あかない日記

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東欧旅行(216) 聖サヴァ正教教会

2013-07-07 | 東欧5カ国紀行

 

 

   市内見学も すっかり夜になってしまった。

  今日 最後の見学 ブラチャル丘に そびえる「聖サヴァ正教教会」へ

  聖サヴァ正教教会は 世界最大規模の東方正教会の一つで
  東西92m 南北82m 高さ82mもある。
  ライトアップされ その存在に圧倒されるようだ。

  外観は イスタンブルのアヤソフィアに似ているようにも見える。

  1985年  教会の建設が始ったが 第2次世界大戦
  共産主義政権 旧ユーゴ紛争等と
工事が何度か中断され
  2003年にやっと外装は完成したが

  内部の装飾等の作業は バルセロナのサグラダ・ファミリア
  のように 現在も続いている。
  完成すれば 収容人数1万5000人のセルビア正教の総本山となり
  また「世界最大の正教寺院」になるとのこと。

  因みに セルビア正教会の創始者である 聖サヴァは
  1174年にセルビア王朝ネマニッチの設立者の三男
  ラストコ・ネマニッチとして生まれた。

  その生涯を修道士として過ごし(“サヴァ”は洗礼名)
  “啓蒙師、サヴァ”として セルビア人から崇められ
  学問の守護神としても知られているそうだ。