「ばんたの」…いったい今年は第何回なのか? という質問に責任もってお答えすべく、過去記事を漁りました。初回は2006年、まだブログをやっていなかったころで、でも「ホームページ」を持っててそこの日記連載が(ごく)一部で人気だったんです。そんなころ。
←結論: 今年は「ばんたの」11回目でした
---- 以下コピペ
2006年10月29日(日):ホームコンサート
なんだか音楽漬けの週末。今日は「伴奏を楽しむ」をテーマにしたホームコンサートである。芸大の声楽科の学生さんをお招きして、素人が一曲ずつ伴奏する企画、プラス、いつものミニ発表会。
うっかりよく数えてなかったんだけど(^^;;すごい人数になった。「伴奏」する人が私のほか、いつもおなじみ「るんちゃんママ」と、夏の恒例「つかの間の別荘ライフ」でお世話になっているばっかいず世話係さん、それとまたろうの「昔なじみ」のゆかりちゃんの四人。それぞれ家族やらご近所さんやら、わらわら合わせて総勢22人!! リビングに入りきるのか??
曲目予定はこんな感じ:
オープニング
聖者の行進 こじろう
第一部
(ソロ)
チクタク時計 (Mito-hi) るん
パパのお誕生日&誕生日行進曲 (小曲集より) はなひめ
特急列車 (トンプソン) るん兄
ににんさんきゃくってむずかしい (湯山昭) こじろう
間奏曲(Op.117-2) (ブラームス) アンダンテ
バラード(Op.47) (ショパン) ゆかり
(連弾・アンサンブル)
ロック・エリーゼの為に (ペートーペン/Arr.Mito-hi) またろう
ミッキーマウスマーチ (ドッド) るん&ママ
ソナチネ(Op.163-1)第3楽章 (ディアベリ) はなひめ&ママ
君をのせて (久石 譲) るん兄&ママ
リベル・タンゴ (ピアソラ) アンダンテ&るんママ
エンディング (歌)たのしいね るん弟&るん&はなひめ
(第二部)
ソプラノ独唱 Mさん
Ave Maria(C.Gounod) ばっかいず世話係さん
Sento nel core(A.Scarlatti) るんママ
Piacer d'amor(G. Martini) ゆかり
Sogno(F.Tosti) アンダンテ
すごーい、もりだくさん。さらにここへ、ばっかいず世話係さんちのにこばっかいくん(ピアノを始めて3週間!!)と、Mさんの彼氏(プロのテノール歌手)が飛び入り。この幅広さがなんとも。。
飛び入り参加のにこばっかいくん(二年生)は、始めて三週間とは思えないしっかりした演奏で一同の絶賛を浴びる。本人の意欲を感じさせる好演でした。
いつもながら本番に強いこじろう、ぎりぎりまでまったく練習せず、ハラハラさせてくれたが昨日の晩から急に練習してたった一日でまとめてきた。本番はノリよく仕上がり。はなひめも予想どおり無難な出来。
ゆかりちゃんはこの日記初登場、それもそのはず、会うのはなんと10年振りくらい。もともと、ゆかりちゃんママと私は市のマタニティースクールで会った友人であり、ゆかりちゃんとまたろうが赤ん坊のころはしょっちゅう遊んでいたんだけどね。ゆかりちゃんちが引っ越していっちゃってからは年賀状のみのつきあいだったのだ。
年賀状に、ゆかりちゃんがピアノをやっているとあったので、今回思い立って誘ってみたら、伴奏をやるだけでなくてショパンのバラードも弾いてくれるというからびっくり!暗譜で、どこも危ないところのない安心して聴ける演奏、すごい。。これまた一同大拍手。
一方またろうの「ロック・エリーゼ」というのは基本的に片手くらいしか弾けないので、あとはデータで補うロック調「エリーゼのために」。本人の希望により冒頭の数小節だけ「ほんものの(!)」エリーゼのためにを弾き、それからクラビノーバのデータ音が入るんだけど、この数小節がなんとも…「右手、左手、考慮時間」というまったりした調子で、まぁ聴きようによっては「独特の味わい」といえなくもない。同じ中一でバラードと対照的だけど、ともかく音を楽しんでいることにおいて一歩もひけをとらない、感じがする!?
