バイデン氏の勝利演説を評価する際に必要なことは!?
辺野古・北朝鮮・中国をどのように捉え、どんな政策で臨むか!
核兵器禁止条約を批准できるか!
バイデン演説を実のあるものにするためには
日本国民が声をあげる!
傍観・評論は最大の敵だ!
「不断の努力」を傾けるべし!
【ノーカット】バイデン氏演説 大統領選挙勝利宣言 2020/11/07
アメリカ大統領選挙で当選確実が伝えられた民主党のバイデン前副大統領は、7日、地元デラウェア州で演説し、勝利を宣言しました。およそ15分の演説で何を語ったのか、ポイントをまとめました。
明白な勝利
「アメリカ国民は声をあげ、明白な勝利をもたらしてくれました。人々の勝利です。アメリカ大統領選挙で最多となる7400万もの投票をもって、私たちを当選させてくれました。きょう、全米そして全世界が大きな希望の喜びにあふれています」
結束を目指す大統領に
「私は約束します。分断ではなく、結束を目指す大統領になります。赤い州か青い州かではなく、ひとつのアメリカ合衆国として見ます。人々の信頼を得られるよう、全力を尽くします」「トランプ大統領に投票したみなさんの失望も理解しています。けれどもお互いにチャンスを与え合いましょう。激しいことばのやりとりはやめて、お互いを見つめ、お互いの話に耳を傾けましょう。前に進むためには、相手を敵視するのをやめなければなりません。私たちは敵ではなく、みなアメリカ人なのです。今こそアメリカを癒やすときです。」
「大統領選挙は終わりました。私たちは何をすべきでしょうか。
▽ウイルスを制御し、
▽繁栄を築き、
▽医療保険制度を守り、
▽構造的な人種差別を根絶し、
▽気候を保護し、
▽品位を回復し、民主主義を擁護する戦い。
これらの戦いに向けて、良識、平等、科学、それに希望の力を結集させるため、アメリカ国民は私たちを求めたと私は信じています」
新型コロナウイルス対策を
「まずは新型コロナウイルス対策に取り組みます。経済を回復させるために不可欠です。子や孫を抱きしめたり、誕生日を祝ったり、結婚式や卒業式を行うためにも対策が必要なのです。就任日の来年1月20日から対策を始めるため、今月9日に科学者や専門家のグループを指名します」
民主党と共和党は協力できる
「私は民主党員として立候補しました。しかしこれからはアメリカの大統領として、私に投票しなかった人のためにも、投票してくれた人のためにも、力を尽くします。
互いを悪魔に見立てるような、不快な時代を今ここで終わらせましょう。
民主党と共和党は協力することもできるはずです」
互いを悪魔に見立てるような、不快な時代を今ここで終わらせましょう。
民主党と共和党は協力することもできるはずです」
アメリカの可能性
「アメリカを一言で定義するなら、それは『可能性』です。
夢の実現に向かってすべての人に機会が与えられるべきです。
アメリカは決して誰1人として置き去りにはしません。私たちがなることができると知っている国になりましょう。
この国は結束できます。
より強くなれます。
癒やしを求めることができます。
それがアメリカ合衆国です」
夢の実現に向かってすべての人に機会が与えられるべきです。
アメリカは決して誰1人として置き去りにはしません。私たちがなることができると知っている国になりましょう。
この国は結束できます。
より強くなれます。
癒やしを求めることができます。
それがアメリカ合衆国です」
副大統領候補 ハリス氏も演説「アメリカの新しい日だ」
バイデン氏に先だって演説した副大統領候補のハリス上院議員は「アメリカの民主主義は当然のものとして受け止めるのではなく努力をともなうものだ。私たちにはよりよい未来をつくる力がある。アメリカの新しい日となった」と述べました。ハリス氏初の女性副大統領へ 「私は決して最後にはならない」
さらに「記録的な投票率をもたらすほど多くの人に投票してもらって感謝しています。みなさんは希望や科学、良識や真実を選びました。バイデン氏をアメリカの大統領として選んだのです」と述べました。また、「バイデン氏は女性の私を副大統領候補として選んだ。私は女性として最初の副大統領になるかもしれないが、決して最後にはならない」と述べました。そしてハリス上院議員は「今後の道は平坦ではないが。ジョーと私は準備ができている。世界が尊敬し、子どもたちが見習う指導者になる」と述べました。(引用ここまで)
NHK 【解説】バイデン氏 演説のポイントは?勝因は? アメリカ大統領選
アメリカ大統領選挙で民主党のバイデン前副大統領が演説で勝利宣言をしました。演説のポイントや勝因などについてワシントン支局の辻浩平記者の解説です。
バイデン氏の演説のポイントは?
