どんどん挑戦してください!
しかし、結果には責任をもってください!
感染者・死亡者を「数」でしか見ない冷徹さ浮き彫り!
新型コロナウイルスの感染者数なども、海外と比べると、1桁以上といってもいいぐらい少ない
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210721/k10013151771000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
東京オリンピックの開催をめぐって、菅総理大臣はアメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで「やめることは、いちばん簡単なこと、楽なことだ」としたうえで「挑戦するのが政府の役割だ」と強調しました。
この中で、菅総理大臣は、東京オリンピックの開催をめぐって「新型コロナウイルスの感染者数なども、海外と比べると、1桁以上といってもいいぐらい少ない」として「ワクチン接種も進んで、感染対策を厳しくやっているので、環境はそろっている、準備はできていると、そういう判断をした」としています。
そして、菅総理大臣は「やめることは、いちばん簡単なこと、楽なことだ」としたうえで「挑戦するのが政府の役割だ」と強調しました。(引用ここまで)
万全を尽くしているのであれば
結果が出てくる!
しかし、結果は思惑とは真逆!
NHK 菅首相 “東京五輪 感染対策に万全尽くし成功に向け努力” オリンピック・パラリンピック
東京オリンピックの開幕を前に、菅総理大臣は21日夜、総理大臣官邸で記者団に対し、日本選手団にエールを送るとともに感染対策に万全を尽くし、大会の成功に向けて努力する考えを重ねて示しました。
この中で、菅総理大臣は「いよいよ、あさってオリンピックの聖火がともる。世界の選手の活躍で若者や子どもたちに夢や感動を与えられる最高の機会になることを期待する。日本の選手団には、持てる力を十分発揮して、最高のパフォーマンスを見せてほしい」と述べました。
そのうえで、「政府としても、感染防止に全力を尽くし、大会を成功させるための努力をしたい」と述べるとともに、自宅でのテレビ観戦や、テレワークなどを通じた交通量の抑制に協力を呼びかけました。
また、「感染者が増える中で開催し、国民の命は守れるのか」と問われ、「守れると思っている。きょうも東京都の新規感染者数は1000人を超えているが、重症化がいちばん多いと言われる65歳以上の高齢者の感染者は4%を切っており、ワクチン接種の効果が出ていると考えている」と述べました。
さらに、大会関係者と一般の人の接触をなくす「バブル方式」が機能していないのではないかとの質問には、「IOCにもしっかり対応してほしいと思うし、組織委員会と連携して、徹底していきたい」と述べました。
一方、パラリンピックの観客の扱いについて、菅総理大臣は「パラリンピックまでに感染状況が変わってきたら、組織委員会など5者で対応を考えることになっているので、そうなってきたら、ぜひ、観客がいる中でと思っている」と述べました。(引用ここまで)
五大陸から感染者が!
水際作戦完敗!
ダムの堰が決壊してしまったぞ!
東京五輪関係者に
感染者がどれほどいるというのか!
NHK 五輪 開幕迫る 各国選手団の新型コロナ感染 相次ぎ確認 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210721/k10013152741000.html
東京オリンピックの開幕が23日に迫る中、各国の選手団で新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されています。
アフリカ
また、南アフリカのオリンピック委員会は7月18日、選手村に滞在しているサッカー男子の南アフリカ代表、ジェームズ・モニャン選手とカモヘロ・マーラツィ選手、それに映像分析を担当するスタッフの合わせて3人が新型コロナ検査で陽性となったと発表しました。
このほか、南アフリカラグビー連盟も18日に、鹿児島市で事前合宿を行っている7人制ラグビー男子の監督の感染が確認されたと発表しました。
北中米
アメリカのメディアによりますと、感染が確認されたのは18歳のカラ・イーカー選手で、これを受けて代表チームは選手村に入らず、近くのホテルに滞在するということです。
また、アメリカのメディアはビーチバレー男子のアメリカ代表、テーラー・クラブ選手の感染が確認されたと伝えています。
南米
テコンドーの女子57キロ級は、7月25日に競技が行われますが、アギーレ選手は10日間の隔離が必要なため、大会を棄権するということです。
ヨーロッパ
また、関係者によりますと、イスラエル選手団の1人と、ボート競技のセルビア代表の選手1人がともに7月、羽田空港の検査で感染が確認されました。
さらに、福岡県宗像市は7月14日、事前合宿をしている7人制ラグビー女子のロシアオリンピック委員会のスタッフ1人の感染が確認されたと発表しました。(引用ここまで)
東京オリンピックの選手村に滞在する海外から入国した選手1人が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。一方で、22日に日本と対戦する予定の南アフリカのサッカー男子の代表チームで、感染した選手の濃厚接触者に認定されていた21人について、大会組織委員会は、濃厚接触者は18人になったと発表を訂正しました。
組織委員会は7月23日に開幕する東京オリンピックに向けて、東京 中央区晴海の選手村に滞在する選手1人が新型コロナの検査で陽性が判明したと発表しました。
この選手は、チェコのオリンピック委員会が19日に発表したビーチバレーのチェコ代表の男子選手で、18日のPCR検査で陽性反応を示したということです。
これで、7月13日に開村した選手村で、感染が確認された選手は3人となりました。
一方で、22日に日本と対戦する予定の南アフリカのサッカー男子の代表チームで、感染した選手の濃厚接触者に認定されていた21人について、組織委員会は、保健所の調査で濃厚接触者が18人になったと訂正しました。
組織委員会によりますと、濃厚接触者のほとんどは選手で、18日に続いて19日のPCR検査でも全員が陰性だったということです。
選手たちは、移動に専用車両を使うなど、感染対策を講じたうえで19日、練習を行いました。
組織委員会は、22日の日本との試合に南アフリカの選手たちが出場できるかについて国際競技団体などと協議を続けています。
このほか、
▽海外から来日した大会関係者1人と、
▽日本在住の委託業者6人
それと、初めて、
▽大会ボランティア1人の感染も岩手県で確認されました。
これで、組織委員会が検査で陽性と発表し、新型コロナウイルスに感染した人は海外と国内合わせて67人となりました。(引用ここまで)
スポンサーの欠席は
簡単だな!
挑戦放棄!?
経団連の十倉会長は、20日の定例会見で、7月23日に行われる東京オリンピックの開会式に出席しないことを明らかにしました。
この中で十倉会長は、7月23日に国立競技場で行われる東京オリンピックの開会式について「経済3団体の長として、大会の組織委員会から出席を要請されたが、出席しない。家で家族と楽しみたいと思っている」と述べました。
そして十倉会長は開会式に出席しない理由について、大会運営をめぐる混乱や緊急事態宣言中の開催であることを考慮したのかと問われると、「それらのことを総合的に勘案した結果だ。私が出席しないことでオリンピックの意義や価値が変わるものではない。成功を心から願っている」と述べました。
経済3団体では▽日本商工会議所の三村会頭や、▽経済同友会の櫻田代表幹事もオリンピックの開会式を欠席するとしています。
開会式をめぐってはスポンサー企業の間でも経営陣が出席を見送る動きが出ていて、これまでにトヨタ自動車、NTT、NEC、日本生命が経営陣の開会式への出席を見送ることを明らかにしています。
経団連でオリンピック・パラリンピック等推進委員会の委員長をつとめるトヨタ自動車の豊田章男社長が開会式への出席を見送るとしていることについて十倉会長は「個別企業の判断だが、トヨタがオリンピックを応援する気持ちに変わりはないと思っている」と述べました。(引用ここまで)
東京オリンピック・パラリンピックのスポンサーをつとめるトヨタ自動車は、新型コロナウイルスの感染が急拡大している状況などを踏まえ、大会に関連したテレビコマーシャルの国内での放送を見送ることを決めました。大会の運営に使われる車は提供することにしています。
トヨタ自動車は東京オリンピック・パラリンピックの最上位のスポンサーで、会社によりますと、大会に向けては、商品をPRするテレビコマーシャルは制作しない一方、アスリートの精神を紹介するコマーシャルの放送を検討していました。
しかし、新型コロナの感染が急拡大し、ほとんどの競技会場が無観客で行われるという異例の状況となっていることから、大会に関連したすべてのコマーシャルの国内での放送見送りを決めました。
また、今月23日に国立競技場で行われる開会式についても、こうした状況を踏まえ、豊田章男社長の出席は見送る方針だということです。
一方、大会の運営を支援するため、期間中は選手村の中を移動する自動運転の車やFCV=燃料電池車など、合わせて3300台余りの車を提供することにしています。
長田准執行役員は「アスリートを徹底的に支援するとともに、モビリティーを通じて大会運営に貢献することに集中していく」と話しています。(引用ここまで)
五輪パラ支援部隊からも感染者が!
どうやって「万全」を尽くしているというのか!
陸上自衛隊は、東京オリンピック・パラリンピックで警備などの支援にあたる部隊の50代の隊員が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。この部隊の隊員の感染が確認されたのはこれが初めてです。
東京オリンピック・パラリンピックではおよそ8500人の自衛隊員が警備や会場での救護支援などにあたることになっていて、18日、部隊が発足しました。
陸上自衛隊によりますと、この部隊に所属する50代の隊員が18日、体調不良を訴え、PCR検査を受けた結果、19日、感染が確認されたということです。
オリンピック・パラリンピックの支援にあたる部隊の隊員の感染が確認されたのはこれが初めてです。
陸上自衛隊はオリンピックやパラリンピックでの支援に影響はないとしていて、保健所と連携し、濃厚接触者がいるかなどを詳しく調べることにしています。(引用ここまで)
視えない敵である
新型コロナウイルス感染を
世界で封じ込められなければ!
ウイズコロナ・アフターコロナにはならん!
今必要なことは
国際社会が挙って
封じ込め作戦を共同で具体化することだ!
抜けがけは許されない!
本来ならば
人類的作戦が必要だが、
大国の思惑が邪魔をしている!
もう一つある!
それは
国内感染の動向にかかっていることだ!
新型コロナウイルスの封じ込めこそが!
経済対策であり
オリパラ対策だ!
しかし、現状では、
あれか!これか!という回路が覆っている!
これではアブハチ取らずになる!
