また話が飛ぶけど(イベントが多すぎて書くほうが追いつかない)、「おゆき先生レッスン会」の自分のレッスンについて。
←「なぐさめ」も「さすらい人」も作曲者がつけたタイトルではないんだって
私が見てもらったのは、メンデルスゾーン無言歌の「なぐさめ」(op30-3)「さすらい人」(op30-4)です。
これ、曲調は真逆で、
「なぐさめ」がゆったり優しい感じ、
「さすらい人」は焦ってひたすら突き進む感じ。
どっちが得意かというと当然「なぐさめ」で、「さすらい人」のほうは、こういうの苦手~どうしてコレ選んじゃったんだ過去の自分。って曲なんだけど…
おゆき先生曰く「当時は『まだ』若かったんじゃない?」
…確かに。こじろう小学校入学前? それって16年前とか?? あぁそりゃね
当時の「さすらい人」はそりゃ下手だっただろうけど、でももしもそのとき「なぐさめ」弾いたら(弾いてませんが)、そのほうがかえって悲惨だったかもしれません。どすんばたん弾かれるゆったり系とか、もうね。
おゆき先生も、「どすんってしないで丁寧に(フレーズが)終わるようになった」点を大いに褒めてくれつつ、まだ改善の余地が…つまり、いくら「ゆったり」といっても曲の途中で「よっこらしょ」していいわけではなくて、フレーズがいったん切れ目を迎えてたとえば休符とかあるとしても、そこを越えて音楽はつながっていくわけで、縦揺れとか刻みとか停止ではないんです。
その点も、昔よりは気をつけていると思うんですが、より根本的な解決は、弾く姿勢というか体重の支え方とか。100ぺんくらいいわれていますがなかなかです。1000回くらいすると何かあるかもしれません。
曲調は真逆かもしれませんが、弾く姿勢とかについてだったら結局のところ問題は共通ですね。
とにかく連打が止まらない、落ち着くところのない曲です。これが縦揺れし始めたら大地震なので、極力指で弾く、ジャンプも横移動。小節頭だけ音が飛んでいたりします(ベース音)ので、ここを「しゅっ」と素早く横移動できるかどうかは重要です。
おゆき先生「鳴りそこなってベース音がなくなると残念なので」
私「あぁ、つい弾き直したくなっちゃいますよね」
おゆき先生「弾き直し禁止です」
弾き直しはしないで先に行くしかありませんが、でもやはりきちんと鳴らして先に進みたいので、意識してよく狙う。
これだけせかせかした、焦燥感が大切な曲だと、よっこらしょとか、弾き直しとか、なんたらかんたらやっているとほんとにがっかりしちゃいます。テンポもやはりある程度速いほうがいいでしょうが、純粋にスピードよりは緊張感がだいじ。
そうやって弾くためには、次の音なんだっけって探してる場合ではなく、でも私はそのとき譜読み突貫工事でなんとかした程度であっちもこっちも怪しかったのですが、横にいるのがメトロノームでもなく背後霊でもなく、「なま」おゆき先生なので迫力が違います。止まっちゃいかーんと追い立てられつつ「ひーーっ」と弾いたら
「ほら、ここまで止まらないで弾けたじゃない」(^^;;
この数日後にシゲルカワイでこの曲を弾いたときは、レンタル背後霊がいたので、曲の最初のほうでノリきれず大きく事故ったほかは、わりと止まらずに前進しています。切迫感、だいじ。
そして最後は
遠くに行って消える感じですが、ここ、おもしろいですよね。旋律の音は、丸々6小節分(しかもフェルマータ付き)伸ばすことになってて、かなり速く弾いたとしてもとてもじゃないけど単音がこれだけ持続するわけがない。
でも、実際ピアノで弾くと、最後ペダルを取って和音の響きが消えたあと、ちゃんと「レ」の響きだけ残っているんですよね。これは、打鍵のあと、この「レ」は鳴らしていなくても、「レ」を倍音に含むほかの音が鳴らされているので、そこから響きが供給されているからです。消音やまちゃんで弾くと、共鳴というものが計算されていないので、まったく無音になっちゃいます。
(共鳴も作ってくれたらいいのにな~ >ヤマハさん)