大きく2つある。
1つは分断が深まるアメリカを結束させるというメッセージだ。
バイデン氏は演説の中で、トランプ大統領に投票した有権者にも直接呼びかけ、「われわれは敵ではなく、同じアメリカ人だ」と強調した。そして、「相手を敵のように扱うのは今ここでやめよう」と述べ和解を呼びかけた。国民の結束と和解はバイデン氏が選挙戦で一貫して訴えてきたテーマでもある。
もう一つはトランプ時代との決別をアピールした点。
象徴的なのは、世界で最も被害が深刻になっている新型コロナウイルス対策。来週にも科学者や専門家からなる対策チームを立ち上げ、来年1月の就任初日から対策にとりかかるとアピールした。最大の課題であるこの問題に正面から向き合うことで、経済再開を優先させ、感染対策を軽視しているとも批判されてきたトランプ大統領とは異なる政権運営となることを印象づけた。
1つは分断が深まるアメリカを結束させるというメッセージだ。
バイデン氏は演説の中で、トランプ大統領に投票した有権者にも直接呼びかけ、「われわれは敵ではなく、同じアメリカ人だ」と強調した。そして、「相手を敵のように扱うのは今ここでやめよう」と述べ和解を呼びかけた。国民の結束と和解はバイデン氏が選挙戦で一貫して訴えてきたテーマでもある。
もう一つはトランプ時代との決別をアピールした点。
象徴的なのは、世界で最も被害が深刻になっている新型コロナウイルス対策。来週にも科学者や専門家からなる対策チームを立ち上げ、来年1月の就任初日から対策にとりかかるとアピールした。最大の課題であるこの問題に正面から向き合うことで、経済再開を優先させ、感染対策を軽視しているとも批判されてきたトランプ大統領とは異なる政権運営となることを印象づけた。
バイデン氏の勝因は?
トランプ大統領に対する不満をすくいとったこと。
バイデン氏には熱狂的な支持者は多くないとも指摘されてきた。取材していても、感染対策のために小規模にしていた選挙集会では、トランプ大統領の大規模な集会に比べ、活気に欠けると感じることもあった。にもかかわらずふたを開けてみれば、過去最高の得票となった。
トランプ政権の継続を阻止したいという人々のうねりが、表面からは見えにくいものの、いわば「静かな怒り」とも言える形で現れたとも見られている。
ホワイトハウス前を埋め尽くした支持者などを先ほど取材してきていたが、聞かれたのは、バイデン氏がもたらす変化への希望もさることながら、トランプ政権が終わるという安どや喜びの声も多かったのが、それを裏付けているようにも感じた。
バイデン氏には熱狂的な支持者は多くないとも指摘されてきた。取材していても、感染対策のために小規模にしていた選挙集会では、トランプ大統領の大規模な集会に比べ、活気に欠けると感じることもあった。にもかかわらずふたを開けてみれば、過去最高の得票となった。
トランプ政権の継続を阻止したいという人々のうねりが、表面からは見えにくいものの、いわば「静かな怒り」とも言える形で現れたとも見られている。
ホワイトハウス前を埋め尽くした支持者などを先ほど取材してきていたが、聞かれたのは、バイデン氏がもたらす変化への希望もさることながら、トランプ政権が終わるという安どや喜びの声も多かったのが、それを裏付けているようにも感じた。
トランプ大統領は敗北を認めていないが今後どうなる?
トランプ大統領は戦いの場を法廷に移して対抗する考えを示している。週明けから法廷闘争に一層力を入れていくとしていて、決着は長引くことも予想される。
もう1つ懸念されるのが社会の分断。トランプ大統領がこれまでに得票した票は7000万票を超え、全体の半分近くを占めている。アメリカの分断を象徴するような投票結果でもある。しかも、4年前の選挙より700万票以上票を増やしていて、決してトランプ支持者が減ったわけではないことがうかがえる。
両者の対立は根深く、選挙をめぐる混乱が長引くことで、分断がさらに深まる事態も懸念されている。
バイデン氏だけでなくトランプ大統領がどのようなメッセージを発するのかも今後の焦点となりそうだ。(引用ここまで)
もう1つ懸念されるのが社会の分断。トランプ大統領がこれまでに得票した票は7000万票を超え、全体の半分近くを占めている。アメリカの分断を象徴するような投票結果でもある。しかも、4年前の選挙より700万票以上票を増やしていて、決してトランプ支持者が減ったわけではないことがうかがえる。
両者の対立は根深く、選挙をめぐる混乱が長引くことで、分断がさらに深まる事態も懸念されている。
バイデン氏だけでなくトランプ大統領がどのようなメッセージを発するのかも今後の焦点となりそうだ。(引用ここまで)
バイデン演説と日本国憲法をよくよく見れば!