ここでも安倍・菅政権の致命的欠陥がある!
政権交代でしか問題を解決することはできない!
東京五輪・パラ 海外観客を断念 コロナ禍で自由な入国保証困難
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210320/k10012926581000.html
東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会と政府や東京都、それにIOC、IPCの5者による会談が開かれ、現在のコロナ禍の状況では海外から日本への自由な入国を保証することは困難だとして、海外からの観客の受け入れを断念することが決まりました。一方で、東京大会の観客の上限については来月改めて方向性を確認し、その後も柔軟に対応していくとしています。
会談では変異したウイルスによる影響が予測できないことや、国内外の感染状況などを踏まえて現在の状況では海外から日本への自由な入国を保証することは困難だなどとして、日本側から海外からの観客の受け入れを断念すると報告したということです。
これに対してIOCとIPCは安全最優先な大会とする方針にのっとりこの結論を尊重し受け入れることを表明しました。
大会組織委員会によりますと、すでに海外で販売されたチケットの枚数は、オリンピックがおよそ60万枚、パラリンピックがおよそ3万枚に上るということで、これらのチケットは今後、払い戻しされることになります。
また、東京大会の観客の上限については国内のプロスポーツの開催状況や収容人数に関する国の指針に沿って、来月改めて方向性を確認し、その後も柔軟に対応していくとしています。
会談のあと組織委員会の橋本会長は「本当に残念だが、すべての参加者、日本国民にとって安全安心な大会を実現するための結論だ」と述べました。
丸川五輪相「小池知事と橋本会長から断念の表明」
丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は、20日夜、IOC=国際オリンピック委員会や大会組織委員会など5者による会談のあと、記者団の取材に応じました。そして「国内も含めた観客の上限は、引き続き、国内外の感染状況やスポーツイベントの開催状況も踏まえながら、来月中に、基本的な方向性を示すということを確認した」と述べました。
さらに「この先、変異株の状況がどうなるか分からないということもある。7月の状況を見通すのは難しいということも踏まえて、来月の時点で、どう判断するか示すということだ」と述べました。
その上で、丸川大臣は「私からは、適切な感染対策や多くの制約のもとで、厳しい生活を続けている国民の皆さまの理解を得るという観点から、アスリート以外の大会関係者については、縮減が不可欠であるということを申し上げた。引き続き、5者における緊密な連携のもとで、安全・安心な大会の実現に向けて、検討を進めたいと考えている」と述べました。
IOC・IPC「日本の決断受け入れる」
そのうえでIOCのバッハ会長は「世界中の熱狂的なオリンピックファン、特に大会に参加することを計画していたアスリートの家族や友人は失望していると思います。これは誰にとっても大きな犠牲であることを私たちは理解しています。しかし、すべての決定は、大会に参加する人、そして開催国、日本の人たちのために安全な大会を開催するためなのです」とコメントし決断に理解を求めました。
海外観客受け入れ断念までの経緯
去年、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まったあと、大会組織委員会やIOC=国際オリンピック委員会は安心・安全な大会を目指すため観客を減らすことも案の1つとしてきました。緊急事態宣言が首都圏などに再び発出されたことし1月には、組織委員会の当時の森会長は「無観客ということも当然想定しながらいくつかのシミュレーションをしている」と発言。無観客での開催も選択肢としてはありうるという考えを示していました。
観客についての判断の時期が迫る中、IOCの幹部は先月24日に開かれたIOC理事会のあとの会見で、観客については国内と海外の2段階で判断する可能性があると表明しました。このうち海外からの観客を受け入れるかどうかの判断の時期について「4月終わりが適切な時期だと思う」と具体的な時期を示しました。
今月3日に行われた、IOCとIPC、政府と東京都、それに組織委員会の5者による会談では海、外からの観客受け入れについての結論を今月中に出し、観客の上限については来月中に判断することで合意。組織委員会の橋本会長は聖火リレーがスタートする今月25日より前に、海外からの観客の受け入れについて結論を出したい考えを明らかにしていました。
決断の背景「すべての人にとって安全で安心な大会」
東京オリンピックに海外からの観客を受け入れないという決定をIOC=国際オリンピック委員会が受け入れた背景には、バッハ会長が繰り返し述べてきた原則、「すべての人にとって安全で安心な大会」を実現するためにはやむをえないという判断があったものとみられます。その一方で、関係者からは選手やスタッフは、入国から出国まで徹底した管理のもとで外部との接触を避け、複数回のPCR検査を行うことで感染予防対策が取れるとしても、一般の観光客に対策を徹底させることは難しいという声が聞かれていました。
また、ワクチン接種を大会参加の条件としないなか感染した場合の医療体制には限界があり、平和の祭典とされるオリンピックをきっかけにウイルスの感染が再拡大するような最悪の事態を避ける必要性も指摘されていました。さらにIOCは、ことし夏の開催に悲観的な意見が多い開催国、日本の世論の動向を注視してきました。
東京に2回にわたって緊急事態宣言が出され海外からの入国を厳しく制限していた現状を重視し、海外からの観客の受け入れは日本の世論に受け入れられないという判断が働いたと見られます。
こうした状況を踏まえ、バッハ会長は「すべての人にとって安全で安心な大会」という原則を繰り返し、今月のIOC総会では観客の扱いについて日本側の判断を尊重する考えを示していました。
一方で、IOC側は日本を含め世界的な企業が名を連ねるスポンサーの関係者などについては例外として考えるよう求めていて今後、調整が進められるものとみられます。
バッハ会長 コロナ収束見通せず姿勢に変化
東京オリンピック・パラリンピックについてIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は大会の開催が迫る中、感染の収束が見通せず徐々に観客の制限を受け入れる姿勢に転じていきました。バッハ会長はオリンピックの延期を決めた去年3月、延期される東京大会については「過去に例がなくとてつもないチャレンジだが、その中でベストな大会を準備したい」と呼びかけました。その後、すべての競技会場で1年後の日程を抑えるなどし、観客についても従来通りでの大会を模索していました。
しかし、去年7月、大会の簡素化について日本で検討が進む中で行われたIOC総会の中で「無観客のオリンピックは明確にやりたくない。解決策を探している」と無観客には否定的な考えを示しながら「観客の削減は検討しなければいけないシナリオの一つだ」と述べて観客制限の可能性について言及しました。
去年11月に来日した際には国立競技場をはじめ、各競技会場を視察し「妥当な数字に落ち着くと思っているが、9か月後の妥当な数字が何人なのかはいまはまだわからない」と観客数について明確な回答を避けました。
その後、ことしに入っても変異したウイルスが世界で広がるなど感染収束の見通しが立たない中、1月の理事会では「みんなが会場が満員になることを望んでいるし観客の熱狂を期待しているが、それは不可能だ。安全な大会を開催するためにはあらゆることをするつもりだ」と話して、大会の開催を優先するうえで観客の制限を受け入れざるをえないという姿勢を明確にしていました。
そして、今月行われたIOC総会のあとの会見では、海外からの観客の受け入れや観客の制限について「非常に複雑な問題で、日本側の意見を尊重する組織委員会はすでに議論し適切な時期に解決できる」などと述べて日本側の判断を尊重する考えを示していました。
“チケット収入減少” さらに…
海外からの観客の受け入れが見送られることで、新型コロナウイルスの新たな流入が抑えられる一方で、東京大会にとっては収入の減少につながるといった課題も浮かび上がっています。組織委員会は、チケットの売り上げを900億円と見込んでいますが、海外の観客の分だけチケット収入が減ることになります。
さらに大きいのは、本来期待されていた東京大会をきっかけにしたインバウンドによる経済波及効果や、おととしのラグビーワールドカップなどで経験した観客どうしの交流の機会が失われることです。
東京大会のビジョンの一つとして「多様性と調和」が掲げられ、共生社会の実現を目指すとしてきた東京オリンピック・パラリンピックは、海外から観客が訪れないことで形が大きく変わることになります。
新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中で、世界中からアスリートが集まって開催するオリンピック・パラリンピックの意義が改めて問われるとともに、国内外の理解を得て機運を盛り上げることができるのかも大きな課題となっています。
東京大会 海外で販売されたチケットは…
海外でのチケット販売は、国や地域ごとにオリンピック・パラリンピックの委員会や旅行代理店などの民間の事業者を通じて行われています。組織委員会は、海外分のチケットの数を明らかにしていませんが、過去の大会では全体のうち1割から2割が海外向けに販売されたということです。
東京大会は、招致段階で
▽オリンピックでおよそ780万枚、
▽パラリンピックでおよそ230万枚
のチケットの販売が計画されていました。
東京大会も過去の大会と同じ程度だとすれば、
▽オリンピックでおよそ80万枚から160万枚、
▽パラリンピックでおよそ20万枚から50万枚に上る計算になります。
大会関係者によりますと、東京大会でもオリンピックとパラリンピック合わせて100万枚程度が海外向けに販売されたということです。
ただ、これらのチケットは大会の延期に伴って払い戻された分があるため、現在のチケットの枚数はこの数字より何割か少なくなっているとみられるということです。
国内スポーツ 観客受け入れの状況は
国内のスポーツイベントでは、プロスポーツを中心に観客の数に制限を設けながら試合などを開催しています。プロ野球は昨シーズン、当初の予定からおよそ3か月遅れて、6月にシーズンが開幕した当初は無観客でした。その後、7月10日からは5000人まで観客を入れて開催しました。
9月19日からは政府の方針に従って5000人の上限を撤廃し収容人数の50%まで上限を引き上げ、10月から11月にかけては、制限を超える観客を入れて感染対策の効果の検証も行われました。
21日まで行われる予定のオープン戦では地域によって異なる上限が設定されています。
具体的には、緊急事態宣言が出されている首都圏の1都3県は5000人、先月末で緊急事態宣言が解除された愛知、大阪、兵庫、福岡は1万人、それ以外の地域では収容人数の半分以内となっています。
今月26日にはシーズン開幕を迎えますが、緊急事態宣言が解除されることを受けて首都圏の1都3県にある各球団は観客数の上限を1万人に増やすことにしています。
