テレビが絶対に報道しない鶴笑師匠の「芸」!
【笑福亭鶴笑公式サイト】笑う門には福来る
http://kakushow.sakura.ne.jp/
http://kakushow.jp/jp-contents.html
鶴笑さん平和願う落語 松山
2016年08月14日(日)
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160814/news20160814052.html
国際支援に理解を深めてもらおうと県ユニセフ協会が主催。
鶴笑さんは落語を前に「国と国がけんかしていても、人と人は仲良くなれる。一緒に笑うと偏見がなくなる」と話し、手作りのパペットを使い熊本県の民話や映画のゴジラを基にした落語を口演。子どもらは独自のストーリーや仕掛けに終始笑顔だった。伝統芸能の南京玉すだれや紙切り芸もあり、拍手と歓声が上がっていた。(引用ここまで)
「笑いで国際貢献を」
2011年2月16日
http://www.jica.go.jp/kansai/topics/2010/110216.html
「笑いで国際貢献」を合言葉に、世界各国で公演を行い、笑いを届けているNPO法人「国境なき芸能団」が、和歌山県立向陽中学校(和歌山市)で公演を行いました。
この日の公演は、向陽中学校の山田浩史先生が、「国境なき芸能団」を立ち上げた落語家の笑福亭鶴笑さんのパペット落語に出会ったことがきっかけでした。パワフルな舞台に圧倒された山田先生は、その後、鶴笑さんがイラクの人々に笑顔を届けるボランティア活動をされていることを知ります。そして、「ぜひ、子供たちに話を聞かせたい!」と、早速、鶴笑さんに連絡を取り、鶴笑さんから快諾を得て、公演『イラク報告~イラクの子ども達に笑顔を送りたい~』が実現しました。
この日は、鶴笑さんは、一緒にイラクを訪問された手品師の阪野登さんと共に向陽中学校を訪問されました。公演が始まると、楽しみにしていたという生徒たちは、2人の楽しい話術にどんどん引き込まれているのが伝わってきます。
そして、ひとしきり笑った後は、イラクでの活動を映像で見ました。化学兵器によって多くの人々の命が奪われた町・ハラブジヤにある平和祈念館や、それら化学兵器の影響と見られるがんを患う子供たちが多く入院するスレイマニア大学病院を訪問する鶴笑さん一行。平和祈念館には被害に遭った人たちの写真や、当時を再現した町の様子が紹介され、映像を通じてでもその恐ろしさが伝わります。
病院では、入院中の子供たちの要望に答えて、イラストを描いたり、マジックを披露したり、みるみる子どもの表情が嬉しそうに変わります。しかし、中に一人、全く表情を変えない男の子がいて、医師は、「この子は笑うことを止めてしまっている。」と話します。こんな幼い子どもから笑いが奪われる現実。
現在の日本では分からない「戦争」が、イラクでは身近でした。「戦争」はなぜ起こるのか、なくならないのか。
「文化は違っても一緒に笑うこと。笑いは人間だけにできること。笑うことは人間らしさを取り戻すこと。」とおっしゃる鶴笑さん。生徒からは、「いつも家でテレビを見て笑うけれども、今日はみんなが一緒だったので、1つになれたように思います。映像の中のイラクの子ども達も、みんなで笑えたことが良かった。」と感想がありました。
実際にイラクを訪問した鶴笑さんたちの楽しいお話と演芸に、皆で一緒にたくさん笑って、そして、改めて「平和」について考える1日になったのではないでしょうか。
和歌山県立向陽中学校では、これまでにもハイチ大地震の際などに募金活動を行っており、今後、生徒たちがJR和歌山駅前などで募金活動を行う予定です。集まった募金は、鶴笑さんが次回イラクを訪問するときに持って行き、現地の人の要望を聞いて、毛布や衣料品など必要な物資を購入するそうです。板橋校長先生は、「県内国内から世界に視野を広げて、生徒たちにはさまざまな体験をしてほしいと願っています。これらの経験はひとりひとりの将来に生きてくるものですから大事にしたい。」と話されていました。
併設する向陽高校からは、青年海外協力隊など海外で活躍する卒業生がたくさんいます。世界に目を向けて興味を持つ、そして、実際に行動する生徒たちの姿に頼もしさを感じました。イラクの人たちにその思いが届けられる日の来るのが待ち遠しいです。
<NPO法人「国境なき芸能団」>
2006年設立。以来、ドミニカ共和国・ブラジル・カンボジアなど世界31カ国で公演を行い、笑いを届けてきました。そして、2010年11月末から12月にかけて、仲間3人とともにイラク訪問を敢行。比較的復興の進んでいる北部・スレイマニアで公演を行いました。笑福亭鶴笑さんは、誰でも参加できる国際協力の応援団なんとかしなきゃ!プロジェクト 見過ごせない55億人の著名人メンバーのひとり。