新潟の片田舎の私の実家には「ふみさんの桜」と名付けられた八重桜がある。毎年連休に帰っているが、満開の姿を見るのは初めてだ。今年は豪雪で雪解けが相当遅れたからだ。でもさすがに今は桜の木もすっかり緑になっていて、八重桜もほとんどが葉桜になっている。「ふみさんの桜」は実家の裏の減反の田んぼに、たった一本すっくと立っている。八重桜なのにソメイヨシノのように葉が出ていず、ふんわりと可愛く咲いている。
転勤族の我が家は、下の娘が2歳の時の春、大阪の高槻に引っ越した。その年、初めて造幣局の桜の通り抜けに行き、その美しさに思わず「私の桜がほしい!」と思った。でも庭が無い。これから先も庭のある家はもてない。それで実家の庭に桜を植えようと思った。すぐに八重桜の苗木とボケの木を送り植えてもらった。あらから25年以上が経つ。
今、緑一色の中にピンク色の枝を天に向けて孤高の貴婦人(オーバーだ)のように優雅に風に揺れている。本当に美しい!初めて「ふみさんの桜」の満開の時を見る事が出来た。感無量!
又、妹の名前の「みちさんのバラ」もある。妹の家の庭に咲いていた、名前知らずのピックのバラの枝を何本か切って来て挿し木で増やし、実家や姉の庭に植えて「みちさんのバラ」と呼んでいる。「みちさんのバラ」は挿し木で増やして友達の家にももらわれて行った。
実家には又、椿の好きな姉が植えた「姉ちゃんの椿」もある。今度は娘に、何か好きな花の木を「ゆりちゃんの○○」として植えさせよう。
転勤族の我が家は、下の娘が2歳の時の春、大阪の高槻に引っ越した。その年、初めて造幣局の桜の通り抜けに行き、その美しさに思わず「私の桜がほしい!」と思った。でも庭が無い。これから先も庭のある家はもてない。それで実家の庭に桜を植えようと思った。すぐに八重桜の苗木とボケの木を送り植えてもらった。あらから25年以上が経つ。
今、緑一色の中にピンク色の枝を天に向けて孤高の貴婦人(オーバーだ)のように優雅に風に揺れている。本当に美しい!初めて「ふみさんの桜」の満開の時を見る事が出来た。感無量!
又、妹の名前の「みちさんのバラ」もある。妹の家の庭に咲いていた、名前知らずのピックのバラの枝を何本か切って来て挿し木で増やし、実家や姉の庭に植えて「みちさんのバラ」と呼んでいる。「みちさんのバラ」は挿し木で増やして友達の家にももらわれて行った。
実家には又、椿の好きな姉が植えた「姉ちゃんの椿」もある。今度は娘に、何か好きな花の木を「ゆりちゃんの○○」として植えさせよう。