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私が見てもらったのは、メンデルスゾーン無言歌の「なぐさめ」(op30-3)「さすらい人」(op30-4)です。
これ、曲調は真逆で、
「なぐさめ」がゆったり優しい感じ、
「さすらい人」は焦ってひたすら突き進む感じ。
どっちが得意かというと当然「なぐさめ」で、「さすらい人」のほうは、こういうの苦手~どうしてコレ選んじゃったんだ過去の自分。って曲なんだけど…
おゆき先生曰く「当時は『まだ』若かったんじゃない?」
…確かに。こじろう小学校入学前? それって16年前とか?? あぁそりゃね
当時の「さすらい人」はそりゃ下手だっただろうけど、でももしもそのとき「なぐさめ」弾いたら(弾いてませんが)、そのほうがかえって悲惨だったかもしれません。どすんばたん弾かれるゆったり系とか、もうね。
おゆき先生も、「どすんってしないで丁寧に(フレーズが)終わるようになった」点を大いに褒めてくれつつ、まだ改善の余地が…つまり、いくら「ゆったり」といっても曲の途中で「よっこらしょ」していいわけではなくて、フレーズがいったん切れ目を迎えてたとえば休符とかあるとしても、そこを越えて音楽はつながっていくわけで、縦揺れとか刻みとか停止ではないんです。
その点も、昔よりは気をつけていると思うんですが、より根本的な解決は、弾く姿勢というか体重の支え方とか。100ぺんくらいいわれていますがなかなかです。1000回くらいすると何かあるかもしれません。
曲調は真逆かもしれませんが、弾く姿勢とかについてだったら結局のところ問題は共通ですね。
とにかく連打が止まらない、落ち着くところのない曲です。これが縦揺れし始めたら大地震なので、極力指で弾く、ジャンプも横移動。小節頭だけ音が飛んでいたりします(ベース音)ので、ここを「しゅっ」と素早く横移動できるかどうかは重要です。
おゆき先生「鳴りそこなってベース音がなくなると残念なので」
私「あぁ、つい弾き直したくなっちゃいますよね」
おゆき先生「弾き直し禁止です」
弾き直しはしないで先に行くしかありませんが、でもやはりきちんと鳴らして先に進みたいので、意識してよく狙う。
これだけせかせかした、焦燥感が大切な曲だと、よっこらしょとか、弾き直しとか、なんたらかんたらやっているとほんとにがっかりしちゃいます。テンポもやはりある程度速いほうがいいでしょうが、純粋にスピードよりは緊張感がだいじ。
そうやって弾くためには、次の音なんだっけって探してる場合ではなく、でも私はそのとき譜読み突貫工事でなんとかした程度であっちもこっちも怪しかったのですが、横にいるのがメトロノームでもなく背後霊でもなく、「なま」おゆき先生なので迫力が違います。止まっちゃいかーんと追い立てられつつ「ひーーっ」と弾いたら
「ほら、ここまで止まらないで弾けたじゃない」(^^;;
この数日後にシゲルカワイでこの曲を弾いたときは、レンタル背後霊がいたので、曲の最初のほうでノリきれず大きく事故ったほかは、わりと止まらずに前進しています。切迫感、だいじ。
そして最後は
遠くに行って消える感じですが、ここ、おもしろいですよね。旋律の音は、丸々6小節分(しかもフェルマータ付き)伸ばすことになってて、かなり速く弾いたとしてもとてもじゃないけど単音がこれだけ持続するわけがない。
でも、実際ピアノで弾くと、最後ペダルを取って和音の響きが消えたあと、ちゃんと「レ」の響きだけ残っているんですよね。これは、打鍵のあと、この「レ」は鳴らしていなくても、「レ」を倍音に含むほかの音が鳴らされているので、そこから響きが供給されているからです。消音やまちゃんで弾くと、共鳴というものが計算されていないので、まったく無音になっちゃいます。
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