アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

初見と暗譜の実験(ブルグ25「素直」)

2020年08月06日 | ピアノ
自分が、耳ではよく知ってる曲の、かなり簡単な曲でも初見で弾けないことに呆れて、ちょっと実験してみた。

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誰でも知ってるブルグミュラー25番のトップバッター、「素直」。

正確にいえば初見でもなんでもなく、子どものころ弾いたはずだし(記憶にない)耳では何回聞いたかわからないくらいで、まぁでもこの大甘条件で、さっと弾けるのかどうか試してみた。

結論は…
できない(o_o)

ざっくりは弾けるのだけど、ノーミスは程遠い…のみならず、これがアンサンブルだとしたら使えない状態。つまり、音が抜けても少々違っててもテンポキープで最後までたどり着くということができない。

譜読みは得意な気でいて、実際わりと早いほうだと思うんだけど、初見はできない。なんでやねん

思い返してみれば、これまで、楽譜を見てスグになんとかしようと真剣になったことはあまりない。旋律のみ(バイオリンなど)であればあるんだけど、ピアノだったら最初から諦めちゃうからなぁ。
何事も、慣れてこなくちゃできるようにならないってことであれば、何度もトライしてみるってことも必要だろうか。

このレベルの…ちょい練習すればすぐ弾けるようになるはずの曲を、一回目でもなんとか弾ける、ということについては、練習すればうまくなるのだろうか??

弾いてみた感じでは、「弾きながら次の小節を見る」を意識して弾けるようになるとなんか向上するんじゃないかと思う。
今は、ふだん練習してる曲でもわりとついすぐそうなるんだけど、いつも刹那を生きている感じになって、おゆき先生に「準備を早く」とせっつかれるのであるが、ともかく、先読み。実は、これがスムーズになれば、初見と同時にふだん弾くピアノだって向上するんじゃないかという疑い(予想)は捨てきれない。

数回弾いて、いちおう弾けるようにしたので、ついでに暗譜の実験もしてみた。
ハ長調、まことに「素直」な流れで、冒頭は代表的なカデンツァ和音(1→4→1→5→1)、そこから「レファ#ラ」と臨時記号がついて「ソシ」に収まるのはト長調に転調したってことでいいんだろうか?
13小節目の「ソミbレドファbミbレド」では何が起きているのか知らないが、その次の「ソドミ」でわーっと解放された感じになるのがクライマックス。

なんかさすがに覚えられそうな気がする。耳では馴染みがあるんだし。

これを弾いてみた↑のは朝、

そして一日の終わり、つい先ほど弾いてみたらば、

「だいたい」覚えていた(すらすら弾けるという意味ではない)
「ん?」とわからなくなるのは、13小節目みたいな「わかんないところ」ではなくて、
和音の省略とかがいちばんあやふやになる。ソシレって弾いてみたらあれっなんか違うような…ソシだけか。
例えば最後、左手はドのみ、右手はミソドを弾いてしまって、ほとんど似てるけどちょっと違うみたい…左がドソ、右がミドだったか…

こうやってからあやふやなところを覚え直せば暗譜できると思う(すらすら弾けるように練習しなければ結局実用とはいえないが)
ただ、こうやって簡単な曲で暗譜の練習をしたところで、今弾いてるようなややこしい曲の暗譜ができるようになるには距離がありすぎるけどな。ボケ防止にはいいか…

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コメント (2)
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