アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

テンポと曲の表情

2020年08月20日 | ピアノ
今日のブルグミュラーは
9. 狩り
でした。

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狩り…

リアルで見たことはないけれど、まぁたぶんこの曲でいうところの「狩り」は
石器を使って命がけでマンモスを狩っているとかではなく(^^;;
馬に乗って優雅な感じ。合図は角笛でしょうか。

途中、短調になるところは
ちっとも獲物が取れない悲しみか? それとも
獲物とはいえ動物が命を落としたことを悲しんでいるのか?

ま、なんというかやはりあんまり「狩り」には感情移入できないのですけど、
それはそれとして勢いのある、楽しげな曲には違いありません。
弾いてるうちにだんだんノッてきて、自分にとって心地よいテンポになったところで録画しました。

ここまで、ブルグミュラーを弾くにあたって
・初見の練習。ちょっと楽譜を眺めていてから、初回もなんとかかんとか曲にして弾く。
・見て弾くにしても、先を見て弾くように心がける。
・暗譜の練習。しばらく経ってから見ないで弾いてみる。

というようなことをチャレンジしていましたが、楽譜を見ながら自分の録画をまとめて聞いてひとつ気が付いたことが…

どの曲も、楽譜に書いてあるテンポ指定とめっちゃ違う!!

ふだん、欲張った曲を弾いていると、「ほんとはテンポこれくらいで弾きたい」というのがあってもいくら練習しても無理、ってことが多いわけですけど、別にこれらの曲の場合はこれが限界だったというわけではありません。なんとなくしっくりしたところで弾いたんですけど、それがことごとく遅い、ということがわかりました。

もちろん、数字上、きっちり守る、ということが大事なわけではないですけど、たとえば「狩り」の場合だと付点四分音符が132という指定のところ、私は80いかないくらいで弾いてますからそれはさすがに雰囲気が別物でしょう。

日替わりブルグミュラーだと指定テンポ到達ぜんぜん無理ですけど、戻ったときに指定テンポ(までいかなくてももう少し近く)で弾いてみて、どんな曲になるか試してみるとおもしろいかもしれません。

今練習している曲の中で、スクリャービン 24の前奏曲 Op.11-11が特に、プロの弾くテンポと激しく違う曲なんですが、これはこれ以上練習してもテンポアップできる気がしないし、ゆっくり弾くとなんかそういう曲みたいでこれはこれできれいなのでまぁいいとして(笑)

ブルグなら実験できるんでやってみようかなと思います。

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