それで、書き込み用にコピーした楽譜を広げ、ほんとは分析ちゅうもんをするらしいが、そんな高尚なやり方は知らないのでまずは見た目で。
←ロミジュリとショパンを同時進行で
ぱっと見同じ部分に印をつけていくと、ざっくりA-A-B-A-Bとなった。たったこれだけ、なかなか小規模、かつシンプルな曲でナイスである。さらにナイスな点は、それぞれ複数あるAのたぐい、Bのたぐいに差異がほとんどまったくなく、というか今見た範囲ではぜんぜんなく、つなぎ部分しか違わないってこと。
要するに、A(20小節)とB(32小節)だけ覚えればほとんど完成なのだ。なんかちょっとやれそうな気がしてきましたぁ~(^-^)
それで、Aパートをまず何度か弾いてみましたところ、まずメロディーを覚えるのはぜんぜん困らない。今までだって、たとえばバイオリンなら暗譜で弾けるというか、ポピュラーソングの耳コピだってできるし、要は頭の中で流れる曲なら問題ないわけだからね。
細かくいうと、まずテーマ(8小節)が出てきて、そのテーマに似た、でも「ぱららぁ~」と明るくなったテーマダッシュが4小節分出てきて、でも後半4小節はさっきよりもっと華やかな感じ。そしてその4小節は、大事なことなので二度いいました的に繰り返されるのかと思ったら、形が変わっていってすっと終わる感じにまとまった。
というふうになる。あと、ベース音もとてもわかりやすくて、たとえば冒頭の「ファ-ミb-レb(-シb)-ファ」なんて、甘いやさしい感じに音が降りていって、ぼんと下がって最初の音の1オクターブ下にたどりついた、みたいな。
そして華やかなシメの8小節分のベース音は「シb-シb-シb-シb-シb-ミb-シb-ミb」とまことにシンプル。
ということになると…
ほら、真ん中抜かして、メロディーとベース音だけなら、あっちゅう間に譜面見ないで弾けるようになりましたよ。問題は、中身だね。そういえば、私がかろうじて譜面なしで弾けるものって、バッハの平均律の最初のプレリュード(ドミソドミソドミ)と、インベンションの一番。なんでバッハバッハなのかといえば、和音がないからだろう、やっぱり。
試しに、中身も入れて弾こうとすると、あれ? あれ? とたんにあやふやに。最初の4小節はなんとなくオッケーなんだけど、5小節目からうろうろうろうろ。
響きはあいまいながら耳に残っているので、ファ-ソ-レbか?? みたいに、一音ずつ鳴らしながら拾えば拾えたりとか…やっぱり拾えなかったりとか(笑) 聴音かっていう世界になってきたが。
やっぱり、ここは、「チャンク化」が必要なのでしょう。将棋の名人が盤面を記憶できるのは、意味のあるまとまりとして認識してるからであって、決して歩がこことここにあって…香がここにあって…などとデジタルデータの羅列として覚えてるわけじゃない。無意味盤面になるととたんに素人と同じレベルまで記憶力が下がってしまうという有名な話があるよね。
和音を入れると音数が一気に増え、倍増どころの騒ぎではなくなってしまうので、やはりこれは「まとまり」として捉えるのが正しいんだろう。
ところでここから急に声が小さくなるのだが、私程度の音楽キャリアでもある人なら当然、和音のこととかけっこう知ってるんじゃないかと思うのだが、私はきれいさっぱりなんにも知らないのである。私がわかるのは、ハ長調の童謡を弾くのに「ドミソ」(いち)「ドファラ」(よん)「シレソ」(ご)のどれか合いそうなのを弾いてりゃなんとかなるという程度のことである。
ショパンは「ドミソ」「ドファラ」「シレソ」じゃなかったりするみたいだよねぇ…
というか、そういえば、これほど何も理解してないというのに、ショパンとかラベルとかシャープフラットてんこもりの曲でよく音を並べてるなと我ながら思う。五線譜から脳みそを通過せず(?)手で該当する音を押す回路はわりと高速動作してるらしい。
しかしそれじゃ暗譜はできない。
さて??
