会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

春暁(しゅんぎょう)

2019-03-17 17:51:13 | 健康
2019年3月17日(日)曇 8.4℃~-2.6℃
「春眠暁を覚えず」

 雪が降ったり、雨が降ったり、ぽかぽかの陽気があったりと気象変化が大きい時期だが、高校の入試が終わり若者達が街に賑わいをもたらしている。
明日18日は彼岸入り。春は確実にやってきてる。

「春眠暁を覚えず」という。これは、寒さが緩んで心地よく眠れるようになり、明るくなっても気付かず、寝過ごしてしまうという意味かと思っていた。実は「暁」はまだ日が出ていない。夜明け前のころを指すそうだ。中国時代の詩の一説だが、現代人よりはずっと早起きだったのだろうか。
 これに対して、「春は曙。やうやう白くなりゆく山ぎは」(清少納言)「枕草子」)は、日の出前の東の空が明るくなってくるころのこと。そして、太陽が出てすっかり明るくと「朝」だという。
 三月十八日は睡眠健康推進機構」が定めた「すいみんの日」。三月十一日から二十五日は、「春の睡眠健康週間」。全国で睡眠に関する市民講座やイベントなどが行われる。
 夜更かしや朝寝坊など、睡眠リズムにずれがあると、どうしても睡眠不足に陥ってしまう。この状況を改善するためには、夜早く寝るよりも朝早く起きる方が効果が高いとされている。
 起き抜けが心地よくなる春の季節に、ぜひ良い目覚めを実感し、早起きの習慣につなげたい。