アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

辞書引き節約派

2011年04月08日 | 中学生活
「春の修羅場と男女差別話」を書いたときに、Buckeyeさんとこまちさんから、「辞書渡せば」というツッコミをもらって私はようやく「おぉそういう考え方もあるのか」と気づいた。

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私はああいうシチュエーションで…つまり、物語を英語で読むということをするにあたって、どっちゃりぎっしり知らない単語が出てきたとして、それをいちいち辞書で引きながら読もうとしたことがない。

とるべき道は以下のうちいずれか:
・ほとんど辞書を引かずに、推測できる程度の簡単な物語を読む
・訳本を探し出し、対照しつつ読む
・読むのをあきらめる

だって、辞書ばっかり引いてたら、つまらないもん。話がつながらなくなっちゃう。いや、こないだの物語がおもしろかったかどうかは別だけど…いやある意味おもしろかったか (あの話のあとも、のけぞるような話がいくつも)。

今回の場合、宿題だから、別の本にするってわけにもいかないし、訳本もないってことで、読むのをあきらめるよりは読んだほうがいいかと…。こじろうの知らない単語を全部辞書引きながら読ませるって選択肢は頭になかった。時間がかかりすぎてもったいないし、英語が嫌いになりそう (今でも好きってわけじゃないけど)。

わりと似た話(王子様と王女様が出てくるような)が多かったから、最後のほうの話になると知らない単語の率も減ってきて、それと英文自体に慣れてきたのもあって、かなりこじろうが自力で読めるようになった。


私は受験英語がとても得意だったんだけど、英語の勉強で一番役に立ったのは、yoyoさんのお母様(英語塾の先生)から教わったコツだった。

「英語を読みつつ英日を同時に頭の中に流すべし」

実際には、yoyoさんの口から漏れ聞いたものに過ぎないし、なにしろン十年前のことだから、お母様がほんとはどういう趣旨で言ったのかはあやふやだけど。ともかく私としては、すらすら日本語が頭に浮かぶ状態にして、英日がからみあって頭の中を流れるようにする、そこから英語の感覚が吸収できるというふうに解釈した。

今、趣味で映画のDVDを見るときも、英語音声日本語字幕で聞きながら、常にそのズレを楽しんだりするのが好きだけど、これはそのときから身についた習慣というか後遺症というか…

だから、物語本のような、「さらっと読む」ものであれば、苦労なく日本語が浮かぶ状態にして(訳本を使うか、十分簡単なものにする)、なるべくテンポよく読む。

あるいは、駿台の英文解釈のテキストのような、精読・訳読をするためのものであれば、徹底的に辞書も引くし解説も聞くけど、よくわかった状態にした「あと」、読み直してさらさらと英日を頭の中に流す。これは、なにしろ元手がかかっているので(笑)、一回読んだだけではもったいない。なるべく何度も読み返して、何度も流す。

というふうに、二種類の読み物があるとすると、後者は時間がかかるのでできるだけ少なくする。英語の勉強にあんまり時間かけたくないし(^^;;

それで、英語の勉強としてはそれなりに効率よかったと思うけど、単に大学受験の英語として得意なのと、翻訳者としてやっていくのと、それは必要な研鑽のレベルがまったく違うということにすぎない。まぁこじろうがどう転んでも翻訳者ってことはないだろうし、辞書引き節約派が伝染してもいいんじゃないかな。けどともかくもっと英語の勉強はしないとね。

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コメント (6)
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