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ぱっと見同じ部分に印をつけていくと、ざっくりA-A-B-A-Bとなった。たったこれだけ、なかなか小規模、かつシンプルな曲でナイスである。さらにナイスな点は、それぞれ複数あるAのたぐい、Bのたぐいに差異がほとんどまったくなく、というか今見た範囲ではぜんぜんなく、つなぎ部分しか違わないってこと。
要するに、A(20小節)とB(32小節)だけ覚えればほとんど完成なのだ。なんかちょっとやれそうな気がしてきましたぁ~(^-^)
それで、Aパートをまず何度か弾いてみましたところ、まずメロディーを覚えるのはぜんぜん困らない。今までだって、たとえばバイオリンなら暗譜で弾けるというか、ポピュラーソングの耳コピだってできるし、要は頭の中で流れる曲なら問題ないわけだからね。
細かくいうと、まずテーマ(8小節)が出てきて、そのテーマに似た、でも「ぱららぁ~」と明るくなったテーマダッシュが4小節分出てきて、でも後半4小節はさっきよりもっと華やかな感じ。そしてその4小節は、大事なことなので二度いいました的に繰り返されるのかと思ったら、形が変わっていってすっと終わる感じにまとまった。
というふうになる。あと、ベース音もとてもわかりやすくて、たとえば冒頭の「ファ-ミb-レb(-シb)-ファ」なんて、甘いやさしい感じに音が降りていって、ぼんと下がって最初の音の1オクターブ下にたどりついた、みたいな。
そして華やかなシメの8小節分のベース音は「シb-シb-シb-シb-シb-ミb-シb-ミb」とまことにシンプル。
ということになると…
ほら、真ん中抜かして、メロディーとベース音だけなら、あっちゅう間に譜面見ないで弾けるようになりましたよ。問題は、中身だね。そういえば、私がかろうじて譜面なしで弾けるものって、バッハの平均律の最初のプレリュード(ドミソドミソドミ)と、インベンションの一番。なんでバッハバッハなのかといえば、和音がないからだろう、やっぱり。
試しに、中身も入れて弾こうとすると、あれ? あれ? とたんにあやふやに。最初の4小節はなんとなくオッケーなんだけど、5小節目からうろうろうろうろ。
響きはあいまいながら耳に残っているので、ファ-ソ-レbか?? みたいに、一音ずつ鳴らしながら拾えば拾えたりとか…やっぱり拾えなかったりとか(笑) 聴音かっていう世界になってきたが。
やっぱり、ここは、「チャンク化」が必要なのでしょう。将棋の名人が盤面を記憶できるのは、意味のあるまとまりとして認識してるからであって、決して歩がこことここにあって…香がここにあって…などとデジタルデータの羅列として覚えてるわけじゃない。無意味盤面になるととたんに素人と同じレベルまで記憶力が下がってしまうという有名な話があるよね。
和音を入れると音数が一気に増え、倍増どころの騒ぎではなくなってしまうので、やはりこれは「まとまり」として捉えるのが正しいんだろう。
ところでここから急に声が小さくなるのだが、私程度の音楽キャリアでもある人なら当然、和音のこととかけっこう知ってるんじゃないかと思うのだが、私はきれいさっぱりなんにも知らないのである。私がわかるのは、ハ長調の童謡を弾くのに「ドミソ」(いち)「ドファラ」(よん)「シレソ」(ご)のどれか合いそうなのを弾いてりゃなんとかなるという程度のことである。
ショパンは「ドミソ」「ドファラ」「シレソ」じゃなかったりするみたいだよねぇ…
というか、そういえば、これほど何も理解してないというのに、ショパンとかラベルとかシャープフラットてんこもりの曲でよく音を並べてるなと我ながら思う。五線譜から脳みそを通過せず(?)手で該当する音を押す回路はわりと高速動作してるらしい。
しかしそれじゃ暗譜はできない。
さて??
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