アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(7)

2013年04月15日 | 小学生活
家と学校と学童の三地点を、必要な物品と共に移動するってのがともかく難しい。朝に声かけしたってそれをずっと覚えてられるわけじゃなし…

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* * *

2000年4月11日:電話魔またろう&お荷物管理はむずかしい

今日はお道具箱を持っていくから大荷物。それに、いつもの布バッグが学校に置き忘れてあるわけなので、紙袋にお道具箱とお弁当袋を入れ、「布バッグにこのお弁当袋を入れて学童にもっていくんだよ。学童の先生へのお手紙は紙に書いたから、連絡帳にはっておいてね」などと説明しつつ、そんな複雑なことがきちんとできたらびっくりしちゃうよなーと思う。さてさて?

帰る途中、PHSが鳴る。「ママ、おてがみとおかしありがとう。おかしおいしかったよ。いまどこ?」「今歩いてるよ。あと10分したら着くよ」「10分てどれくらい?」「今長い針どこにある?」「5とちょっと」「じゃぁ、7とちょっとになったら10分だよ」「早くきてね」

それからは、そろそろかなぁ、と窓の外を見ていたらしい。まだマンションの敷地外で、家の窓から見えるポイントに到達するとすかさずまたろうの大声「まーまー!!またろうからのおてがみあるんだよ!はやくみてごらーん!」ちょっと恥ずかしいけどかわいい。

家に着くと、またろうからの手紙は「いつもおてがみとおかしくれてありがと。おかしおどーぞ」とあって、ラムネが入っていた(*^-^*)。いっしょにラムネを食べてから、保育園にこじろうを迎えに出発。留守番またろうの暇つぶしのため、プレステ2の柿木将棋で10枚落ちの対局開始をセット。

園についてこじろうとごたすかしていると、PHSが鳴る。「ママ、負けちゃったんだけど、もう一回始めるのはどうやったらいいの?」うぅ。まだそれを説明していなかった。10枚落ちの初期画面をセットしてあるのでそれを「棋譜ロード」して「継続対局」すればいいんだけど、漢字が読めないまたろうに電話でそのメニュー操作をナビゲートすることができない。「ママがおうちに着くまで待ってよ」というが納得してくれないので、しかたなく「四角ボタンを押して、、」

細かく何度も電話がかかってきて、「ロード」まではできたのだが、その先がわからない(メニューの上から何番目、とかを私が忘れてしまったので)。それに電話がかかるたびにこじろうがぐずるのでこれじゃなかなか家に到達できない。しかたなく、「もうすぐ着くんだから待ってて!電話してるとこじろうが進まないから」といって切る。

その後は家に着くまで電話はなかったのだが、実はパパに電話していたそうだ。「今ね、ママに電話するとこじろうがだめなの。でも、今ママどこかなぁ?」

電話が使えるようになったので、当分電話攻撃は続くことであろう。

さて、今日のまたろうはちゃんと布バッグとランドセルを持って帰っている。布バッグの中にはお弁当と学童の連絡帳も入っていて、連絡帳には今朝私が書いた一枚ペラもちゃんと貼ってあった。すごい!

と感心したのもつかの間、ランドセルを空けると連絡帳袋以外からっぽ。こくごとさんすうはどこへいった??しかも、連絡帳袋の中のプリントによれば「健康調査表をくばりました」とあるがそんなものは入っていない。またろうに「緑色のカードもらわなかった?」と聞いても「もらったかなぁ、もらわないような気がする、、」とはなはだ心もとない。

というわけで次なる課題は「学校を出るとき、持ちかえるものはランドセルに入れる」なのであった。

* * *

電話が使えるというのは大きな安心でもあり、でもそれを上手に使うのは難しい。

からっぽのランドセルを見てどっとお疲れモード(-_-;;

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バイオリンアンサンブルクラスに復活!!

2013年04月14日 | バイオリン
はなひめ受験が旬の間、お休みしていたアンサンブルクラスにようやく復活しました!!(^-^)/

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私がいたとき、そのクラスは
バイオリン×4、チェロ×1
でしたが、今回私が復活してまったく同じメンバー状況に戻りました。みんなありがとー!!

プラス、チェロの方がひとり見学にいらして、おっ、これは期待が持てるかも!?

