アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

年末年始はやっぱりテレビ

2012年01月04日 | 生活
ふだん、「テレビ」を見ることってほとんどなくて、見るのはパソコン画面ばっかり。

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「テレビ」はほとんどプレステ用として使われている(使うのは、こじろうとはなひめ)。でも年末年始はやっぱりテレビだよね。

とはいっても、うちでは定番品の「紅白」「駅伝」はあまり流行らなくて、人気が高かったのは「大逆転将棋」とか「スポーツマンNo.1決定戦」とかね。でもどちらも今年はなくなっちゃってる。

大晦日には、レンタルしてた「カンフーパンダ」を見た。これは文句なく五人全員が楽しめる貴重な映画で。絵もよくできてるしノリがいいよね。パンダの、ぼよんぼよんに柔らかい強さが最高。本編を見終わったあとは、公式サイトから「お面」とか「紙飛行機」をダウンロードして遊びながらメイキングとかを見ていた。

メイキングでは、絵の作り方(ふわふわの毛皮を持ち、かつ服を着ているCGは難しい!!)とか、音の作り方(けっこう手作りでレトロ)とかがおもしろいんだけど、そのほかに、中華麺を手延べする名人芸の披露とか、カンフーダンス講座、お箸の使い方講座(^^;; とかあって笑えた。いやお箸の使い方は教えてもらわなくていいけど、あちら(アメリカ)にとっては「東洋の神秘」的映画でもあるのねこれは。

パンダ修行中に、師匠とお箸で肉まんを取り合うバトルがあるんだけど、これはとっても傑作。

カンフーパンダを見終わってから、紅白をつけたらちょうど小林幸子を見ることができました(^^)

…というのが年の暮れ。

年始も二日になって、私とまたろうの二人だけになってからは、なぜかテーマが伊丹作品になり、おとといは「ミンボーの女」「ミンボーなんて怖くない」、昨日は「マルタイの女」を見た。なんで伊丹作品になったかっていうと、あれって非常にエッチなので(^^;; はなひめがいない日に見るのがいいよねって話になって。

またろうは、「マルサの女」をまず中三のときに見て(夏休みの「税金」の作文用)、そのときも非常におもしろいとは思ったらしいのだが、つい先日、こじろうといっしょに「マルサ」を見返して、あらためてこれは傑作だと思ったらしい。

ミンボーのほうは、宮本信子がさらに強くなったキャラとして登場。非常に力の入った取材から採用された、やくざの脅しの手口が豊富にちりばめられる中、最初は情けなかったホテルマンが民暴専門の弁護士(宮本信子)の助けを得てスキルを身につけ団結し、最後はやくざを追い出すストーリー。

またろうは、映画の中で繰り返し語られる、「やくざは暴力を振るわない」という事実、そしてしかし面子を傷つけられたり(映画中、宮本信子が刺されるシーン)、もっと大きな話になったとき(監督が現実に切られた事件)はやるということが非常に強く印象に残ったようだ。個々のゆすり・たかりでいちいち暴力をふるって懲役くらっていたらまったく割に合わない、つまり損なのでやらないということは本当なのだけれども、この映画でそれを広く宣伝浸透されたらそれは困る、それを止める(というか、やるときはやるんだぞというアピール)という大きな目標のためなら襲うということ。そしてこの映画がそれだけ大きな影響力をもったということ。

監督が、この映画でみんなが「民暴」という言葉を知ってくれればそれでいい、言葉を知れば、勉強もできる、会議も開ける…といっていたのもなるほどと思ったみたい。

カンフーパンダみたいにただいっしょに楽しめるのもいいけど、「ミンボーの女」とか、あと昨日の夜、こじろうよしぞうも加わって見た新春囲碁(*)みたいにいろいろ話し合えるのもいいよね。

あ、「マルタイ」はつまらないってほどでもないけどたいしたことなかった…

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(*)プロアマ混ざった連碁。五手打ったら次の人に交代なので、単に碁の中身としての手の良し悪しのほかに、弱い人にどのタイミングで手を渡すかといった駆け引きも加わり、たいへんスリリング。
コメント (6)
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