命は終わった」と言い放った。首相として口にしてはならない国会への冒涜(ぼうとく)だと言わざるを得ない。
枝野氏は先月の党首討論後に、首相の不誠実な姿勢が討論を形骸化させているとして「歴史的意味を終えた」と記者団に述べた。
首相はきのうの討論の最後にこれを持ち出し「枝野さんの質問というか演説で、本当に歴史的な使命が終わってしまったな、そんな風に思った」と皮肉を込めた。
野党党首と国会への説明責任を負った首相の立場は全く違う。問題が収束しないことへのいら立ちの表れだとすれば、それは全容解明に消極的な首相自身に原因があると反省すべきである。
先週初めて記者会見した加計孝太郎理事長は、自身と首相が面会したとする加計学園側の当初の説明は「事を前に進めるため」に職員が作り上げたと釈明した。
不自然さが拭えず、枝野氏は「出任せだと思う」と言った。
志位氏は、本当に架空の話だったと仮定しても、首相の名をかたって愛媛県と今治市から補助金を引き出した問題点を追及した。
ところが首相は「(補助金は)私はあずかり知らない」と人ごとのように答えるばかりだった。
もはや加計氏の国会招致なくして国民は納得できまい。本人も要請を「お待ちしている」と述べている。ところが、首相は25日の参院予算委員会で加計氏の証人喚問に応じない姿勢を明確にした。
森友問題で共産党が入手した財務、国土交通両省の協議内容を示すとされる文書も、政権は事実関係の調査にすら乗り出さない。
会期を延長した国会はきのう、野党が参院に提出した加藤勝信厚生労働相問責決議案を否決した。与党は週内に働き方改革関連法案を成立させる方針のようだ。
進まぬ真相究明の一方で、与党の数の力によって問題の多い法案が通っていく。国民不在の会期延長だと断じざるを得ない。
事実をみれば、どっちもどっちではない!
毎日新聞は事実に即した評価をすべき!
事実とは何か!
安倍首相は質問にまともに答えているか!
安倍首相の発言時間はどうなっているか!
しっかり検証すべし!
どっちが問題か浮き彫りになる!
毎日新聞 党首討論の「歴史的使命」/与野党で投げ出す愚かさ 2018/6/28
どんな制度でも尊重する精神がなければ廃れる。きのうの党首討論はそれを実証した。
導入から20年近くたつ党首討論について安倍晋三首相が「歴史的使命が終わってしまった」と発言した。前回5月の党首討論後に立憲民主党の枝野幸男代表が「今の党首討論制度はほとんど歴史的意味は終えた」と言ったのを逆手に取ったものだ。
愛国者の邪論 逆手に取った言えば、聞こえはいいが、これは自己正当化です。枝野氏が語った「歴史的使命」論は、安倍首相の質問はぐらかし・相手の持ち時間を空費して質問させない悪質な手口を批判したものです。事実、前回の討論の際に、安倍首相は、枝野氏の後ろにある時計を見ながら、長々と発言をしていました。こういうことを事実に基づいて、批判していないから、安倍首相は、傲慢になるのです!いわゆる「つけあがる」のです!わがままを見過ごし、甘やかしてきたツケが、現在の状況です。こうした事実を抜きに、安倍首相の言動を一つひとつ検証を怠れば、このままいくでしょう!政治不信は助長されていくことでしょう。
首相は前回、森友学園、加計学園の問題などで質問にまともに答えず、聞かれていないことを長々と話して時間をやり過ごす答弁姿勢に終始した。その腹いせに枝野氏はきのう、一方的に安倍政権の問題点を指摘する長広舌を振るい、首相に反論時間を与えなかった。 売り言葉に買い言葉かもしれないが、党首同士の議論がうまくいかないのを制度のせいにするのは見苦しい。そもそも党首討論の使命は本当に終わったのだろうか。
愛国者の邪論 そもそも、「腹いせ」かどうか、枝野氏は何も語っていない!これは毎日新聞の感情の入れ込んだ言葉です。枝野氏の時間と安倍首相の時間は、実際のところ、どうだったか!毎日は検証していません!その点朝日は具体的です。毎日に科学的に検証する姿勢があれば、こんな言葉は使わないし、使えない!質問にまともに答えていないのは、政権を担当している安倍首相自身なのだということを、検証すべきです!