サッカーJ1は、昨シーズン2月に開幕したリーグが直後に中断となり6月に無観客で再開されました。
7月10日からはプロ野球と同じく5000人、または収容人数の50%以内のいずれか少ないほうで観客を入れて開催しました。
その後、観客数の上限を30%から50%へと段階的に引き上げました。
先月開幕した今シーズンは緊急事態宣言が出されている地域での開催の場合は、上限を5000人または収容人数の50%の少ないほうとした一方、緊急事態宣言が出されていない地域では収容人数の50%を上限としています。
また、3月上旬に緊急事態宣言が解除された大阪府や愛知県など6つの府と県では、経過措置として来月11日まで上限を1万人または収容人数の50%の少ないほうとしています。
大相撲は去年3月の春場所を無観客で開催した一方で、5月の夏場所は中止になりました。
7月場所と秋場所は上限を2500人として観客を入れ、11月場所とことしの初場所では観客を倍増して上限を5000人としました。今月開催されている春場所も1日当たり5000人以下となっています。
バスケットボールのB1は去年、いったん無観客でリーグ戦を再開したあと中断を経てシーズン途中でリーグ戦が打ち切られました。
今シーズンは観客の上限を5000人、または収容人数の50%以下のいずれか少ないほうとして観客を入れて開催されています。
【その他】
プロスポーツ以外では、去年10月に新潟で行われた陸上の日本選手権が、新潟県内在住の2000人を上限に観客を入れて開催しました。
また、ことし1月に東京の国立競技場で行われたラグビーの全国大学選手権は、直前に首都圏などに緊急事態宣言が出されたもののすでにチケットが販売されていたため、1万1000人余りの観客が訪れました。
組織委 橋本会長「安全安心な大会を実現するための結論」
五者会談を終えた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は会見を行い「現在の世界のコロナ禍の状況において、海外からの日本への観客の受け入れは断念すると、国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会に報告した。海外で販売されたチケットは払い戻されることになる」と述べました。また、橋本会長は「今回の会議で来月、会場の観客の上限について方向性を決めていく方針を再確認した。一方でコロナを取り巻く状況は今も刻々と変化している。4月に方向性を決めたあとも状況の変化に柔軟に対応していくことが必要であることも確認された。検査や関係者の扱いについても来月までに大きな方向性をまとめてプレーブックの第二版に反映させるとともに状況を注視していく方針で合意した」と述べました。
橋本会長は、選手としての経験を踏まえ海外からの観客の受け入れ断念について「アスリートとしてオリンピックを何度か経験したが、観客が自分の国から開催地に行くことが出来ないということは本当に残念なことだ。しかし、現在のコロナの状況を考え、医療に支障を出さないことを考えるとアスリートや日本の人たちの安全安心を確保するためには致し方ない。家族などが来れなかったとしても何かしら一体感を持って東京大会を楽しんでもらえるようなことが出来ないか、いろんなアイデアを出し合って工夫することが必要だ」と述べました。
小池都知事「やむをえない判断」
東京都の小池知事は都庁で記者団に対し「現在の世界におけるコロナの感染状況や国際的な往来を考えると、安全・安心を最優先することによって大会を成功させるという流れを確実にしていきたい。やむをえない判断だと考えている」と述べました。一方で、小池知事は「世界の人とインターネットを通じて交流することが、オリンピック・パラリンピックの新しい形になる可能性もあると思う。アスリートを世界中の方が応援したり、最高のパファーマンスに感動したりということで、地球全体を見ながらスポーツを通じてつながる状況をつくっていきたい。IOCやIPC、国や組織委員会と連携して、安心・安全な大会に導いていけるように準備したい」と述べました。
海外で販売されたチケット 五輪が60万枚 パラが3万枚
大会組織委員会の武藤事務総長はすでに海外で販売されたチケットの枚数について▽オリンピックでおよそ60万枚、▽パラリンピックでおよそ3万枚であることを明らかにしました。また、武藤事務総長はスポンサーの招待客について「大会に関係する方であれば入れる可能性はある」と述べました。
そのうえで、メディアなども含めた入国する関係者の数については「今後どのようにするのかは見直していく必要はあるが現時点で規模を正確に申し上げることはできない。当初の予定通りでいいのか、それとも抑制していく必要があるのではないかということを詰めていく過程で数字が明らかになってくる」と話しました。(引用ここまで)
またまたスポーツが政治に屈服!
テレビが誘導した茶番!?
カネに汚染されたシンキロー氏の秘蔵っ子では
五輪憲章が泣いている!
NHK 森会長の後任候補 橋本五輪相に就任要請へ 候補者検討委
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210217/k10012872331000.html?utm_int=error_contents_news-main_002
辞任を表明した森会長の後任候補を選ぶ東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の「候補者検討委員会」は候補を橋本聖子オリンピック・パラリンピック担当大臣に一本化し就任を要請することになりました。「候補者検討委員会」は18日、3回目の会合を開き、新しい会長の選出に向けた議論を進めることにしています。
大会組織委員会の森会長は、女性蔑視と取れるみずからの発言の責任を取り、今月12日に辞任する考えを表明しました。
組織委員会は透明性を確保して後任の会長候補を選ぶためにアスリートを中心とした8人のメンバーによる「候補者検討委員会」を設置し後任の会長候補の選考を進めてきました。
その結果、17日、都内のホテルでおよそ2時間にわたって非公開で行われた会合の中で、候補者を橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣に一本化し、就任を要請することになりました。橋本大臣に意向の確認をして就任要請が受け入れられれば、組織委員会は必要な手続きを経たうえで、今週中にも理事会を開いて正式に新しい会長を選出する方針で「候補者検討委員会」は18日、3回目の会合を開き、新しい会長の選出に向けた議論を進めることにしています。
橋本大臣「申し上げることはない」
また、記者団が「次期会長候補になる何らかの要請や打診はあるのか」と質問したのに対し「それも含めて、いま、そういったプロセスにのっとって、しっかりと進められていく段階であるので、私からは申し上げることはできない」と述べました。さらに「もし、打診があれば受けるのか」という質問に対し、橋本大臣は「それも含めて、人事に関わることなので差し控える」と述べました。
橋本五輪相は
加藤官房長官「申し上げる立場にはない」
- 大臣就任後、初めて東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長を訪問した橋本聖子五輪相(撮影・近藤由美子)
東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの担当相として初入閣した橋本聖子氏(54)が13日、大臣就任後、初めて東京大会組織委員会の森喜朗会長(82)を訪問した。萩生田光一文部科学相(56)とともに、都内の組織委員会を訪れた。
橋本、萩生田両氏とも、東京大会組織委員会理事を務めるなど、これまでも深く関わってきた。森氏は「大事な相談相手でもあった2人が、それぞれ期待のハマリ役に入られて、大変ありがたいこと。私は何もしないで、休んでいてもいいんじゃないかと思うほど。組織委員会の副大臣は2人だと思っている」などと、冗談を交えて期待を口にした。
橋本氏は「森会長に導かれて政界入りして24年。アスリートの経験を生かして、すばらしい日本の姿を描いていける舞台を作り上げるところに仕事ができることを大変、光栄に思っています」と気を引き締めた。森氏は橋本氏について「死んだ息子と同い年で、娘だと思っている。親みたいに大変厳しくやる」とエールを送った。橋本氏も森氏について「父なんです」と笑顔を見せた後「別の形の中で、そばでサポート体制を取らせていただくことができて大変光栄。しっかり役割を果たせるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。
また、森氏は橋本氏を「人間性が豊か」と高く評価。「今は女性アスリートの答弁がすごくうまい。(橋本氏に)その理由を聞いたら『アスリートには、勝ったつもりでしゃべる練習しなさい』と教えていると。自分の気持ちを勝たせないといけないから、競技にも、ものすごいプラスになる。この方は国会議員を辞めたら学校の先生にしたらいい、と思うくらいの指導力がある」とべた褒めした。(引用ここまで)
ダーテーィ「オリ・パラ五輪」にしてもなお!???
週刊ポスト 「無報酬」と胸張った森喜朗氏 五輪納入業者などから年6000万円献金 2021.02.15 07:00
この御仁の言葉は
全てのアスリート・人間を冒とくしている!
「あってはならない」ことをしても
責任を取らせない菅義偉自民党総裁・内閣総理大臣!
答弁、またまた逃げる!
毎日新聞 首相、森喜朗氏の女性蔑視発言「あってはならない」「女性の参画は極めて大事」https://mainichi.jp/articles/20210204/k00/00m/010/137000c
【ロンドン時事】東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が3日、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で女性を軽視するような発言をした問題で、海外メディアは日本の報道を引用して、「性差別」などと批判的に伝えた。
「女性理事は会議に時間かかる」 森会長が蔑視発言か―東京五輪
森会長は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。誰かが手を挙げると、みんな発言したがる。女性というのは競争意識が強い」などと話した。ロイター通信とAFP通信は「性差別」と断じ、発言中に評議員から笑い声が漏れたことも紹介。JOCは女性理事の割合を40%以上にすることを目指しているが、ロイター通信は「25人のうち女性は5人」と実際には少ない点も指摘した。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、「元首相の組織委会長、会議に参加する女性の制限を示唆」と見出しを立て、1年延期による追加経費の問題と国内世論の猛反発に遭う中、「新たな騒ぎに直面した」と記した。さらに、森会長の辞任を求める声がSNSで上がったことにも触れた。(引用ここまで)
いち早く道理・正義・良心・常識を示した田村さん!
勇気ある態度表明に大アッパレ!
