アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

なんちゃってビブラートをかけてみる(56)

2011年04月02日 | バイオリン
これからのレッスンは当面、カイザー+曲という感じで進むらしい。

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カイザーで指慣らししてから曲が弾けるわけで、いいっちゃいいんだけれども、気がつくとあっという間に時間が経ってしまうから、こうなってくるとレッスン時間30分というのはきついよね。

カイザーの一番、前回宿題になっていた「三連符」と、スタッカートいやマルテレの「タッタタ、タッタタ」「タタタッ、タタタッ」をやって、ちょいと修正ののち丸をもらう。やはり右手というか肘の柔軟性が鍵らしい。あと、ときどきリズムがゲシュタルト崩壊を起こして、弓の上げ下げがわからなくなったりとか(^^;;

次回は、「四連スラー」(←これ難しそう)が宿題になる勢いだったのだが、先生は「あ、これも」「これも」「いやこれも」と、「タラ、タッタッ」「タッタララ」「タララ、タッ」の三つを宿題に加える。「ここまでやったら次の曲にいきましょう(^-^)」

…とにかく、カイザーという教本は、薄いのに、ずーっと、ずーーーっと、ずーーーーっと、「バリエーションで味わいを変えながら」長~くお楽しみいただける構成となっているらしく、たいへんお買い得(?)な一冊となっておりますですよ。私の目の黒いうちに終わるかしらん。

そして曲が、なんともかとも煮ても焼いても食えないザイツ様。前回呆れるほど下手糞だったスピカートと重音ラッシュ、いずれも多少改善されて練習の跡がうかがわれるでしょ。というかほとんどこれしか練習してないのだが…

スピカートは、移弦について頭が真っ白にならなければなんとかなりそう、重音ラッシュはなんとかつながったのでちょっとニュアンスをつけて、ようやく「弾いてる」感じに近くなってきた。

私がほっとしていると先生が「次回は最初のページからつなげてやってみましょう」と追い討ちをかける。最初のページのことなんか忘れてたわ…

でもまぁ、今回は「君の知らない物語」を見てもらいましょう、と思っていると、先生が「それからビブラートですね♪」ってなことを言い出す。確かに前々回、ビブラートについての説明はちらりと聞きましたし、家でもやってみたんですけどね…はっきりいって、ビブラートかけないほうがよっぽどマシな音色ですよ。我ながら聞くにたえません。音程も、自分が何弾いてたんだかわからなくなるし…

ところが先生は、ザイツさんの二楽章、かけられるところから(つまり、長めの音符で2か3の指のところ)どんどんかけてみろとおっしゃる。それでエイヤと弾き出してみると、「ファ#レーファ#ーファ#ソラシーラソファ#ー…」(←この太字のところでなんちゃってビブをかけたと想像してみてください)
なんだかむしろ、単音で練習したときよりもそれっぽい。そんなに変ではありません。正確にいうと、そんなに変ではなくビブラートに聞こえる瞬間がある。

先生はとてもほめてくださって、「いいですねとっても。ビブラートはセンスですから、どういうふうにしたいか、っていうのがわかってることが大事なんです」。要するに、こんなんじゃかけてもしょうがないし、とかぐずぐずいってないでともかくやってみなさい、ってことでしょうかね。

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コメント (2)
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