伴奏をするときの至上命題はやっぱり「落ちない」ってことかな。
←曲目は「Only My Railgun」です
ところが、私のピアノでいちばんの弱点がコレなもんだから、始末が悪い。勢い、やたら音数の節約を図るなんていうしょうもないことに。
立場を変えて、自分がバイオリンを弾くほうの立場になれば、「落ちない」に関してはほとんど心配することはない。なにしろ基本が単旋律だし、そもそも簡単なのしか弾けないんだから混乱する要因はないわけで、落ちること自体あまり起きないし、それに仮に落ちても伴奏者が上手に合わせてくれるし。この場合、問題は自分のバイオリンが下手なことだけなのだ(^^)
ということで、変な音が出る心配はするけれど合わなくなる心配はあんまりしない。ただしこれは、こまたろう母さんが伴奏してくれるとかゆかりちゃんが伴奏してくれるとかそういう場合の話である。
今回の「素人が伴奏を楽しむ会」ではなんと、またろうに伴奏してもらうというチャレンジをしているため、とってもスリルが味わえる状況になっている。
まず、またろうは楽譜を見ない。置いてすらいない。つまり、最悪、ぐだぐだになったときに「じゃここから」と指し示すものがないわけで、これは私にとっては、「心のよりどころがない」に相当する事態である。楽譜がないということは、私がまたろうの伴奏を把握するにも難があり、今はようやく覚えたけれど、最後のキメのところはどう入るのかとかを掴むまでも、現場合わせでけっこうかかってしまった。ほとんど和太鼓の世界だな(^^;;
またろうは、「テンポキープ」という概念からはるか離れたところに存在するプレーヤーなので、こちらにいろいろと都合がある以上、積極的にリードしたりキープしたりしていかないといけない。幸い、またろうは母に合わせようという耳とハートは持っているので、ある程度誘導は効くのだが、ゆるゆるしたテンポを無理にドライブしようとする演奏は、聞きようによっちゃカオスだからね。
この演奏のベースとなっている編曲は、ゆかりちゃんが書きとめてくれたバイオリン譜を利用して、子どもたちのピアノの先生がまたろう用の伴奏を作ってくれたものである。本番の日にちがだいぶ迫ってきた後に、よりかっこよくするための変更などがいくつか押し寄せてきたのだけれども、私がもう頭に入らないので結局パスさせてもらった。
それに、楽譜がない人の頭の中に分岐があると、当日何が起こるかわからなくてスリル十倍増し、というのがあるし…とにかく、シンプルに統一するしかない。
そしてこの曲の場合、危険を増しているのは中間部の転調部分で、非常に弾きづらいところをポジション移動で乗り切ろうとしているところ、ポジション移動自体非常に怪しいという状況なので、一人で落ち着いて弾いてもややあやふやなまま。そこへもってきて、またろうの伴奏がそこらへんで速くなりがちという危険憎悪因子もあって、いや怖いよこれは。
テンポが理想的にキープできれば、ポジション移動の成功率は5割くらい(低い!?)、そしてテンポキープの成功率は5割くらいと仮定すると1/4しか成功しないじゃん…それってどうなのよ。といいつつ本番はあさって。
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立場を変えて、自分がバイオリンを弾くほうの立場になれば、「落ちない」に関してはほとんど心配することはない。なにしろ基本が単旋律だし、そもそも簡単なのしか弾けないんだから混乱する要因はないわけで、落ちること自体あまり起きないし、それに仮に落ちても伴奏者が上手に合わせてくれるし。この場合、問題は自分のバイオリンが下手なことだけなのだ(^^)
ということで、変な音が出る心配はするけれど合わなくなる心配はあんまりしない。ただしこれは、こまたろう母さんが伴奏してくれるとかゆかりちゃんが伴奏してくれるとかそういう場合の話である。
今回の「素人が伴奏を楽しむ会」ではなんと、またろうに伴奏してもらうというチャレンジをしているため、とってもスリルが味わえる状況になっている。
まず、またろうは楽譜を見ない。置いてすらいない。つまり、最悪、ぐだぐだになったときに「じゃここから」と指し示すものがないわけで、これは私にとっては、「心のよりどころがない」に相当する事態である。楽譜がないということは、私がまたろうの伴奏を把握するにも難があり、今はようやく覚えたけれど、最後のキメのところはどう入るのかとかを掴むまでも、現場合わせでけっこうかかってしまった。ほとんど和太鼓の世界だな(^^;;
またろうは、「テンポキープ」という概念からはるか離れたところに存在するプレーヤーなので、こちらにいろいろと都合がある以上、積極的にリードしたりキープしたりしていかないといけない。幸い、またろうは母に合わせようという耳とハートは持っているので、ある程度誘導は効くのだが、ゆるゆるしたテンポを無理にドライブしようとする演奏は、聞きようによっちゃカオスだからね。
この演奏のベースとなっている編曲は、ゆかりちゃんが書きとめてくれたバイオリン譜を利用して、子どもたちのピアノの先生がまたろう用の伴奏を作ってくれたものである。本番の日にちがだいぶ迫ってきた後に、よりかっこよくするための変更などがいくつか押し寄せてきたのだけれども、私がもう頭に入らないので結局パスさせてもらった。
それに、楽譜がない人の頭の中に分岐があると、当日何が起こるかわからなくてスリル十倍増し、というのがあるし…とにかく、シンプルに統一するしかない。
そしてこの曲の場合、危険を増しているのは中間部の転調部分で、非常に弾きづらいところをポジション移動で乗り切ろうとしているところ、ポジション移動自体非常に怪しいという状況なので、一人で落ち着いて弾いてもややあやふやなまま。そこへもってきて、またろうの伴奏がそこらへんで速くなりがちという危険憎悪因子もあって、いや怖いよこれは。
テンポが理想的にキープできれば、ポジション移動の成功率は5割くらい(低い!?)、そしてテンポキープの成功率は5割くらいと仮定すると1/4しか成功しないじゃん…それってどうなのよ。といいつつ本番はあさって。
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