アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

とことんパッヘルベルのカノンで!!

2011年04月18日 | バイオリン
パッヘルベルのカノンって、あの馴染みやすいメロディーとコード進行で、クラシックの中では有名度すんごく上位にランクインする曲だけど、これが意外と曲者。

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バイオリンのアンサンブルで集まって、予定の曲をなんだかんだやったあとに、誰かが「パッヘルベルのカノンやりたい~」なんてことを言い出すんだけど、これがなかなか、ちゃんと合ったためしがなくて。途中でなんだかカオスになって、崩壊するの(^^;;

それで、出来心でやっても合わないなら、とことんこの曲をテーマにすえて、合うまでやってみたらどう?? という企画「とことんパッヘルベルのカノンの会」が挙行されました。

この酔狂な企画に付き合ってくれたのは、以下のメンバーです。

きーちゃんさん、おんちゃんさんはいずれも、バイオリンおよび合奏のキャリアは中学時代からと長い。ただしブランクも長い、らしい。
ゆきさんは、バイオリン歴は二年ちょっとと、短いわりになかなかの腕前。ただし譜読みは苦手。
そしてアンダンテ、バイオリンは弾けないが合奏経験は長い。

さてこの面子でやってまいります…四人いますので、三人がバイオリンを弾いてひとり「抜け番」ができます。この人はピアノまたはバイオリンでベース音を弾く係ということになりました。

まずは、しのごの言わずに合わせてみますと、合いにくいところがわかってきました。三十二分音符になるところはまず、技術的に弾きづらいため、私あたりの危険ゾーンです。そこを抜けて急にゆっくりになると、こんどは数え間違い多発ゾーンです。特に、裏拍になるとこ。

でも、何回かやるうちにさすがに慣れてきますし、あと、抜け番があるのもおもしろいところです。

私かきーちゃんさんが抜け番になった場合は、ベース音に加えてピチカートの和音部分も弾くとか、おんちゃんさんはピアノではなくバイオリンで和音のところを弾くとか、そんなバリエーションもありましたけど、とにかく、単調な伴奏を弾きながらひたすらハーモニーを聞いてるうちに、つかめる部分もあるように思います。

ときどき、ゲシュタルト崩壊を起こして真っ白になりますけどね(^^;;

おんちゃんさんはこのカノンのベース「のみ」チェロが弾けるんだそうです。チェロ版だと、ピアノでおさえるよりもっと聞き栄えがすると思います。でも、ピアノだけでも、ないよりはいいですし、バイオリンも弾きやすいです。ピアノ経験のないゆきさんやおんちゃんさんも、ベース音だけなら、ピアノによる「アンサンブル参加」が余裕でできます。

合ってくると、周囲の弾き方や響きに耳を傾ける余裕もでてきて、ニュアンスとか、合わせようとしてみたり、「味」がでてきます。2ndを弾くと、1stとも3rdともからむので「おいしい」(おんちゃんさん談)というのがよくわかります。合奏の楽しみです。

最後二回分の録音をアップしました。

ラス前

ラスト

(それぞれ、誰がどこを弾いているかは想像におまかせします)

やっぱり、ひとり三役より、生です!! (^-^)

そしてこのあとは、お茶とお菓子、おしゃべり、それから初見デュオ大会。バッハのガボットは、「私が伴奏しますから~」と見栄をはったわりにあんまり弾けてなかったけど、でも楽しかった(^^)

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ごはんのところに点でついてるケチャップは、肉団子が菜ばしからつるっと落下した跡(笑)
コメント (5)
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