正門ゲートに
”ARBEIT MACHT FREI”(働けば自由になる)
という言葉が掲げられている。
しかし この言葉とは裏腹に過酷な労働と
不衛生な環境 ガス室 銃殺 拷問などにより
自由を手にできぬまま ほとんどの人が亡くなっていった。
左からの「ARBEIT」の ”B” の字が
頭でっかちの逆さ文字になっている。
このスローガンを作らされた被収容者が
せめてもの抵抗の証を残したのではないかという説がある。
表向きに強制収用所でないことをアピールするため、
毎日音楽隊が行進曲を演奏していたという。
正門ゲートをくぐって振り返る。
見張り台のある建物は
SS隊員(アドルフ・ヒトラー武装親衛隊)の
警備本部・収容所事務室。