(資料から)
バスは ウィーンの森の木立の中を走る。
ガイドが 『左手に見えるお城はリヒテンシュタイン家の城です・・・』との
説明が始まるが 写真を撮るタイミングを逸してしまった。
説明では ハプスブルク家の大臣でウィーンの南方の領主だった
リヒテンシュタイン家の城で 現在もリヒテンシュタイン公国の
所有物。
リヒテンシュタイン公国は オーストリアとスイスに挟まれた
小豆島くらいの 小さな国だが 城主のリヒテンシュタイン家は
今でもリヒテンシュタインの面積の何倍にもなる土地を
オーストリアにもっていて この他にもお城があるそうだ。
リヒテンシュタイン公国は 何百年も今日まで存続できたかは
ハプスブルク家や隣国との関係を上手く付き合い
幾つかの戦争をくぐり抜けて 時々切手の発売などでニュース
にもなるが 切手・ペーパーカンパニーなどで 世界でも有数の
リッチな国になっている。
小国でありながら 中々の強かさを備えている。