2021年3月7日(日)晴8.0℃ -0.8℃
『啓蟄と春のエネルギー』
昼夜の温度差が厳しいが、庭や畑の雪が融け黒土が表れてきた。農作業にはまだ早いが樹木の雪囲いを取り外してもいいかな?思案している。オオイヌノフグリが咲き、テントウムシが動いていたと新聞に投稿されていた。
我が家の庭に春の訪れを感じるものがないかなと探したら、福寿草が庭石の間で咲いていた。鉢植えの福寿草も満開。少し目先を変えてみると、隣家との境にフキノトウが地中から顔を出していた。春をみつけてうれしくなった。
秋にエネルギーを蓄えて越冬していた昆虫やカエルなどの生物が、土の中から立ち上がる「陽」の気に誘われて目覚め、再び活動を始める。この時期には春雷も発生する。季節の移ろいを土中と空の両方から感じ取ることができる気がする。二十四節気の一つで、今年の啓蟄は三月五日から二週間にあたる。