見倣うべきは・・・・・
NHK “ロンブー”田村淳さん 聖火ランナー辞退 森会長の発言理由に 聖火リレー オリンピック
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210204/k10012848781000.html?utm_int=all_side_ranking-access_001
東京オリンピックの聖火リレーについて、お笑いコンビ、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんが愛知県犬山市で走る予定だった聖火ランナーを辞退すると発表しました。
これは田村淳さんが、3日、自身の公式ユーチューブチャンネルで明らかにしました。愛知県犬山市の観光特使を務める田村淳さんは、東京オリンピックを前に行われる予定だった去年4月の聖火リレーでランナーとして犬山市を走ることになっていました。延期となったオリンピックの聖火リレーでは、去年、内定していたランナーが走る予定となっています。こうした中、田村淳さんは「大会組織委員会の森喜朗会長が『東京オリンピックは新型コロナウイルスがどんな形でも開催するんだ』という理解不能な発言をされた」などとして聖火ランナーを辞退すると表明しました。また「五輪開催を願っているが、延期派だ。またいずれ五輪が東京で開催されることを強く願っている」と述べました。これについて、犬山市の山田拓郎市長はNHKの取材に対し、田村さん側から市に連絡があったとしたうえで「聖火ランナーとして走られることを楽しみにしていたが、辞退は田村淳さんなりの判断だったと尊重したい」と述べました。
森会長 聖火リレーの”田んぼ”発言で釈明
これについて、4日に取材に応じた森会長は「人気のあるタレントは人の集まる所はご遠慮してほしいと思い、どう避けられるかという例で言った。何もない所だと田んぼしかないという話を紹介しただけだ」と釈明しました。そのうえで、著名人のランナーについて引き続き走ってほしいかという質問に対しては「私は走ってくださいとも走ってくださるなとも言う立場にない」と述べるにとどまりました。(引用ここまで)
【スポーツ界反応】組織委 森会長 女性めぐる発言を撤回・謝罪
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210204/k10012850081000.html
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の発言をめぐるスポーツ界の反応です。
組織委 荒木田裕子理事「残念。今後は各方面に配慮して」
総理大臣機関の「最長不倒距離」到達後に辞任と違うな!
人間性浮き彫り!
名球会入りの条件で残り5セーブに迫っている日米通算250セーブの達成については、
「周りの方がたくさん言ってくれるが、記録のことは考えていないし、
もっと大きな財産をいただいた。全く悔いはありません
NHK 阪神 藤川球児投手が引退会見 20年超のプロ生活振り返り涙 プロ野球
プロ野球、阪神で長年、抑えとして活躍した藤川球児投手が引退会見を行い、「体の状態がおかしいと感じ、1年間、体の準備が整わないのはプロとして失格だと感じた」と語りました。
「早くファンに伝えようと」
同学年の西武 松坂にエール
1日の会見で藤川投手は、ことし7月にけい椎の手術を受け1軍復帰を目指している松坂投手に向けて「ぼくは自分自身に勝ったので『絶対、へこたれるな』と言いたい。松坂はけがで苦しい中、戦っている最中なので、精いっぱい応援してあげてほしい」とエールを送りました。そのあと、藤川投手は「やっぱり訂正です。松坂は応援は求めていないと思う。しった激励よりもやじが好きなので」と語り、笑いを誘っていました。
「ストレートは生きていく指針」
矢野監督「複雑で寂しい」
JFKという名前を築くことできて誇りに思う
現在、阪神の駐米スカウトを務めるウィリアムスさんは「球児とはたくさんの思い出があるが、2005年はJFKでチームの優勝に貢献してみんなで喜びを分かち合った瞬間がいちばん印象深い。引退を決断したということだが、まだすべてが終わったわけではないし、再び甲子園のマウンドで球児が戦う姿を見ることができることを願っている」とコメントしています。
また、現在、阪神のスカウトを務める久保田智之さんは「阪神の歴史の中で『JFK』という名前の残るものを築くことができたことは誇りに思う。長い間、お疲れ様でしたという思いだし、今まで頑張ってきた球児を本当に尊敬している。本人にはあと2か月半、最後まで頑張ってほしいと伝えた」とコメントしています。(引用ここまで)
アメリカスポーツのプロ選手の良心・正義に大アッパレ!
歴史が動く!
日本は傍観していられない!
世界各地でたたかわれている
人間の尊厳を踏みにじる蛮行に抗議できる日本社会を
そのためにも憲法を活かす新しい政権を構築することが
自由・平等・人権尊重と民主主義の実現を求める国際社会に
連帯することになる!
NHK 大坂なおみ ツアー大会準決勝を棄権 黒人男性銃撃に抗議 テニス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200827/k10012585901000.html?utm_int=error_contents_news-main_007
マネジメント会社によりますと、大坂選手はアメリカのウィスコンシン州で黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として大会のボイコットを決め、準決勝を棄権するということです。
大坂選手は自身のツイッターで
一方、大坂選手が棄権すると表明した大会は、27日に予定されていたすべての試合の休止が決まりました。
大会のホームページで主催者は
同じ会場で開かれている男子のツアー大会も同様に試合を見合わせるということです。男女ともに翌日の28日から試合を再開するとしています。
NBAバックス 抗議で試合ボイコット
NBAと選手会は26日、この日予定されていたプレーオフの3試合を中止すると発表し、改めてスケジュールを組み直すことを決めました。
銃撃が起きたウィスコンシン州に本拠地を置くバックスが、事件に抗議してこの日の試合のボイコットを決めたため、すべての試合の中止に踏み切った形です。
バックスは今シーズン、リーグ最高勝率をマークしている強豪で、事件を受けて
このほか、
大リーグでも…
このうち事件が起きたウィスコンシン州に本拠地を置くブルワーズはレッズとの試合を中止しました。
アメリカのプロスポーツで人種差別に抗議する形で選手がボイコットしたり試合が中止になったりするのは異例で、抗議の動きがスポーツ界でも急速に広がっています。
アメリカスポーツ界に広がる抗議
アメリカのバスケットボールの女子プロリーグ、WNBAも26日に予定していた3試合すべてを延期したほか、
内田篤人選手に大アッパレ!
安倍晋三自民党総裁・内閣総理大臣に大喝!
違憲の身勝手が、
国民に対して
どれほどの迷惑をかけたか、
反省もナシ!
NHK 引退の内田篤人「アントラーズ以外でやる選択肢なかった」 サッカー
サッカーJ1、鹿島アントラーズのディフェンダーで元日本代表の内田篤人選手が引退の記者会見に臨み「右膝の手術をしてから運動能力が大きく落ちた。アントラーズ以外でやる選択肢はなかった」などと語りました。
最も印象的だった試合は…
この中で地元の静岡県については「小学校、中学校、高校と静岡で楽しくサッカーをした。これから地元に戻って子どもたちとサッカーをしたいと思う。アントラーズにも静岡出身の選手がいるので彼らに託してぼくはこれからを見守りたい」と話しました。
また、アントラーズで最も印象的だった試合を問われると、3連覇を決めた2009年の浦和レッズとの試合をあげて「あのときの11人はJリーグ史上最強じゃないかと個人的には思っている。充実していたチームだった」と振り返りました。
さらにアントラーズの地元ファンへの思いを聞かれると、「アントラーズのファンは力強い声援で、スタジアムに入る時からモチベ-ションをアップさせてくれた。タイトルを一番多くとっているクラブのサポーターだけって品格があった」と感謝のことばを口にしました。(引用ここまで)
甲子園大会中止から何を考えるか!
中止はインター杯・文化系部活動も!
中止の教育的、経済的、社会的影響は計り知れない!
9月入学制度信奉者はどのように考えるか!
このような事態になった政治的責任は何か!
コロナウイルス封じ込めの考え方・方法はどうだったか!
韓国・台湾・中国・ニュージーランド・ドイツなどの先進的取り組みを学んでいたか!
一刻を争って感染実態を把握すべし!
戦略は感染者を拡散させ死亡者を出さない!
国民の命、財産、暮らし、安全安心を切れ目なく守る具体的対策を推進する視点は
科学化・柔軟に・多様に・可視化・民主化・納税者・主権者尊重の徹底化!