「たのしいね」では、るん弟くん発表会初登場。はなひめとるんちゃんに手を引かれて、「なに?なに?」という感じで出てきて、でもにっこりおじぎ。かわいぃ~(*^-^*)。そして、「たーのしーいね、ちゃちゃちゃ」と両手を叩いてまたにこにこ。超~かわいぃ~(*^-^*)。最後のお辞儀も完璧!拍手の嵐。
第二部は、飛び入りのテノール独唱からスタート。はじめ、かぶりつき席にちょこんと座って聞き入っていた るん弟くん、途中で声の迫力に圧倒されたか、するすると逃げてきて後ろのほうへ。いやもう、狭苦しいリビングに、入りきらないくらいの声量。アンコールに応えて、「浜辺の歌」も歌ってくれて大サービス。
さて、伴奏4つは、出演順を決めていなかったので「さてどうしよう?」。年齢順という案も出たが、ゆかりちゃんはともかく、あとの三人の年齢は誤差の範囲だし深く追及するのは避けたいということで公平に…「さいしょはぐー、じゃんけんぽん!」。夫いわく、「あっ、今のシーン撮るんだったのに!」
それぞれ、ちょっと練習不足の感はあったけどともかく歌声がほんとすてきなので(^^;;楽しめる演奏。みんな歌とあわせる呼吸がいまいちわかってないので、息継ぎとかしにくかったみたい。どうもすみません。今後の課題ということで。
最後におまけの「模範演奏」、先生の伴奏で二曲。これで第三部「おやつ」に突入。
人数が多いので、子どもにはめいめい袋に入れたおやつ盛り合わせを与えて別室にいってもらう。で、ゆっくり大人分は先生の焼いたおいしいケーキと、焼き菓子と、杏仁豆腐。お皿が空いたところで、ワインとチーズ。
ばっかいず世話係さん、るんちゃんママ、ゆかりちゃんママはそれぞれ面識はないのだが、なんか楽しいコンサートですっかりリラックスして盛り上がってました。先生の友人(この方もピアノの先生)は、一人娘がいてその子がるんちゃんそっくりだったとか(つまり、大人の誘導に従わない、本人の意志がどこまでも貫かれていくタイプの子)。
「小さいころはずいぶん、これはダメとかこうさせようとか、戦いましたけどほんとに何をやっても無駄で、イライラしてばっかりでした。本人にとっても迷惑なことだったんだと…今は思うんですよ。途中で環境がガラっと変わってね。アメリカに引っ越したとき、本人がとても生き生きと自分の道を切り開いていくのを見て、あぁこれはついていくしかないんだ、本人がやるようにさせるしかないんだって、ふっきれたんです」。「それは、いつのことですか?」熱心に聞くるんちゃんママ。「小学校六年生のときです」…。
「そりゃまだ長いですねぇ~」とるんちゃんママがため息をつくので、あ、いや、だからもっと早くから悟りを開けばいいんじゃないの。と一同ツッコミ。「あなたもさ、だから早く悟りを開けば」と、ばっかいさん(ばっかいず世話係さんの夫)はばっかいず世話係さんにツッコミ。「んーでも、どうしても、って線があるしさーやっぱ」と歯切れの悪い私。
ワインもだいぶ回って、座がこなれてきたところで、ご近所のTさんが「私もね、歌わせていただこうと思って準備してきたんだけれど、みなさんあまりお上手だから言い出しそびれてね」とおっしゃるではありませんか。「もちろん、今からでもぜひ!」
