アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

心ここにあらずで弾くと

2018年11月30日 | ピアノ
昨日、ものすごいショックな知らせがあって、善後策を探したりとかして、でもたいしてやれることがないので予定どおりヨガ前レッスンに行ったんですけど、まぁすんごい動揺してたんで…

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わりと弾けてたはずのメンデルスゾーン無言歌「後悔」を弾いたらぼろぼろになりました。

なんか当たり前~な音もぜんぶわかんなくなって、はらほろひれはれになりました。

とはいえ、先生は「わりと弾けてた」ということを知りませんので特に不審に思うこともなく、ただほんとに譜読み始めたばっかりなんだろうなってくらいで。「そんな感じで練習していけばいいと思いますよ~」とふつうに修正。

「装飾音はそんなに焦らないでふんわり入れても十分入りますしそのほうがきれいですよ」
「左手の『ドミシミラミソ#ミ…』は、『ド-シ-ラ-ソ#…』というつながりを大事にして、ミはうるさくならないように」

いやーほんと、ドタバタの上に間違いだらけでしたね…(o_o) 心ここにあらずだとこんな感じ。

修正してもう一度弾いたときはややマシだったけど、でも集中できてないっていうかね。

それで、メンデルゾーンがあと二曲あるのをぱらぱら見た先生、明らかに私なら、「なぐさめ」はそれなりに弾くだろうけど「さすらい人(音が立て込んでる)」は怪しいというのを瞬時に見て取って、「こちらから行きましょうか」と「さすらい人」を開きました。

そうそう、こっちのほうが断然怪しいですよ…と思いつつ、弾き始めるときになんかスイッチが入りました。開き直り? 思い悩んでてもその悩み事はピクとも動かないわけで。

ピアノは超弾きにくいスタインウェイ、そして連打だらけの弾きにくい曲、気持ちはどうしようもない心配事にとられ、でも弾き始めたら…

なんか突然ものすごく曲に乗れて、家でもこんなに弾けたためしがないというくらい思いどおりに弾けたんです。なぜかわかんないんですけど。焦りとか、葛藤とか…実は気分が曲に合っている!? ミスらしいミスもほぼなく、メリハリついてくっきり。

弾き終わって、先生が明らかにびっくりしているのがわかる(笑) 私がこんなに冴えた演奏したこと今までにないから。

「いや…こちらのほうが断然弾けていますね。何がしたいのかはっきりわかりますし、とてもよかったです。特にここ、難しいのによく弾けていましたね。ただ音が並んでいたということではなくて、左右でちょっとずれるうねりが立体的で、表情豊かに弾けていました。」
「えっ、あのー。難しいんですよねココ。今、たまたま弾けて自分でびっくりしました。たまたまなんですw いい感じで弾けてましたね(←自分で言うヤツ)」

なんかよくわかんないことが起きた。このスイッチを自分で入れられたらすごいんだけど。一回しか入らないスイッチなら、ぜひおゆき先生にも聞いてもらいたかった。


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コメント (2)
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