NHK 夏の全国高校野球 戦後初の中止決定 新型コロナ影響 2020年5月20日 19時10分 高校野球
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200520/k10012437601000.html?utm_int=error_contents_news-main_005
新型コロナウイルスの感染が拡大した影響を受けて、高野連=日本高校野球連盟などは、ことし8月に甲子園球場で予定していた夏の全国高校野球を中止することを決めました。大会が中止となるのは戦後初めてです。
高野連などは、ことし8月10日から甲子園球場で予定していた夏の全国高校野球の開催について協議するため、20日午後、オンラインで運営委員会と高野連の理事会を開き、大会の中止を決めました。
高野連は、中止の理由として、地方大会を開催することが難しいことを挙げています。
具体的には、感染リスクを完全になくすことはできないこと、休校や部活動の休止が長期に及ぶため練習が十分ではなく選手のけがが予想されること、それに、夏休みを短縮する動きがある中、地方大会の開催は学業の支障になりかねないことなどとしています。さらに夏の甲子園についても、全国から長時間かけて選手や関係者が移動することや集団で宿泊することなどを考慮すると感染のリスクは避けられないとしています。
一方、予選としての地方大会も合わせて中止となりました。今後、各都道府県の高野連で地方大会を独自で行うかどうか判断をするということです。
高野連などは午後6時から会見を開き、中止に至った経緯などについて説明することにしています。
夏の全国高校野球の中止は3回目で、戦後では初めてです。また、高校野球がことしのセンバツ大会に続き、春夏連続で中止となるのは今回が初めてです。
渡辺大会会長「心苦しく残念」
大会中止の決定を受けて高野連=日本高校野球連盟などは20日午後6時すぎから会見を開きました。
冒頭で、大会会長を務める朝日新聞の渡辺雅隆社長は「全国の球児の皆さんの夢を絶ってしまい、私自身も無念です。支えてきた家族、監督、関係者、高校野球ファンの期待に応えられず、心苦しく残念に思います。ギリギリまで検討しましたが、安全を最優先した判断で理解していただきたい」と話しました。
高野連 八田会長「自信と誇りを胸に新たな第一歩を」
また、高野連の八田英二会長は「苦渋の決断をお伝えする悲しい日になった。開催中止は球児だけではなく高校野球をこよなく愛する方々にも痛恨の極みです。特に高校3年生にとっては暗くなるまで練習に励んだ集大成の場がなくなり、心が折れる思いかもしれません。しかし、甲子園出場を目指した球児という栄冠は永遠に輝いています。それまでの練習や試合で身につけた自信と誇りを胸に新たな第一歩を踏み出してください。アメリカのプロテストソングに『We shall overcome』『勝利を我らに』があります。新型コロナウイルスに人類が打ち勝つこと、そして皆さんがみずからの心の揺らぎに打ち勝ち、あすに向かって挑戦されることを信じています」と全国の高校球児にメッセージをおくりました。
中止の具体的な理由
高野連などが大会中止を決定した具体的な理由は以下のとおりです。まず、甲子園につながる地方大会については、
▽全国各地でおよそ3800校が参加し、1か月後の6月下旬から8月初めにわたり、およそ250の球場を使って行われる地方大会の感染リスクを完全になくすことはきない。
▽休校や部活動の休止が、長期に及んでいて、練習が十分でない選手のけがなどの増加が予想される。
▽授業時間の確保のために夏休みを短縮し、登校日や授業日を増やす動きがある中、地方大会の開催は学業の支障になりかねない。
▽運営を担う役員や審判員を十分確保できず、治療や感染予防などに当たっている医療スタッフに対して、球場への常駐をお願いできないことが予想される。
▽公的施設の使用制限で、使用できる球場が限られる可能性があるとしています。
また、甲子園球場で行われる全国大会については、開催期間が2週間以上に及び、代表校の選手や関係者が全国から長時間かけて移動して、集団で宿泊することなどを考慮すると感染と拡散のリスクを避けられないとしています。
中止の背景は
高野連などが夏の全国高校野球の中止に踏み切った背景には、選手や関係者の移動や宿泊での感染リスクに加えて、代表校を決める地方大会の日程の確保が難しかったという事情があります。夏の全国高校野球の代表校を決める地方大会は例年、6月から7月にかけて行われますが、各地で学校の休校が長期化し、多くで部活動も再開のめどが立っていない状況です。一部の高野連は地方大会の開幕を遅らせるなどしていますが、それでも選手たちが体力を回復し、実戦感覚を取り戻すには練習期間が短く、高野連の関係者からはけがや熱中症のリスクがあるとの指摘が出ていました。こうした状況の中、8月10日開幕の夏の甲子園に向けて地方大会をすべて実施し、代表校を決めるのは日程的に厳しくなっていました。また、夏の甲子園そのものについても、仮に無観客での開催で観客の感染リスクを無くした場合でも全国から代表校の選手や関係者が都道府県をまたいで鉄道やバスで移動し、長ければ3週間近く、宿舎での集団生活を送ることになり、選手などへの感染リスクは避けられません。こうした事情を勘案した結果、大会の開催は困難と判断し、大会中止の結論となりました。
専門家「中止以外に選択肢ない」
夏の全国高校野球の中止が決まったことについて、スポーツ評論家の玉木正之さんは「高校野球といえども教育の一環なので、部活動として可能かどうかを判断したと思う。全国高校総体も中止になっているので、高校野球だけを特別にやるわけにはいかないし、今まで経験したことのない事態が起こっているので、中止以外に選択肢はなく、しかたがない」と話し、中止の判断は妥当だという考えをしました。そのうえで、「地域によっては、緊急事態宣言が解除されたところもあるので、開催できるなら、地方大会はやってほしい。甲子園に出場するのは一部の選手に限られているので、高校野球を考えるときは高校生全体について考えてもらいたい」と話していました。
3年生の進路への影響 懸念する声も
夏の甲子園の中止が決定したことで、3年生の就職や進学といった進路への影響を懸念する声が上がっています。ことしは夏の全国高校野球に加えて春のセンバツ高校野球も中止となっていて、3年生が甲子園球場という大舞台で実績を残す機会がなくなりました。春と夏の甲子園には、プロ野球を目指す将来有望な選手が出場することから毎年、バックネット裏には多くのプロのスカウトが集まります。秋のドラフト会議を見据えてほとんどのスカウトが出場校の対戦が一巡するまで視察し、選手の動きをチェックしています。
おととし夏の甲子園では秋田・金足農業のエースとして準優勝した吉田輝星投手が大きく評価を上げました。吉田投手は当初、大学に進学する予定でしたが、夏の甲子園での活躍もあって、プロ野球を志望するようになり、その年のドラフト会議で日本ハムから1位で指名されました。
また、ヤクルトの奥川恭伸投手は、石川・星稜高校で2年生の春から4季連続で甲子園に出場し、去年の夏はエースとしてチームを24年ぶりの準優勝に導きました。大舞台での豊富な経験が高く評価され、去年のドラフト会議では3球団から1位で指名を受けました。
ヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクは、「甲子園という大きな舞台で飛躍的に成長する選手もいる。3年生の最後の夏にどこまで伸びるかは僕らも気になるポイントでその過程が見られないのは判断が難しくなる」と話しています。
また、大学のスポーツ推薦では、春と夏の甲子園など全国大会の出場を選考基準の1つにしているところがあります。このうち、去年の全日本大学野球選手権で優勝した明治大学のスポーツ特別入試では学業の成績に加え、競技成績の基準として全国大会出場や地区大会ベスト4以上などを設けています。ことしは甲子園の2つの大会が中止になったことから、「これまでの競技成績や能力などを踏まえ、同じ程度の基準を満たす入学者を選抜したい」としています。ただ、大学野球の関係者からはこの春以降、公式戦の中止が相次ぎ、高校3年生のプレーを見る機会が少なくなっていることから例年より実力の見極めが難しいという声が出ています。東都大学野球に所属する大学の監督は「例年だとセンバツや春の県大会、6月の練習試合で選手の動きを見て、夏の甲子園は最終段階としてチェックする。実戦を見て決めたいが、ことしは映像だけで判断しなければならなくなるかもしれない」と話していました。
過去に中止は2回
101回を数える夏の全国高校野球の歴史の中で大会が中止になったことはこれまでに2回あります。初めての中止は大正7年で、この年は開幕直前に米騒動が発生して全国各地に暴動が広がったため、開会式前日に延期が発表され、その後、中止になりました。また、昭和16年は、一部で地方大会が始まっていましたが、戦局が緊迫した影響で中止に追い込まれました。その後、太平洋戦争のため、昭和17年から4年間、大会は行われませんでしたが、高野連では大会の開催を予定していなかったため、この期間は「中断」としています。
菅官房長官「流行収束させるに尽きる」
菅官房長官は、午後の記者会見で、夏の全国高校野球の中止が決まったことについて、「子どもたちが、感染予防に留意しつつも、できるだけ早く日常生活に戻れるように、政府として、現在の流行を収束させるよう努めるということに尽きる」と述べました。
「来年は『栄冠は君に輝く』聞きたい」
夏の全国高校野球の中止が決まったことについて、大会歌、「栄冠は君に輝く」を作曲し、いま放送されているNHKの連続テレビ小説、「エール」のモデルとなっている作曲家、古関裕而の息子の古関正裕さんは、NHKの電話取材に応じました。この中で、「父親からは、若者たちの夢をかけるエールを送る歌だと聞かされてきた。3年生でこれで最後の球児もいて残念だ。ただ夢に向かってこれまで練習してきたことは決して無にならないと思う。今の野球をやっている夢を諦めずに追い続けてほしい。来年は、新型コロナウイルスが収まって『栄冠は君に輝く』が聞きたい」と話していました。
高校野球ファンは
春に続いて夏の甲子園も中止となったことについて、大阪 梅田で反応を聞きました。
20代の男子大学生は「中止と知り驚きました。高校球児は、人生の目標がなくなるのではないかと心配です。コロナ収束後に、プレーはできなくとも甲子園球場に招待するなどケアをしてあげてほしい」と話していました。
66歳の男性は「インターハイも中止になっていますし、甲子園だけとなると整合性も取れないのでかわいそうですがしかたないとも思います。春のセンバツも中止になっていますし、どんな声をかければいいのか分からないですが、気を落とないでほしい」と話していました。
大阪の高校の野球部員だという1年生の男子生徒は「1年生の時から厳しい練習を重ねてきた3年生があまりにかわいそうです。甲子園は全国の高校球児が目指す目標で、中止となるとモチベーションが保てないし、野球に対する思いもなくなってしまうと思います。せめて、大阪の大会だけは中止にならないことを信じたいです」と話していました。
20代の会社員の女性は「球児の頑張る姿から勇気をもらえるので、夏の甲子園は毎年楽しみに見ていました。夏といえば甲子園なので、高校野球ファンからしてもすごく寂しいです」と話していました。
