2021年3月28日(日)雨17.3℃ 4.5℃
『東京五輪・パラリンピックの意義』
新型コロナウイルスの影響により延期された東京五輪聖火リレーは25日、Jヴィレジ(楢葉町-広野町)をグランドスタートし、百二十一日間かけ全国47都道府県を巡る「希望の灯」の旅路が本県から始まった。浜通り、会津、中通りと3日間、26市町村の計51.71㌔を265の走者枠で計299人のランナーが聖火を通じて思いを運んだ。
東日本大震災と東京電力福島原発事故からの復興加速、新型コロナウイルスの感染終息など県民の願いをのせたともしびは、7月に開催する五輪本番に向かって全国へ。
テレビ・新聞などは東京五輪・パラリンピックは開催の方向へスタートしたと報じているが、国民のアンケートでは、延期とか中止の意見も多い。復興五輪というが、何が復興? わからない。商業主義が前面に出ているオリンピックを見直すよい機会である。開催する都市に新たな価値を創出し、レガシ(遺産)として残すこと。何がレガシ?わからない。
改めて東京五輪・パラリンピックの意義を国民の一人として考えてみたい。