写真の写りが悪く申し訳ありません。
前回の「クネズ・ミロシュ通り」の話題にした 空爆のビルがあった。
1999年3月24日から6月11日までの78日間に
戦闘機約1000機 爆撃回数延べ3万5千回にわたり
ここ首都ベオグラードはNATO軍の空爆を受けている。
その 4月29日には 主に官庁街が標的として
過去最大規模の空爆があり
当時 このビルにコソヴォ内の軍や治安部隊を指揮する
連邦府軍の本部があったことから ミサイル攻撃を受けて炎上した。
そして 今も 戦争への戒めか 「セリビアの文化遺産」(2005年)として
街の真ん中に堂々と無残な姿をさらして建っている。