甲子園球場近くの土産物店や神社は
夏の全国高校野球の中止の決定について、甲子園球場のすぐそばで土産物店を営む松田武士さんは、「全国から高校野球が好きな人が集まる街なので、お客さんと会えないのも寂しいし、売り上げも100%減のようなものなので、もう、どうしたらよいか分かりません」と話していました。高校球児らが必勝の祈願に訪れる素※戔嗚神社の畑中秀敏宮司は、「一生懸命、練習してきたのに努力が水の泡になるように思えて球児たちが気の毒です。センバツも中止になり、ずっと閑散としていてこんなに歓声の聞こえない甲子園は初めてで寂しいです」と話していました。※素戔嗚の「戔」は戔の下に皿。
NHK 夏の全国高校野球中止 高校関係者の反応は 2020年5月20日 20時42分 高校野球
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200520/k10012438061000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
夏の全国高校野球の中止が決まったことについて、高校野球の関係者の反応です。
歴代最多勝利 智弁和歌山 高嶋元監督「残念だが しかたない」
甲子園で監督として歴代最多の春夏通算68勝をあげた、智弁和歌山高校の元監督、高嶋仁さんは、「センバツが中止になる中、夏は何とかやってほしいという気持ちがあっただけに残念だが、現状を考えるとしかたないと思う」と話していました。また地方大会の開催については「選手のモチベーションは下がるかもしれないが、最後に戦って終わるという形にするためにも、ぜひやってもらいたい」と話していました。そして3年生に対しては「気持ちを切り替えるのは難しいかもしれないが、これまでの厳しい練習で培ってきた強い気持ちを、大学や社会人、それにプロといった次のステップに生かしてほしい」とエールをおくっていました。
春夏計5回優勝 横浜 渡辺元監督「かけることばが見つからない」
横浜高校の元監督で甲子園で春夏合わせて5回の優勝経験がある渡辺元智さん(75)は「センバツが中止なり、夏は必ずやってほしいと思っていたが、ショックだ。甲子園は一回り、二回りも大きくしてくれる特別な場所。甲子園を目指してきた高校球児にはかけることばが見つからない」と話しました。そして平成10年にプロ野球・西武でプレーする松坂大輔投手を擁して甲子園で春夏連覇を果たしたことを振り返り、「個性の強いチームだったが、松坂の『ワン・フォー・オール』ということばでみんなが一緒になって戦うことができた。改めて甲子園の器の大きさを感じた」と話していました。そして高校球児に対して、「人生をかけて目標にしてきた甲子園がなくなり、一時は立ち上がれないとは思うが、『野球』の2文字を失ってほしくない。仲間とともに悩みながら立ち直ってほしい」とエールをおくりました。
仙台育英キャプテン「しっかり前を向いて次に進む」
夏の全国高校野球で平成元年と平成27年に準優勝し、ことし春のセンバツ出場も決めていた宮城の仙台育英高校はオンラインでのインタビューに応じました。須江航監督は「今回、努力を発表する場がなくなったことに関しては、選手たちのことを思うと悔しくて悲しいです。ただ、ここで立ち止まるわけにはいかないし、努力してきたことがむだではないことをこれからの日々で証明していきたいです」と話していました。またキャプテンの田中祥都選手は「甲子園は憧れの舞台で、そこで野球をしたいと思っていた場所ですが、チームとして以前から中止の可能性についても話し合っていたので、しっかり前を向いて次に進んでいこうという気持ちはあります」と話していました。春のセンバツで背番号1をつける予定だった向坂優太郎投手は「率直に悲しいですが、どういう判断が下されても受け入れる覚悟はできていました。下の学年に、自分たちの学年の良さを引き継ぐ役割を果たして夏を終わりたいです」と話していました。
作新学院キャプテン「みんなと野球ができないと思うと悲しい」
平成28年に全国優勝を果たし、去年まで9年連続で出場していた宇都宮市の作新学院の小針崇宏監督は「高校球児はこの大会を目標にしてきたため、大会がないことを残念に思う。これから野球をやっていく意味を生徒には伝えていきたい」とコメントしました。3年生でキャプテンの鈴木蓮選手はオンラインでの取材に応じ、「いまだに中止になったという実感がわきません。もうみんなと野球ができないと思うと悲しい気持ちです。甲子園に出るという目標はなくなってしまったが、作新学院で培った人間力を今後にいかしていきたい」と話していました。また3年生で野手の横山陽樹選手は「3年生の夏にいままで2年以上一緒にやってきたチームメートと甲子園に出たかったです。今は残念としか言いようがないが、甲子園を目指したことを前向きに捉えて今後につなげていきたい」と話していました。
星稜監督「今はかけることばも見当たらない」
去年夏の甲子園で準優勝を果たした石川・星稜高校の林和成監督は20日午後5時すぎ報道陣の取材に応じました。林監督は「正式な発表を聞いて、残念だと思ったが命に勝るものはないのでしかたないと思った。中止は苦渋の決断だったと思うので最後までしっかり考えていただいた点は感謝している。去年、あと一歩のところで頂点を逃したので、3年生は頂点をつかもうとずっと練習を頑張ってきた。今はかけることばも見当たらない」と話しました。そのうえで「選手たちにはどこかで区切りをつけさせて次のステージに送り出したい」と話していました。
愛工大名電監督「中止を乗り越えられるようなことばをかけたい」
夏の甲子園に12回出場している愛知の愛工大名電高校の倉野光生監督は「中止の決定を聞いてもまだ可能性はあるんじゃないか、なんとか大会をやってほしいという思いはあったが、多くの人たちの健康、安全を考えればやむを得ない」と複雑な心境を語りました。そのうえで、「高校3年間だけではなく野球を始めた頃から甲子園を目指して練習の苦難を乗り越えてきた選手たちに『残念だ、切り替えろ』と言っても簡単では無いが、なんとかこの中止を乗り越えられるようなことばをかけたい」と話していました。
一方、愛知県の高校野球連盟が独自に愛知県大会の開催を目指していることについては「われわれ、現場も協力して、なんとかできるようにしたい。それだけではなく、3年生が次のステージで頑張れるような環境を作って送り出してあげたい」と話していました。
岐阜商監督「代わりになる県の大会を」
県立岐阜商業の鍛治舍巧監督は20日夕方、高校で記者会見しました。鍛治舍監督は中止はしかたがないとしたうえで、「部活動が自粛の期間も部員たちは自宅や周辺で自主トレーニングをしっかりやってくれて全国でも誇れる野球部だ」と選手たちにことばを贈りました。そして、「甲子園に代わるものは甲子園しかないが、3年生のためにも代わりになる県の大会をやってほしい」と話しました。このあと鍛治舍監督は、テレビ会議システムで3年生の選手やマネージャーの一人一人に直接、ことばをかけました。これに対し、選手たちは「この悔しさを次の舞台で晴らせるように頑張っていきたい」とか、「後輩には同じ思いをしてほしくない」と答えました。鍛治舍監督は「後輩のことまで思いやるその気持ちがこれからの人生で生きてくる」と声を震わせていました。
龍谷大平安監督「現状を認める、納得する、諦めると伝えたい」
全国で最も多い春・夏合わせて75回の出場を果たしている京都の龍谷大平安高校の原田英彦監督は「ひと言で言えば、残念です。人の心をつかんだり、感動を与えたりと、高校野球には大きな役割があり、夏の選手権中止は非常に重い決断です。3年生に伝えたいことは現状を認める、納得する、諦める。諦めないと次の目標が立てられない、進めない。きついことばかもしれませんが、われわれよりも苦労している人がたくさんいるということを彼らにはわかってもらわないといけません。次に集まるときに実際に選手たちの顔を見て、話したいと思います」とことばを一つ一つ選びながら話していました。
履正社監督「受け入れなければいけない」
去年の優勝校で大会2連覇を目指していた大阪の履正社高校の岡田龍生監督は「夏の甲子園を目標に頑張ってきた選手たちの努力を見ているので残念な気持ちでいっぱいです。センバツが中止になり『夏があるじゃないか』と頑張ってきただけになんとか大会をさせてあげたかったです」と苦しい胸の内を語りました。一方で、中止の判断については「いちばんに生徒や関係者の安全を守らなくてはいけないという点から出された結論ですので、当然、受け入れなければいけない」と理解を示しました。そして、大阪府の地方大会開催について「ことしに入って練習試合もできていないのでせめて1試合でも試合をさせてあげたい。大阪は学校数も多く安全対策や日程の確保など難しい部分もあると思いますので、大阪府高野連に判断していただきたい」と話していました。
広島商監督「1人の大人として力不足を感じる」
これまで23回の出場で歴代2位となる6回の優勝を誇る広島商業の荒谷忠勝監督は「球児にとっては最高の舞台であり、甲子園を目標にしているのでつらい練習にも耐えられるところがある。汗や涙を流してでも行きたい場所が、大会すらできなくなり、1人の大人として力不足を感じる」と話しました。広島商業は去年に続き2年連続での出場を目指していましたが、「大会が開かれるという希望を持って、1日1日できることをやっていこうと選手には声かけしてきた。この夏にかけてきたので、こういう結果になり残念だ」と話しました。そのうえで今後について、「選手たちが人生の中で、これを糧に生きていけるような声かけをしたい。進路のこともあるので、モチベーションを上げていけるように今後の活動を考えたい」と話していました。
明徳義塾監督「ひと言では言えないが残念でならない」
去年、高知代表として、明徳義塾高校を夏の全国高校野球に導き、ことし春のセンバツでは大会の中止で出場がかなわなかった馬淵史郎監督は「ひと言では言えないが残念でならない」と悔しさをにじませました。夏の全国高校野球の中止の決定を受けて明徳義塾高校の野球部のグラウンドでは馬淵史郎監督が練習を中断して、選手たちを集めました。そして選手たちを前に「大会の中止が決まった。3年生は親元を離れ最後の夏に自分の力を発揮できる大会がなくなったので残念としかいいようがない。ただ大会がなくなったからといって自暴自棄になったり目標を失ったりしてはだめだ。新しい目標を立てて頑張ってほしい」と述べると、中には目に涙を浮かべる選手もいました。このあと、報道陣の取材に応じた馬淵監督は「いろいろ思いがありすぎてひと言では言えないが残念でならない。もし感染の拡大の状況が落ち着き授業の日程などが合えば子どもたちにとって最後の区切りになるようなゲームの開催などを考えたい」と話しました。さらに18歳以下の日本代表の監督として、「大会がなくなりつらい思いをしていると思うがこの経験をどこかで生かしてもらいたい。ここでふんばることが人生においてプラスになる。甲子園だけがすべてじゃないので新しい目標に向かって頑張ってもらいたい」と全国の球児にエールをおくりました。またキャプテンの鈴木大照選手は「3年生みんなでもう1度甲子園に行きたいという思いがあったのでできるならやりたかった。この高校でよい物を得られたのでこの3年間はよかった」と悔しさをこらえながら話していました。
佐賀北キャプテン「やりたかった気持ちが強いです」