政権交代可能な2大政党制の英国議会をモデルに党首討論が正式導入されたのは2000年だ。衆院選挙制度に小選挙区制を取り入れた政治改革の一環として、政党間の政策論争を活性化させる狙いがあった。
しかし、第2次安倍政権以降は野党の「多弱化」によって2大政党制が遠のき、開催回数が激減するなど制度の形骸化が指摘されてきた。
だからといって、国家の重要課題について与野党が政策を競い、国民と認識を共有していくという党首討論の意義が失われたわけではない。
党首討論を開くため衆参両院に設けられたのが「国家基本政策委員会」だ。その名称の意味する原点に与野党双方が立ち返るべきだ。
45分に固定された討論時間は政権奪取を目指す野党第1党の存在を想定したものだが、討論に立つ野党党首の人数が増えたのなら、それに合わせて運用を工夫すればいい。制度を生かす努力をしないで「使命を終えた」と開き直るのは、言論の府の役割を否定するのに等しい。
その結果、国民が目の当たりにしているのは与野党の党首間で実のある論争ができない、すさんだ国会の姿だ。自己宣伝を繰り返したり、相手を攻撃したりするばかりでは討論は成り立たない。歴史的使命が終わったのではなく、当事者の理解不足が極まっただけに過ぎない。
愛国者の邪論 政策を提案する側に位置している政権政党であるならば、批判されるのは当然です。「歴史的使命を終えた」論の張本人は、安倍首相自身であることを、検証すべきです。どっちもどっち。与野党とスリカエることは政治不信を助長することになるでしょう!
朝日新聞 党首討論/「歴史的使命」立て直せ 2018/6/28
安倍首相は相変わらず質問に正面から答えない。そうした首相の対応を見切ってか、野党党首も自らの主張の披露に力点を置く。これではとてもかみ合った議論になるはずがない。今国会で2度目となる党首討論がきのう開かれた。1カ月前の前回は、首相が質問と関係ない話を延々と続けたり、論点をすり替えたりして、議論の体をなさなかった。その反省を生かせるかが焦点だった。行司役の委員長が冒頭、与野党双方に「発言は簡潔に」と求めたのもその表れだ。だが、残念ながら、今回も緊張感のある丁々発止の議論には程遠く、党首討論の存在意義そのものが問われる危機的状況と言わざるを得ない。
愛国者の邪論 そもそも討論とは何か!ルール化していないことそのものに安倍首相の身勝手と許す最大の問題があるでしょう!!
まずは首相の対応である。
共産党の志位和夫委員長は、加計学園が首相の名をたびたび使って、愛媛県や今治市から巨額の補助金を「かすめとった」ことにならないかと追及。首相は「県・市が主体的に判断することで、私はあずかり知らない」と評価を避け続けた。
森友問題では、無所属の会の岡田克也代表の質問に対し、過去の国会答弁の内容を長々と説明し、時間を空費した。
愛国者の邪論 そもそも、上記に書かれている安倍首相の対応こそ、問題にすべきです。国民に対する不誠実さは糾弾されなければならないでしょう。「私は預かり知らない」発言も、そもそも「戦略特区」を提起した安倍首相自身にあります。その制度を使って、安倍首相の名前を利用して税金をかすめ取ることを実行した加計学園を指弾しない安倍首相は、この戦略特区の使命は終わったと言わなければなりません!こんな詐欺がまかりとおるような制度は止めるべきでしょう!そのような思考回路が出てこないことそのものが、安倍首相甘やかしの最たる証明と言えます。
この問題は、オレオレ詐欺と全く同じ手口です。ウソ情報を流して税金をいただくのです。安倍首相は、籠池氏のことを詐欺師と言って、明恵は騙された!と言い放ちました!!自分の時は騙された!加計学圓は騙された!騙した!のではないのです。こんなご都合主義が許されて言い訳はありません。こんな詐欺が許されるとしたら、「はれのひ」事件は、問題なし!ということになります!!
