アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バッハからアナ雪まで、てんこ盛り演奏会

2018年11月03日 | ピアノ
いったいどんな会なんだろ?? 今日行くまでほんと謎でしたが…

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行ってもやっぱり、不思議な会だった。ガチクラシックからポップス、ピアノ、ヴァイオリン、ヴォーカル、ギター弾き語り。大人数の参加、大きなホール、当然仕切りも相当複雑で、主催のKAWAさんはなんだかパニクっててうまく回せてなくて、でも散らばったみんながあっちこっちでなんとかしててなんとかなってるの。

聞きに来たお客さん、参加者以外だと50人くらい? ずいぶんな率でアンケートも書いてくださってて、
たぶん楽しんでもらえたんだと思う。

聞いてて楽しかったし。ほかの人の演奏は。

自分のは…

* * *

リハで弾いたときのピアノの感触は、鍵盤がかなり軽いヤマハで、弾きにくくはない…ないのだが、幸せな響きのするコじゃなくて、ちょっと安っぽい音がする。うーーん…

始まる前に受付で準備というか番をしているときに、同じくリハを終えたピアノの先生らしき人に感想を聞いてみると、ほぼ同じ。ただ、あまりよくはないんだけど、客席で聞いた感じと弾いてて自分に聞こえる感じが同じで、合ってるだけマシというか安心なのではないかと。

本番では、響きに浸るというより勢い重視で、「攻め」で行ってみました。速い曲の滑り出しはよかったと思うんだけど、両方かなりの事故だった。→あまりお奨めじゃない録音

今、聞き直してみたら、まぁ事故もアレだけど、一曲目「過去形のロマンス」で響きをあんまり楽しんでない感じがツマラナイと思った。ピアノ見知りが激しいので。三曲目「静かなる雨の雅歌」ではピアノ扱いにもちょっと慣れて一曲目よりだいぶ楽しんでる感じになりました。

長丁場の四時間半、私はほんの前座でささっと演奏終わって、あとはのんびり。二階席から高みの見物で地味に定点撮影だけしていました。

ピアノのソロは特に熱心に聴いていたんだけど、そしたらこの、私的には気に入らないピアノですが、やっぱり弾く人によって音色はそれなりに違うんで、

小さい音はきれいだけど大きい音がいまいちな人とか、
大きい音は良いけど小さい音がいまいちな人とか、
これって何が違うんでしょう。

そう、今日のお目当ては園さんのピアノです。園さんの出番はラス前でしたが、なんだか私が弾くくらいのときにも舞台袖をうろうろして(写真を撮っていたんだけど)「いやー緊張しますね」かなんかいってて、いや今から出番なの私だよ?? 園さんの出番はもっともっと先の話でしょ?

「今から緊張してどうするんですかー」「でも…」

まぁ真面目な人なんだねぇ、ほんと自分を追い込むというか。

園さんはショパンノクターン遺作と、「友達(多田慎也)」「群青(小田美樹)」を弾きました。

ノクターンのときはちょっと固くなっているような印象で、でもだんだんほぐれてきました。やっぱり音色は園さんの演奏が断然きれいで、三曲目は特に気持ちよかった。

楽器のせいにして、つまんないピアノだなんていってちゃいけないねー(^^;;

でも弾き終わった園さんは、かなり落ち込んでて、自分の演奏に不満らしかった。アマチュアじゃないから、私みたいに、大事故(ほんまに大事故)に目ぇつぶって「まぁ素敵なとこあったから今日はよかったわ」ってわけにもいかないだろうけど、別にミスはミス(といっても聞いてる人にわかるようなものじゃなかったんですがね)として把握したうえで、素敵だったところは素敵だったとこれまた把握したってよさそうなもんだけど。と素人の私は思ったのでした。

とにかく聞きに行ってよかったよ(^^)

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コメント (6)
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