Tさんは、よく杖をつきながら団地の中を歩いてらして、はなひめにもるんちゃんにも「あら、いまどこからのお帰り?」とか「かわいいの着てるわね~」とかマメに声をかけてくださる方。音楽がお好きかどうかは知らなかったが、とりあえずはなひめもるんちゃんも演奏する会だからいいかなと思ってお誘いしたのだ。
「昔からずうっと歌うのは続けていてね。もうできるところまで歌おうと思っているの」と、用意してきたファイルをぺらぺらとめくる。でもそのファイルには歌詞だけ。「伴奏譜とか、ないですか?」と聞くと「ないのよーアカペラで歌おうかしらね」
そこでTさんがそのまま、「あーきのゆうひーに、てーるーやーまーもみじ」と歌いだすと、るんちゃんママがふとピアノに近づき、数音さぐり弾きしたあと、Tさんに合わせてその黒鍵の多い調でさらりと伴奏を弾き始めた。しかもうまいじゃん。。
みんなでいっしょに歌う。Tさんは七十歳台とは思えない美声。さすがずっと歌っていらっしゃるだけのことはある。
それにしても、るんちゃんママすごいね、私できないよ。るんちゃんママは、私と違って、高校生までずっといわゆる昔の正統派ピアノ習得コース(ハノン、ツェルニー、バッハなど)をやってきた人だから、基礎がぜんぜん違うのだ。「毎日二時間練習しなさいっていわれて、もうイヤイヤ時計みながら、あと何分って…」だそうで。すると、ゆかりちゃんママも「あー私も同じです。ちなみに私の場合は一時間でしたけど(^^;;やっぱ時計みながら、なかなか終わんないよって」
私たちが子どものころは、一番誰でもかれでもピアノを習っていたころで、しかもその習い方ときたら、融通がきかなくって、うちの子たちが今習ってるようなのとはまったく別物。ばっかいず世話係さんもずっとそうやってピアノを習っていたんだけど、もっとすごくて、「ハノン、ツェルニー、バッハ」のほかはモーツァルトのソナタをずっと…それがすむとベートーベンという「順番どおり(?)」にしかやらせてもらえなくて、十何年習ってても、ショパンとかドビュッシーには辿り着かなかったんだって。「ピアノが好きだと思ったことは一度もない」
よくそれで続けるなー。みんなまじめ。「私はその、イヤイヤ練習とかする前にやめちゃったからさー。小学校三年のとき」「…それ、はやすぎ」。確かに、技術の習得という面では早すぎる見切りだったけど、なんだかんだいっても、現在いちばん日常的にピアノを楽しんでるの私だからね。
ともかく、老いも若きも、初心者もプロも、みんなで音を楽しむ会は無事終了。
#ためになるお話も聴けたし(^-^)
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←結論: 今年は「ばんたの」11回目でした
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なんだか音楽漬けの週末。今日は「伴奏を楽しむ」をテーマにしたホームコンサートである。芸大の声楽科の学生さんをお招きして、素人が一曲ずつ伴奏する企画、プラス、いつものミニ発表会。
うっかりよく数えてなかったんだけど(^^;;すごい人数になった。「伴奏」する人が私のほか、いつもおなじみ「るんちゃんママ」と、夏の恒例「つかの間の別荘ライフ」でお世話になっているばっかいず世話係さん、それとまたろうの「昔なじみ」のゆかりちゃんの四人。それぞれ家族やらご近所さんやら、わらわら合わせて総勢22人!! リビングに入りきるのか??
