10号棟と11号棟の間に
「死の壁」がある。
ここで 約数千人が銃殺された。
今でも 花束が手向けられている。
この死の壁に向き合う10号棟の窓には
板が打ち付けられ塞がれているが
これは銃殺の場面を見られないようにするためだが
人道的なことからではなく
「銃殺しているのかが誰か」が
分からないようにすためだったという。
また 懲罰として後ろ手に縛り体をつるされた杭もある。
さらに10号棟は「死の天使」と恐れられた
医師ヨーゼフ・メンゲレが
人体実験を繰り返し行った病院だった。
*ヨーゼフ・メンゲレは
ドイツの医師 ナチス親衛隊 将校 親衛隊大尉。
アウシュヴィッツで勤務し
収容所の囚人を用いて人体実験を繰り返し行った。
(ウィキペディア)