一方の野党はどうか。立憲民主党の枝野幸男代表は「安倍政権の問題点を七つ列挙したい」と切り出し、約6分間、森友・加計問題や、米軍機の墜落事故をめぐる首相答弁への疑義を一気に並べ立てた。前回、枝野氏は持ち時間19分のうち12分を、首相の一方的な説明に費やされてしまった。その轍(てつ)を踏むまいということだったのだろうが、これでは首相の手法と同じではないか。
枝野氏は前回の討論後、「意味のないことをダラダラとしゃべる首相を相手に、今の党首討論はほとんど歴史的意味を終えた」と語った。首相はきのうの討論の中で、この発言を引いて「本当に歴史的な使命が終わってしまった」と言い放った。(引用ここまで)
愛国者の邪論 こんな屁理屈をいつまで許しておくのでしょうか!枝野氏が安倍首相に使われた時間は約6分間、安倍首相が枝野氏の時間を使ったのは19分のうち12分間!どっちもどっちではないでしょう!ここに安倍首相の討論拒否ぶりが浮き彫りになります!!しかも、自分が批判された言葉を使って相手を批判するという!これも自らを正当化する身勝手さが浮き彫りになります。
読売新聞 党首討論/大所高所から政策を論じよ 2018年06月28日
党首同士が内政や外交の課題を大所高所から論じる場とすべきだ。与野党は導入の原点に立ち返り、運営方法の見直しに取り組む必要がある。
今国会2回目となる党首討論が開かれた。野党の党首ら5人が安倍首相と論戦を交わした。
立憲民主党の枝野代表は「安倍政権の七つの問題点」と称し、学校法人「森友学園」への国有地売却と「加計学園」の獣医学部新設の問題を長々と取り上げ、「行政の公平性を損ね、社会と国家の危機を招く」と訴えた。安倍首相の答弁時間を十分に確保せず、自らの主張を訴えるだけでは、党首同士が向かい合って議論する意味はない。
愛国者の邪論 このような書き方こそ、政治不信と混迷。安倍首相の身勝手を放置する最大の要因だと言えます。これだけを読めば、枝野氏はトンデモナイということになります。質問者の「答弁時間を十分に確保せず、自らの主張を訴えるだけ」なのは、一体全体誰なのか!嘘っぱち読売!と言っても過言ではありません!ヘイクそのものでしょう!
党首討論は、委員会に首相や閣僚を長時間縛り付け、野党が追及する従来の審議を見直すことなどを目的に導入された。与党と、政権を目指す野党が政策を論じ合うことが前提だったはずである。政府の不祥事追及といった委員会審議の延長では物足りない。
愛国者の邪論 これも事実に反しています。安倍首相の委員会審議に対する態度を免罪しています!丁寧に説明するという言葉とは真逆の答弁がくりかえされています!
首相が「枝野氏の演説で党首討論の歴史的使命は終わった」と述べたのは残念だ。与野党は党首討論の改革について胸襟を開いて話し合わなければならない。
党首討論は、首相の答弁を含めて45分間だ。限られた時間で、5人もの野党党首らが参加するのは無理があろう。討論時間の拡大が必要ではないか。
北朝鮮問題や経済政策など国の針路に関わるテーマに絞るといった運用の見直しも欠かせない。
国民民主党の大塚共同代表は外国人労働者の受け入れ拡大について、「政策の大転換だ。来年4月までに審議を終えて国民の理解を得るのは難しい」と述べ、慎重な対応を求めた。
政府は来年度、一定の専門性があれば就労を可能にする新たな在留資格を導入する。単純労働の受け皿となる恐れや、日本人労働者への影響が懸念されている。
首相は「実際に人手不足が生じている」と述べ、外国人労働者を受け入れる必要性を強調した。
大塚氏が重要な政策を取り上げ、建設的な論戦を心掛けたことは評価できる。中長期的な外国人労働者の活用について国会で議論を深めることが大切だ。
国会は7月22日まで延長されている。働き方改革関連法案を巡り、立民党などが提出した加藤厚生労働相の問責決議案は否決された。採決を遅らせるための抵抗戦術は国民の支持を得られまい。
野党は法案の論点を洗い出し、充実した審議に努めるべきだ。(引用ここまで)
愛国者の邪論 党首討論は、ゴールデンタイムに、しかも2時間程度、更にテーマを決めてやるべきです!安倍首相の海外逃亡的行事による国会軽視は目に余るところがあります。国会審議を軽視し、事実上政府が、安倍首相が、「外交」によって、どんどん外国と「公約」し、そこに税金を使っている実態を検証すべきです。集団的自衛権行使問題。ゲンパツ問題を見れば一目瞭然です。国会の監視は、全く軽視しています。こんなことを許しておくわけにはいきません。だからこそ、党首討論をテーマを決めて時間を保障して、国民が見る時間帯に設定すべきでしょう!