13年前、「がばい旋風」と呼ばれる快進撃で全国制覇を果たした佐賀市の県立佐賀北高校では、休校期間が終わり、先週から練習を再開していました。キャプテンの久保公佑選手は「新チームになってから夏の甲子園を目標にやってきたので、やりたかった気持ちが強いです。先のことは分かりませんが、これからどうやって一つの方向を向いてやっていくか、チームで話し合おうと思います」と話していました。また本村祥次監督は「選手たちのことを思うと、かけることばも見当たりませんが、いまは選手たちに寄り添うしかないのかなと思います」と話していました。佐賀県高校野球連盟は今後、地方大会を独自で行うか、「今月下旬に会議を開き、協議する」としています。(引用ここまで)
NHK 夏の全国高校野球中止 プロ野球界の反応は 2020年5月20日 20時17分 高校野球
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200520/k10012437641000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
夏の全国高校野球が中止となったことについて、プロ野球界の反応です。
西武 森選手「めちゃくちゃ残念」
プロ野球・西武で昨シーズン、パ・リーグのMVP=最優秀選手に輝いた森友哉選手は、大阪桐蔭高校時代には甲子園に4季連続で出場し、春夏連覇も経験しました。森選手は夏の全国高校野球の中止が決まったことについて、「めちゃくちゃ残念。春のセンバツの中止だけでも残念な気持ちだったが、夏に向けて頑張ろうという時に、夏も中止となると何をモチベーションに頑張っていいのかわからないのが現状だと思う」と高校球児を気遣いました。そのうえで「選手たちになんと声をかけていいのかわからないが、大学、社会人、プロを目指している選手は高校野球、甲子園がゴールではないと思う。今すぐに切り替えるのは正直、無理だろうが、先の野球人生を考えて頑張ってもらいたい。次のステージで野球をする、しないに関係なく、これから次に向かうための準備ができればいいんじゃないかと思う」とエールを送りました。
西武 松坂投手「1試合でも多くプレーできること祈る」
高校時代に甲子園に出場した経験があるプロ野球・西武の選手などが球団を通じてコメントを出しました。横浜高校のエースとして、甲子園で春夏連覇を達成した松坂大輔投手は、「正直、開幕の3か月前の決定は早すぎるという思いはあるが、中止という重い決断をした日本高野連、主催者の方々は、議論を尽くしたうえで決定したと思う。決断をもっと遅らせることもできたのかもしれないが、『夏の甲子園』と代表校決定の『地方大会』はセットだろうし、学校自体が再開されていない現状ではしかたがないことだと思う。センバツに続き、夏の甲子園の開催が無くなったこと。もし自分がその立場に身を置いたことを考えると選手の皆さんにかけることばは正直、見当たらない。本当の苦しさは当事者にしかわからないから。事実をどう受け止め、次に向かうかという問いに答えも見つからない。甲子園というものは、それだけ大きな存在だ。願わくば、新型コロナウイルスの感染が終息し、選手たちが1試合でも多くプレーできることを祈るだけだ」と高校球児を気遣いました。
西武 高橋投手「3年生はつらい思いをしていると思う」
群馬の前橋育英高校で2年生エースとして夏の甲子園でチームの初出場初優勝に導いた高橋光成投手は、「中止になったことで、特に甲子園を目指していた高校3年生の皆さんは、つらい思いをしていると思う。高校生活で野球に一区切りをつけようとしていた方、この先も野球を続けようと思っている方、皆さんそれぞれが気持ちを切り替えて前を向いてくれたらと思う。皆さんがこれから新たな場所で輝けるように僕も一生懸命応援したい」とエールを送りました。
西武 今井投手「この先も野球を続けてほしい」
栃木・作新学院のエースとして夏の甲子園で優勝を果たした今井達也投手は、「高校球児の皆さんは今、気持ちを切り替えるのが難しいと思う。『やりたいこと』『今やるべきこと』を探してそれを達成するために挑戦をしてほしい。皆さんにはぜひこの先も野球を続けてほしいと思うし、大きな目標を作ってチャレンジしてほしい」とコメントしています。
西武 松井2軍監督「皆さんの努力は必ず誰かが見ている」
大阪のPL学園で春のセンバツ高校野球に出場した松井稼頭央2軍監督は、「高校球児の皆さんにとって『夢の舞台』が開催されないことはとても残念に思う。きっと皆さんはそれを目指して3年間、いや少年野球時代から一生懸命練習に励んできたことだろう。それでもその“皆さんの努力”は必ず誰かがどこかで見ているものだ。僕は皆さんのことを応援しているし、将来一緒に野球ができたらうれしいと思う。野球を好きでいて、続けてください。一緒に頑張りましょう」とコメントしています。
西武球団 潮崎ディレクター「選手の努力の成果を評価する」
夏の全国高校野球が中止になったことで、プロ野球の各球団のスカウトからはことし秋のドラフト会議での選手指名に大きな影響が出るという声が聞かれます。このうち、西武の球団本部編成グループの潮崎哲也ディレクターは、夏の全国高校野球で注目する点について、「甲子園という大舞台の中で選手は1試合1試合大きく成長することがある。選手個々のポテンシャルに加え、成長度合いの確認の場だと考えている」と説明しました。そのうえで、春のセンバツ高校野球に続き、夏の全国高校野球まで中止になったことについて、「2年生の後半から大きく成長し、夏の甲子園があれば、そこで輝いていたはずの選手の能力を正確に判断できない可能性がある。この大きく成長する期間に、その『伸び具合』を見ることができないという点で大きな影響があるのは確かだ」と話しています。そしてドラフト会議に向けては、「選手たちの努力の成果をしっかり評価するのも私たちの仕事だ。現時点では選手への評価は非常に難しいが、その時、その時にできることを精査してスカウティング活動にあたっていきたい」と話していました。
巨人 岡本選手「想像できない」
奈良・智弁学園で3年生の時に春と夏の甲子園に出場した岡本和真選手は、「夏の甲子園がないのは想像ができない。甲子園を目指して頑張っているところでそれがなくなるというのは残念でことばが出てこない」とコメントしています。
巨人 水野巡回投手コーチ「3年間培った絆を大事に」
「やまびこ打線」と呼ばれた強力打線を有する徳島・池田高校で夏春連覇を経験した水野雄仁巡回投手コーチは、「小さいころからの憧れで最初に出た時の感動はそれまで野球をしてきた中で最高の喜びだった。高校球児にとって新たな目標設定は難しいと思うが、一緒に練習してきた仲間は一生の仲間。甲子園という結果を出す場所がなくなったとしても3年間培った絆を大事に前向きに進んでほしい」と話しています。
巨人 杉内2軍投手コーチ「かけることばが見つからない」
鹿児島実業のエースとして夏の甲子園でノーヒットノーランを達成した杉内俊哉2軍投手コーチは、「あの独特の緊張感で投げさせてもらい、その緊張感を味わえたことがプロに入ってからも役に立った。本当に自分自身の大きな経験ができた場所だった。甲子園を目標に入学してきてると思うので、かけることばが見つからない」としています。
ソフトバンク 今宮選手「僕には想像できない」
大分の明豊高校時代に春夏合わせて3回の甲子園を経験した今宮健太選手は「こういう形で高校野球生活が終わってしまうのは僕には想像できない。球児のショックの大きさは並大抵ではなく、かけることばもない」と話していました。
ソフトバンク 甲斐野投手「野球を嫌いにならないで」
2年目の甲斐野央投手は「甲子園には出場していないが、甲子園があったからこそ高校時代の厳しい練習を乗り越えられたので、高校生たちも悔しいと思う。ただ、僕の周りには社会人チームなどで野球を続けている同級生もいるので、野球を嫌いにならず頑張っていればいいことがあると思って続けてほしい」と話していました。
ソフトバンク 内川選手「選手たちの思い聞いてあげて」
ベテランの内川聖一選手は「自分自身は甲子園には出場していないが、それに向けて戦う場はあったので、それすらもないと思えばかけることばもない。すぐに切り替えて前に進めるような気持ちで野球をやっている子はいないと思うので、親や監督、コーチ、学校の先生などには選手たちがどう思っているかを聞いてあげてほしい」と話していました。
DeNA 山崎投手「高校球児のことを考えるとつらい」
東京の帝京高校で、春と夏の甲子園に出場したDeNAの山崎康晃投手は、「高校球児の皆さんのことを考えるとつらい思いです。簡単にコメントできることではありませんが、ここまで頑張ってきたことは決してむだにはならないと思うので、この先の長い人生、将来に向けて前を向いてほしいと思います」と球団を通じてコメントしました。
DeNA 嶺井選手「とても残念」
沖縄尚学高校で2年生の時に春のセンバツで優勝を経験したDeNAの嶺井博希選手は、「僕自身も甲子園を目指して、日々頑張っていたので中止が決まり、とても残念ですし、高校球児の気持ちを考えると正直つらい気持ちになります。この先の長い将来に向けて前を向いて頑張ってほしい」と球団を通じてコメントしました。
楽天 三木監督「なんとか前に進んでもらいたい」
夏の全国高校野球の中止が決まったことについて、楽天の三木肇監督は「関わった人のいろいろな思いが詰まった決断だと思う。高校球児の皆さんは本当につらいと思うが、なんとか前に進んでもらいたい」と話していました。
楽天 浅村選手「先の目標をしっかり持ってもらいたい」
大阪桐蔭高校3年の夏に甲子園で打率5割5分2厘をマークし、優勝も経験した浅村栄斗選手は「3年生にとっては最後の夏で、ここまで甲子園を目標にやってきたと思うので残念だ。しかたないで片づけるのはかわいそうだが、甲子園がすべてではないと思うので、ここから先の目標をしっかり持ってもらいたい」としています。
楽天 安樂選手「高校野球で学んだことを将来生かして」
愛媛の済美高校で春夏合わせて2回、甲子園に出場し、センバツでは準優勝を果たした安樂智大選手は「日本全体がこういう状況なのでしかたのない部分もあるが、もどかしい気持ちだ。特に3年生は、3年間やってきた集大成の機会がなくなってしまった悔しさがあると思う。高校野球で学んだことを大学生や社会人になった時に生かしていってほしい」と励ましのことばを送りました。
楽天 松井投手「野球に費やした時間決してむだにならない」
神奈川の桐光学園で大会記録となる10人連続奪三振と1試合22奪三振をマークした松井裕樹選手は、「特に3年生はなかなか心の整理はつかないと思うし、簡単なことは言えないが、野球に情熱をかけ、費やしてきた時間は決してむだにはならないと思うので、これからも頑張っていってほしい」とエールをおくりました。
楽天 由規投手「高校野球生活を最後まで味わってほしい」
宮城の仙台育英高校で春夏通じて3回甲子園に出場し、大会史上最速となる155キロをマークした由規投手は「球児たちの気持ちを考えると心苦しいが、身を守ることが最優先だと思うので、致し方ない判断なのかなと思う。3年生は特に悔しい気持ちでいっぱいだと思うが、これで終わったわけではない。仲間と泥まみれになりながら一生懸命汗を流し、高校野球生活を最後の最後まで思う存分味わってほしい。その充実感と達成感がきっとこれからの人生に役立つと思う。頑張れ!高校球児!」と激励しています。
ロッテ 藤原選手「驚いてことばが見つからない」