…欲をいえばビオラがほしい。

そっか、アンサンブルやってるうちに、ビオラ~誰かいないか~って気分になって、それで自分がビオラやっちゃえみたいな人が出てくるんだな。と思った瞬間でもありました。けど、私はチョビくんのことが好きなので、今のところは浮気したくないの。ぐっと違うところでチェロになら浮気したい(←おい)。

まーそれはともかくとしてですね。ふつう、アンサンブルクラスは、各自の練習をしておいて、クラスで合わせる、ってスタイルですけど、今ちょうど仕上げ段階の曲をやってたので、先生も、いまさらこれの練習をしてもらわなくてもいいやと思ったらしいです。

昨日、クラスにいっていきなり楽譜を見る形になりましたが、私はそこでは「初見の女王」ということになっていて(笑)、誰もなんとも思っておらず、ふつーに参加させていただきました。「主よ人の望みの喜びよ」とカッチーニのアベマリアでした。

ちなみに、「初見の女王」という称号には二つの意味がありまして、ひとつは初見でもそこそこ弾けるということ、もうひとつが、どうせ楽譜を持っていてもあんまり練習してこないのでおんなじという意味です(-_-;; 早くほんとーに優雅な生活に突入して、汚名部分は返上しないとね。

それで、さくさくと二曲を合わせてちょいと最後のタイミング合わせなどを修正し、こんなもんだろって話になったあとは、今年のハッピーアンサンブルの曲選びになりました。

ハッピーアンサンブルは毎年夏の行事なんですけど、なんかハッピーアンサンブルが終わって休みに入ったので、間がなしになってつながったような錯覚を覚えます。ハッピーアンサンブル済んだとたんに次の話、みたいな。

みんなけっこういろんな曲を持ち寄って、いいねいいねという部分もありつつ、編成の点やら難易度やら、好みやらでいまいち決定打がなく、ポピュラーからクラシックからずいぶんいろんな話をしてどうどうめぐりになりかけたとき、私がいちおうダメモトで「ビバルディーは…」と持ち出し、先生と私でちょいと冒頭を弾いたら(今月末にきーちゃんさんと弾きますんである程度練習してあります)、みんなすごい食いつき。「こういう曲がやりたかった!!」

そりゃね。曲は好きなんだけどこの編曲がださい…というような、編成に制約が大きいだけに、いまいちそそらない楽譜が有象無象ある中で、パリッと本物感漂うビバルディーが来るとやっぱり映えるんです。モーツァルトにもドビュッシーにも、別に罪はないんですけど、バイオリン初心者デュオ向けの無理やり編曲とかにしちゃうと、「うーーーむ…」って感じになるんですよね。

私としても、何回やっても飽きる曲でなし、メンバー変わればまた新鮮なんて異存はないですからね。

ということで、ハッピーアンサンブルは、ビバルディー!!(^-^)

それでですね。ビオラが加わると、「ほんもの」曲で、手をつけられるところがぐっと広がるはずなんですよ~
誰か入ってくれないかなぁ??

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(6)

2013年04月13日 | 小学生活
小一のまたろうに鍵を預けてあるっていうのはなんというセキュリティーホール。。

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* * *

4月10日:さっそく「鍵ナシ事件」

金曜日に、親の方では「朝も夕もけいくんちに頼ろう」と決心したその矢先、今朝突然またろうは「けいくんちじゃなくておうちに帰りたい」と言い出す。「ママのお手紙よむから(^-^)」、、おいおい。

まぁ本人がそう言うなら、無理に行かせるものでもないので、慌ててけいくんちに電話で連絡し、「お手紙」を書いて引き出しに入れておく。いちおう「学童から帰ったあとは、おうちでもけいくんちでも好きな方にいていいけど、朝に決めたことは変えない」という約束にする。なんか落ちつかないなぁ。大丈夫かしらん。

帰宅途中PHSが鳴る。「マーマー、、布バッグ(←鍵をつけてある)をがっこうに忘れてきちゃったから、今けいぼうのうちにいるの」。やれやれ結局これかい、、と思いつつ電話を切った後、「あれ、またろうもけいぼうのうちでもPHSの電話番号を持ってないはず」と、ちょっと不思議に思う。

あとで聞いたら、なんとPHSの番号は暗記していた!バスから降りてPHSに電話した土曜日に覚えたんですね。びっくり。鍵を忘れたのはともかく、急でもけいすけくんちに寄らせてもらって親に連絡を入れたのは上出来。と、ほめてやったら、「またろうと離れるときは、パパもママもぜったい忘れないで携帯もっていてね(^-^)」だって。はいはい。

この日記に「今日は特に変わったことなし」って書ける日は来るのか??

* * *

鍵を忘れたとかなくしたとか、そういう事件をなくすためには「ナンバーロック」、というのも頭には浮かんだのですが、なんというか、むしろそういうメカメカしいものって、またろうは大好きそうですよね。うれしくなっちゃって、得意げにお友だちに披露したりしないかとか(^^;; 逆にそういう心配もないではないから、もう何が安心なんだかね。

今は、鍵も閉めるけどナンバーロックをプラスでつけてあります。今はさすがに鍵番号を吹聴するようなアホもおらんと思うし。

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いつかはピアノトリオ(録音有)

2013年04月09日 | ピアノ
「ばんたの」は「素人が伴奏を楽しむ会」というネーミングですが、いくつかアマチュア同士のアンサンブルもありました。

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バイオリン二人というのが

SLAN(Vn)、のき(Vn)
  プレイエル 6つの小二重奏曲Op.48から第1番 (録音有-SLANさん提供)


ですね。私は聞いたことありませんでしたが、なかなかいい曲でしょう? それに、「こんなの一生弾けるわけない」というほどでもない…ような気がする…ので、楽譜探してみようかな??

