会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

灯ろう流し

2015-08-17 17:48:15 | 地域情報
2015年8月17日(月) 曇 25.7℃~22.9℃

「第27回湯川灯ろう流し」



会津若松市城西地区では、お盆の16日に灯ろう流しを実施している。市内唯一つの行事である。
昭和60年代に東山から流れてくる「湯川をきれいにする会」や一部有志によって”灯ろう流し”が実施された。その後、川周辺の川原町、緑町、日新町などが加わり、次いで城西区長会(31町内)が主催団体となり、城西地区の各種団体が共催、協力するようになり発展してきた。
 小生も区長をしていた時から参加し、現在は城西コミセン会長の立場で参加している。
 当日午後3時から集まり、諸準備、灯ろう受付などを経て、午後6時45分開会行事、午後7時花火を合図に灯ろうを流した。
 室井市長はじめ城西地区の支持を得て当選した市会議員も大勢列席した。



 昨年は大雨の後で水量が多く、川に入っての灯ろう引上げが危険なので準備をしたが中止した。今年は、雨は降らなかったが風が強く、ともした火が消えて大変であった。水量は少なかったが、中洲の草や柳の枝などで灯ろうが留まったり、ひっくり返ったりして引上げ場所まで灯りがともったままの灯ろうが少なかったのは残念だった。来年は、1級河川の管理事務所にお願いしたり、我々で枝切、除草などをして灯ろうの流れをよくしなくてはならないと反省した。





 灯籠流し(とうろうながし)は、死者の魂を弔って灯籠(灯篭)やお盆の供え物を海や川に流す日本の行事。とうろう流しや灯篭流しとも表記する。
一般的には、お盆の行事送り火の一種であり、夏祭りや花火大会などと合同で行われることが多い。しかしながら「お盆」時期についての解釈が地方によって異なることや、特別の追悼行事として行う場合もあり、日本全国で一斉に行われるわけではない。また、灯籠流しを行わない地域も多い。雛祭りの原型とされる流し雛の行事との類似性が指摘される。

 近年は海や川の汚染が問題になり、灯籠をそのまま海に流すことは昔と比べると少なくなっている。自治体が放流を禁じている例もある。その場合は、川の下流などで灯籠を回収したり、河川敷や海岸に集め回収することになる。しかし費用の問題から狭い範囲での実施することで回収を容易にしたり、回収せずにそのまま流したりする例もある。