曲目予定はこんな感じ:
オープニング
聖者の行進 こじろう
第一部
(ソロ)
チクタク時計 (Mito-hi) るん
パパのお誕生日&誕生日行進曲 (小曲集より) はなひめ
特急列車 (トンプソン) るん兄
ににんさんきゃくってむずかしい (湯山昭) こじろう
間奏曲(Op.117-2) (ブラームス) アンダンテ
バラード(Op.47) (ショパン) ゆかり
(連弾・アンサンブル)
ロック・エリーゼの為に (ペートーペン/Arr.Mito-hi) またろう
ミッキーマウスマーチ (ドッド) るん&ママ
ソナチネ(Op.163-1)第3楽章 (ディアベリ) はなひめ&ママ
君をのせて (久石 譲) るん兄&ママ
リベル・タンゴ (ピアソラ) アンダンテ&るんママ
エンディング (歌)たのしいね るん弟&るん&はなひめ
(第二部)
ソプラノ独唱 Mさん
Ave Maria(C.Gounod) ばっかいず世話係さん
Sento nel core(A.Scarlatti) るんママ
Piacer d'amor(G. Martini) ゆかり
Sogno(F.Tosti) アンダンテ
すごーい、もりだくさん。さらにここへ、ばっかいず世話係さんちのにこばっかいくん(ピアノを始めて3週間!!)と、Mさんの彼氏(プロのテノール歌手)が飛び入り。この幅広さがなんとも。。
飛び入り参加のにこばっかいくん(二年生)は、始めて三週間とは思えないしっかりした演奏で一同の絶賛を浴びる。本人の意欲を感じさせる好演でした。
いつもながら本番に強いこじろう、ぎりぎりまでまったく練習せず、ハラハラさせてくれたが昨日の晩から急に練習してたった一日でまとめてきた。本番はノリよく仕上がり。はなひめも予想どおり無難な出来。
ゆかりちゃんはこの日記初登場、それもそのはず、会うのはなんと10年振りくらい。もともと、ゆかりちゃんママと私は市のマタニティースクールで会った友人であり、ゆかりちゃんとまたろうが赤ん坊のころはしょっちゅう遊んでいたんだけどね。ゆかりちゃんちが引っ越していっちゃってからは年賀状のみのつきあいだったのだ。
年賀状に、ゆかりちゃんがピアノをやっているとあったので、今回思い立って誘ってみたら、伴奏をやるだけでなくてショパンのバラードも弾いてくれるというからびっくり!暗譜で、どこも危ないところのない安心して聴ける演奏、すごい。。これまた一同大拍手。
一方またろうの「ロック・エリーゼ」というのは基本的に片手くらいしか弾けないので、あとはデータで補うロック調「エリーゼのために」。本人の希望により冒頭の数小節だけ「ほんものの(!)」エリーゼのためにを弾き、それからクラビノーバのデータ音が入るんだけど、この数小節がなんとも…「右手、左手、考慮時間」というまったりした調子で、まぁ聴きようによっては「独特の味わい」といえなくもない。同じ中一でバラードと対照的だけど、ともかく音を楽しんでいることにおいて一歩もひけをとらない、感じがする!?
「たのしいね」では、るん弟くん発表会初登場。はなひめとるんちゃんに手を引かれて、「なに?なに?」という感じで出てきて、でもにっこりおじぎ。かわいぃ~(*^-^*)。そして、「たーのしーいね、ちゃちゃちゃ」と両手を叩いてまたにこにこ。超~かわいぃ~(*^-^*)。最後のお辞儀も完璧!拍手の嵐。
第二部は、飛び入りのテノール独唱からスタート。はじめ、かぶりつき席にちょこんと座って聞き入っていた るん弟くん、途中で声の迫力に圧倒されたか、するすると逃げてきて後ろのほうへ。いやもう、狭苦しいリビングに、入りきらないくらいの声量。アンコールに応えて、「浜辺の歌」も歌ってくれて大サービス。
さて、伴奏4つは、出演順を決めていなかったので「さてどうしよう?」。年齢順という案も出たが、ゆかりちゃんはともかく、あとの三人の年齢は誤差の範囲だし深く追及するのは避けたいということで公平に…「さいしょはぐー、じゃんけんぽん!」。夫いわく、「あっ、今のシーン撮るんだったのに!」
それぞれ、ちょっと練習不足の感はあったけどともかく歌声がほんとすてきなので(^^;;楽しめる演奏。みんな歌とあわせる呼吸がいまいちわかってないので、息継ぎとかしにくかったみたい。どうもすみません。今後の課題ということで。
最後におまけの「模範演奏」、先生の伴奏で二曲。これで第三部「おやつ」に突入。
