アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

突然、苦手な曲を弾きたくなることもある

2020年02月26日 | ピアノ
人前で弾く曲を選ぶとき、まぁふつうに考えれば、なるべくいい感じで聞いてもらえるように自分の得意な系統の曲を中心に考えると思う。

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それで、ここんとこ、ショパンの前奏曲Op.45とか、雨だれとか、月の光とか、スクリャービン前奏曲Op.11-11とか、あと二台でもモツコン23の二楽章なんかもそうだけど、オールゆっくり系というか、自分の弾きやすい曲ばっかり弾いてて…別にそれで悪いってことはないけれども。

弾きやすい曲を弾いていれば確かにコスパは良くて、練習量の割にはいい感じで弾ける、楽しめるってことになる。

…そうやって、しばーらく、過ごしていると…

突然、自分の苦手なものを弾きたくなる。そういうことって、ありませんか?


苦手といったら何かというと、シューベルト、あるいはベートーベン、
聞く側でいえば別に嫌いではない、というかかなり好きだけれども、
もちろん聞いてみてイイと思うから選曲するんだけれども、

ずーっと練習してても、私が弾くとぜんぜんイイ感じにならないし、
なんとかかんとか弾けるようになったかなと、おうちのめるちゃんで弾いたときには思っても、
やっぱり本番ではどちゃっと失敗する(o_o;;

あ、やっぱりやめときゃよかったかなー

ところが、「喉元過ぎれば」っていうか、
得意な分野を弾いてるうちにまたふつふつと「あぁいうの(←苦手なやつ)弾きたい」と思っちゃうんですよね。

それで今日、ちょっとフライングで、ベトソナ28の一、二楽章試しに弾いてみました。(弾いたというほど弾けるわけないけど)
(フライング、というのは、ラヴェルのソナチネのほうの目途が立ってから譜読みしようと思っていたから)

そしたら…

これ、そんなに苦手な感じじゃないかも??

ちょっとベトソナっぽくないというか、何をもってベトソナっぽいというかはアレだけど、まぁたとえば、昭和のピアノ教室でよく聞いたようなベトソナですよ。
それとはかなり感じが違う。

元々、なぜ28番なのかというと、これ、とくべつ心を鷲掴みされたことのある曲なんです。

大人ピアノ再開してヤマハでピアノを習っていたころ、
その先生の先生…
といっても、留学先の先生ではなくて、日本の音大にいたときの、(合わなかったという)先生のコンサートで聞いた曲。

私たぶん、そのコンサートの前には28番をほとんど聞いたことがなかったと思うんだけど、それだけではなくて、その先生の弾き方がなんかめっちゃ私のツボだったんだと思います。

そのときから、なんかずーーっと、28番の存在は気になっていたんだけど、
手の届きそうな曲ではなし、
YouTubeでいくらでもいろんな人の28番を聞けるけどだからってそんなにピンと来なかったり、
どうもなんだか捉えどころがなくて、

やっぱり弾いてみないとホントのところはよくわからないんじゃないかって

弾ける目途もたたないうちにエイヤってエントリーだけしちゃったんですよ。五月の会に。28番の一、二楽章。

で、今日ちょっと弾いてみて思ったのは、これって、あの私の苦手なタイプの曲とは違う、
かといって得意なタイプの曲とも違うんだけど、
とにかくこれまで弾いたことのあるどの曲ともかなり違う感じで、
ちょっとヘン(リズムとか)。

でも、癖になるというか、とっても好きになりそう~



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