アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

歌の伴奏は「ばんたの」基本形

2018年11月13日 | ピアノ
「ピアノも、もっとアンサンブル!」(旧ばんたの「素人が伴奏を楽しむ会」)は2006年に始まりました。

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えと、「この会、第何回?」って聞かれて、答えられなかったのでルーツを確認しました…とはいえ結局、第何回かわかっていませんが(丹念にブログ他を辿れば出てくると思うが)10回くらいですかね。

初回は、「伴奏を楽しみたい素人」が四人、プロ(ソプラノ)一人でした。一日だけ集まって、即合わせ練習、からの本番。シンプルです。

今回の「ばんたの」で海実さんの歌の伴奏をしたのは四人なので、ちょうど初回の「全体」に似ていますね。

 Scarlatti Sento nel core(私は心に感じる) アンダンテ

 シューベルト 音楽に寄す きーちゃん

 シューマン Frauenliebe und leben (女の愛と生涯)Op.42より
    第2曲 Er, der Herrlichste von allen
 くさぴあ

 シューマン 詩人の恋より
  「美しい月、5月に」「若者が娘を愛す」
 スケルツオ

それぞれ録音を貼りました。

私の「Sento nel core」は違う音を弾いたりいろいろしてますが、いずれも進行を妨げず先に進むという目標をクリアしたので自分的にはOK、それもメトロノーム導入初日に比べると、間違えたときにすかさず復帰するための手がかりとする重要音ラインの確認を意識下でしつつもそれにこだわらず自然に、歌を聞きながら弾くことができました。

やっぱり、ピアノ+歌というのは、「ピアノでアンサンブル」のひとつの基本形。
旋律部分をほかの人に担当してもらって、自分はそれ以外を引き受ける。
しかし伴奏部分は超絶技巧とか超速ということはふつうなくて(それじゃ歌が埋もれちゃう)、
ほどよくシンプル、美しい。
それでいて歌というものの物理的条件として、ピアノとはまったく違う都合で進行しているので、
おもしろい。奥が深い。と思います。

そして、歌詞があるというところもピアノソロ曲とは違う味です。

Sento nel coreというのは、
平安をかき乱す苦しみのようなものを「私は心に感じる」、もしこれが愛でないとしてもやがて愛になるだろう
というような、ちょっとアラフィフにはこっぱずかしい内容ですがまぁいいとして、

くさぴあさんの伴奏した「女の愛と生涯」はもっとスゴイです。

くさぴあさん、演奏前にわざわざ訳を朗読:
「彼って、誰よりも一番ステキだわ
なんて優しくて、なんていい人なの!
優しそうな口元、澄んだ瞳
明るい性格とブレない勇気」
…日本語で歌ったらたいへんなことになりそうですね(笑)

内容は、21世紀的に考えると「女ってものをなんだと思ってるんだ?」と突っ込まれそうですがシューマンさんさすがいい曲かきます。

ドイツ語なら素敵に聞こえますよ♪

海実さん、いつも練習の足りない我々に辛抱強くお付き合いいただきありがとうございます。これからもよろしく。

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