人数が多いので、子どもにはめいめい袋に入れたおやつ盛り合わせを与えて別室にいってもらう。で、ゆっくり大人分は先生の焼いたおいしいケーキと、焼き菓子と、杏仁豆腐。お皿が空いたところで、ワインとチーズ。
ばっかいず世話係さん、るんちゃんママ、ゆかりちゃんママはそれぞれ面識はないのだが、なんか楽しいコンサートですっかりリラックスして盛り上がってました。先生の友人(この方もピアノの先生)は、一人娘がいてその子がるんちゃんそっくりだったとか(つまり、大人の誘導に従わない、本人の意志がどこまでも貫かれていくタイプの子)。
「小さいころはずいぶん、これはダメとかこうさせようとか、戦いましたけどほんとに何をやっても無駄で、イライラしてばっかりでした。本人にとっても迷惑なことだったんだと…今は思うんですよ。途中で環境がガラっと変わってね。アメリカに引っ越したとき、本人がとても生き生きと自分の道を切り開いていくのを見て、あぁこれはついていくしかないんだ、本人がやるようにさせるしかないんだって、ふっきれたんです」。「それは、いつのことですか?」熱心に聞くるんちゃんママ。「小学校六年生のときです」…。
「そりゃまだ長いですねぇ~」とるんちゃんママがため息をつくので、あ、いや、だからもっと早くから悟りを開けばいいんじゃないの。と一同ツッコミ。「あなたもさ、だから早く悟りを開けば」と、ばっかいさん(ばっかいず世話係さんの夫)はばっかいず世話係さんにツッコミ。「んーでも、どうしても、って線があるしさーやっぱ」と歯切れの悪い私。
ワインもだいぶ回って、座がこなれてきたところで、ご近所のTさんが「私もね、歌わせていただこうと思って準備してきたんだけれど、みなさんあまりお上手だから言い出しそびれてね」とおっしゃるではありませんか。「もちろん、今からでもぜひ!」
Tさんは、よく杖をつきながら団地の中を歩いてらして、はなひめにもるんちゃんにも「あら、いまどこからのお帰り?」とか「かわいいの着てるわね~」とかマメに声をかけてくださる方。音楽がお好きかどうかは知らなかったが、とりあえずはなひめもるんちゃんも演奏する会だからいいかなと思ってお誘いしたのだ。
「昔からずうっと歌うのは続けていてね。もうできるところまで歌おうと思っているの」と、用意してきたファイルをぺらぺらとめくる。でもそのファイルには歌詞だけ。「伴奏譜とか、ないですか?」と聞くと「ないのよーアカペラで歌おうかしらね」
そこでTさんがそのまま、「あーきのゆうひーに、てーるーやーまーもみじ」と歌いだすと、るんちゃんママがふとピアノに近づき、数音さぐり弾きしたあと、Tさんに合わせてその黒鍵の多い調でさらりと伴奏を弾き始めた。しかもうまいじゃん。。
みんなでいっしょに歌う。Tさんは七十歳台とは思えない美声。さすがずっと歌っていらっしゃるだけのことはある。
それにしても、るんちゃんママすごいね、私できないよ。るんちゃんママは、私と違って、高校生までずっといわゆる昔の正統派ピアノ習得コース(ハノン、ツェルニー、バッハなど)をやってきた人だから、基礎がぜんぜん違うのだ。「毎日二時間練習しなさいっていわれて、もうイヤイヤ時計みながら、あと何分って…」だそうで。すると、ゆかりちゃんママも「あー私も同じです。ちなみに私の場合は一時間でしたけど(^^;;やっぱ時計みながら、なかなか終わんないよって」
私たちが子どものころは、一番誰でもかれでもピアノを習っていたころで、しかもその習い方ときたら、融通がきかなくって、うちの子たちが今習ってるようなのとはまったく別物。ばっかいず世話係さんもずっとそうやってピアノを習っていたんだけど、もっとすごくて、「ハノン、ツェルニー、バッハ」のほかはモーツァルトのソナタをずっと…それがすむとベートーベンという「順番どおり(?)」にしかやらせてもらえなくて、十何年習ってても、ショパンとかドビュッシーには辿り着かなかったんだって。「ピアノが好きだと思ったことは一度もない」
よくそれで続けるなー。みんなまじめ。「私はその、イヤイヤ練習とかする前にやめちゃったからさー。小学校三年のとき」「…それ、はやすぎ」。確かに、技術の習得という面では早すぎる見切りだったけど、なんだかんだいっても、現在いちばん日常的にピアノを楽しんでるの私だからね。
ともかく、老いも若きも、初心者もプロも、みんなで音を楽しむ会は無事終了。
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