“死のブロック”11号棟の地下の平面図
(* 地下牢は撮影禁止)
1~28号牢は処罰牢
特に 17~20号が餓死牢で
18号牢(赤い線)が
コルベ神父 他9名が 餓死刑に処せられた牢。
また 小さい牢が縦に4つ並ぶ
22号牢(緑の線)が “立ち牢” で
90cm四方の窓の無い空間に
下部の小さなドアから一度に4人が押し込められた。
現在 壁の一部を崩し
その内部が分かるようにしている。
以上3種類の牢からなっており
親衛隊(SS)が「地下の掃除」と
呼ばれる囚人の選別を行っていた。
さらに この地下で1941年9月に
毒薬チクロンBを使って
集団虐殺の実験が行われたという。
その実験では約600名のソ連軍捕虜と
収容所内の病院に入院中の
250人の患者が犠牲となった。