アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

曲の仕上げのインフラ工事(スクリャービンop11-2)

2020年08月22日 | ピアノ
今日はartomr先生レッスン会でした。私は引き続きスクリャービンの24の前奏曲よりop.11-2(と、おまけにちょびっとop.11-11)。

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ほかの方が、リストの愛の夢、バルトークのアレグロバルバロときて、私のリクエストでレクチャーがモツソナと、ずいぶんとバラエティーに富んだレッスン会になりました。

さて、op.11-2ですが、まずレッスン前の記録こんな感じ→今朝の録音

レッスン開始時にも一回通して弾いたのですが、
「とりあえず音は並んだ」
というところです。さて、ここからですが、artomr先生が熱心に奨めるには、
「芸術作品として仕上げてYoutubeにアップしておいたら」。

芸術作品というと大それた感じなのですが、これは、そういうつもりできちんと仕上げて記録しておくのにお奨めの曲であると。
・この曲自体が芸術作品として優れている
・技術的にはあまり難しくない
・短い
・大人っぽい、頭を使わないとちゃんと弾けない

既に、私がとてもきれいに弾けているところが二か所あって
・遠隔転調するところ(萌えポイント)
・右手だけになるところ(忙しくないから丁寧に味わって弾ける)

そこだけいえば今でもある意味「芸術」といってもいい。実際、弾いてる本人がきれいだなーと思って弾いていて、そのことが聞いている人(artomr先生)に伝わっているのだから。

特に、萌えポイントについては、私が少しルバートしているのが効いて、とてもきれいに響いているのだけど、残念なことに…

曲全体のインフラが整っていないために、そのルバートが際立たない。

ここでいうインフラというのは、指示があってリタルダンドしたり、わけがあってルバートしたりするところ以外を、
本当に正確にきちんきちんと刻むということ。

この曲は、のっけからrit.指示が出てくるけど、それが済んだときに即、戻す。きっちり最初と同じに戻す。

音が大きくジャンプするところとか、最終的にはちょっと間を取ってもいいのだけど、
それを隠れ蓑にして実は均等に弾けてないというのはNG。

ポジション移動などをよく整理して、ちゃんと部分練習して(^^;; 均等に弾けるようにしておく。

それと、書いてないけどほのかにルバートするようなところのために、書いてある冒頭のrit.はちょっとでなく、がっつりゆっくりさせておく。
確実に、説得力を持ってゆっくりさせるには、1, 2, 3…の数え方から、1と2と3と…にする。

まぁ、ひとことでいうとちゃんと時間経過をコントロールするってことでしょうか…
「あれ? 次の音どこ??」
なんてやってる場合じゃないんです。練習しなくちゃね。

…仕上がる日は来るのか??

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