愛国者の邪論

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西之表市長選八板氏が、訓練の受け入れ反対と、馬毛島の豊かな自然を活用した観光振興の必要性を訴えて当選した意味は大きい!

2017-03-21 | 軍事利益共同体

国家が地域を貧乏のどん底に落としておいて

基地・原発の交付金=アメを与える政治はオワリに!

利権に群がり税金を歪曲して大儲けする構造に改革を!

全国各地で地産地消・地域循環型経済の活性化を!

国家や知道府県は地域経済を支援する政治を!

住民は国家や都道府県を動かす主権者意識を!

再選挙の鹿児島 西之表市長選 米軍機訓練反対の八板氏初当選

NHK 3月20日 1時46分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170320/k10010917771000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_021

ことし1月の選挙で当選に最低限必要な有効投票数の4分の1を獲得した候補者がいなかったため再選挙となった鹿児島県の西之表市長選挙は、19日に投票が行われました。開票の結果、政府が検討している、在日アメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練を市内にある馬毛島に移転させることに反対する新人の八板俊輔氏が初当選しました。

鹿児島県西之表市長選挙の開票結果です。

▽八板俊輔(無所属・新)当選、2951票
▽浜上幸十(無所属・新)2684票
▽小倉伸一(無所属・新)1924票
▽榎元一已(無所属・新)1899票

八板氏は63歳。ほかの3人の新人を抑えて、初めての当選を果たしました。西之表市長選挙は、任期満了に伴って、ことし1月に新人6人が立候補して行われましたが、いずれの候補者も当選に最低限必要な有効投票数の4分の1を獲得できず、再選挙となりました。再選挙には1月に立候補した6人のうち4人が立候補し、政府が、東京都の硫黄島で行われている在日アメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練を、西之表市にある馬毛島に移転させることを検討していることなどをめぐって、激しい論戦が展開されました。その結果、朝日新聞記者を経て西之表市長選挙に立候補した八板氏が、訓練の受け入れ反対と、馬毛島の豊かな自然を活用した観光振興の必要性を訴えて当選を果たしました。八板氏は「馬毛島は教育や観光などの面で価値があり、訓練の移転は活用方法としてふさわしくない。もっとよい活用のしかたがあることを国や地権者に主張していきたい」と述べました。(引用ここまで)

西之表市長に八板氏初当選=米軍機訓練の移転反対-鹿児島

時事通信 2017/03/19-23:27

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017031900594&g=pol

1月の選挙で最多得票者が法定得票数(有効投票総数の4分の1)に届かず、当選者が決まらなかった鹿児島県西之表市長選の再選挙が19日投開票され、無所属新人で元新聞記者の八板俊輔氏(63)が、いずれも元市議の浜上幸十氏(66)、小倉伸一氏(64)、榎元一已氏(63)の無所属3新人を破り、初当選した。
在日米軍再編に伴う同市の馬毛島への空母艦載機離着陸訓練移転の是非が最大の争点となったが、反対派の八板氏が勝利。島の購入を前提に地権者側との調整を進める政府の動きに、影響が出る可能性もある。
八板氏は19日夜、記者団に「県の協力も得て、(政府に)地元の考え方をよく理解してもらうようにしたい」と述べた。
同県の三反園訓知事は「地元と歩調を合わせながら対応する」としている。馬毛島は、種子島の西方約12キロの沖合に浮かぶ無人島。勇退した前市長も移転に反対の立場だった。
移転に関し、浜上氏は条件付き容認を、小倉氏と榎元氏は反対を訴えたが、及ばなかった。1月の選挙には、今回の4氏を含む6新人が立候補していた。(引用ここまで)

西之表市長に八板氏 米軍機訓練反対派が当選

東京朝刊 2017年3月20日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017032002000127.html

一月の投開票で当選者が決まらなかったことに伴う鹿児島県西之表市長選の再選挙が十九日投開票され、市域の無人島・馬毛島で政府が検討する米軍陸上空母離着陸訓練(FCLP)の受け入れに反対する無所属新人の元新聞記者八板(やいた)俊輔氏(63)が初当選した。賛成派を含む他の無所属三新人を退けた。政府は用地取得に向けた手続きに入っているが、狙い通りに計画を具体化できない可能性がある。

一月の選挙では最多得票者が法定得票数(有効投票総数の四分の一)に届かず、当選者が決まらなかったため再選挙となった。今回の投票率は71・65%で、一月を5・61ポイント下回った。

 

八板氏は当選後、記者団に「馬毛島に訓練場は絶対にふさわしくない。本来あるべき利用のされ方を国や県に理解してもらう必要がある。地元の希望を今後立案し、申し上げていきたい」と決意を述べた。

 

現職の引退表明を受け一月に立候補した六新人のうち、反対派から八板氏のほかともに元市議の榎元一已氏(63)と小倉伸一氏(64)、賛成派の元市議浜上幸十氏(66)が再出馬。反対派は事故や騒音の懸念を、浜上氏は米軍再編交付金などによる活性化効果を挙げて支持を呼び掛けた。(引用ここまで)

 

南日本新聞   西之表市長選/明確な民意が示された   2017/3/21

http://373news.com//_column/syasetu.php?storyid=83059

鹿児島県内で初の首長選挙の再選挙となった西之表市長選挙は、元新聞記者の八板俊輔氏が当選した。
馬毛島への米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転受け入れへの賛否が最大の争点になり、選挙は全国から注目された。反対派は八板氏を含む3人、容認派は1人が立候補していた。
反対票が割れるため容認派に有利との見方もあったが、容認派候補を次点に抑えての勝利である。
もちろん、市民は移転計画への賛否だけを選択基準にしたわけではない。
だが、八板氏が最大得票数を獲得しただけでなく、反対派候補3人の得票数を合わせれば投票総数の71%以上になる。1月の1回目の市長選でも、反対派候補の合計は約72%だった。
こうしたことを考え合わせれば、民意は明確に示されたと言っていいだろう
馬毛島は2011年6月、日米外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)でFCLPの移転候補地に決まった。防衛省は昨年11月、島のほとんどの土地を所有する東京の開発会社と土地買収交渉に着手した。買収交渉がまとまれば、移転計画の歯車が回り出す。
政府には地元意向の尊重を強く求めたい。頭越しで米側との合意履行に突き進めば、市民の不信や反発を強めるだけである。
国は米軍の訓練移転と自衛隊の施設整備をセットとする方針だ。自衛隊施設整備は南西諸島の防衛体制充実を目的とし、地元は交付金なども期待できる米軍移転には反対でも、自衛隊には賛成という市民は少なくない。
新市長は難しい判断を迫られる局面もあろう。肝心なのは国との交渉の内容を開示し、判断の理由を丁寧に説明することだ。
新市長はまず、市政の安定に力を注がなければならない。2カ月間で2回の市長選があり、市民の間に感情的なしこりが残っているなら放置できない。
再選挙になったことで市長不在が長引き、市政の混乱を心配する声も上がっている。そんな懸念を早急に払拭ふっしょくする必要がある。
また、訓練移転容認派の意見にも十分に耳を傾けたい。容認の最大の理由は経済活性化の起爆剤としての期待であり、計画への賛否を問わず多くの市民が共有する願いに違いない訓練移転に頼らずにどんな方法で雇用や観光を活性化し、人口減に歯止めをかけるのか。農林業や地場産業の振興策はあるのか。具体的な方策を示す責務がある。(引用ここまで)



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