アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

春の修羅場と男女差別話

2011年04月06日 | ピアノ
こじろうの春休みって、行事は片端からなくなるし、部活は少ないしで、ものすごく時間があまってたはずなんですよね。

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でもやっぱり、新学期が見えてきたところで気づくと宿題がたまってるのって、なんででしょ。確かに今回、親はこじろうのことはノーチェック…はなひめのことも、地震のことも、いろいろありましたからね…何も声かけしてなかったんだけど。

一番、問題なのは、英語の物語集を読んで、おまけについてる問題をやる宿題。単語も、文の形も、知らないことだらけでぜんぜん読めないとこじろうは言います。だから母のいるところで読んで、いちいち単語ごとに「~は??」「~ってどういうこと??」と聞くんだって…

あ゛~っもう、こんなのつきっきりでやってられますかいな。知らない単語がたくさん出てくるのはほかのみんなだって同じでしょ。辞書ひけ辞書!!

するとこじろうは、みんなはこんなのいちいち読んでなくて、この話をぐぐって日本語で読んでおしまいにしたりしているとか。そんなわけないって!! リサーチが偏ってるんだよ!!

ところで、昨日読んだ中でこじろうがいちばんてこずってた話はこういうの:
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ある王国のところへ、隣国の王子が軍を引き連れて攻めてくるという話になり、その王様は困った。自分は老齢だし、息子はおらず、娘が三人。娘たちは、「私が行って戦います!!」とかいってくれるんだけど、「軍隊は女の将軍が嫌いじゃからな~」

そこで、一人目の娘が男装して軍を率いて出発。ところが、途中で木を見たときに「これを薪にして兵士全員分の料理を作れる」かなんか言って、「こいつ女だ」とバレ、戻ることに。二人目の娘が次に出発し、途中の木はスルーしたんだけど、川のところで「ここで汚れたシャツを洗ってまた真っ白で着られるようにしよう」かなんか言って「こいつ女だ」とバレ…

そして三人目の娘が将軍として出発したとき、木も川もスルーして黙ったまま進軍。御付きの者も、「なんか女に見えるんだけど」と思いつつ、「馬の乗り方や剣さばきも板についてるし」と決め手がつかめない(笑)

それで、両軍が出会うところまでこぎつけ、「戦う前に話し合いをしよう」ってことになる。王子は「私の城に来てください」と招待。王子も「なんか女に見えるんだけど」と思いつつ、「証拠がないからどうしようか」と母(女王)に相談。

女王は、「剣の間(たくさんの剣が陳列してある)に連れていきなさい。女なら興味ないはずだから」てなことを言い、王子はそれに従うが、娘は剣をとても興味深く何時間も鑑賞してた。次に、「庭を案内しなさい。花を摘んだとき、女なら服の前につけるだろうし、男なら耳のうしろに差すだろう」てなことを言い、王子はそれで試してみるが、娘は花を耳のうしろに差した。さらに、「パンを食べるとき、男なら手でちぎるだろうし、女ならナイフで切るだろう」という話になったが、娘は手でちぎり(^^;;

でもやっぱり女だと思う、こんなに顔がきれいなんだから、と王子はこだわって、泳ぎに誘ってみた。すると、娘は自国からの手紙を偽装し、「王が危篤なのでまたこんど」と帰ってしまった。「やっぱ女だよな」と思った王子は後をつけ、王と娘の会話を盗みぎきして、「やっぱり女じゃーん、結婚してください(!)」

それで、二つの王国は一つになり、めでたしめでたし、王は、「息子より娘が役に立つこともあるわい」と。
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なんなのこのむちゃくちゃな話は~!! むかつく~!! こんな話、読まなくてよし!! 共学校でこれはないよね。と私がいうと、こじろうは「男子校ならありともいえないじゃん、関係ないよ」。

ま、けど、盛り上がっているうちに三つの話を読み終わり、明日(というか今日)も三つ読めばなんとか終わるということになった。はぁ…。

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コメント (7)
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