愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

安倍首相全国戦没者追悼式で「加害と反省」に触れず「未来を切り開く」を説くのは「新しい判断」論回路と同じ!失政には触れず常にニンジンでゴマカス手口!

2017-08-17 | 安倍語録

全国戦没者追悼式・靖国神社玉串料問題にみる

祖父岸信介の大東亜共栄圏構想の正しさを継承するDNA保持者の安倍晋三首相!

この人物の全てを検証すべし!

名にかへて このみいくさの正しさを 来世までも語り残さむ

杉敏介 - Wikipedia

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E6%95%8F%E4%BB%8B

『 (岸信介が)戦犯容疑者に指名されて田布施を離れるとき、長州出身で一高時代の恩師でもある杉敏介から、「名を惜しむなら命を捨てよ」という意味の「自決」を促す短歌を贈られる。岸はこれを拒否して次のような返歌を杉に届けている。「名にかへてこのみいくさ(聖戦)の正しさを来世までも語り残さむ」。』(岩波新書「岸信介」原彬久著121p)

東京 首相「加害」5年連続で触れず    2017年8月16日 朝刊

 安倍晋三首相は十五日の全国戦没者追悼式での式辞で、先の大戦での諸外国に対する「加害と反省」に触れなかった。一方で「未来を切り開く」との表現は用いた。いずれも五年連続。歴史認識問題に区切りを付け、未来に目を向けようとする考えがにじむ。

 首相は式辞で「戦後、わが国は一貫して戦争を憎み、平和を重んずる国として、ただひたすらに歩んでまいりました」と強調。その上で「歴史と謙虚に向き合いながら、どのような時代であっても、この不動の方針を貫いてまいります」と述べた。

愛国者の邪論 この言葉が真実であるならば、南京大虐殺・731部隊・三光作戦・慰安婦など、他民族への加害の事実を風化させない仕組みをつくるべき!真珠湾にだけ、モスクワにいくだけではない!マニラ・シンガポール・インパールに「慰霊の旅」に行くべき!

同時に侵略戦争に命を懸けて反対した人々に対する懸賞をおこなうべき!

 首相は第一次政権時の二〇〇七年の式辞では、歴代首相と同じように加害の事実を指摘し、「深い反省」を語っていた。第二次政権以降、「加害と反省」には触れなくなった。天皇陛下が一五年以降のお言葉で「深い反省」に言及されているのとは対照的だ。

 歴代首相が表明した「不戦の誓い」の言葉も直接には使っていない。安倍首相は一三、一四年に触れず、批判の声が上がると、戦後七十年にあたる一五年と翌一六年は「戦争の惨禍を繰り返さない」と言及。今年もほぼ同じ表現だった。

 第二次政権以降、一貫して用いているのが「未来を切り開く」との言い回しだ。今年は新たに「争いの温床ともなる貧困の問題」に取り組む考えも示し、「希望に満ちた明るい未来を切り開いていく」と強調した。

 未来へのこだわりは、歴史問題に一定の区切りがついたとの思いを映す。首相は戦後七十年談話でも、先の大戦への「痛切な反省と心からのおわび」をしてきた「歴代内閣の立場は今後も揺るぎない」とした上で、次世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と宣言している。 (清水俊介、柚木まり)

愛国者の邪論 過去の問題に触れないことを宣言している!この問題は、侵略戦争ばかりではありません!戦後自民党政治が行ってきた農村の限界集落化政策・人口減少問題・デフレ問題については、その責任を一切不問にして、「責任は他人事」です。原因のない結果はありません!因果関係を一切無視して「未来を切り開く」論を展開するのです。消費税増税の狙った社会保障との一体改革も破たんしましたが、その責任は不問です。それは国民生活の懐を温めることに失敗し続けているからです。北朝鮮との拉致問題・核兵器問題も、原因は北朝鮮に責任を転嫁して正当化し「対話のための対話」論で、破たんした「圧力」論に固執しています。

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東京 首相、5年連続「加害」触れず 天皇陛下と対照的  2017年8月15日 夕刊
 
 
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 安倍晋三首相は十五日の全国戦没者追悼式での式辞で、第二次政権の発足後から五年続けて、先の大戦での諸外国に対する「加害と反省」の言葉を盛り込まなかった。天皇陛下がお言葉で、戦後七十年を迎えた二〇一五年から「深い反省」という表現を使っているのとは対照的だ。

 歴代首相は式辞で「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と加害と反省の意を示してきた。

 安倍首相も〇七年の第一次政権時は踏襲したが、第二次政権以降は変更。今年を含め、一五年からは戦後の日本を「戦争を憎み、平和を重んずる国」と表現している。歴代首相が使ってきた「不戦の誓い」については、一三、一四年は触れず、今年は一五、一六年と同様に「戦争の惨禍を、二度と、繰り返してはならない」と言及した。

 一方で「未来を切り開く」と五年連続で未来志向を強調。今年は新たに「争いの温床ともなる貧困の問題」に取り組む考えも示した。首相は一五年の戦後七十年談話で、次世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせない」と表明しており、未来重視の姿勢は今回も変わっていない。  (柚木まり)(引用ここまで


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