はなひめの通っている大学では、今年度前期すべての授業がリモートで行われた。
←大学で得たことは大きかった…結婚とかw
リモートではやりにくい授業もいろいろあるけれども、これは今学期開講されませんというようなものはなく、予定どおりすべての科目が履修できて、それがリモートで行われたのだ。なんでも「水泳」とかも取れたらしいが…何やってたのか知らん…(畳の上の水練?)
物理学実験とか、実験自体はできないので、データ整理の課題とか、知識を問う小テストのような形で進められ、ちゃんと単位はもらえるらしいけども(成績表はまだ)、というよりこれで単位もらえちゃうのがいいような悪いような。
リモートの授業をどのような形式で行うかはそれぞれの先生に任されていたようで、
・ 課題が指定されてそれを自分でやる(一部または全部提出)
・ 授業動画があってそれを見る
・ zoomなどでリアルタイム授業
大学のサーバーが落ちるとか、個人宅のネット環境が脆弱だったり、先生が不慣れで誤操作したり、最初のころは特にあれやこれやてんやわんやだったが、軌道に乗ればまぁ…いい部分も悪い部分もある。(リモートレッスンと同じことだ)
特に、元々が一対多で説明するような形式の授業の場合、動画でもあまり困らないし、むしろ気になるところを戻して見たり、一時停止して落ち着いてメモを取ったり、後日見返したりと自分のペースで学習できることは都合がよい。
一方、困ることは、どの授業でも(双方向性を補うため?)膨大な課題やレポートがあり、それを全部合わせるとずいぶんな量になってしまい、ものすごく負担が重くなったこと。特に期末直前はすごかった。大学受験よりはるかに勉強していた。
それと、先生のITスキルや動画作成スキルは様々であり、いい授業を作った人もいれば、ほとんどまともに授業ができなかった人までいる。先生の側からすれば、元よりリモートで授業するスキルを確認して雇われたわけじゃなし、突然求められても無理という場合もあるのだろう。
ここまではまぁ理解できることではあるが、いくらなんでももったいないと思うのが、授業動画があってもその良さをわざわざ放棄するようなルールを作る先生がいることだ。動画が後日見られないようにすぐ消してしまうとか、早送り禁止とか、単にその授業内容を理解し身につけるということを考えればマイナスにしかならないような設定をする先生は複数いた。たぶん、動画の授業であってもface to faceの一回性を再現したいとかそんな感じなのかもしれないけど…
この、前期を振り返って親の立場からどう思うかというと、通信教育にしちゃヤケに高すぎる学費を払いつつこの不完全な通信教育状態はとても満足いくものではないということ。授業をまともにできないくらいの先生もいることがしかたないとすれば、大学からその部分はサポートしてほしかった。
それと、自分が大学生だったときのことを考えれば、大学の価値のほとんどは授業にあるというより、授業の前後の雑談から、その流れで遊びに行くとか、用もなくサークル部屋に溜まっているとか(←密です)、その流れで飲みに行くとか、そういう時間の中から得ていたわけで。ただ勉強している姿を見ると「大学生活そういうもんじゃないだろう!!」という気持ちでいっぱいです。
夏休みを挟んで、後期はどうなるかというと、やはりリモートを中心とするけれど、実験・実習のような対面でないと不都合なものは大学でやるようにするらしい。それはたいへん喜ばしいことだとは思うけれど、それで気になるのは、リモート授業と実験が混ざった日をどう過ごす想定なのだろうかということだ。大学で行う実験の次のコマが、リアルタイムで行うzoom授業だったら、どこでもドアがない限り、家に戻るのが間に合わない。
リモート授業はすべてオンデマンドにするとか…そうしたとしても、対面~リモート~対面みたいな一日だったら途中のリモート授業のときだけ家に戻るというのも現実的でないし、やはりリモート授業でも大学で受けられる個人ブースみたいなのを設けるのか…
今のところ、対面とリモートがミックスになった大学生活がどんなふうになるのか具体的にはあまり見えていない。サークル活動はゼロではないもののかなり制限がある模様(部屋に入る人数など)。
仮にうまく運用されて、授業内容としては特に不足はなく実施できたとしても、人と人が接するというその一番だいじなところで、得られるはずだったものを取りこぼした状態で大学を卒業していく世代がなんとなく不安。
もちろん、大学生が特に不安という意味ではなく、既にリモートではなく学校や保育園に通っている子供たちであっても、人と人が接すること、集まることを避けるように教えられつつ(つまり無意識に罪悪感を持たされつつ)過ごすこと自体がかなり不安。それは年齢が下なほど大きい影響があるような気がするので。ただ、うちにはもう大学生未満の子供がいないので、その怖さを肌で知っているわけではないということ。
---- 今日のブルグミュラー 11. せきれい
せきれいってこんな鳥か…
もうちょっと快速で弾くべきなんだろうなやっぱり…
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リモートではやりにくい授業もいろいろあるけれども、これは今学期開講されませんというようなものはなく、予定どおりすべての科目が履修できて、それがリモートで行われたのだ。なんでも「水泳」とかも取れたらしいが…何やってたのか知らん…(畳の上の水練?)