大阪桐蔭高校でおととし春夏連覇を達成した2年目の藤原恭大選手は「驚いてことばが見つからない。簡単には切り替えられないと思う。1つだけ言えるのは3年間、共に汗を流したメンバーは一生の友達で一生の思い出なので、この3年間の日々はこれからも変わらず、すばらしい日々として残ると思う。この大会を目標に頑張ってきた日々を誇りにして、ぜひこれからも野球を続けてほしい」と高校球児たちにメッセージをおくりました。
ロッテ 安田選手「この悔しい経験が生きることも」
大阪の履正社高校で甲子園に出場した3年目の安田尚憲選手は、「高校3年間でやってきた集大成と言える大会なので、後輩たちのことを思うとつらいし言葉にできないほど悲しい。ただ、ここで人生は終わりではないので、この悔しい経験が長い人生で生きることもあると思う。大変な時期を乗り越えていくことをプラスのエネルギーに変えてほしい」とエールをおくりました。
ロッテ 田村選手「本当にショック」
大阪出身で青森にある今の八戸学院光星高校で3季連続で甲子園準優勝を果たしたキャッチャーの田村龍弘選手は、「本当にショック。僕のように甲子園出場を目指して親元を離れた選手の気持ちを考えるとことばが見つからない。すぐには気持ちを切り替えることはできないと思うが、何とか次の夢や目標を作って頑張ってほしい」とコメントしました。
ロッテ 井口監督「高校球児の気持ち思うと胸が痛む」
東京の国学院久我山高校時代に甲子園に出場した井口資仁監督は「高校野球最大の目標であり夢としていた大会なので、高校球児の気持ちを思うと胸が痛くなる。どんなことばも今は無力かもしれないが、ただ1つ言えることは、人生はチャレンジの連続なので高校3年生の皆さんはぜひ次のステージでも新たな目標に挑んでほしい。この3年間、みんなで1つの目標に向かって頑張った日々は消えない。これからも同じように目標に向かい進み続けてほしい」とコメントしました。
日本ハム 栗山監督「何倍にもして返すぞと前を向いて」
日本ハムの栗山英樹監督は「球児と関係者の皆様の気持ちを考えたらことばになりません。球児の皆さんは私では想像しえないほどの苦しみとむなしさを感じていると思いますが今の感情を今後の人生で何倍にもして返すぞと前を向いてほしいと思います」などとコメントしています。
中日 根尾選手「次に向けて何かできることを頑張って」
大阪桐蔭高校で甲子園を春夏連覇したプロ野球、中日2年目の根尾※アキラ選手は、「やはり3年生の最後の夏はすごく特別だった。自分が今、3年生の立場だったらすごくショックだと思うが、選手たちには次に向けて何かできることを頑張ってほしい」と話しました。
※「日」の下に「迎」のしんにょうなし。
中日 石川選手「本当に残念だ」
去年、東邦高校で春のセンバツ高校野球を制したルーキーの石川※タカ弥選手は、「高校野球と言えば甲子園なので、本当に残念だ。選手たちは正直、何を目指してよいかわからないと思う。残りの高校野球生活は短いが、やれることをしっかりやって、これからの野球人生に少しでも生かしてほしい」と話していました。
※「日」の下に「迎」のしんにょうなし。
ヤクルト 山田選手「今までの努力むだではない」
大阪・履正社高校で夏の甲子園に出場したヤクルトの山田哲人選手は、「残念ですし、高校球児、サポートする方々、関係者の方々の気持ちを考えるとかけることばも見つかりません。今までの努力と今の気持ちがむだになることは絶対にないと思います。頑張ってください」と球団を通じて高校球児にメッセージを送りました。
ヤクルト 奥川投手「本当に残念な気持ちでいっぱい」
石川・星稜高校のエースとして、去年夏の甲子園で準優勝したヤクルトの奥川恭伸投手は、「本当に残念な気持ちでいっぱいです。とくに高校3年生の気持ちを考えると開催してほしかったというのが私の率直な気持ちでした。今までの努力はむだにならないと思います。頑張ってほしいです」とエールを送りました。(引用ここまで)
こんな国会と議員はスポーツの世界では許されない!
ルールを否定しても
憲法をないがしろにしても許される日本社会!
こんな国で五輪とは!
五輪憲章を冒涜するニッポン!チャチャチャ!!
子どもの約束を守りなさい!とは言えない日本は
チョー恥ずかしい!
この体質はどこにあるか!
大日本帝国憲法時代の忌まわしい歴史を
清算できない、しない日本だからこそ!
NHK 森法相の国会答弁に首相が厳重注意 野党側は衆院本会議出席 2020年3月12日 18時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012328131000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
森法務大臣が「東日本大震災の際に、検察官が最初に逃げた」などと答弁したことに、野党側は反発して午前の国会審議に応じませんでした。これを受けて安倍総理大臣が、森大臣を厳重注意したことなどから野党側は、衆議院本会議に出席しました。
森法務大臣は今月9日の参議院予算委員会での東京高等検察庁の検事長の定年延長をめぐる質疑で「東日本大震災の際に、福島県いわき市から、市民が避難していない中で検察官が最初に逃げた。身柄拘束をしている十数人を理由なく釈放した」などと答弁し、11日の委員会で、答弁は個人の見解で不適当だったとして撤回しました。
これについて立憲民主党など野党側は、国会対策委員長が会談し、森大臣の答弁は事実と異なり、検察をおとしめるものだなどと反発し、午前の国会審議に応じませんでした。
これを受けて安倍総理大臣は、総理大臣官邸で森大臣と会談して、答弁について厳重注意し、森大臣は記者団に「法務省が確認した事実と異なる発言をし、誠に不適切だったと真摯(しんし)に反省し、発言を撤回して深くおわびする」と述べました。
また、大島衆議院議長が、自民党の森山国会対策委員長や、立憲民主党の安住国会対策委員長らと会談し、審議への協力を求めました。
このため野党側は、新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え「緊急事態宣言」を可能にする法案の採決などを行う衆議院本会議に出席しました。(引用ここまで)
NHK 安倍首相 国会答弁めぐり森法相を厳重注意 2020年3月12日 15時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012327731000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
安倍総理大臣は12日午後、総理大臣官邸で森法務大臣と会談し、参議院予算委員会で「東日本大震災の際に検察官が最初に逃げた」などと答弁したことについて厳重注意しました。
森法務大臣は今月9日の参議院予算委員会での質疑で、「東日本大震災の際に福島県いわき市から市民が避難していない中で検察官が最初に逃げた」などと答弁し、11日の委員会で、答弁は個人の見解で不適当だったとして撤回しました。
これに対し野党側は、事実と異なり検察をおとしめるものだとして、政府・与党から誠意ある対応がないかぎりは衆参両院のすべての国会審議に応じられないなどと反発し、与野党の間で断続的に協議が行われています。
こうした中、安倍総理大臣は12日午後2時半ごろ、総理大臣官邸で森法務大臣と会談し、国会での答弁について厳重注意しました。
会談のあと、森法務大臣は記者団に対し、「結果として法務省が確認した事実と異なる発言をし、検察庁を所管する法務大臣として誠に不適切だったと真摯(しんし)に反省し、発言を撤回し、深くおわびする。今後の国会審議ではより一層、誠実に対応していきたい。まずは国会において説明をさせていただきたい」と述べました。
安倍首相「緊張感を持って職務を」
安倍総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し、本人に厳重注意し、よりいっそう緊張感を持って職務を果たすよう求めたことを明らかにしました。
この中で、安倍総理大臣は、「森法務大臣の国会の答弁における不適切な発言について、私から本人に厳重に注意した。すでに森法務大臣自身が発言を撤回し、謝罪しているものと承知している」と述べました。そのうえで、「今後よりいっそう緊張感を持って職務を果たしていってもらいたい」と述べました。
菅官房長官「森法相は真摯(しんし)に反省」
菅官房長官は午後の記者会見で、安倍総理大臣が森法務大臣を厳重注意したことについて「森法務大臣は真摯(しんし)に反省して、すでに発言を撤回し、心からおわびしているものと承知しており、国会で丁寧な説明を行い、その職責を果たしてもらいたい。閣僚は、国会において緊張感を持って対応しなければならない」と述べました。(引用ここまで)
NHK 法相答弁 立民 安住氏「対応なければ本会議に出席できない」 2020年3月12日 14時44分新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012327651000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
森法務大臣が「東日本大震災の際に、福島県いわき市から検察官が最初に逃げた」などと答弁したことに、野党側は反発していて、政府・与党から誠意ある対応がないかぎり、すべての国会審議に応じられないという認識で一致しました。
立憲民主党の安住国会対策委員長は会派の代議士会で、「『東日本大震災の際に、検察官が最初に逃げた』などと答弁した人を法務大臣にしているのはどういうことなのか、安倍総理大臣に聞きたい。与党側が、森法務大臣の政治的責任をきちんと明確にするなり、われわれが納得できる対応をするなりしないかぎり、本会議に出席することはできない」と述べました。
山尾氏 法案に反対する意向
これに対し、立憲民主党の山尾志桜里衆議院議員が発言を求め、「重大な法案であり、野党の議員も本会議に出席して国民に賛否を披露することが大切だ」と主張しました。
そのうえで山尾氏は「法案の内容や対応の決め方について、オープンでしんしな議論の場が少なく、民主的でなかった。非民主的な方法で賛否が決められた法案には賛成できず、反対する」と述べ、会派で決定した法案に賛成するとした方針に反して反対する意向を明らかにしました。(引用ここまで)
NHK 河井前法相 衆院本会議を欠席 体調不良を理由に 2020年3月12日 20時36分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012328331000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
自民党の河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件で、広島地方検察庁に任意で事情を聴かれた夫の河井克行前法務大臣は、12日の衆議院本会議を欠席しました。
自民党の河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件では、広島地方検察庁が夫の河井克行前法務大臣と、案里氏の2人から任意で事情を聴いたことが分かっています。
こうした中、河井克行氏は12日午後開かれた衆議院本会議を欠席しました。体調不良を理由としているということです。(引用ここまで)