あかない日記

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ポーランド・アウシュヴィッツ収容所 126 ガス室

2018-08-24 | ポーランド紀行

 

 


  ガス室/焼却場の見取図

1942年当時(左)        現在(右)

  

 


顔色などを見て 働けないと判断されると
シャワーを浴びるようにと指示され、洋服を脱ぎ

シャワー室に見せかけたガス室(図C)
にギュウギュウ詰にされたあと

天井の穴から噴射されたチクロンBで 
15分~20分で殺害された。

部屋はカムフラージュのためのシャワーの蛇口まであった。


SS隊員はチクロンの投入後は手を下すことはなく 
死体の運搬・焼却は被収容者の中から
選ばれた者にやらせていた。
しかし 彼らも口封じのため順次処分されていた。


また 遺体から金歯や指輪など換金されるものが抜き取られた。


ガス室はガスが抜けるのに時間がかかり効率が悪いと言うので
色々な殺し方を考え実行していたようだ。



 

焼却炉2基 


隣には焼却炉(図d)があり
24時間フル稼働  1日100人もが焼かれた。


終戦間際 ソ連軍の進行が迫ってきたとき破壊されたが

3基のうち2基が 復元されている。