物理学実験とか、実験自体はできないので、データ整理の課題とか、知識を問う小テストのような形で進められ、ちゃんと単位はもらえるらしいけども(成績表はまだ)、というよりこれで単位もらえちゃうのがいいような悪いような。
リモートの授業をどのような形式で行うかはそれぞれの先生に任されていたようで、
・ 課題が指定されてそれを自分でやる(一部または全部提出)
・ 授業動画があってそれを見る
・ zoomなどでリアルタイム授業
大学のサーバーが落ちるとか、個人宅のネット環境が脆弱だったり、先生が不慣れで誤操作したり、最初のころは特にあれやこれやてんやわんやだったが、軌道に乗ればまぁ…いい部分も悪い部分もある。(リモートレッスンと同じことだ)
特に、元々が一対多で説明するような形式の授業の場合、動画でもあまり困らないし、むしろ気になるところを戻して見たり、一時停止して落ち着いてメモを取ったり、後日見返したりと自分のペースで学習できることは都合がよい。
一方、困ることは、どの授業でも(双方向性を補うため?)膨大な課題やレポートがあり、それを全部合わせるとずいぶんな量になってしまい、ものすごく負担が重くなったこと。特に期末直前はすごかった。大学受験よりはるかに勉強していた。
それと、先生のITスキルや動画作成スキルは様々であり、いい授業を作った人もいれば、ほとんどまともに授業ができなかった人までいる。先生の側からすれば、元よりリモートで授業するスキルを確認して雇われたわけじゃなし、突然求められても無理という場合もあるのだろう。
ここまではまぁ理解できることではあるが、いくらなんでももったいないと思うのが、授業動画があってもその良さをわざわざ放棄するようなルールを作る先生がいることだ。動画が後日見られないようにすぐ消してしまうとか、早送り禁止とか、単にその授業内容を理解し身につけるということを考えればマイナスにしかならないような設定をする先生は複数いた。たぶん、動画の授業であってもface to faceの一回性を再現したいとかそんな感じなのかもしれないけど…
この、前期を振り返って親の立場からどう思うかというと、通信教育にしちゃヤケに高すぎる学費を払いつつこの不完全な通信教育状態はとても満足いくものではないということ。授業をまともにできないくらいの先生もいることがしかたないとすれば、大学からその部分はサポートしてほしかった。
それと、自分が大学生だったときのことを考えれば、大学の価値のほとんどは授業にあるというより、授業の前後の雑談から、その流れで遊びに行くとか、用もなくサークル部屋に溜まっているとか(←密です)、その流れで飲みに行くとか、そういう時間の中から得ていたわけで。ただ勉強している姿を見ると「大学生活そういうもんじゃないだろう!!」という気持ちでいっぱいです。
夏休みを挟んで、後期はどうなるかというと、やはりリモートを中心とするけれど、実験・実習のような対面でないと不都合なものは大学でやるようにするらしい。それはたいへん喜ばしいことだとは思うけれど、それで気になるのは、リモート授業と実験が混ざった日をどう過ごす想定なのだろうかということだ。大学で行う実験の次のコマが、リアルタイムで行うzoom授業だったら、どこでもドアがない限り、家に戻るのが間に合わない。
リモート授業はすべてオンデマンドにするとか…そうしたとしても、対面~リモート~対面みたいな一日だったら途中のリモート授業のときだけ家に戻るというのも現実的でないし、やはりリモート授業でも大学で受けられる個人ブースみたいなのを設けるのか…
今のところ、対面とリモートがミックスになった大学生活がどんなふうになるのか具体的にはあまり見えていない。サークル活動はゼロではないもののかなり制限がある模様(部屋に入る人数など)。
仮にうまく運用されて、授業内容としては特に不足はなく実施できたとしても、人と人が接するというその一番だいじなところで、得られるはずだったものを取りこぼした状態で大学を卒業していく世代がなんとなく不安。
もちろん、大学生が特に不安という意味ではなく、既にリモートではなく学校や保育園に通っている子供たちであっても、人と人が接すること、集まることを避けるように教えられつつ(つまり無意識に罪悪感を持たされつつ)過ごすこと自体がかなり不安。それは年齢が下なほど大きい影響があるような気がするので。ただ、うちにはもう大学生未満の子供がいないので、その怖さを肌で知っているわけではないということ。
---- 今日のブルグミュラー 11. せきれい
せきれいってこんな鳥か…
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