ところでこの、SLANさんが連れてきてくださった、のきさんは初めてお会いしましたが、抜群の安定感できれいな音、すばらしいです(^^) なのに自己紹介でおっしゃるには、子どものころから触っているがほとんど独学だとか? そんなことがあるのか!?(o_o;;

この日、なんだかバイオリンがけっこうな数、集まっていたんです。あらかじめ企画して楽譜を配っておけば、もっと大規模なアンサンブルもできたのに!! とちょっとあとで悔しかったりして、でもまぁしょうがないですね、新生第一回ですから。次のときは、もうちょっといろいろ考えましょう(^^)

もうひとつ、

きーちゃん(Vn)、こまたろう父(Vc)、こまたろう母(Pf)
  モーツァルト ピアノトリオKV564 第二楽章 (録音有)


こういうのがありました。チェロが加わると音の深みがぐっと増してかっこよくなりますよね♪

憧れなんです。ピアノトリオ。

バイオリンは当然弾けないとして、ピアノも当然弾けないようなのばっかりでね…
たいてい、音階が弾けない人には弾けない楽譜です。どれもこれも(笑)

こまたろう母さんはしっかりアンサンブルを引っ張っていますね~

どうにかしてピアノトリオに到達できないものですかね。目の黒いうちに。
…音階練習するか!?(^^;;

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(5)

2013年04月08日 | 小学生活
子どもにとって、何がわかってなくて何ならわかってるのかって、大昔に子どもだった大人にはわかりにくいものですよね。しかも、一人目が「またろう」だったのって、ほんとに難題でした。

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* * *

2000年4月8日:ひとりでいけたよ習い事

今日は土曜日で小学校も学童も休み。でも、スポーツクラブと音楽教室があって、4月から時間が幼児(こじろう)とずれたためにまたろうには一人でいってもらわなくちゃいけない。スポーツクラブは通いなれた保育園で行われるし、子供の足でも家から5分で着くのでまったく問題ない。一方、音楽教室は大人がせっせと歩いても15分くらいかかるのでなんと一人でバスに乗っていかせようという大胆な計画。

スポーツクラブは、保育園に体育を教えに来ている先生が、土曜日に園庭で希望者を集めてマット・飛び箱・なわとび・ボールなどと、おにごっこなどのゲームをして遊ばせてくれるというお気軽なもの。またろうは去年から毎週通っているし、場所もよくわかっているので私はまったくこちらの心配はしていなかった。ところが。

なにげに「いってらっしゃーい」と送り出して5分ちょっと、突然学童の先生から電話。「またろうくんがいま来て、スポーツクラブはどこですか?と聞いていますが」、、なぁにぃー!!

またろうとしては、「保育園エリア」から「学校エリア」(この二つは真向かい)にガラリとお引越しをした気分なので、小学生になったらスポーツクラブだって小学校であるものと思ったらしい。保育園(私立認可園)を通してスポーツクラブ(営利団体)が主催してやってるものが突然小学校や学童(公立)の校庭でやるわけなかろうってのは(大人には)わかりきったことだけどね。盲点でした。

さてさて、バス対策。小さいお財布に100円玉(バス代)と10円玉(電話代のつもり)、紙に親のPHSと自宅の電話番号を書いて持たせて、「駅に着いたら運転手さんに100円渡して降りるんだよ。困ったことがあったら、この紙を大人の人に見せて電話をかけてもらうんだよ」と言い聞かせました。

あとは、バス停まで送っていって、乗せて突然「バイバイ」としてみました。家に戻って、そろそろだから教室に電話してみようかなと思ったとたんむこうから電話があり(事務の人が気をきかせてかけてくれた)「ママ―、着いたよ」。一発クリア!

後で聞いたら、「降りますのボタン押すのがいつかわからなかったんだけど、ちゃんと降りられたよ(←ほんとは終点だから当たり前だ)」といっていました。本人はどきどきもんだったようです。

そう、ボタンを押さなきゃいけない帰りの方が問題なのだ(今日は迎えに行った)。帰りは次回の課題としましょう。

* * *

けど、今から思うとこの、またろう一人旅(いや、最寄り駅に行くだけなんですけどね)ってずいぶん大胆。携帯を持ってるわけじゃなくって、十円玉とメモ持たせてなんて、今の私が当時のまたろうにだったらやれないと思うんですよ…。

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