会津の重ちゃん日記

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米沢織 製作 (新田)

2013-11-25 17:08:09 | 地域情報
2013年11月25日(月)曇 16.2℃~-0.8℃

 11月7日(木)会津若松商工会議所モニターツアー 街道観光「米沢と会津を結ぶみち」を数回アップしてきました。何度も訪れたところもあったが初めてのところもあった。

「米沢織 製作 新田」の見学も初めてであった。
 200年の伝統を誇る米沢の名産。既に直江兼続時代にカラムシや絹織が始まっており、藩中興の祖と謳われた名君・上杉鷹山が藩士の婦女子の手内職として産業化された。自然の染料を活かした草木染が特徴で、特に紅花が有名。㈱新田は紅花染によろ当地の織物を代表する老舗であった。

 駐車場に着くと機織りの音が聞こえてきた。「置賜紬 伝統織物工場」新田の大きな屋敷の玄関より中へ案内された。はじめに社長より次のような説明があった。



『~紅花染めの新田~
 創業明治17年、127年続く機屋です。三代目秀次、妻・富子が一度途絶えていた紅花染めの復元に成功し、自然な美しい色合いを蘇らせる事ができました。着物、帯、小物を製造しております。また、初代から袴を折り続け、高品質の絹の美しさで高い評価をいただいております。
 糸染めから織りまでの一貫作業を社内で行っておりますので、その都度品質を検査しながら、風合いを確かめ、着心地の良さ、着る人を引き立てる製品を目指し、物づくりをしています。』



この後、職人から紅花染めの実演と説明があり、実際に手織りしているところを見学した。根気のいる手仕事ですばらしい米沢織が製作されている。ただ感心するばかりであった。数百万円の織物が展示されていた。これだけ手間暇かけた紅花染の米沢織が高価なのも納得。

別棟では機械で米沢織が製作されていたが見学はできなかった。



米沢織 製作 新田の見学を終え、上杉家廟所に寄り大峠トンネルをくぐり会津縦貫北道路を通って帰った。

会津若松商工会議所モニターツアー 街道観光「米沢と会津を結ぶみち」のアップを今回で終わります。
参加者にはお土産として八重さんの新しいポスターだった。ポスターには通番号0004411が印字されていた。このポスターの裏には譲渡や販売はできない。大河ドラマが終了したら廃棄するかNHKに返却とのことと記されていた。
 横73cm縦105cmのポスターは我が家で貼れる壁面はあまりない。戸惑った。鉄道やバスの時刻表を貼っている壁面がポスターにマッチ。そこに貼った。しばらく八重さんと顔合わせの日々が始まる。